◆迦陵頻(かりょうびん)・鳥の楽(迦陵頻の楽)
唐楽(からがく)(左さ舞まい)。「不言楽」、あるいはその形から「鳥」ともよばれる。
天竺(てんじく)の祇園精舎(ぎおんしょうじゃ)の供養(くよう)の日に飛来した迦陵頻伽(かりょうびんが)の姿を写したという。迦陵頻伽は、極楽浄土に住む人頭鳥身の動物で、美しい声で歌を歌うという。本来は序・破・急があったが、現在は急の部分だけを子どもが舞う代表的な童舞である。
四人で舞い、彩色された鳥の羽を背中に負い、童髪で天冠(てんがん)を頭に付ける。銅拍子を両手にもって舞いながら打つのは、迦陵頻伽の鳴き声をまねたものという。
唐楽(からがく)(左さ舞まい)。「不言楽」、あるいはその形から「鳥」ともよばれる。
天竺(てんじく)の祇園精舎(ぎおんしょうじゃ)の供養(くよう)の日に飛来した迦陵頻伽(かりょうびんが)の姿を写したという。迦陵頻伽は、極楽浄土に住む人頭鳥身の動物で、美しい声で歌を歌うという。本来は序・破・急があったが、現在は急の部分だけを子どもが舞う代表的な童舞である。
四人で舞い、彩色された鳥の羽を背中に負い、童髪で天冠(てんがん)を頭に付ける。銅拍子を両手にもって舞いながら打つのは、迦陵頻伽の鳴き声をまねたものという。