ロンボクでの朝のお勤め。
それは日本の黒潮の源流、
島崎藤村:作詞、
大中寅二:作曲
「椰子の実」の世界でした。
たぶん私達も、遠い太古にアフリカを発生の地として、
ここを経由して、「ZIPANG/日のい出る国」に辿り着いた事でしょう。
おじいちゃんおばあちゃん、
全てのひいおじいちゃんおばあちゃんに遡り、
祈りを捧げました。
ある方より御連絡をいただいていました。
アジアの私達の直接の祖先は、
クロマニョン人でもネアン・デルタール人でもなく、
それは、110~30万年前のホモ・エレトゥスである事。
少なくとも130万年前以前にアフリカを脱出し、
アジアにやってきてホモ・エレクトゥスに進化した民と言う事が、
最近のDNAの研究で解明されつつあります。
ここはたぶん、日本人の祖先の故郷。
太古の私達はここから始まっています。
今回は奇しくも、ロンボク(かつてひとつの島であった隣のスンバワ島)の神様を里帰りさせていただく為の使命の旅。
ここまで大きく遡ってしまうと、
魂の樹、
その無限大の大きさに涙が溢れます。
私達は、どれだけの命の幹、
命の枝葉を元に、
その末端に存在している事でしょう。
それは、
どれだけの無限大の肉体の、
延長線上に居ます。
命の樹。
アジア人のDNA!
真に、
これが「ROOTS」でした。
これから始まる今日の奉納登山!
聖なるリンジャニ山の方角より朝陽が射します。