癒しの音楽家でーす! ありがとうございま~す。

(登場するストーリーは、全てリアルフォトとノンフィクションのみで綴られています)

醤油発祥の地、熊野古道 湯浅町。

2007-04-13 20:44:30 | 熊野

明恵上人修行の地、西白上遺跡上のいわくらよりの夕日。

 

2日連チャンで再びここに迷い込む。

ここにも熊野古道が通っていました。

 

 

 

 

 

ひとで

 

 

案内看板に「いわくら」の文字が・

引き寄せられる様に山を登り始めると、

 

空海の石像を祀る小さな祠

さらに上へ、

 

 

施無畏寺

どうもここは・明恵(みょうえ)上人と言う方のゆかりの地らしい。

さらに上へ、

 

 

桜越しの湯浅湾。

 

 

桜満開の山道を登る。

 

 

ちょっとした山登りの末辿り着いたいわくらは、一枚葉のしだが生い茂る遥か海を見渡す絶景の高台でした。

 

 

後で調べて判った事ですが、

明恵上人とは和歌山生まれで、日本の長い仏教の歴史の中でもかなりピュアな思想の持ち主で、呪術的な能力も備え持ち、日本で唯一の「夢日記」を残している。

そしてある時期ここで修業をし、いつもここより遥か遠く天竺(インド)に想いを馳せていたと言う。

やはりここもインドか・

今回の高原熊野神社では、伎楽の舞い手が踊って「青海波」が演奏されたり、那智勝浦にはチベットの裸上上人渡来の話が今も残り、

 やはり紀伊半島/熊野とインド・チベットは太古より繋がっていたんだなと・

つくづく思わせられる旅でした。

 

そして・黄金の夕日が沈む。

 

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和歌山 有田にも熊野古道はありました。

2007-04-13 20:20:01 | 熊野

須佐神社

【熊野音詣】の帰りに、今回お世話になったスタッフと吉備の高速の乗り口で和歌山ラーメン食べたさに迷い込んだ有田市。

たまたま・そこがスサノオさんと縁とゆかりの地である事をその時初めて知る。

結局そこでは和歌山ラーメンにはありつけず、私の生まれ故郷海南まで海岸沿いを移動しラーメンにありつける事にはなったのですが、

その後どうもその場所が気になり、

【高原熊野神社奉納演奏】が終わった次の日、再び吸い込まれる様にその場所に。

 

 

ここもまた、世界遺産には登録されていない昔ながらの熊野古道が今も残る。

海と山。

 

 そしてまた・陽の光の内がさ。

 

 

さらに南の湯浅町に向かい、

そこにも熊野古道が今も護られている事を知り、

醤油発祥の地・醤油蔵を横目に、山間の二の丸温泉へ。

肌がつるんつるんの最高の温泉でした。

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高原熊野神社 奉納演奏 天岩戸開き

2007-04-12 10:08:53 | 癒しの音楽

境内がドームにすっぽりと包まれ風が止む。

木漏れ日が演奏中ずっとシンセサイザーに降り注ぎ、体が大きく揺らぎ始め芯から暖かくなってくる。

鳥達が集まり、さえずり、大自然との同化が始まる。

演奏上でのこの様なあからさまな体験は、今までの私の経験では始めての事で、

終了後多くの皆様からも不思議な体験を聞かせて戴きました。

3年前の熊野本宮大社の、本社殿の扉を開けての玉砂利の上でさせて戴いた「世界遺産登録報告祭奉納演奏」に次ぎ、

今回も地元の方や日本全国より集まって戴いた100名近くの皆様に護られ、

無事終了する事が出来ました。

この一連の熊野ツアーを実現させて戴いた事に感謝し、

そして、参加された全ての皆様に、

本当に心より感謝致します。

 

ありがとうございました!

 

 

熊野の高天原、高原の里

 

 

演奏終了後、

太陽に架かる光の内がさ!

カメラに収まりきれないとてつもなく大きなやつで、

奈良高天・本宮七越峯・中辺路高原が繋がる。

 

 

熊野は、目に観える部分とそうじゃない部分で動き始めています。

私にとっても、第三章の始まりです。

 

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奈良 高天(たかま) さくら。

2007-04-07 21:19:23 | 

奈良御所市高天(たかま) 高天原石碑。

 

春のうららかと桜に誘われ・

ふらふらと、大学時代より行きつけの大阪平岩高貴寺へ。

 

 枝垂桜に陽光の虹が舞い落ちる。

ここは空海も若かりし頃修行した場所で、今も山の上の奥の院に御影堂を配置。

弁財天(サラスバティー/芸能の神様)を祀り、古くは役の行者が開いた経塚のある場所。

大阪には珍しい山野草も生息するエリアで私のかなり好きな場所のひとつ。

 

 

今年に入っての奉納登山でパワーを戴いた二上山(ふたかみやま)にも足を下ろし、竹之内街道を大阪より奈良へ。

ニギハヤヒに始まり、役の行者・物部・空海・と、裏の民を代表する者達のゆかりの地、奈良葛城に吸い込まれる。

この周辺に奈良の高天原と言われている場所があった事を思い出す。

かつて行った事もあるその場所へ、

かすかな記憶を辿りつつ車を走らせる。

 

 

 

さくらはどこもかしこも咲き乱れ!

 

 

ようやく迷うこともなく辿り着いた御所市高天(たかま) 高天彦神社。

このエリアではかなりの霊験新たかな場所で、

奈良室生の龍穴神社・熊野中辺路の高原熊野神社にも通づるものを感じる。

役の行者はここより吉野大峰に一晩で飛行したと言う。

 

 

目の前にはこんな杉の大木の参道が残り、

 

 

 

空を見上げると太陽にかかる内がさ。

熊野七越峯で現れた観た時と同じ光の虹環。

 

 

 

今・解体修復で日本的に注目の高松塚古墳のある、飛鳥の大和三山を見下ろす高台の桜と菜の花畑。、

 

 

空には気持ちの良い龍ひげ雲が広がり、

 

 

田畑にも菜の花が咲き乱れ、

 

 

桜が陽に影る。

永遠に続く大自然のサイクル。

 

高天(たかま)は、役の行者が遥か大昔に大峰にLINKをはり・

大峰は玉置を経て七越に。

七越峯から本宮大社、そして摂社の高原熊野神社へ!

 

やはりここ高天(たかま)は、高原と繋がっている。

 

そして・明日は高原。

 

 

 

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熊野 梶取崎の模様が【南紀州新聞社】と【紀南新聞】で紹介されました!

2007-04-07 12:19:16 | 癒しの音楽

(南紀州新聞社より)

 

 【南紀州新聞社】http://02ma.com/image22.gif

【紀南新聞】http://02ma.com/image21.gif

ありがとうございました! 

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日本ベーゼンドルファー社のホームページで「赤いルン」が紹介されました!

2007-04-07 11:28:51 | 癒しの音楽

NIHON Bösendorfer社のホームページ(http://www.bosendorfer-jp.com/

【Media Info】http://www.bosendorfer-jp.com/htm/artist/player/matsuo.htmで、「Red rlung/松尾泰伸」が紹介されました! 

Yasunobu Matsuo  松尾 泰伸

Profile:
松尾泰伸 公式Website :
 http://02ma.com/index.html

RED rlung -赤いルン-

02MA-0005S ・ 02MA-0005M (2枚組) ● 02MA RECORDS
Recorded at Muramatsu Recital Hall (Osaka、Japan)
Piano : Bösendorfer mod.225
アジア、ヨーロッパ、熊野、京都、奈良など聖地での演奏や
舞踏グループ「白虎社」、映画「単騎.千里を走る」、世界遺産の映像音楽の制作、演奏で名高いピアニスト、松尾泰伸と、録音技師、澤田眞一による慈しみに満ちた音世界。
全編ベーゼンドルファーピアノのゆったりした減衰とホールが織りなす深い余韻に加え、コツンと語りかけるように響く心地よい音も美しく録られています。
モデル225独特の安定感、充足感に溢れ、集中の曲目「Live」終盤では連続する転調による音色変化も特筆されます。

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奇跡の熊野(プロローグ)  

2007-04-06 19:52:09 | 癒しの音楽

発心門王子下の船玉神社での奉納演奏。

 

 

その日の夜は、毎回お世話になっている湯の峰温泉(奥熊野本宮温泉郷)の民宿「小栗屋」さんに。

日本でも代表される小栗判官の研究家、そして本宮湯の峰の語り部としても名を馳せる安井氏より色々な話をお聞きしたり、

 

 

今や順番待ちのつぼ湯にも、ラッキーにも最後の最後にゆっくりとつかる事が出来、

3日連チャン4箇所での大概のロケーションでの演奏で、大そう疲れていると思う体が何故かパワーに満ち溢れている。

これも・熊野パワー?

 

次の日は帰るのみ。

十分時間があったのでずっと前より再び行こうと思っていた、私が一番最初にこの場所に来た時に迷い込んだ船玉神社に向かう。

 

 

発心門王子

ここがニギハヤヒを祀っている事を今回初めて知る。

発心とは発菩提心(はつぼだいしん)、

「仏道に入り、仏智を証する志をおこす」事。

中世、この発心門王子の近くに「発心門」と呼ばれた大鳥居があり、
「発心門」が本宮の聖域の入り口であり、参詣者はこの大鳥居の前で祓いをして、その後、鳥居をくぐり、発心門王子に向かったと言われる。

 その下にある本宮大社の奥の院にあたる船玉神社へ!

 

 

大斎原とハサミ龍として流れ込む音無川の上流にあるお社。

玉置神社とも夫婦神と言われ、太古より本宮で最も重要な場所のひとつ。

船玉神社から大斎原に、月に1回「みよろのほし」という何か魂のようなものが下ったと言う伝説を持つ。

ここは、一遍上人が熊野で悟りを開く為に何ヶ月か篭った場所とも伝えられ、                                                                 調べてみると、昔「玉滝」という滝があり、その滝つぼでスサノオも修行した場所で、

行水をしていると、急に大雨となり、折しも滝つぼに浮かんでいた一匹の蜘蛛がその大雨に溺死しそうになる。それをスサノオが見て、榊(サカキ)の葉を投げてやった。蜘蛛はその葉に乗って、手足を使って船を漕ぐようにして無事に岸にたどり着き、
 その様子を見たスサノオが、船というものを思い付き、楠をくりぬいて丸木船を造ったと言う。

これが人類最初の船となったらしい。

 

 

両脇に剣にまとわりつく龍の石碑を配備し、

 

 

そのすぐ上にはまるでそれを自然がなぞるように、

大木にまとわりつく龍の様な、木と化した巨大なつる。

たぶん・何十年も・何百年も御社を見下ろす!

 

 

中辺路を龍神に向かい帰路に着く。

高原から望む熊野の山々は春霞か黄砂にけむり、

私たちは高原熊野神社に参拝。

8日の挨拶と無事祈願に。

 

 

今日も高原の里は、のどかに水車がゆっくりと回る。

 

今回の旅の終了。

 

この熊野の一連のツアーでは、

今までには経験しなかった程の多くの事を教えられました。

 

考えられない程の、この一連の天候の調整。

 

誰が・?

 

地球はバランスをとっています。

それは・人類のため?

 

宇宙船で宇宙に出た訳でもなく、

でも今回の熊野で、それを微調整してくれていた何かの存在を感じる。

 

癒しはバランス。

地球は、磁場がなくなった時点で一瞬にして炎に包まれると言う。

 

温暖化と言われ、

でも何故、2度・3度?

 

人類の試練として・

そして、それを乗り越えた時の次の新しい時代。

 

究極の微調整により、この地球・宇宙は存続され、

私たちは生かされている。

 

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奇跡の熊野5  本宮七越峯 「桜は満開・日本晴れ!」

2007-04-04 20:08:33 | 癒しの音楽
 
朝方まで続いた暴風雨が急にあがり、
一転太陽が強烈な日差しを放ち始める。
 
十分に大地に染み込んだ水分が一気に水蒸気となって、
まるでここは東南アジア。
熊野の山々は厚いもやに包まれる。
 
古座川から太地・勝浦と再び来た道を遡り、新宮より本宮へ。
途中で新宮速玉大社の前まで行き過ぎUターン。
 
熊野に一番最初に神様が降りたとされる、2月の「御燈祭り」で有名な「ごとびき岩」は朝日に光り、
 
結果・これで、古来からの、熊野三山にもちゃんと挨拶をした事に。
 
一路、まだ大量に雨の湿気を蓄えた熊野川に沿って連立する山々の霊気を直接受けながら、車は熊野古道奥駆道の最終出口、七越峯に向かう。
 
 
 
 
 
 
なんと、2日前には咲いていなかった桜並木が満開。
 
 
 
 
 
急斜面への機材の搬入が始まる。
 
 
 
 
 
やはりここは特別な、
奈良大峰より何日もかけて辿り着いた者のみが、
この場所で大斎原に出会う事が出来る場所。
 
そしてこの場所で行の無事を祈り、
聖地を見下ろし大斎原と一体となる。
 
 
 
 
 
リハの音出しで一気にスイッチが入る!
 
たまたま大斎原(おおゆのはら)を参拝していた、
3日間連続でサポートして戴いた私の近しい方から、突然携帯に連絡が入る。
 
私の音が本宮町に響き渡っている。
 
音は風になびかれ、ちゃんと旧社地に届いている。
 
大鳥居の所で一番その音が共鳴する。
 
 
 
私の音を聞きつけてか、梶取同様トビが私の音を聴き付け集まってくる。
 
まるで・私の音楽に合わせて飛行するかのように目の前を飛び交う。
 
その向こうには果てしなく広がる熊野の山々。
 
 
 
 
 
 
初日の梶取と同じく、本番が始まるとまたまた薄い雲が太陽を覆い、
直射日光を遮り、丁度いい感じになる。
 
 
 
 
 
  
町のスタッフにお聞きすると、ここでのイベントは初めてらしく、
 
これぞ七越の扉開き!
 
  
天と地が繋がる。 
 
 
ふと・空を見上げると、
 
 
 
 
 
 
 
雲のかかった太陽に、光の内暈(うちがさ)!
 
後半「セドナ」を弾き、6月のセドナでのコンサーに向けて熊野とセドナを繋ぎ、
(この時、いっそう太陽の力が強くなり一瞬にして場の空気が変化する。)
 
最後には、
 
「いのり」を全身全霊を込めて、大斎原と果てしなく広がる熊野の山々・そして、この熊野の地全てに捧げる。 
 
 
 
 
 
3日連チャンに渡り、遠方より駆けつけてサポートして頂いた皆様ありがとうございました!
 
各市町村よりのたくさんのスタッフの皆様ありがとうございました!
 
そして、地元より参加して戴いた多くの皆様ありがとうございました!
 
 
この熊野での貴重な経験は、
これからの私の音楽活動の中でもたぶん忘れる事の出来ないものとなります。
この体験をリアルタイムで同時体験された方・全ての皆様に感謝します!
次はいつの時代に、またこんな素晴らしい体験を一緒に共有させて戴けるかは解りませんが、
今、ここでそれが再び行えた事実に、涙が溢れます。
 
時間は巡ります。
永遠の時間の中での気の遠くなるまでの繰り返し。
 
 
 
そして、まだ私達には今・やらなくてはいけない事がある事も解りました!
 
 
【熊野音詣】
 
 
これからの日本の為に・そして世界のために・
 
 
 
高原が、次の何かの始まり。。
 
 
 
 
本宮七越峯の奇跡。

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奇跡の熊野4  古座川一枚岩

2007-04-03 20:01:36 | 癒しの音楽
不思議な体験でした。
何年か前に、ポニーキャニオンのDVD「virtual trip 熊野」で出会った、今や日本で一番の清流と囁かれる古座川。
 
 
 
 
 
今回は、その時もたまたま桜の時期に訪れた一枚岩との対峙。
 
 
 
 
立ちはだかる、カメラにも収まりきれない巨大な岩の山との直接対決!
 
 
 
 
 
すぐそばの道の駅「鹿鳴館」の方に教えて戴いた、最も音の響くと言われる方向に向けてのシンセのセッティング。
 
時折その方が吹き鳴らすほら貝が山川に響き渡る中、
 
ひしひしと一枚岩からのメッセージを受け取る。
 
 
「もっと大きなスケールで!もっと大音量で!」
 
 
ふと・気が付くと、最近殆ど使っていなかった音色を一生懸命捜している私。
 
それは白虎社時代の、超過激な私のある一面の復活!
 
 
そしてこれまた不思議な事に、18年前の白虎社の勝浦弁天島での照明のスタッフの方にこの場所で再会するとは!
 
あまりの懐かしさに、
 
これは・一体何を意味するのか・・?
 
 
 
 
 
今にも降りそうな、どんよりと重く・でも早く流れる曇天の中、
でも・その下のここもやはり満開の桜。
 
しかも、本番一時間前には遂にぱらつく小雨の歓迎。
 
機材上に迅速にテントが運ばれる。
 
「テントの中での演奏か・・・」
 
もうあきらめていたところ、奇跡的に本番直前に雨が止む。
 
「スサノオ様の天候の調整!」
 
本番直前、テントが取り除かれる。
 
 
 
 
 
川面に浮かぶ幻想的な篝火に、
 
 
 
 
 
いよいよ暗黒の中でのパフォーマンス。
 
私も忘れていた音での一枚岩との対話。
 
さらに不思議な事に、月など出る事のない一枚岩の稜線がほのかに輝き始め、垂直に天に向かう何本もの岩のオーラの筋を観る!
 
私の音は従来のダイナミクスを取り戻し、至福の感情が込み上げる。
 
素晴らしい熊野の大自然との対峙。
 
何か本当に、忘れていた大切な物を思い出す貴重な感謝の気持ち。
 
 
 
 
これはその時に出会ったかつての白虎社の照明のスタッフから戴いたメールです。紹介させて戴きます。
 
 
あの日の夜は、至福のひとときを過ごしました。
周りの自然環境までもが音に反応し、音に合わせて雲は流れ、風が吹き、
篝火の炎は舞い、川はさざ波を寄せてきました。
大岩の前で、音たちがうねりながら踊っている様子まで見えるようでした。
そして、カジカガエルの鳴声がコラボレーションして、いい感じに聴こえてきました。
 
 
ありがとうございました!
 
演奏が終わると同時に、雨が降り始め、
 
雨雲がかなりがまんしてくれたんだなと、
 
その夜は夜中中暴風雨が吹き荒れる。
 
 
やはりこの日もスサノオ様の御加護の元に。
 
 
 
古座川一枚岩の奇跡。

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奇跡の熊野3  太地梶取崎

2007-04-03 19:01:13 | 癒しの音楽

見事な晴天に恵まれ、

 

大海原と灯台に向けてセッティング。

 

200名もの方に聴きに来て戴き、

 

桜もいきなりの満開!(潮風に根付く桜は非常に珍しいとお聞きする。)

贅沢にも、同時開催の地元の方がたてられた野点の一番茶を戴く光栄。

 

そしてなんと・果てしなく広がる海岸線に、

 

突然鯨が現れる!

 

地元の手伝って戴いた方にお聞きしたところ、いくら太古より鯨が出た時にのろしを上げる岬と言えど、肉眼でもはっきり観えるこんな近くで現れた事は未だかつて記憶にないらしく、

はるばる東京より駆けつけて戴いたのんちゃんのお話では、

鯨言葉?は、「無条件の愛」!

 

地元の方の話では、確実に3匹程の鯨で、

きっと私の音を聴きに駆けつけてくれたんだ・

鯨は演奏中もずっと見える所に、私の音楽をBGMにホエールウォッチング。

 

 

うまい具合に演奏が始まると直射の日差しをさえぎる様に雲が陽を覆い、

トビが音に合わせて舞い、演奏終了後には再び暑い青空と太陽が広がる。

 

梶取崎(かんどりざき)の奇跡。

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奇跡の熊野2  那智勝浦

2007-04-03 18:56:16 | 癒しの音楽

那智勝浦「ギャラリー遊空間」での、

【熊野音詣】前夜祭。

 

 

新鮮なまぐろの刺身がテーブルに並ぶ打ち上げを終え、一歩外に出てみると、

そこにはDNAの片隅に残る懐かしい記憶を甦らせる様な、国籍不明の港風景が・

 

現代では失われつつある日本がアジアである事を感じさせる海の風景。

ゆっくりと「万清楼(まんせいろう)」さんの上質の温泉に浸かり、明日に備える。

 

3月31日

ホテル浦島を望む妖艶な朝日!

 

海岸域ならではの、トビの群れが舞い立つ。

 

朝早くにかかわらず港にはくじらのフェリーが待機し、

 

多くの観光客が行きかい、朝市では干物が並び心なしか今までになく活気を感じる。これも・世界遺産効果?

でも・この素晴らしい熊野のエリアが再び賑やかになる事は、

これからの日本にとっては非常に重要な事なのです。

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奇跡の熊野(エピローグ)

2007-04-03 12:34:07 | 不思議

熊野本宮大社旧社地:大斎原の彩雲

 

3月30日。

【熊野音詣】の初日・那智勝浦に向かう途中で、本宮大斎原(おおゆのはら)に今回の一連の安全祈願と報告をする為に立ち寄りました。

さくらの咲く、本来正面玄関となる音無川を渡り入場。

 

やはりここにはまだ神さんがおられる感覚。

 

枝垂桜をメインに咲き乱れる桜・桜・桜。

 

河原に出ると・

 

遥か彼方に2日後に奉納演奏の場所「七越峯」を望む。

なんとも言えない特別な感情が湧き上がってくる!

 

そうこうしていると、おもしろい雲が姿を現し、

 

これは・もしや・・

 

帰りがけ、本社殿跡の前より西の森の上空に・

 

じわじわと現れ始めた彩雲!

 

少しの時間でしたが、現れては消えを繰り返し

 

それはその度に場所と姿を変え、

 

そして・あっと言う間に消えていきました。

 

こんな素敵な自然現象の出迎えに、

今回のツアーが意味のある事を、再確認させられる。

 

天は私達の味方!

スサノオノミコト様、今回もまたまたありがとうございます!

どうぞ・よろしくお願い致します。

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