2/24(金)「原きよ&松尾泰伸、朗読ライブ」、
@天空(じゃんじゃん横丁)。
今日の舞台はココ、昭和三十年にできたという今も残る和歌山のレトロ。
住宅地に忽然と姿を顕しますが、これだけのものを受け継ぐオーナーの方の尽力も半端ないと想います。
『刺田比古神社』
いつもの様にまずは氏神様へ、
古からこの地に座し、その後は和歌山城鎮護の神として城を中心とした広域の氏地を有しました。
各将軍たちも守護崇敬し、
その所縁となる白馬もいます。
社殿は鬱蒼とした森に包まれていました。
初めてでしたが和歌山市内にこんな場所が残っているとは知りませんでした。
路地を入り、
通路には今回お世話になった竹スピーカーが置かれています。
この竹スピーカーは本当にアコースティックなサウンドで会場を包んでくれていました。
会場の「天空」は、その名の通り階段を上がった屋上のにあります。
今回はシンセです。
セッティング完了!
1部の最初は原さんの朗読、
原きよ 「貨幣」(太宰治)。
朗読が始まってすぐ地震が起きました!
続いて私のソロ演奏。
2部は、朗読とシンセのセッション、
「夢十夜から第一夜」(夏目漱石)と
「太宰治 名言・格言集」から。
そして予期してなかったアンコールも戴き、
観た事も読んだ事もない詩編に音を供えることになります。
これまで経験値からして、こんな時に本領を発揮してくれるツールとしては無意識の予知能力と直観力で、
尺も判りませんがもうこうなると覚悟を決めるしかありません。
さらに沸き起こったアンコール2編目では、
でんでんむしが空を見上げるシーンで閉ざされた室内に風が吹きました!
私も室内の天上に青い空が広がり、
貴重な不思議な体験でした!
企画して戴いた笹本さん、音響の花光さん、竹スピーカーの西谷さん、天空オーナーの廣長さん、そして参加して戴いた沢山の皆さん、
本当にありがとうございました!
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