熊野川を新宮より本宮に向けて溯り、
そこに流れ込む赤木川周辺。
熊野川沿いには、社殿を持たない樹や川や磐座などの自然の造形物を崇拝する自然信仰の聖地が点在します。
降っていた雨が止み始め、幻想的な熊野の景色が顕れ始める!
赤木 高倉神社。
小口 高倉神社。
何れも祠の裏には透き通った清流が流れ、
この清流が縄文時代から続く自然信仰の御神体です。
日足 高倉神社。
そして、日足 高倉神社の宮本がこの場所になります。
相須神丸(あいすかんまる)「能坐淵」、
熊野本宮大社に例えると、「大斎原(おおゆのはら)」の様な感じで元はここにありました。
シンプルな鳥居を潜ると、河に下る階段がありそこにはまるでステージの様な真っ平らな岩が。
翠玉の川面、
太古から禊が行われて来た場所。
禊は、水や風や光や磐座など大自然を感じる事より行われて来ました!
音に誘われて対岸の小鳥たちが一斉に囀り始め、
靄に煙る幻想的な熊野の山々を望む。
川面を川鵜が横切る。
自然崇拝信仰、
祈りの原点の地。
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