公営競技はどこへ行く

元気溢れる公営競技にしていきたい、その一心で思ったことを書き綴っていきます。

森田芳光氏死去

2011-12-21 21:47:57 | 競馬
数々の話題作を監督として送り出して名を馳せた森田芳光氏が亡くなった。61歳。

映画監督の森田芳光さん死去 作品に「家族ゲーム」など(47NEWS)

「家族ゲーム」「阿修羅のごとく」などの作品で知られる映画監督の森田芳光9 件さんが20日午後10時15分、急性肝不全のため東京都内の病院で死去した。61歳。葬儀・告別式の日取り、喪主は未定。  1981年公開の「の・ようなもの」で劇場映画デビュー。松田優作さんや伊丹十三さんが出演した「家族ゲーム」が高い評価を受けた。

2011/12/21 11:14 【共同通信】



ま、森田さんというと、昔、JRAのCMにも出ていたことがある競馬通としても知られていた。同CMでは「名コンビ」とも言われた、俳優の小林薫と共演したCMがYou Tubeにあった。

1989年 JRA CM 天皇賞・秋 (You Tube)

『3歳(現2歳)で華々しい活躍をしながら、4歳(現3歳)でダメになっていく馬は好きじゃないんですよ。4歳、5歳(現4歳)と伸びていく馬が好きなんすよ。』

これって、森田さんの生き様そのものだった言葉じゃないかな?

さらに言えば、この頃は「第二次競馬ブーム」が到来していた頃でもあり、森田さんもそれに一役買っていた。

しかしながら、森田さん監督の作品は色々あるんだが、私は不思議とほとんどみてないな。せいぜい、失楽園ぐらいなものか。

したがって、映画監督よりも「競馬好きのオッサン」のイメージが強い御方でした。

ご冥福をお祈り致します。

(追記)

さすがは、我らが大師匠!

地方競馬マンスリーと森田監督 (場立ちの予想屋「大黒社」です!)

地方競馬マンスリーで森田氏が司会をやっていた、という話題に触れている。

たしかにそうだった。私もサンテレビでこの番組はよく見た。
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12月21日の優勝戦・重賞結果

2011-12-21 21:33:20 | 各日の公営競技
・競輪

川崎

S級 松坂洋平 411

A級 北野良栄 721

一宮

S級 稲垣裕之 321

A級 竹内一暢 521

高知

S級 山田裕仁 111

A級 藤岡隆治 131

玉野

A級 森田正寿 431

A3 竜門孝宗 311

別府

A級 窓場加乃敏 411

A3 田村英輝 111

・競艇

江戸川 深水慎一郎 122141

唐津 村田修次 25222131121

・オートレース

山陽 スピード王決定戦(GI) 藤岡一樹 46321

ハナに立った岩崎を残りあと7周で捕えた藤岡が、久門の追撃を退けGI初優勝。なお、2連単でも14万9千余円もつく高配当となった。 
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弥永教授が「重要証言」

2011-12-21 20:01:50 | 政治経済問題
くだんの「小沢裁判」で、昨日(20日)、証人として法廷に立った弥永真生・筑波大学教授が、

『全く問題ない!』

と証言。

ますますアホらしい小沢裁判 会計、法律のカリスマ教授が決定的証言 「期ズレ」はまったく問題なし (日刊ゲンダイ)<阿修羅>

ま、私も今日の日刊ゲンダイを見たんだけど、弥永教授の見解をまずは見てみよう。


「企業財務と収支報告書の会計基準には違いがある」と主張。上場企業なら、経営実態に即した迅速な会計処理が求められるが、政治団体には株主や投資家もいないし、収支報告書の会計基準は「主婦の家計簿レベルに近い」と証言した。


なるほど。ということは、政治資金収支報告書って、単式簿記っていうことか。つまりは損益計算(書)など必要なく、要は、決算時点における、入りと出の勘定があってさえいればいいというような代物であるということなんだな。それと、今は損益計算書ではなく、包括利益計算書に変わっているが、それでも問題あるまい。

となると当然、


不動産取得の計上時期も「土地の引き渡し時期を外部から確認できる登記時を基準とすべき」と語り、本登記前に代金を支払っても「『前払い』にあたる。記載義務はない」と明言した。


ということになるわな。

しかも、政治団体は『政党以外の政治団体は人格のない社団等』に当てはまるので、法人税が課せられることもない。となると、この件に関する税法上の問題も見当たらない、ということになるな。

ということは、弥永教授の話をそのまま当てはめると、石川、大久保、池田の3被告も無罪が妥当、っていうことになるんじゃないの。

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賞金王決定戦トライアル初日

2011-12-21 18:37:44 | 競艇
いよいよ、22日より、賞金王決定戦進出をかけたトライアル戦が始まる。

11レース

1池田 浩二 49.2
2重野 哲之 40.4
3田村 隆信 44.5
4松井 繁  38.8
5峰 竜太  45.2
6重成 一人 36.4

12レース

1瓜生 正義 41.6
2太田 和美 39.2
3篠崎 元志 47.5
4今垣 光太郎 38.1
5佐々木 康幸 46.9
6田中 信一郎39.7

右数字はモーター2連対率。


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「玄人集団」だった

2011-12-21 11:21:58 | 競馬
いよいよ、明後日に迫った荒尾競馬のオーラス開催。

私は1度だけ、7年前の9月に行ったことがあるというのは、以前にも述べたと思う。

ま、これも以前にも述べたが、荒尾はほんと、客が「玄人集団」、つまりは、隅から隅まで知り尽くしていた人ばかりだった。

例えば、

『ここは半分は〇百長ですけん!』

『尾林は中津から来たけん、ムリせんばい!』


なんていう話は、ま、他でも確かにそのような会話をしている客もいたけど、荒尾ほどあからさまに言っているところはなかったな。

しかし、逆に言えば、そのことを「見抜くことができて儲かれば」、喜びもまた大きかっただろうね。

だろうね、という言い方をしたのは、私自身はその日、「散々な目に遭った」から。

しかしながら、指定席に入れば、有明海の干満も堪能できるという、日本有数の景観を持つ競馬場。それと、三井グリーンランドも見ることができる。だが、競馬開催がなくなれば、もはやこうした景観を見ることはできまい。

ところで、この記事はなかなか興味深い。

荒尾最終日を前に


どの競馬場でも決まったように、関係者から「普段からこれだけお客さんが来てくれれば廃止されずにすんだのに」という声が聞かれたのは、そのときどきで印象に残っている。

 また、管理者である市長や県知事の廃止に際しての挨拶にはヤジや怒声が飛ぶ。たしかに行政にも責任がないではないが、競馬の不振はバブル崩壊以降、何年にも渡って積み重ねられてきたものだけに、現職にそうした罵声を浴びせるというのは、見ていてもあまり気持ちのいいものではない。



確かに。

恐らく、市長に野次や怒号を浴びせる、という行為は、21世紀に入ってからでいうと、西宮、甲子園の両競輪場が最初だろうね。

ある人の話によると、当時の山田知・西宮市長は、客から野次られたばかりか、誹謗・中傷がしばらく続いたこともあり、2場の開催が終了した後、体調を壊したらしい。そして両競輪場の廃止が決定して丁度10周年にあたる今年4月5日、亡くなられた。

ま、私も廃止が決定した当初、確かに、突発性が高かった廃止決定だということで、事務組合には憎しの気持ちはあったけど、山田市長に対しては、そのような感情はなかったな。但し、廃止を決定した首長である以上、

『覚悟を決めた上での決断だったんだろうな!』

ということは言い続けてきたが。

一方、

普段からこれだけお客さんが来てくれれば廃止されずにすんだのに

という話が出るのもおかしいと思っている。

というのは、荒尾だって、開催したら必ず儲かった、という時代があったと思うからだ。客の嗜好というのは、年(年代)が経つにつれて確実に変わっていく。そのことに対応できなかったのもまた事実だろう。

もっとも、荒尾についてはここまでよく持ちこたえてきた、と思っている。

だって、炭鉱が相次いで閉山し、背景人口そのものが激減していく過程にありながらも、荒尾競馬はずっと開催を継続してきたわけだから。

ダイメイゴッツ、コウザンハヤヒデ、メグミダイオーといった、『アラブ日本一』を経験した名馬を輩出した荒尾競馬。そういや、今年の小倉の競馬中継(テレビ西日本)で、繁殖中のキサスキサスキサスの光景が放映されたのはある意味感慨深かった。

ま、廃止は残念だが、よくここまで頑張ってきた、ともいえるな。

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