大晦日のスーパースター王座決定戦出場を目指し、16選手が27日よりトライアルに挑む。
11レース
1荒尾聡 2高橋義弘 3佐藤貴也 4田中茂 5永井大介 6浜野淳 7高橋貢 8東小野正道
http://autorace.jp/netstadium/ns/Program/Display/?p=2&d=2010-12-27&r=11
12レース
1中村雅人 2平田雅崇 3浦田信輔 4金子大輔 5若井友和 6岡部聡 7有吉辰也 8木村武之
http://autorace.jp/netstadium/ns/Program/Display/?p=2&d=2010-12-27&r=12
有吉の20連続SG優出がかかる大会でもあるわけだが、今のところ、傑出して強い、という選手は見当たらない。
一応、有吉、永井、木村、岡部、浦田あたりが有力と見られるが果たして。
土曜日の放送時には、司会の出光ケイ氏をはじめ、あまり「最後感」を出さなかった感があったKEIBAワンダーランドだが、日曜日の池山、太平洋の両氏は、悔しさ一杯。池山氏に至っては、「ええ加減にせい!」と言わんばかり、というように見えた。
ま、KBS京都の土曜競馬中継は、時間は大幅に縮小となりながらも、何とか残るが、日曜日の放送は本当に今日が最後。
思えば、KBS京都の日曜競馬中継については、当時、関西テレビの競馬中継が「エキサイティング競馬」という題の頃であり、以前にも述べた通り、この当時の内容は、まるでクイズ番組と化していたため、日曜日も京都、サンでやれ!という要望に応える形で開始されたようなものだった。
残念ながら、一部のレース(京都新聞杯、ファンタジーステークス、及び関西テレビが特番で中継できない場合)のとき以外は、日曜日における、KBS京都の「完全中継」は行われなかったが、土曜同様、日曜についても京都(サン)で昼間の全レースが見れるということについては、当時としては非常に嬉しかった。
しかし、中央競馬の売上げが年々下がる中、重賞を中心としたメインレース以外のレースについては、関西、関東と別個で中継するということ自体が困難になった、ということなのだろう。
というわけで、関東では、中央競馬ワイド中継も今日で終了となったとか。
来年1月5日からは、村本大輔によく似た芸人が出る番組が始まるそうだが、果たして内容や如何に?
(追記)
W記者も過去に出演経験あり。但し、三重テレビローカル。
第55回有馬記念が26日、中山競馬場で行われた。
1番人気は、7 ブエナビスタで1.7倍、2番人気は、1 ヴィクトワールピサで8.4倍、3番人気は、14 ペルーサで8.9倍。10倍以下の単勝人気は以上3頭。
スタートで、12 ドリームジャーニーが出遅れた。
4 トーセンジョーダンが先頭。13 オウケンブルースリが2番手。11 トゥザグローリーが3番手、ペルーサがこのレースではバッチリスタートが決まって、ヴィクトワールピサとほぼ並ぶ形で4番手集団。その後ろの集団に6 ルーラーシップ、中団位置に10 エイシンフラッシュ、ブエナビスタはさらにその後ろの集団。
先頭集団が淡々とした流れを作ったせいか、向正面で、ルーラーが掛かり気味になった。これに対し、ヴィクトワールは3角で早くもトーセンと馬体を併せ、先頭に出る勢い。対するブエナは、4角あたりでもほとんど位置が変わらず。直線入り口では、トーセン、ヴィクトワール、トゥザがほぼ並ぶ展開。
直線に入り、ヴィクトワールがトーセンを交わし、さらにトゥザが追う展開となった。ブエナは直線中ほどでもまだ中団より前あたりの位置でしかなく、手ごたえも今ひとつかに思われたが、坂を上がってからの脚が秀逸。トゥザを残り50過ぎあたりで交わすと、最後はヴィクトワールと並んでのゴールとなった。
長い写真判定の結果、ヴィクトワールピサがハナ差、ブエナビスタを抑え優勝。ブエナは前年に続いて有馬記念2着。3着にトゥザ、4着ペルーサ、5着はトーセン。
<短評>
・ヴィクトワールピサ・・・内枠を利して終始前団での競馬を見せ、逃げるトーセンジョーダンを早めに捕らえかかる競馬を見せて、ブエナビスタにプレッシャーをかけた。直線の抜け出しのタイミングもよかったし、本来ならば完勝のパターンだったが、さすがにブエナビスタが最後は襲い掛かってきて、かろうじてハナ差先着した。だが、3歳馬としてブエナビスタを破った意義は大きい。来年ももちろん主役を張れる一頭として、中央競馬界を牽引していくことだろう。
・ブエナビスタ・・・中山は直線が短いため、仕掛けのタイミングがこの馬にとって一番の問題であったが、坂を上がってからの脚は素晴らしかった。だが、終始展開をコントロールしていたヴィクトワールピサにはわずかに及ばなかった。ジャパンカップに続いて、運に見放されたという印象。
・トゥザグローリー・・・馬の調子がよかった、ということに尽きる。この馬も直線では鋭い脚を伸ばしていたし、先着された2頭とはほとんど互角だった。今後が楽しみな一頭。
・ペルーサ・・・今回はスタートタイミングがよく、前団での競馬となった。ただ、この馬に向かないペースとなったことで、直線では意外と伸び切れなかったという印象が強い。
・トーセンジョーダン・・・うまくペースを作り、ヴィクトワールに交わされた後も粘りの走りを見せた点は評価に値する。
・ルーラーシップ(6着)・・・掛かり気味になりながらも6着。今後さらに力をつけてくるかも。
・エイシンフラッシュ(7着)・・・まだ、ダービーのときのデキにはない様子。
(追記)
大師匠のおさらい
今月20日に行われた「菅・小沢会談」で決裂したことに起因して、菅首相は「脱小沢」を一層強めるため、共産党らを除く野党に相次いで連立話をもちかけているようだが、ことごとく蹴られている。
ま、日刊ゲンダイならば、
「そんなムダなことに費やすよりも、小沢に頭を下げて協力してもらうなり、あるいは、自らが総理(代表)の座の退けばいいだけの話ではないか。」
という論調を展開するだろう。実際のところ、ゲンダイの言うとおりだろう。
これがもし、「小沢 元大幹事長」が野党に連立話をもちかける、ということであるならば、野党の考え方は大きく違ってくるだろう。
仮に党として連立を拒んだとしても、自民党、公明党、みんなの党の中から、党を飛び出して「元 大幹事長」へとなびく議員は多分少なからず出てくるだろう。
また、「親小沢」が少なからずいるとみられる社民党や、与謝野馨共同代表との仲は承知の話である、たちあがれ日本、そして、桝添代表自身が「元 大幹事長」の政治手法に多少共感している新党改革は、国会議員の所帯が小さいのでなんとでもなる。
ま、日本共産党だけは、絶対に与しないだろうが、思うに、「元 大幹事長」と共産党が掲げる政策論点は、実はそんなに違わない。例えば、「元 大幹事長」は先月のニコニコ動画において、
「大企業は内部留保を活用しようともせず、労働者をバッサバッサと切り捨ててている。実にけしからん話だ!」
として、大企業を批判している。それに関連して「元 大幹事長」は、民主党の「大幹事長」時代に、現在の経団連を解体し、真に国益に貢献できるリーディングカンパニーだけを集めた、「第二経団連構想」を描いていた。
さらに、菅内閣で進められている、TPPの導入に対しても同じくニコ動において、
「天に唾するようなものだ!」
として、反対の意向を示していた。加えて、共産党も2009年の衆議院選挙前までは、農業の戸別補償制度に概ね賛成していた。
したがって、党員の中にも、共産党の政策を実行できるのは「元 大幹事長」しかいない、という声が一部にある。
しかし、共産党執行部は、体質が偏狭なばかりか、「元 大幹事長」が細川内閣のときに衆議院の小選挙区制を導入させた立役者であることを今でも根に持っていて、一貫して「嫌小沢」色を強めている。がしかし、なぜか「ねじれ状態」となった2007年9月の参議院首班指名においては、「小沢一郎」に投票している。
これに対し、菅内閣と組んだところで、今の野党にどんなメリットがあるというのか?
自民党、公明党、みんなの党は、今の情勢からいけば総選挙をやったほうが得策だし、社民、たちあがれ、改革については、ただの数合わせに過ぎないと思われるから、賛同できまい。もちろん、共産党が与することはありえない。
もっとも、菅首相としては、自身の政権維持のためには、意にそぐわない「元 大幹事長」を何とかして排除し、代わって野党を含めた「新連合」を確立せねばならない、という、切羽詰まった状況に追い込まれていることは間違いない。
それにしても、日本の政治がここまで面白い展開になる年って、これまでなかったな。これはやはり、「政権交代」があったおかげだといえよう。