中爺通信

酒と音楽をこよなく愛します。

つまびく

2013-12-05 22:36:27 | 山形交響楽団
 今週は山響の定期。明日から3日間連続の本番です。

 今回は首席客演指揮者に就任したドヴォジンスキ氏の指揮で、ドヴォルジャーク・マルティヌー・ショスタコーヴィチのプログラム。若いながら、明確で無駄のない棒、的確な指示が素晴らしい指揮者だと思います(・・・若い感じがしない。良い意味ですよ)。


 しかし・・・弦楽器奏者にとっては、この時代の曲が並ぶと、問題がひとつ。それは、ピツィカートが多いこと。

 特にショスタコは、強い音のpizzが要求されることが多くて困ります。なので普通、リハーサルの時はほどほどにアクション重視でやるものです(内緒で)。ところが今回から首席客演になったということもあるのか、ドヴォジン氏は気合いのこもったリハーサルで初日からきちんと音量をも要求するので、そろそろ右手人差し指の皮が痛くなってきております(私が個人的にピツィカートが苦手なせいもあるとは思いますが)。


 それはともかくとしても連日、熱のこもったリハーサルが続いています。しかし空回りすることなく、冷静で的確指揮はさすがです。良い演奏会になるような気がします。

 明日の初日は、酒田から。頑張ります。
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