狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

広島土砂災害と辺野古騒動の共通点

2014-08-23 07:08:25 | 県知事選

 

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■本日の御知らせ■

日本・台湾 学生パネルディスカッション

【と き】平成26年8月23日(土)18:30~(開場18:00)
【ところ】沖縄県立美術館・博物館 博物館講座室(1F)
【登壇者】
日本側:外間完信(琉球大学四年、「沖縄から日本を考える学生の会」部長)、他琉大生一名
台湾側:清華大学大学院、台北大学、政治大学大学院、政治大学の学生一名ずつ計四名の台湾学生
※参加費無料(カンパ大歓迎です!)
【主 催】「日本・台湾 学生パネルディスカッション」実行委員会
【連絡先】電話:070-5279-1139(外間)、メール:new.okinawa.proud.japan@gmail.com

 台湾では、台湾経済が事実上中国に呑み込まれる「サービス貿易協定」への反対運動が盛り上がり、有志の大学生が立法院を占拠、また、50万人の国民が立法院の周囲に集いました。いわゆる「太陽花学運」です。「“台湾”としての独立」の気運が台湾の若い世代の間にも高まっています。
 また、日本統治時代を経験され、現在も台湾人の和歌の詠み人の集い「台湾歌壇」を主催されている蔡焜燦(さい・こんさん)氏は、「私も日本が大好きです。台湾は世界一の親日国です。日本と台湾は運命共同体であると思っていますが、みんなで平和なアジアになるように、平和な世界になるように、命の限り頑張って行きましょう。」とも述べておられます。
 沖縄は日本国内で最も台湾と近い県であり、縁も深いにも関わらず、台湾が巨大な中国から圧力を受けていること、また、多くの台湾人が日本に親しみを持っているという話は、沖縄県内の報道、言論空間からは不自然な程、これらの話が聴かれません。
 今回、立法府を占拠した「太陽花学運」の中心的メンバーの学生達が何と、沖縄を訪れます。沖縄県内の大学生とその台湾の大学生達とでパネルディスカッション形式で意見交換をし、巨大な中国に対して日台はどのようにあるべきか、考え合う場を企画したいと思います。
 老若男女、学生、社会人、様々な立場の方の参加をお待ちしております。お誘いあわせの上、是非ご参加くださいませ。(実行委員会一同)

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連日テレビで広島の土砂災害を報じるリポーターの現地報道を聞いて、何か奥歯にものの引っかかったような口ぶりの意味が、次の記事で氷解した。

「ダムできていれば…」広島の災害地区で建設中(8/21読売)
 多くの犠牲者を出した広島市安佐南区の八木地区にある複数の谷について、国土交通省が砂防ダムの建設を計画し、1基は着工し、さらに9月から地質調査などを始める予定だった。
 15年前に広島県内で起きた土石流災害を受け、順次進めていたものだが、早期着工を求めていた地元住民らは「もう少し早くダムが整備できていれば」と話した。
 同省中国地方整備局は、県内で32人が犠牲となった1999年6月の災害を踏まえ、砂防法に基づき計約900億円をかけて同市や廿日市、大竹の3市で2001年度から砂防ダムの建設に着手した。
 これまでに計53基が完成しており、被害が集中した八木地区では現在1基が建設中で、さらに9月からもう1基の着工に向けた調査に入ることを決めていた。8月18日、調査を知らせる書面を地区内の掲示板に貼り出したが、その2日後に今回の土砂災害が起きた。

             ☆

テレビリポーターは「天災だからやむ得ない」といった口ぶりの報道だが、自治体が土砂流の危険地区に指定するのに「地価が下がる」という理由で躊躇した例もあるとのこと。

さらに民主党政権時代の「コンクリートから人へ」というスローガンやその前の「脱ダム宣言」などで踊ったマスコミが、あたかも公共工事が諸悪の根源であるかのように喧伝したことが自治体や地域住民に砂防ダム建設への抵抗感を生んだ。

テレビ報道は自分らが民主党への「政権交代」を強く後押ししたてまえ、今でも残る砂防ダムへの偏見について強く踏み込むこと避けている。

民主党政権の害毒が広島の土石流災害にも及んでいることを知り、改めて無能な政権に「一度はやらせてみる」という安易な態度で政権を委ねることの恐ろしさを知った。

国民が無駄な公共事業に対する監視の目は光らせることは勿論必要だが、公共事業は、国民の生命に直結してくる物。

民主党政権のように短絡的に「公共事業は不要」と考えるのは間違いだ。

民主党政権が残した害毒に「普天間移設問題」がある。

鳩山首相が何の腹案もないくせに「最低でも県外」と公言したことが、一旦辺野古移設で収まっていた反対派の闘争心に点火し、現在の辺野古騒動へと続いている。

繰り返すが反日メディアの宣伝に乗せられ、「一度はやらせてみようか」という安易な投票行動が、結局大きなブーメランとなって国民に襲い掛かってくる。

広島土砂災害や沖縄の辺野古騒動が、その好例といえる。

候補者を選択する場合、嘘つき・朝日新聞が支援する候補者を選んだら酷い目にあうことは経験積みのこと。

11月の沖縄県知事選で、嘘つき報道では朝日に勝るとも劣らない沖縄2紙は誰を応援しているか。

本日の沖縄タイムスは相変わらず、あらゆる紙面を「翁長氏支援」の記事で埋め尽くしている。

最近の沖縄2紙の捏造報道を例に挙げるとこうだ。

辺野古移設⇒「辺野古新基地建設」⇒「人種差別」

泥除け鉄板⇒「殺人鉄板」

警備⇒「暴力による強権発動」

集団自決⇒「集団強制死」

このような嘘捏造を平気で垂れ流す沖縄2紙が支援する翁長氏に県政を委ねたらどうなるか。

現実主義者で仕事人の仲井真知事が、2期8年で築き上げ実現間近の諸々の案件が全て逆回りし「民主党政権の悪夢」を再度見ることにもなりかねない。

「広島土砂災害」も「辺野古騒動」も民主党政権が残した負の遺産である。

 「一度はやらせてみるか」などの安易な気持ちで翁長氏に投票したら末代までの禍根を残すことを心に銘記すべきだ。

【おまけ】

米兵に対する「ヘイトスピーチ」や暴力行為で近隣住民に迷惑を撒き散らしているキチ外活動家のことを沖縄2紙は「平和運動をする市民団体」などと一方的報道をし、彼らが汚した金網を清掃するボランティア団体を「米軍の手先」であるかのような悪意に満ちた報道をする沖縄2紙。

9月より那覇支局を開局する八重山日報が、やっと「どこかの団体のコマーシャルペパー」ではない新聞らしい記事を報道してくれた。

 

「反対」「友好」入り乱れ 大山ゲート前の攻防 普天間飛行場

 
基地反対派と日米友好派が入り乱れて活動=22日午前、普天間基地大山ゲート前道路
基地反対派と日米友好派が入り乱れて活動=22日午前、普天間基地大山ゲート前道路

 米軍普天間飛行場大山ゲート前の道路でオスプレイと基地反対を唱える平和活動団体と、日本やアジアの平和のためには日米友好が重要だとする任意団体が、22日午前6時から8時までの間、普天間基地で働く米国人の車両に向けてそれぞれ抗議活動とあいさつ活動を行い、活動による攻防を繰り広げた。22日は基地反対派13人、日米友好派が23人が集まった。活動目的こそ「平和」で一致しているが、現場の道路は「ヤンキーゴーホーム」と「グッドモーニング」の掛け声が入り乱れる。このような光景は週に2、3回あり、2年半以上続いている。

 ▽顔隠し、こぶし振り上げ

 反対派は赤い服を着用し、サングラス、マスク、帽子で顔を隠す人がほとんどだった。「No BASE」「No Osprey」と書かれたプラカードなどを用意。日本人の車には笑顔で手を振り、外国人が運転すると見るや親指を下に向けるなどし「マリーンズアウト」「ヤンキーゴーホーム」と叫んだ。こぶしを振り上げる人や誘導棒を振りまわす人もいた。

▼全文は「新聞オンライン.com」で
http://www.shimbun-online.com/latest/yaeyamanippo.html

 

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コメント (11)    この記事についてブログを書く
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11 コメント

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Unknown (宜野湾より)
2014-08-23 17:36:19
公共事業=悪っていうのは朝日新聞・毎日新聞やテレ朝・TBSよる風説の流布。
「砂防ダムがあれば」とか今更いうのはどの口だ?この口か!」と抓られるわけ。
2010年当時でもまだうっかりしてた多くの人が、襟立て女と遠回し蹴り男の無駄に勇ましい様子に「そうだそうだ」と頷いちゃったっけ。
国道維持管理費が仕分けされて、沖縄では国道沿いの植栽の手入れが出来ず、ハンパない草ボーボー状態に。
ああなると、見えにくいから通行が危険になったりゴミのポイ捨てを誘発したので苦情も多かったと。アレな人たちを選んで後悔した人も。

大規模災害が起こる頻度と可能性を考えると、技術開発・涵養・継承習得拡散のためにはある程度土建業者とそこに携わる人々を、社会のコストとして養わざるを得ない面はある。彼らに雑な仕事をさせないという面からも。
普請っていうのはけっこう大事。
国による工事の要る・要らないの価値観は人により違うから、その辺りの利害調整に良くも悪くも長けているのが自民党ってところか。

朝日新聞や毎日新聞などや革新・リベラル政治家・団体のいうことの逆をいけばほぼ間違いない、という仮説はもはや定説であると言っていいくらい。
それは産経新聞や八重山日報などや保守系政治家・団体が良いというよりは、アチラ側があまりにもお粗末な上にどんどん気が狂った方向へ進化していき、それは国内に災いをもたらすレベルになり、実際にもたらしているから。
沖縄タイムスと琉球新報の狂い具合は、彼らの主張の逆をいけばだいたい合ってると、うっかりするとこちらまで思考停止状態になりそうなくらい酷くなってきた。
「市民団体」やら全国的に眉唾の評価を不動にした朝日やらが求めていることなわけだけれど、自民党が今プロジェクトチームを立ち上げて検討中の「ヘイト・スピーチ規制」が行われることになれば、当然

>マリーンズ アウト
>ヤンキー ゴー ホーム

もアウトじゃね?
スピーカーはこれらが規制の対象に限りなく近いって、もしかして気付いていないのかね。
自分ら側もヘイトにあたる・あたらない理由を合理的に説明・証明しなくちゃならなくなる場合を考えないのだろうな。
Unknown (越来のK本S子)
2014-08-23 16:35:47
どうやら、沖縄タイムスの記事の方にも写真が載ったんで、リンク貼り付けときます。

http://www.okinawatimes.co.jp/article_images/20140823/20140823_1415_gkZbMhHw_r.jpg


さて、あらためて写真を見てみると…、

やっぱり手は添えられてるだけで、首なんて絞めてません。しかも片手。


…いや、そもそも手が添えられいるかどうかさえ疑わしいね。これ。


ところで発狂二紙さん。あらためて聞くけど…、
人は遠くを見ながら、しかも片手だけで、ケガするほど首を絞められるんですかね(笑)?

マトモな人間には、と~~~ってもそう思えないさ~(笑)。
Unknown (越来のK本S子)
2014-08-23 15:21:11
そういえば、ただ手を添えてるだけで首なんか絞めてないのに、“殺人未遂”の現場を捉えたなどと言い張ってる写真を発狂二紙に提供したってヤツの名前、どっかで見たコトあると思ったら…、

“耳鳴り”がどうこうってタイトルの、棚ボタインチキ芥川賞作家のあいつのブログでした。


…早い話、同じ穴のムジナ、ってことね(笑)。

http://blog.goo.ne.jp/awamori777/e/7a2c164d02fcf42ae30fc09012c73325
Unknown (越来のK本S子)
2014-08-23 13:49:20
皆様、お待たせしました!
サヨクゲリラ劇場、「殺人未遂でっち上げ」の開演です(笑)!

・「暴力的」警備批判 海保は事実否定 辺野古沖
http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=80720
・辺野古 抗議中、市民けが 海保が取り押さえ
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-230527-storytopic-271.html


琉球新報の方に載っている“殺人未遂”の現場を捉えたって写真、一応沖縄タイムスにも載ってるんだけど…、

人は、遠くを見ながら首を絞められるんですかね。琉球新報さん。沖縄タイムスさん。そして、あんなわざとらしい写真撮って、サヨクゲリラの殺人未遂でっち上げに協力したおバカ「市民」さん(笑)。
訂正 (東子)
2014-08-23 09:54:12
× 早く批難を
○ 早く避難を
ありがとうございました (cloud)
2014-08-23 09:51:47
狼魔人様
よくわかりました、伊波市長の意見は言いがかりのように見えますね、毎日読ましてもらってます更新は大変でしょうが頑張ってください。
Unknown (東子)
2014-08-23 09:45:01
先日、ワイドショーで「行政に自宅の崖の補強を頼んだら、断られた。行政は住民の安全のために工事すべき」と工事礼賛。
断られた例は、個人の土地の崖の補強で、補強すれば安全になるが、それは個人の財産の価値を高めることになって、行政の工事は公共のためにするのであって個人のためにはできないという理由からだ。
個人の財産は個人で守れが、基本なのである。
土地に限らない。
金融もそうだ。
個人が株で儲けようが失敗しようが、個人の問題。
行政の役割はは公正な株の売買ができるように、不正があれば取り締まるし必要な法律も作ること。
特定の誰かのために法を作ることはしない。

公共を理解しないから、行政に平気でイデオロギーを持ち込む。
公共と個人の区別がつかないから、表現の自由と言って、公共の福祉を害する辺野古の海岸を占拠する反対派のテントの撤去をしない。
国と県の行政の区分がつかないから、桝添都知事が韓国と外交をしたり、長崎市長が世界へ向けてのメッセージに安全保障のことを盛り込む。
辺野古移設は、最初から最後まで安全保障・外交という国の専権事項であることを理解できていないから、国に依頼されて、県の行政の範囲で回答しただけの仲井真知事にコメントを求める。
Unknown (東子)
2014-08-23 09:44:29
安倍総理は、あらゆる可能性を考えて、国民の命と財産を守ると言っている。
国土強靭化計画は、その一つである。

【参考】
「国土強靭化基本計画を閣議決定 アクションプランで数値目標を明記 地域計画策定ガイドラインも公表 2014年6月11日」
http://www.risktaisaku.com/sys/news/?p=875


国土強靭化計画を安倍内閣が発表した昨年秋のこの計画に対する批判は、概ね「公共事業にお金を使うのは、以前の金権体質の自民党に戻るのであって、アベノミクスの3本の矢の1本に据えるというのは、隠れ蓑」だった。
だが、集団的自衛権の影に隠れたのか、閣議決定を批判する記事は見なかった。

異常気象で今まで水害が起こったことが無い場所も起きる。
国土強靭化基本計画を閣議決定されたので、必要な法が整備できる。
法が整備されれば、地方行政も動き易くなる。
《余談》
  集団的自衛権の行使容認を閣議決定した←内閣の仕事
  閣議決定を受けて、必要な法が整備される。
  法を整備する、つまり立法だが、立法は国会の仕事。
  立法する段階で、全党は意見を述べ、集団的自衛権について話し合われる。
  野党の意見を聞かず、国民の意見を聞かず閣議決定したのは、安倍内閣の横暴という批判は、的外れもいいところ。
Unknown (東子)
2014-08-23 09:44:00
早く批難を決断できないのは、危険の予兆を感じても「自分は大丈夫だろう」と考えてしまう「正常性バイアス」が関わっているそうな。

異常な振動、臭い、音を感じたけれど、まだ大丈夫だろう。
玄関や家に水が入ってきて、危険を実感したら逃げる決心がついた。
決心がついたときには、遅いこともある。
中国の横暴を感じていても、まだ大丈夫だろう。
基地なんて造らなくても、大丈夫だろう。
中国が領海に深く入りこんできて、尖閣に上陸するなど危険を実感したら、基地を造る決心がついた。
そのときは、遅い。
Unknown (狼魔人)
2014-08-23 09:17:56
cloud様

>普天間基地は市街地にありますがこれは基地が市街地の中に出来たのでしょうか、それとも基地の周りに町が出来たのでしょうか・・・

後者です。

これについては伊波洋一元宜野湾市長と当時の米総領事・ケビンメア氏の論争が有名です。

本件については次のエントリーをどうぞ。


http://blog.goo.ne.jp/taezaki160925/e/76bfda39ad15e9317aad596f1ae18576
狼魔人様 (cloud)
2014-08-23 08:58:33
教えていただきたいのですが、普天間基地は市街地にありますがこれは基地が市街地の中に出来たのでしょうか、それとも基地の周りに町が出来たのでしょうかもし、後者でしたら建築許可を出した宜野湾市はセフティーゾーンを作らずに許可を出したと言うことですか、世界一危険な基地は結果として宜野湾市が作った事になりますよね、前者なら米軍の横暴になるんですが、どちらでしょうか?。

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