狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

小池百合子は全てを知っていた

2007-10-19 08:54:17 | 県知事選

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防衛商社「山田洋行」元専務、特別背任の疑い 守屋前次官と関係10.19 08:04 

 老舗防衛専門商社「山田洋行」(東京都港区)から独立した元専務(69)らのグループが、山田洋行在職時に不透明な会計操作を行い、不正支出を行っていた疑いがあることが18日、関係者の話で分かった。山田洋行は、元専務らが新たに設立した防衛専門商社「日本ミライズ」(同)の幹部らに対し、計約15億円の損害賠償を求める民事訴訟も起こしている。東京地検特捜部も一連の経緯に着目しており、特別背任の疑いで、すでにミライズ社の幹部ら関係者から事情を聴いたもようだ。

 関係者によると、元専務は山田洋行在職時に、米国の防衛重機メーカーや旧防衛庁(現防衛省)に対する営業活動や政界工作で中心的な役割を担っていた。守屋武昌前防衛事務次官ら防衛省幹部とも近い関係にあり、十数年にわたり、ゴルフや飲食接待を行っていたという。不正支出の一部はこうした接待の原資になった疑いもあるという。

 山田洋行は昭和44年、不動産会社の一部門から独立する形で設立。防衛専門商社として航空分野での業績を大きく伸ばし15年ほど前から米国の大手軍需メーカーから代理店指名を受けるようになった。現在では、大手商社やメーカーがひしめく防衛産業の中でも、大きな地位を占めている。

 しかし昨年6月、元専務が退社し、9月に同社社員数十人とともにミライズ社を設立。関係者によると、その後、ミライズ社幹部が、山田洋行在職中に不透明な会計操作を行い、不正支出を行っていた疑いが判明したという。

 山田洋行は、航空自衛隊次期輸送機(CX)の新型エンジン納入をめぐって、代理店契約を結んでいた米国ゼネラルエレクトリック(GE)社などを担当する社員らがミライズ社に多数移籍したことから、「違法な手段でCXエンジンの取引先を奪おうとした」などとして猛反発。昨年10月と今年2月までに元専務らミライズ社員を相手取り計15億円の損害賠償を求め東京地裁に提訴し、移籍した一部元社員の退職金の返還を求める訴訟を起こしている。

 特捜部では、元専務らが山田洋行に在籍していた時点で、関連会社の合併などをめぐって不正な会計処理を行った疑いがあるとみて、両社の幹部からすでに事情聴取を行ったもようだ。

                                                ◇

 

長きにわたり水が澱むと腐敗が生じる。

守屋前次官は例外的に長い防衛次官在任で「防衛庁の天皇」の異名をとっていた。

小池前防衛相との人事に関する確執はまだ記憶に新しい。

権勢を誇る防衛省の天皇に真っ向から斬り付けた防衛大臣。

小池百合子はやはり男でござった。

だが、防衛庁の天皇は退位しても上皇(常勤顧問)として防衛省内に留まっていた。守屋防衛次官、退任後は事実上の常勤顧問に (8月30日 22:13)

守屋次官は沖縄の基地政策に長くかかわった経験から

「私の後輩が仕事に取り組むことになると思うが、私の知見が必要であればいつでも協力したい」とも語っていた。

聞こえは良いが退任後も、何も知らない大臣より自分が乗り出して「院政」をしくとも取れる発言だ。

                      *

 

たかがゴルフと看過できない状況に事態は進展しそうだ。

今朝のテレ朝「スーパーモーニング」に出演した小池前大臣、

守屋前事務次官との人事の確執と「山田洋行問題」も関係があったのかと問われ

「(山田洋行は)防衛省内では噂がながれ、これも確執の一因であった」と語った。

小池前大臣は全てを知っていた。

山田洋行の元専務は防衛省のОBだという。

さぁー、石破防衛大臣、小池元大臣が斬り込んで果てた防衛省の闇にどこまで迫れるか。

あなたは、守屋前次官の上司ですよ。

確認だけでは済まされそうもないがね。

「必要な確認したい」 前次官のゴルフ問題で石破防衛相

 

 

◆関連エントリー:

小池辞任が残した爆弾  小池百合子は男でゴザル?

「小池百合子は男でゴザル」その2 「塩崎恭久は女でゴザル」

小池百合子は男でゴザルその3 西村慎吾の防衛省論

小池前防衛大臣、最後のメッセージ

防衛担当大臣はお飾りか 背広の実力者と制服の実力者

防衛省に院政! 守屋次官、防衛省の天皇から上皇へ格上げ

守屋人事 「新聞で知った」と新大臣

クーデター勃発?それとも「沖縄密約」?  防衛省の内紛 

 

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再開された上原正稔氏の特集  パンドラの箱は開くか?

2007-10-19 06:58:58 | ★集団自決

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10月16日。

二回目の「教科書検定意見撤回要請団」が上京し、沖縄中を巻き込んだ「集団自決ー教科書」に関する大フィーバーも一段落が着いた。

地元2紙の紙面にも一時のような「新証言者登場」といった刺激的な記事も殆ど見なくなった。

その静寂の合間をつくように、

その日(16日)の琉球新報夕刊に、4ヶ月の長期にわたって中止されていた「沖縄戦の記録」がソッ再開された。

まるで人目をはばかるように。 何の予告もなく。

その特集再開の冒頭は次のように始まった。

≪さあ、筆者の長い夏休みを終え、「パンドラの箱」の物語を再開することにしよう。 夏休みと言っても、ただ遊んでいた訳ではない。 沖縄県資料編集室の膨大な海兵隊資料に目を通して、読者に伝える物語を探していたのだから読者も許してくれるものと勝手に決めている。

「パンドラの箱」の物語の順序も中身もちょっと変更を加えることにしたのでご了承お願いしたい。 だが、読者が「あっ」と驚く話が続くことには何ら変りはない。≫

 ドキュメンタリー作家上原正稔氏の「パンドラの箱を開ける時 沖縄戦の記録」の再開である。

ただし新報側の突然の連載中止であるにも関わらず、新聞社側からは連載中止の知らせも、4ヵ月後の突然の再会の知らせも読者に対しては一言の説明もなかった。

今後、琉球新報は「説明責任」で他人を責めることは出来ない。

結局、4ヶ月前に電話で問い合わせた答え通りの長い「調整中」を、筆者の上原さんの「長い夏休み」としてゴリ押ししたのだろう。

げに恐ろしきは新聞社の「調整」。

これを別の名で言うと「言論封殺」と呼ぶ。

長い「調整」の結果、内容も「調整」されている模様。

事前の予告では次は「慶良間で何が起こったか」を明らかにするとしており、集団自決の真実を白日の下にさらすとのことだったが、

再開した第2話のタイトルは「軍政府チームは何をしたか」となっている。

「集団自決」が起きた1945年3月下旬の慶良間を飛び越えて、

4月以降の沖縄本島の米軍上陸、投降住民の管理の模様を記しており、「慶良間で何が起こったか」については触れていない。

琉球新報の言論封殺については事情を知らない人のため、下記のエントリーを再掲するが、既に読んだ方はスルーしてください。

既読の方も、経緯の復習の意味でもう一度目を通していただけると幸いです。

以下は【再掲です】

【再掲】琉球新報の言論封殺に抗議します

琉球新報の言論封殺が続いて今日で107日目です。(実際は再開の10月16日までは119日でした)

琉球新報の夕刊で火曜から土曜にかけての長期連載特集、

上原正稔著「パンドラの箱を開ける時 沖縄戦の記録」が

掲載予定日の2007年6月19日より

読者に何の断りも無く一方的に中止になりました。

上原さんは掲載前に知人に次のように言っていました。

≪19日付からは第2話「慶良間で何が起きたのか」が始まります。
集団自決」をテーマにしたもので、作者の上原正稔氏は圧力に屈することなく執筆する≫と。

同氏の話によると、

≪沖縄で現在展開されている運動に水をかけることになる内容になるためか≫

≪担当編集者の態度に変化があり、今回の事態に至ったらしい≫とも言っているそうです。

どんな大きな圧力が働いたのでしょうか。

琉球新報は読者に連載中止の理由を一言も言っておりません。

問い合わせても「調整中」の一言で済ましています。

読者は一方的に「知る権利」を奪われています。

沖縄では今メディアの意見と違う考えは封殺される異常な事態になっています。

これでは戦前の言論弾圧と変りません。

琉球新報が連載を再開するまでこの記事を掲載し続けます。

                              狼魔人

◆参考エントリー:

「パンドラの箱」  カギを握る上原正稔氏

沖縄のマスコミは大政翼賛会か

琉球新報によって削除された「沖縄戦記」

             ーーー再掲終了ーーー

 

沖縄マスコミは、警察も巻き込んだ虚報により沖縄県民をサヨク政治運動に駆り立て伝説的とも言える「“11万人”集会」を実施した。

その最中に「慶良間で何があったか」を白日の下に晒そうとした良識ある上原さんの連載特集。

これを琉球新報が新聞社としての恥も外聞もかなぐり捨て、必死で封じ込めたというのが、

上原さんの「長い夏休み」の真相のようだ

 

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