教育カウンセラーの独り言

今起こっている日本の教育の諸問題と受験競争の低年齢化している実態を見据えます。

慶太郎さんの徳之島からのコメント

2008年02月28日 00時21分52秒 | 受験・学校

たかちゃんさん、こんにちは。
いまどき丸刈り校則があること自体驚きですが、合理性のない規則がなくなってよかったですね。
ところで、「航自ヘリ、大学受験控えた高校生を輸送 新潟」の一件は、はたして明るいニュースなのでしょうか。輸送を要請する自治体も、輸送を承諾した自衛隊も、モラルが低下しているとしか思えないのです。
昨年3月、悪天候下にもかかわらず急患救助のため出動した陸自ヘリが墜落する事件がありました。
http://www.tokunosima.com/tida70908.html
http://www.okinawatimes.co.jp/day/200703311700_01.html
民間の交通手段が途絶するような気象状況のもとで、今回、航自ヘリが墜落していたらどうしたのでしょうか。

それに、今後同じような輸送要請が出てきた場合、自衛隊はどうする考えなのでしょうか。たとえば受験日前日、沖縄と本土との空路が途絶したような場合に、自衛隊は輸送をできるのでしょうか。受験は大学受験に限りませんし、公務員試験や各種資格試験、入社試験なども重要です。あるときはOKで、別のときはダメ、というのではあまりに不公平でしょう。

>>規則よりも国民の為に、前例が破られても、良い前例になれば良い>>と思います。規則尽くめしか考えない融通性の無い考えでは、いろい>>ろな現実の所問題を無事解決し、対応出来ないのでは有りません>>か。法律も規則も国民を生かす為に有るのでは有りませんか。人を>>救い、助ける物でなければ意味が有りません。

防衛省は今回の輸送を自衛隊法第100条に基づくもの、としています。かろうじて合法のようにも読めますが、「軍隊」なのですから、人命や重大な財産侵害以外のケースで軽々に行動を起こすべきではないでしょう。
だいたい、歴史をひもとけばわかるように、「軍隊」は必要ですがとても危険な存在でもあるのです。あまり融通を利かせて行動をするようになると、そのときは良くてもあとあと大変なことになる恐れがあります。

慶太郎さんへのお返事

コメントを頂く場合、メールアドレスを書いて下さいと書きましたが。私は、メールアドレスや名前の無い方にはお返事しないのですが。私の早合点で、慶太郎さんにはプログのURLも書き込んで頂いていました。夜と言うこともあり、疲れていて見落としました申し訳有りませんでした。お許し下さいませ。昨晩は、ばたばたしていましたので、失礼致しました。お気を悪くなさらないようにして下さい。
私の亡くなった父は、戦前七年間中支那派遣軍として徴兵された最前線で闘った陸軍伍長でした。戦争で負傷し、死ぬところを一命を取りとめ終戦後遅れて病院船で、博多に帰って来ました。父はも、兵隊は苦労してかわいそうだと言っていました。大空の侍・ゼロ戦の撃墜王亡くなられたたたき上げの坂井三郎さんも生前同じ事を言われていました。徴兵された兵隊まで戦争の加害者だと言った有名な評論家もいましたね。戦前の軍国主義状況下を知らない人ですね、父は、いつも日常から厳しい訓練していな人には、災害時、緊急時の救助活動出来ない。もし日本が戦争に巻き込まれても今の若者を徴用しても役に立たないと言っていました。なぜなら今の若者は、戦前の若者に比べひ弱で、体を鍛えていないし体力が無い、とても兵隊として役に立たないと良言っていました。父死ぬ最前線にいて、見て来た事話してくれ、悲惨な戦争は、二度としてはいけないと死ぬまで言っていました。2月24日の暴風と大雪の天候中誰が、佐渡島から新潟県に受験生を運ぶのですか。運ぶ方法が無いでは有りませんか。船便も全部欠航している状況の冬場の日本海上空の荒天では、自衛隊のヘリでも危険が一杯の任務で命掛けですよ。いつもこんな悪天ばかりではないと思いますので、新潟県知事要請したのだと思いますよ。一生一度のこの五人の受験生の大学受験の権利を誰が保障するのですか。誰も五人の受験生の大学進学の権利を奪う権利と資格は有りませんよ。受験するなと言うなら憲法で保障されている教育権の侵害です。天候により海の孤島になったの佐渡島の高校生に大学を受験するなと言うのですか。改正教育基本法の第四条・教育の機会均等の精神を忘れているのでは有りませんか。独裁者しかそんな個と言いませんよ。私は何でも認めよとは言っていませんよ。今回は特例ですよ。へりは、燃料代や経費を入れると安くは有りませんよ。民間のへり会社の人が運ぶのですか。自分さえよければ良い日本人ばかりで、他人を助ける気持ちの無い利己主義者ばかりの人達に出来ますか。机上の空論では、役に立ちませんよ。平和ボケでしかありません。他人の為に悪天候の中危険を犯して誰が運んでくれるのですか。今回の天候は、新制北海道大学発足以来出来事で度々あるものではないと思います。綺麗ごとを言っていても、危険な中救助活動する民間人はいませんよ。誰がするのですか。徳之島で、急病人が出て救援に向かうヘリが落ちたからと言って自衛隊のヘリを非難するのは行き過ぎです。亡くなられた機長も本当にお気の毒です。 御冥福を心からお祈り申し上げます。自衛隊が出動して良くないのなら、海の孤島に誰が助けに行くのですか。あなたがヘリに乗り行って下さい。私は文句や不平を言う人達が、悪天候や夜間に命掛けで遭難した人達を助けに行きなさいと言いたいです。自分は、何もしないで人を批判する権利があるのですか。権利の濫用でしかありません。自分の命を掛けて人を救える人が今の日本人に何人いますか。交通事故で人が倒れていても、見ても見ぬ振りで救急車も呼んでくれない人ばかりですよ。私は、誰も呼ばないので、三回呼んで差し上げましたが。私の自宅前で、交通事故で怪我をされた人でスクーターを預かって上げましたが、お礼にも来られませんでしたが。今の日本人、倒れていても人を助ける気持ちも全く有りません。非常事態や緊急事態になったら人を押しどけ自分だけ逃げる人達ばかりです。人に押し倒されて死なないようにしないと危険ですね。これが今の民主主義国家日本の実態です。自由と自分中心主義・利己主義を履き違えた日本人の成れの果てです。これでは、今まで救助、救難活動で亡くなった人達に気の毒です。軍事行動と救助・救難活動は別ですよ。救難・救助活動には、危険がつきものです。危険で、自分の命を落とすかも分らない状況でも、命掛けで人命救助の為に一生懸命に任務を遂行し、救援活動をしている消防庁や海上保安庁の人達がいるから日本もやっていけるのです。誰が今の時代に危険な救援活動や救助活動をしてくれるのですか。日々厳しい冬の天候中人命救助の為にひたすら頑張っておられるのです。冬の厳寒の荒海は、救助活動も命掛けです。手元や足元が波ですくわれば、海に落ちてあの世行きの怖い現場ですよ。「海の男の誇り」と任務への責任感が無ければ出来ませんよ。私は、自衛隊法や自衛隊の存在論を論じているのでは有りません。日本における救難・救助の手段を書いただけです。社会民主党でも自衛隊の救難・救助活動を認めていますよ。私も平和主義者なので、あなたの御心配や戦争への危惧はよく分りますが。私は、受験・学校のプログに教育問題を書いているのです。政治論や専門的な法律論争や解釈論を考え書いているのでは有りません。国公立大学の前期日程試験の受験予定の高校生が、無事受験出来て良かったなあと思う気持ちで書きました。私は、五人の高校生の将来の幸せを祈る暖かい気持ちも持って欲しいと思います。無事合格と、人のささやかな喜びや幸せも祈ってあげたいと思いますね。世の為、人の為、社会の為になる有為な日本を背負って立派な人間になって欲しいと思います。主義主張も、政治論も法律論も大切ですが、人のささやかな幸せを祈る心を忘れてはならないと思います。

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論点がずれていってますね。 (慶太郎)
2008-02-28 21:39:50
論点がずれていってますね。
私は、自衛隊が佐渡から高校生を輸送してはいけなかったと申し上げているのです。人名救助のために命を賭している方には感謝と尊敬の念で一杯ですが、受験のための輸送は、救難・救助活動ではありません。隊員と高校生の命を危険にさらしてまでしてはいけない行為だったと述べているのです。
今回のが特例だったとしても、今後も全国各地で特例を求める人が出てきたらどうするのでしょうか。
だいたい新潟の受験生の側だって、天気図を見れば受験日の前泊では危ない、もっと早くに島を出るべきことはとっくにわかっていたはずです。それを怠っていたのですから、教育を受ける権利云々には結びつきません。
教育問題を語るなら、そんな常識的なこともできない高校生への言及もあってしかるべきではないでしょうか。

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