教育カウンセラーの独り言

今起こっている日本の教育の諸問題と受験競争の低年齢化している実態を見据えます。

天窓破れ小6男児転落死、校舎屋上で授業後…東京・杉並

2008年06月19日 11時11分11秒 | 受験・学校

 『18日午前9時25分ごろ、東京都杉並区和田3の区立杉並第十小学校で、校舎屋上に設置されたドーム型天窓(直径約1・3メートル)が割れ、上に乗っていた6年生の中村君(12)が吹き抜けになっていた約12メートル下の玄関ホールに転落、頭を強打するなどして約4時間後に死亡した。 警視庁杉並署は業務上過失致死の疑いもあるとみて、安全管理に問題がなかったか調べている。 学校の天窓から児童・生徒が落下して死傷した事故は、1999年以後で少なくとも6件発生しており、文部科学省は同日、杉並区教育委員会から事情を聞いた。近く都道府県教委に対策をとるよう通知する。 警視庁の調べによると、中村君は1時限目、自分の歩幅で長さを測る算数の体験授業で、女性教諭(49)と同級生とともに校舎の屋上に上がった。中村君は授業を終えて教室に戻る途中、天窓の上に乗ったという。 天窓は外側のドームが強化プラスチック製(厚さ4ミリ)。その下に結露防止用の網入りガラス(同6・8ミリ)が水平に敷かれていたが、中村君は両方を突き破って落下した。屋上は普段、立ち入り禁止で、教師が学習に使用する場合に限り、児童たちが上がることが許されていた。 学校の天窓を巡っては、横浜市港北区の慶応義塾高校で99年、男子生徒2人が体育館の屋上の明かり窓に座り、プラスチック製の窓が壊れて落下、1人が死亡する事故が起きている。 杉並区では区立小中66校のうち13校に天窓があるが、区教委は児童・生徒に対し、窓を踏まないよう注意するなどの措置は講じておらず、同校でもこの日、特別な安全対策はとっていなかった。2008年6月19日03時07分  読売新聞)』

算数の授業終了直後の事故で、本当に残念です。授業を担当されていたの先生の責任問題も有りますが、学校と学校設置者の安全管理の責任があると思います。学校の安全管理と屋上の天窓の安全確認と点検も必要だったと思います。専門家に調査して貰うべきです。子供たちが乗ったりすることも十分考えるべきです。子供たちが乗っても壊れないように設計されていたのでしょうか。材質の強度も考えるべきです。子供たちは、大人が考えていないような行動を取ったり、いたずらやとっぴなことをしますから天窓と言えども安全な材質で作るべきでは有りませんか。屋上の天窓に児童が乗るだけの事故とは限りません。地震の王国日本です。強度の問題のある材質の天窓が、上から落ちて来て頭を怪我したら大変です。授業で何度も屋上使用しているらしいのですが。東京都の教育委員会は、小・中学校の天窓の安全点検を実施し、児童が屋上の天窓に乗らないように防護柵を作るか安全な天窓に改良してください。それまでは、今後事故が起こらないように屋上の使用をストップして下さい。全国各地の学校で、屋上天窓からの落下事故が起こってても、各教育委員会は事故を調査し、文部科学省に報告していなかったのは問題と思います。教育行政の学校事故にあたると思いますが、なると思います。、これ以上事故の起こらないように文部科学省は、各都道府県の教育委員会と協力して安全確認、安全点検を実施して下さい。

「学校施設に必要な設計上の基準などは、文科省の施設整備指針で、「細部に至るまで子供の多様な行動に対し、十分な安全性を確保するべき」と定められている。しかし、今回、事故のあった天窓については「夏の温度上昇、地震時での破損、落下などについて、留意して計画することが重要」としているが、上に乗るなどの行為の危険性については言及していなかった。 東京都内の大手プラスチック素材メーカーによると、ドーム型天窓は、人が上に乗ることは想定されておらず、「子どもの体重でも支えられない。学校ならば屋上を立ち入り禁止にしたうえ、柵を設置すべき」と指摘する。メーカーによると、ドーム型天窓は、電気代の節約になるうえ、柔らかい光が室内の雰囲気づくりにも役立つことから、1980年代から校舎や体育館用として用いられるようになったという。それに伴って児童・生徒の転落事故も起き始め、直近の10年間で少なくとも6件にのぼっている。 ところが、公立の小中学校の場合、施設で事故が発生しても学校の管理責任は市区町村教委にあるため、国に報告する義務はなく、文科省もこれらの情報を把握していなかった。都教委でも「事故が多発しているとの認識はなかった」(指導部)という。同省施設企画課は「天窓は子供が上にのることを想定していないが、子供が利用する場所にある場合は周りに柵を設けるべきだった」としている。」読売新聞

強度の無いブラステックの材質で、危ないこと知らず天窓に乗って落ちて死んだ児童はかわいそうです。天窓を作った業者に製造物責任があるのでは有りませんか。東北地震のような地震が東京に起これば下に落下する可能性は十分有ります。危険性も有りますね。ドーム型天窓は、大手ブラスチック素材メーカでも、人が乗ることを考えていなかったと言っています。このような事故が、法的に予見出来なかったと言えるでしょうか。雨露に当たれば、プラスチックは、強度が劣化します。強度の面で安全だと言えないと思います。子供の体重でも危険と指摘しています。すべての学校を総点検し、天窓に安全柵が出来るまで、屋上の授業での使用を禁止し、学校の先生が生徒に明かり窓に乗らないように注意し、指導すべきです。天窓に安全柵が設置され、安全改良工事か終わるまで、教育現場の先生に事故が起こらないように巡視して貰い、学校での安全確認を日々実行して貰うしか方法は無いと思います。大阪市北区にあります阪急百貨店梅田本店は、改装前に地下売り場の入り口に階段の明り取りの為のガラスが一階から埋め込まれたところが有りましたが。人に踏まれても一度も破損や水漏れ、事故が有りませんでした。分厚いレンガのような形をした強化ガラスが埋め込まれていました。戦前に立てられた建物ですが、空襲にも耐えた鉄筋の建物で今は其の部分は有りません。ガラスでも風雨に耐える強度に優れた品質の良いものを建築用に作れたのですから、今の日本の技術力で出来ないはずが有りません。戦前の鉄筋の建物は、手作りで基礎がしっかりしていて、堅牢で壊れにくいと土木工学の専門家は手作りの強さを強調されています。学校の省エネ対策も大切ですが、子供たちの命のほうが大事です。従来から使われている建築材質の良さも見直し、子供たちが、安全に、安心して、遊べ学べる学校の建物や設備にして下さい。

☆ URLhttp://www18.ocn.ne.jp/~abc8181

                                                                   

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