◆北朝鮮の金正恩第1書記=元帥(背後に女帝)が義理の叔父・張成沢国防副委員長を機関銃で死刑に処し、火炎放射器で焼き尽くした衝撃的な事件は、「北朝鮮vs中国」という対立関係を鮮明に浮かび上がらせた。「中国は北朝鮮の最大の支援国(後ろ盾)」という従来の常識が、完全に覆った瞬間だった。
正確には、「北朝鮮の金正恩第1書記=元帥(背後に女帝)と影の軍団」vs「金正男=張成沢国防副委員長=中国・習近平国家主席」という対立関係である。
この対立関係の下で、北朝鮮軍は、「朝鮮統一・大高句麗国建設」に向けて、韓国を「奇襲攻撃」する可能性が高まり、韓国軍・駐韓米軍に緊張が走っているなかで、中国は、共産党人民解放軍「瀋陽軍区」(兵力25万~47万人、仮想敵=自衛隊、韓国軍、在日米軍、在韓米軍)の部隊を北朝鮮との国境に張り付けて警戒、さらに兵力を増派しているという。最悪の場合、「北朝鮮軍vs人民解放軍」が対立、衝突する可能性が、取り沙汰されている。つまり、北朝鮮軍は、南北両面作戦を取らなくてはならないということだ。
◆だが、実は、共産党人民解放軍「瀋陽軍区」は、中国北京政府と対立関係にあり、北京政府のコントロールを受けていないので、むしろ、北京政府を守っている「北京軍区」と戦争になる可能性の方が大であるといわれている。
共産党人民解放軍「7大軍区・3艦隊」は、いわゆる中国の統一された「国軍」ではない。それぞれが、各地域の武装勢力などをベースに「自力更生」の大方針の下で設立され、成長してきた。むかし流に言えば、「軍閥」である。「瀋陽軍区」は、旧満州の「馬賊」や「抗日戦線」などを基礎にしている。しかも、「7大軍区」の陸軍のなかでも、最新鋭の装備を誇っている。機械化部隊5つのうち4つまでが瀋陽軍区にあるうえに、核兵器を保有しているので、「北京軍区」は太刀打ちできない。
◆北朝鮮軍は、「瀋陽軍区」の傘下にあり、指導を受けてきた。大陸間弾道ミサイル、その運搬車両も瀋陽軍区から借り受けてきた。北朝鮮の地下核実験も、瀋陽軍区の幹部将校が指導してきたという。従って、北朝鮮との国境に張り付けられている「瀋陽軍区」の部隊は、北朝鮮を守備していることを意味しており、「北京軍区」の部隊が、「北朝鮮追討」に向かった場合、これを阻止するために戦争になる。
世界支配層(主要ファミリー)は、中国東北部(旧満州)に「ユダヤ人国家=ネオ・マンチュリア建国」「金正恩第1書記=元帥(背後に女帝)による朝鮮半島統一・大高句麗国建国」(イスラエル、米国、日本、ロシア、中国が関与)を進めているけれど、この2つの大プロジェクトは、一体なのである。
それは、むかしの「高句麗」(紀元前37年~668年)の勢力範囲を見れば、一目瞭然だ。高句麗は紀元前37年に夫余の王族である朱蒙(チュムン)により建てられたとされており、朱蒙が建国したとされる卒本の地は、現在の遼寧省本渓市桓仁満族自治県(吉林省との省境近くの鴨緑江の少し北)であり、都城の卒本城は五女山山城に比定される。
すなわち、いまの中国東北部南部から朝鮮北中部にあった国家であり、最盛期は満洲南部から朝鮮半島の大部分を領土としていたのである。高句麗の起源は、漢帝国が設置した玄菟郡の高句驪県に由来する。中国の隋、唐から侵攻され、その度に撃退してきた。だが、結局、唐・新羅「遠征軍」に滅ぼされた。「大高句麗建国」には、いにしえの「栄光と繁栄」を復興させようという「理想と夢」が込められている。
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本日の「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」
「北朝鮮軍が本当に奇襲攻撃」の危機感高まり、朴槿恵大統領は「反日」にうつつを抜かしている場合ではない ◆〔特別情報①〕
「北朝鮮軍が本当に奇襲攻撃してくる」と韓国で危機感が急速に高まっている。北朝鮮(金正恩第1書記=元帥)が12月19日、国防委員会名義で韓国大統領府の「国家安保室」宛てに「我々に対する挑発を繰り返すなら、予告なしに韓国を無慈悲に攻撃する」などと威嚇する内容の文書を送りつけてきたからだ。韓国の金寛鎮国防相は12月17日、「北朝鮮が2014年1月下旬から3月上旬の間に武力挑発に及ぶ可能性がある」との見方を示しているけれど、朴槿恵大統領は「反日」にうつつを抜かして、いつまでも「悠長なこと」を言っている場合ではない。
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第25回 板垣英憲「情報局」勉強会のご案内
平成26年1月13日(月)成人の日
「大転換期到来!どうなる世界の情勢、
どう動く日本の政治経済、そして国民生活」
~いま世界と日本で起きていることを明かす【お知らせ】
板垣英憲の新刊が発売されました
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■NEW司令系統で読み解くこの国のゆくえ―新帝王に小沢一郎が指名され、旧ロックフェラー派は大粛清、しかし日本は消費増税分の大半を上納しなければならない詳細はこちら→
ヒカルランド 板垣英憲の最新著書 「TPP本当のネライ~あなたはどこまで知っていますか」(共栄書房刊) 全国書店で発売中 定価(本体1500円+税)
■TPP本当のネライ―あなたはどこまで知っていますか2013年9月刊
まえがき
第 1 章 TPPとアメリカの食糧支配
第 2 章 TPPの最大のネライは保険だ
第 3 章 TPPで日本医療界への食い込み ―― 国民皆保険制度の崩壊
第 4 章 TPPで雇用はどうなる ―― 解雇自由の法制化
第 5 章 米国「軍産協同体」が防衛省を食い物に ―― 米国の肩代わりをする「国防軍」の建設
第 6 章 米国が日米事前協議で日本政府に強い圧力をかける
第 7 章 日本のTPP参加に向けての経緯
あとがき
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『内務省が復活する日』(1995年10月25日刊) 目次第8章 中央省庁を骨抜きにする権限委譲と抵抗 ⑤
自治省や都道府県に頼りたがる市町村の体質 宮沢弘には、広島県知事時代に「分権問題」で苦労した経験がある。宮沢弘は、知事として、県の権限を市町村に下ろそうと考えた。
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