教育カウンセラーの独り言

今起こっている日本の教育の諸問題と受験競争の低年齢化している実態を見据えます。

寝ていた父を金属バットで殴る 容疑の中1次男を補導

2007年12月14日 18時43分02秒 | 受験・学校

 12月10日午前3時20分頃、兵庫県揖保(いぼ)郡のとび職の男性・36歳方で、「夫が襲われてけがをした」と妻から119番通報があった。約20分後、約500メートル離れたコンビニエンスストアを中学1年の男性の次男・13歳が訪れ「人を殺したので警察を呼んでほしい」と話した。駆けつけた警官に、父親を金属バットで殴ったと認めたため、県警たつの署は次男を殺人未遂の非行事実で補導した。父親は頭部打撲や指の骨折などで重傷。  調べでは、次男は10日午前3時15分頃、自宅1階で寝ていた父親を金属バットで4~5回殴った疑い。約1週間前、父親の貯金箱から3000円を盗んだのがばれて顔を殴られ、前日にもなじられたので殺そうと思った、などと説明。「幼い頃から月1回くらい、しつけと称して殴られていた」と話しているという。  同署は同日午後にも、次男を県姫路こども家庭センター、児童相談所に通告する。お仕事上、男らしく厳しいお父さんのように見受けられますが。子供を殴って躾るのは考えものです。かえって反感をもたれる場合もあります。子供が、大きくなって来るとお父さんより腕節も強くなり、仕返ししょうとするかも知れません。子供を殴り過ぎて恨みを持たれては困ります。躾も暴力は良く有りません。親御さんは、子供達を「叱る」と「怒る」の違いを十分区別すべきです。 「叱る」というのは、子供のためを思って、親が愛情を持ち注意することです。もちろん心に余裕を初めて持って行えると思います。「怒る」というのは、腹を立て、かっとなり感情の赴くままに感情を爆発させた状態です。子供も大人も先生も今一番事件を起こしているパターンですね。  「叱る」と言うことは、教える人と教えられる人との本当の教育的配慮と言う関係があって成り立つものである。「叱る」と言うことは、親の子供に対する愛情と人間性と゛人生観が無ければ出来ないと思います。であろう。  子供に対する愛情と躾に対する確固たる信念が必要だと思います。厳しく定期的に殴ったところで子供に取って体罰や制裁としか思わなかったのではないでしょうか。いつもいつもみ殴るだけでは、今の子供達に説得力が無いのではないでしょうか。子供達と良く話し合う、家庭での対話の姿勢 も必要では有りませんか。

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