asahi.com 2007年04月19日23時17分
タミフルの安全性「重大な懸念なし」を削除 厚労省HP
インフルエンザ治療薬「タミフル」と異常行動との因果関係を調べている厚生労働省は19日、同省のホームページ上の「インフルエンザQ&A」を改め、「現段階でタミフルの安全性に重大な懸念があるとは考えていません」としていた部分を削除した。
異常行動などによる死亡とタミフルとの関係はQ&Aでは「否定的」としてきた。新しいQ&Aでは、関係は「不明」とし、10代への使用を制限した経緯や、今月4日に開いた調査会でも結論が出ていないことなどを説明している。
厚生官僚は薬害エイズ問題の経験を学んでないようだ。
厚生省官僚は薬害問題が指摘され始めるということは決まって、「安全です。そのような事例は聞いていません。因果関係は不明です。」と安全性をまず強調し、副作用情報を隠し、因果関係をみとめようとはしない。それでも副作用情報が明るみに出て隠し様がなくなると、問題は不明としながら適切な対策の手を打ち始める。対策をするなら、普通の市民は厚生省が因果関係を認めたのであろうと考えるのだが、官僚という民族は因果関係は不明だが適切な対策をするのだそうだ。民間企業では考えられない行動形式である。精神分裂としか言いようがない。
そして責任はうやむやにして最後には抜本的対策をする。薬害エイズしかりである。
タミフルの安全性「重大な懸念なし」を削除 厚労省HP
インフルエンザ治療薬「タミフル」と異常行動との因果関係を調べている厚生労働省は19日、同省のホームページ上の「インフルエンザQ&A」を改め、「現段階でタミフルの安全性に重大な懸念があるとは考えていません」としていた部分を削除した。
異常行動などによる死亡とタミフルとの関係はQ&Aでは「否定的」としてきた。新しいQ&Aでは、関係は「不明」とし、10代への使用を制限した経緯や、今月4日に開いた調査会でも結論が出ていないことなどを説明している。
厚生官僚は薬害エイズ問題の経験を学んでないようだ。
厚生省官僚は薬害問題が指摘され始めるということは決まって、「安全です。そのような事例は聞いていません。因果関係は不明です。」と安全性をまず強調し、副作用情報を隠し、因果関係をみとめようとはしない。それでも副作用情報が明るみに出て隠し様がなくなると、問題は不明としながら適切な対策の手を打ち始める。対策をするなら、普通の市民は厚生省が因果関係を認めたのであろうと考えるのだが、官僚という民族は因果関係は不明だが適切な対策をするのだそうだ。民間企業では考えられない行動形式である。精神分裂としか言いようがない。
そして責任はうやむやにして最後には抜本的対策をする。薬害エイズしかりである。