佐渡の翼

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居酒屋「ちゃらくらもん」    投稿者:メシュラン覆面調査員

2010年03月10日 06時00分04秒 | 佐渡の居酒屋
11月上旬のとある日、僕は2009年5月に新規オープンした居酒屋「ちゃらくらもん」にお邪魔した。このお店は、八幡館の真向かいにある「スナックメンソーレ」の看板の指し示す方向に向けて歩いていくと、左手にある。住宅街のはずれにある姉妹店のスナック「メンソーレ」の隣にある。メンソーレとは沖縄の方言で「いらっしゃいませ」という意味だから、このスナックの経営者は沖縄御出身なのだろうか?午後6時丁度にお店に到着した。先客は皆無だったが、店内には6席ほどのカウンター席と小上がりに6人掛けのテーブル席が二つほどあった。厨房内には、タオルで頭髪をまとめて後ろで結ぶ、所謂こだわりラーメン屋のお兄ちゃんのような格好をした若いご主人と、それを助ける実に初々しい女将さんらしき人の二人がいた。

僕は厨房からは死角に当たるカウンター席に陣取り、まず温かい緑茶を注文した。次にSライフの広告に掲載されていた「海鮮生春巻き」を注文した。丁寧に調理したのであろう、完成までに10分以上を要した。鮭、鮪、胡瓜をレタスで包み、それらを更に春巻きの生皮で巻きロール状にしたものを7つに切り分けてから出された。これをタレに付けて食べるのだが、タレが少々甘ったるいため、個人的には海鮮に合わないような気がしたのだ!ピリカラタレにした方がいいと思います。7個という量が少し多かったかな。海鮮そのものは非常に美味しかったのだが、タレとのミスマッチが僕には何とも残念だった。

これだけでこのお店の実力を判断すべきではないと思った僕は、名誉挽回にと「明太子茶漬け」を注文してみた。ご飯をお椀に入れて一旦成型したものを丼に入れ、その上に丁寧にとったダシ汁をかけ、そして明太子、山葵、胡麻をトッピングしてあった。こういう手法は料亭の最終コースでお茶漬けを出す時によく採用される。味は「海鮮生春巻き」の減点分を補って余りある美味しさだった。右脇に置いてあるテレビから流れる国会の予算委員会の論戦中継に気をとられ、充分にこのお店のお料理を味わうことなくお店を去らざるを得なかったのが、誠に残念ではあった。食べ終わりお店を出るまでの間、厨房内のお二人から話しかけられる事は全くなかった。お代は1,100円。風島の時のような思いがけないドラマは無かったが、メニューには美味しそうなお酒のつまみが並んでいた。まじめそうなご夫婦らしき二人が切り盛りする素敵な美味しいお店。僕のお薦めの居酒屋の一つだよ。




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