佐渡の翼

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クラブ「瀬里奈」の運気は11月22日から上昇気運   投稿者:佐渡の翼

2009年11月24日 08時46分24秒 | 佐渡のスナック・キャバクラ
このママは「毎晩私が携帯画面にチュッチュッとキスしたら、お客さん、息苦しくてしょうがないですよね」とのろけるような事を言った。もしラブジャンキーズのママにそんな事を言われたら、それが脳裏に焼きついて恐らく仕事など手に付かぬであろう。ママさんは「ボトルの名前はどう書きましょうか?」と尋ねてきたので、例のごとく「佐渡市民」と書いて下さいとお願いした。そして「もし佐渡市民と名乗る人が来店したらこのボトルの酒を飲ませてあげて下さい」と続けた。するとママさんは「と言うことは佐渡市役所関係の方が来られたら飲ませればいいいんですね」と、花音の「あゆ」ちゃんと同じような誤解をした。筆者は「違うの、佐渡市民と名乗ればその氏素性に関わらず誰にでも飲ませてあげて欲しいんだよ」と言うと、ママさんは「ではお客さんの周りの佐渡市民さん達にちゃんとそう言っておいて下さいね」と念押しをした。筆者は「ちゃんとブログに公示して念を押しとくから大丈夫だよ」とは言わなかったが、どうやらこのママさん、当ブログの存在などは全くご存知ないようだった。「おーい、誰かママにこのブログのアドレスを教えてやれよお~」と心の中で叫んだが、いずれ熱心な読者さんあたりが出かけていってその詳細を語るかもしれない。そしてママさんは、「こうしてボトルをたくさん入れておいてくれるとお店も儲かるし、お客さんの知り合いも来店してくれるからお店としては物凄く有難いのよね」とも言った。    

筆者はママにドリンクを勧めた。するとママは「うわあ~うれしい!ヘネシーなんて飲むのは何年ぶりかしら」とまるで高校生のような実にはしゃいだ声をあげながら、グラスの底に申し訳程度のヘネシーを注いだ後にそれをコーラで割るという何とも珍しい飲み方をした。ヘネシーそのものには軽い甘みがある。それにコーラの甘みが加われば更に甘い飲み物になろう。ママさんは「私、甘いものが好きなんです」と言いつつヘネシーのコーラ割りを3杯近くも飲んだ。おつまみは、漁師も兼業するこのクラブのオーナーが海で獲ってきたというサザエ(一年前も同じものが出た)とスパゲテイサラダだった。更に鶏肉の煮物まで持ってきたので筆者は手を振りながら、「あ、これはいらないから」と言いつつ皿をママの方に向けて押しやった。

ママは、佐渡のスナックに勤める女の子の時給が1000-1200円であることをあっさりと認めた後、佐渡のスナックで女の子全員に時給1500円を払うとなるとかなり厳しいと漏らした。そうするためには、客一人あたりの飲食単価は少なくとも1万円が必要だ。しかし今の佐渡の経済状況を鑑みれば、客単価の平均は5000円程度なのだという。あの人気スナックの花音でさえ、ネット上に公開された求人広告の時給を1000-1500円と表示していたし、ラブジャンキーズでも多分事情は同じであろう。「「瀬里奈」では午後8時から午前1時までの勤務なのでたとえ時給が1500円だとしても、日給は7500円にしかならない。筆者の時給(日給ではない)である1万円にも満たない額しかもらえないのだから、アルバイトの女子大生ですら時給3000円を稼ぎだす都心のキャバクラ勤めの女の子に比べれば可愛そうな気もする。ママさんは、「お客さんのような気前のいい人が毎日来てくれればお店は左団扇ですが、お客さんのような人は10年に一度、いや今の不況と同じで100年に一度来るか来ないかという超特級の福の神ですよ」と言い、筆者の事を最大限に持ち上げて見せた。ママさんが「今日からうちのお店の景気はきっとよくなりますよ。そう思いませんか」と言ったので筆者は「ええ、間違いなく今日から反転攻勢で瀬里奈は年末から年始にかけて運気は上昇しますよ。大丈夫です」と言い、ママさんの肩を二つ三つポーンと叩いて太鼓判を押してあげた。



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