佐渡の翼

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ほんとに凄いわソニーα99、だけどキャノンのEOS 1-DXはもっと凄いわ!    投稿者:佐渡の翼

2013年10月07日 06時22分05秒 | ショッピング

カメラ用語で言うところのミリ数とは最短焦点距離を意味する。人間の視野に於けるそれが50ミリであることから、単焦点レンズとしては50ミリレンズが最も普及しているが、いかんせん、価格が安くて、しかも焦点合わせにけっこうな距離が必要なのだ。実際に店員さんがデモって見せてくれたのだが、50ミリレンズでは画角が狭いため(焦点距離の長さと画角の角度の大きさは反比例する)、お料理全体をファインダー内に納めようとすると、椅子から立ち上がって撮影せねばならない場合があるし、とにかく画像の質の違いが一目瞭然で、それは、ツァイスの24ミリ単焦点レンズの方が遥かに優っていた。単焦点レンズは、ズームが出来ないため、撮影者自身が被写体に近づいてピントを合わせる必要があるが、24ミリなら、50ミリと違い、かなり被写体に寄れるんですよお~。実際やってみたら、被写体ぎりぎりに近づいてもピントが合った。レンズ単体だけで、キャノンのデジイチカメラのエントリーモデル以上の値段である、そりゃあ凄い訳だな。

だが、このソニーα99とツァイスの24ミリ単焦点レンズの組み合わせは非常に重い!「風景写真撮影ならばまだしも、たかがお料理写真風情にこんな凄いカメラを持ち歩いてどうする気なんだお前」と言う声が聞こえてきそうだが、それもいっぱしの見栄張り根性の成せる技だ!綺麗な写真が撮れれば、重くてもへっちゃらなのさ!筆者は、風景写真撮影専門用に、ツァイスの広角レンズ(16-35mm,F2.8,ZA SSM Vario-sonnar T:209,800円也)も買い求めた。これが最強にして最高のレンズさ。ここまで買い捲ると、もうヤケクソ!値段なんてどうでもよくなってきた。このレンズの凄さは、後日アップ予定のデジブックをご覧頂ければ、一目瞭然である。写真は口ほどに物を言うからだ。カメラ本体、単焦点と広角のレンズ、専用のレンズ保護用カメラフイルター二枚(13,160円)、64GBのSDメモリーカード(16,020円)(これ以上容量が大きくなると転写速度が遅くなるため、このくらいが丁度いいそうだ。エクストラファインモードで、約3200枚撮影可能)1枚、クランプラーのカメラバッグ(15,800円)、ラバー製レンズ保護バッグ(950円)を合わせて購入し、〆て681,730円(画像)!どうだ参ったか!

さすがに、島内ブロガーでカメラごときに68万もの大金(画像)を一気にポンと支払う人、支払える人はまずおるまい。ま、これからは、島内の安全な観光地で、せいぜい綺麗な写真を撮り捲くり、皆さん方を大いに羨ましがらせてあげるのでどうかご期待頂きたい。もし、佐渡の四季さんのような人が、こんな多額の出費を伴うカメラのグレードアップを敢行しようものなら、奥さん(いるかどうか分からぬが)から「あんたねえ~、よく考えなさいよ!写真機何て自分しか楽しめないでしょ。そんなんで私の顔を写してご覧よ、美人に写ればいいけどさ、必ずしもそうじゃないでしょ。顔のシワやあばたまで綺麗に撮れるって言うじゃない。年が一発でばれちゃうような、そんな細部まで鮮明に写る写真なんか撮られたくないわよ。軽自動車なら、家族みんなで乗れるからまだいいけど、カメラに68万も使うなんて、馬鹿も休み休み言いなさい!そんなものの購入を考える暇があったら仕事せえ~、仕事!」と言われるのがおちだろう。いや、彼に限らず、佐渡島内のブロガーの誰が言い出しても奥方の答えは多分同じだろう。


ところがだ、佐渡の四季さんは、筆者の撮影した画像の綺麗さに触発されたのかどうか、あるいは以前から欲しくてたまらず、それが我慢の限界に達し、ボーナスが出たのを機会になのかは分からぬが、彼もまた、6月の下旬にこのソニーα99を購入していた。後はレンズの数での勝負だが、あちらさんは年期が入ったプロはだしの写真愛好家、筆者のような素人写真愛好家がかなうわけがない。お料理撮影では絶対に負けない自信があるが、風景撮影では勝負にならないので、筆者ごときを相手にせずとも宜しいかと。。。。。


だが、そこは、負けず嫌いの筆者である、あちらさんが暗い写真になりがちな、薄暮、曇り、雨の日の風景写真が感度良く綺麗に撮れる、主にプロの報道カメラマンが使用する、キャノンデジイチの最高峰機種で、2012年6月に発売された「キャノンEOS-1DX」(標準ズームレンズ込みの総額が定価で約84万)を8月25日に注文し、10月4日に手に入れた。これさえあれば佐渡の四季さん何てかないっこないですよ!何せ、蝋燭の明かりだけで役者の顔がはっきりと写るほどの高感度カメラだからだ。


10月6日の日記:昨日の東京は曇りながらまるで夏が戻ったかのような暑い一日だった。筆者は、購入したばかりのEOS-1DXを抱えて上野動物園に向かった。肩にずしりと重いが撮影に夢中になると、ついそれを忘れてしまうほどのパフォーマンスの高さである。動く被写体の追尾能力と夜間撮影時の感度の高さには脱帽した。さすがは総額が80万を超えるカメラだけの事はある。キャノン技術陣の総力を上げて開発されたこのEOS-1DXは、フルサイズのミラー式一眼レフカメラに於ける世界最高峰と言っていいだろう。以下に、動物達の動きを綺麗に捕えた素晴らしい映像の数々をご紹介するので是非ご堪能頂ければと思う。

キャノンEOS-1DXのロゴ




カメラの後面はこうなっています。かなりでかいです!



カメラを縦位置に構えた時に使用するシャッターボタン。横位置と縦位置の両方に右手にシャッターボタンが付いているので撮影が非常に楽。



64GB(39,800円)と8GB(4,980円)のコンパクトフラッシュカードを購入した



鷲です!この精悍な目つき。鵜の目鷹の目と言うが、鷲もきょろきょろと周囲を見回すので、なかなかこう言う映像を撮るのは難しい。ピンボケ写真ばかり撮っている奇楽庵さんよ、はやぶさとはこういう風に撮るものなのだよ!秒間14コマの超高速連写モードと測距エリアをスポット1点AFないしは1点AFに設定して撮影した。キャノンのEOS-1DXのフォーカスエリアはソニーα99の19点に対し61点もある。動きの激しい動物撮影の際は、9点のフォーカスエリアに拡大してAFフレームを設定する領域拡大AFとし、被写体に寄っては、12点のフォーカスエリアで構成するフォーカスゾーンを8方向に適宜移動させながら撮影した。なお、EOS-1DXには1分間以上の無動作時間があると自動的に電源を切る機能があるため、約3時間連写(合計765枚を撮影)を続けたが、電池の減りは20%ほどで済んだ。電池節約度は明らかにソニーα99よりも高い!



別の鷲、檻の柵から上に両目を出した瞬間を狙った。



ホオカザリ鶴、確かに頬と鼻の部分に飾り物がある!



象の横顔



その象がこちらに向かって来るのを撮った



麒麟さん!



「転職するなら、このサイトにまかせなサイ!」(笑)のキャッチコピー広告が電車内に張ってありますね。



カンガルー君!30枚連写のうちのたったの一枚にこれが偶然写っていた!綺麗に檻の柵をボカして被写体を浮かび上がらせている。通常のデジイチでは、望遠レンズ使用で絞りを開放にし、かつマニュアルモードで、動物が前を向いた瞬間(しかも動物君が数秒静止してくれるのが条件)を狙わないとこれと同じ写真は撮れない!



10月5日から夜間のライトアップが始まった、御茶ノ水のニコライ堂!10月6日の午後6時10分頃(日没後40分ほど経過)に撮影した。短時間の間にライトの色がくるくる変わる綺麗なライトアップ方法だ。ニコライ堂の画像は、三脚不使用、手持ち、フラッシュ無しの条件下で、キャノンEOS-1DXで撮影したが、全てオートモードで楽々合焦し、「夜間撮影時の感度の高さは文句なし!」を実感できた(ISO感度は2500)。



ISO感度を最大の51200(設定により最大204800まで拡張可能)に設定しても背後の空の色がザラつくだけで、画像のブレは一切なくクリアである。



同じくISO感度は51200。



壁画のマリア像の顔もこんなにくっきり!(ISO感度は51200)



今度は照明がパープルに変わった(ISO感度は51200)



このおじさんが持っているカメラは液晶画面がチルト式なのでソニーαシリーズであろう。ISO感度51200での撮影だが、夜間でもフラッシュ無しでこんなにくっきりと人物が撮れる。これだけの画像を見せ付けられたら、夜間は長時間露光で撮影する、さすがの「佐渡の四季」さんも「参りました!」と言わざるを得まい!最後に本日の更新時刻が定刻より20分ほど遅れたが、「遅れる時は必ずサプライズ画像が待っている」と思って頂ければ幸いである。



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