佐渡の翼

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伊豆神社の幻の能舞台   投稿者:東京ハナコライフ

2008年05月27日 07時00分11秒 | 佐渡及び首都圏近辺の面白観光スポット
「佐渡に残る40箇所近くの能舞台の中でも一番謎が多い能舞台と言われる、佐渡市新穂吾潟の伊豆神社の能舞台。普通の能舞台は1辺が約5.4メートルですが、伊豆神社の能舞台は何故か3.6メートルしかありません。小粒ながら、重厚な褐色の板や土壁に百年近い歴史の流れを感じさせる」と、物の本には書かれています。

昨年9月に訪れた時は、土砂崩れに遭ったためか、既にこの可愛い能舞台は存在しないと、地元の人から聞かされ、がっかりした思い出があります。そこで、この幻の能舞台の跡地をこの目で確かめるべく、昨年12月に伊豆神社を再度訪れてみました。画像は伊豆神社の鳥居です。この先に伊豆神社の本殿(画像2)があり、更にその向こうに能舞台があったらしいのです。


画像3は能舞台があったと思われる跡地です。土砂崩れにでもあったのか無残な姿を晒しています。この能舞台は、指定文化財ではないため、行政からの維持管理に対する補助が一切なかったそうです。この能舞台は、近隣の集落の人々がお金を出し合ったり、奉仕しあったりで、何とか維持されてきたようです。しかし、島の人々の高齢化と少子化、更には景気の減速で神社を維持していくのが年々困難となり、ある日の自然災害で突然消えて無くなったのでしょうか?


集落の人々にはこの能舞台を復元させるだけの経済力がありません。しかし、伊豆神社の能舞台は佐渡が島の宝です。幻の能舞台のままで終わらせずに、佐渡奉行所のように、行政の助けを得て復元を試みて欲しいと思いました。

2008秋特集佐渡エンジョイプランは9月からが勝負。プランの概要は6月の頭までには発表しないと遅いと思います。


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