2016年4月28日に発売された、キャノンのフラッグシップカメラEOS-1DXの後継機であるEOS-1DXmark2には、4K動画を撮影した後それを静止画に切り取る機能が付いている。この機能は、激しく動く被写体撮影の際に威力を発揮する。だが、動画の保存にはCFast カードと言う新しいメデイアが必要であり、San Disk社製の128GBのCFastカードは、60,912円もする。更に別途、専用のカードリーダーも買わねばならず、これは8424円だった。筆者は、2016年5月15日にこのカード二枚とカードリーダーを新宿のビックロで購入した。カードだけで13万近くも払ったのだから、安いデジイチ一台分相当である。だが、128GBのカード1枚に記録出来る4K動画の撮影時間は30分程度であり、プロカメラマンに取っては256GBの総容量は必須である。
2016年の5月上旬に、「JR新宿駅新南口に近いタカシマヤタイムズスクエア南館に1996年10月にオープンした紀伊国屋書店新宿南店が2016年7月下旬をめどに、売り場を大幅に縮小させ、事実上撤退する方針である」との報道があった。計6フロア(約4千平方メートル)ある売り場のうち、高島屋への連絡通路がある6階の洋書専門店は残すが、他の売り場は廃止するとの事だった。紀伊国屋は「ビルの所有者側と賃料交渉がまとまらなかった」としていた。紀伊国屋新宿南店はオープン時は、全国最大規模の大型書店として話題になった。現在は若者を主なターゲットにコミックを幅広く扱うなど、同駅東口に近い新宿本店との差別化を図ってきたが、客足が伸びなかった。オープンから20年を迎え、9月の契約満了を控えて交渉が続いていた。
この書店は高島屋とは連絡橋で繋がっているため、雨の日などは濡れずに行けるので、立ち読みがてら暇潰しに良く通ったものだ。今後は地下道経由で伊勢丹近くの紀伊国屋へ行かざるを得なくなり、不便と共に大変残念な思いを感じている。だが、3階の新刊書と雑誌類の売り場しか筆者には用がないので、この売り場が何とか残らないかと淡い期待を抱いていたが、2016年5月20日、家具の大手「ニトリ」が、撤退した売り場跡地に入居する事が明らかになり、その夢はついえた。
ビックカメラを出た後筆者は、地下鉄大江戸線に乗って六本木へ行き、グランドハイアット東京のイタリアンレストラン「フィオレンティーナ」にお邪魔した。午前11時20分にお店に到着した。テラスが見える窓際席へと案内された筆者は、「フィオレンテイーナ・プリマベーラ(4844円)を注文した。前菜五種盛り(トップ画像)は、きのこのライスコロッケ、トマトのムース、あいなめのマリネ、豚肉のリエット、茄子とリコッタチーズのクロケットである。どれも微細な味付け加減で相変わらず美味しい!次のパスタは、「赤ワインで煮込んだ子牛すね肉のパッケリ」である。パッケリとはナポリ名物の、直系の大きな円形パスタの事で、昔風に言うとマカロニである。語源はギリシア語で「拍手」を意味する。存在感のあるパスタなので、トマトと合わせたり、ラグーソース、クリームやチーズのソースと合わせる事が多い。メインにはおご鯛に生ハムを巻き付けたサルティンポッカサフランスープ仕立てを選んだ。サフランソースが良く染みており、非常に美味しかった。デザートは、ストロベリーバジルのシャーベットとチョコムースの定番である。最後にカモミール紅茶を飲み干して終了した。
帰り際、ホテルのバレーパーキングを見たら、フェラーリのスパイダー(所謂Convertible car)が屋根を開けたまま駐車されているのを見つけた。4月5月はオープンカーで走り回るのに最適な季節である。2018年の5月はi8のスパイダーでこのホテルに乗り付けているかもしれない。
メニュー
ウエイトレスがお水を
運んで来た
店内の様子
テーブルセッテイング
前菜五種盛り
トマトのムース
ライスコロッケ
あいなめのマリネ
豚のリエット
茄子とチーズのクロケット
パン
オリーブ油とバルサミコソース
パスタ
それを縦アングルで撮影した
メインの魚料理
それを縦アングルで撮影
浅利
おご鯛の身
デザートのパンフォーカス写真
それを縦アングルで撮影した
ストロベリーバジルのシャーベット
ブルーベリーとフランボアーズ
チョコムース
ハーブテイー