8場所、連続休場の、恥知らず横綱の稀勢の里が、意外や早々に、9月場所・両国国技館の土俵に上がり、戦いますと公表。
「引退覚悟」で、ようやく出る決意を固めたというところ、か。
まあ、連合稽古の模様を観ても、痛めた左胸を相手力士にぶつけてはいるものの、北の富士勝昭ではないが、「覇気が、見えないねえ」というのが、正直なところだろう。
出ざるを得ず。出てはみたものの、八百長を仕組まない限り、前半戦で2連敗した時点で、休場し・・・・引退をクチにするという運び、か。
さて、この記事は、かつての超人気力士、宇良の最新情報を伝えるもの。
明日、9月7日(金)の午前中までに、「休場届け」を、今場所の取り組みを決めてゆく、「取組編成会議」の前に、提出するか、どうか?
他の力士とともに、まわしをキリリと締めて、稽古土俵には上がっている。
基本動作を繰り返した後、ぶつがり稽古に参加はしているのだが、軽めの汗を流している段階。
三段目91枚目にまで陥落したものの、自分より番付け上位の、幕下、十両、幕内とは胸を合わせず、申し合いせず。
同じ三段目の力士と、軽めの調整という印象しか受けない、取り組み方。
それも、今の、ひざ、ふともも、腰、足首の治り具合、ねばれるかどうかを確認出来る、土俵際の、反りわざ、そこでの位置からの投げを打つ、逆転ひねりわざなどは・・・・試してもおらず。
う~ん、今だ、不安がよぎるのか、無理はしてみないのか・・・・・
今夜は、外出しているとのこと。
さて、胸中は? 決断は?
休場すれば、丸1年目の11月場所の番付けでは、間違いなく「序二段」まで、さらに転げ落ちてゆく。
全取組、7番。アタマでひねりまわした取り口で、勝ち越しぐらいは、出来るであろう。
土俵際、無理して反って、ピシッ!とくるのではないか?と、いまだ危惧
それとも、3段目の下位クラス。
正攻法で、組んで、押し出せるか。
寄り切って、腰を深くおろして勝てるか。
投げを打って勝てる可能性も、決して低くはない。
さあ、日本相撲協会の「休場力士情報」の公表は、明日7日の午後遅く。
宇良。
決断の夜は、静かに、ふけてゆく・・・・・・・・