ピアノの先生の生活

ピアノ講師、ブライダル奏者としての日常と
その都度のはまりものへの情熱を綴るくだらな雑記

Poland

2024-04-11 00:03:15 | 教室
今、高校生の生徒がポロネーズを弾いている。
ポロネーズと言えばポーランド。
彼にポーランドについて知っていることを挙げよと言ったらすごく困ってしまった。
挙句「…シューベルト?」。
シューベルトはショパンの言い間違いだと思いたい。
それにしても他は全く何も浮かばないというのでビックリしてしまった。
曲がりなりにも彼は相当頭の良い人が行く高校に行っているし、今だって予備校も通っている。
それなのにポーランドの歴史について欠片すら出て来ないものなのか。
今は第二次世界大戦でのユダヤ人迫害など大きな問題としては習わないものなの?
私のようにすぐ「ワレサ委員長」「連帯」などという単語が出て来るのは
年齢的にその歴史がタイムリーにニュースで流れていたということがあるけど。
ロック音楽でヨーロッパへの憧憬は深かったし、マンガでも国々について知ることが出来た。
学校で勉強しなくても生きているだけで知識というものは増えるんだなあと今更しみじみした。

しかし今時は外国のニュースなんて日常的に流れない気がするし、
ネットニュースでは取捨選択できるから外国のことなど知らないで過ごすこともできる。
まあ知らないから恐れずに外国に出て行くこともできるという利点もあるか。
だけど他所の国の人が日本人と全く同じ考えた方をしていると思い込まないように教育しないとね。

ちなみに私の知っているポーランド人はクビアク選手とクレク選手。
ポーランドはその背の高さもあってバレーボール強豪国なのであった。