新国立バレエの「ラ・バヤデール」を観て来た。
素晴らしいやら美しいやら楽しいやら。
そもそもバヤデールのお話は、神に愛を誓ったカップルの男が上司に娘を嫁に取れと言われ
それもいいなと寝返って元カノを見殺しにしてしまい、最終的には神の怒りで全員死ぬという
愛憎ドロドロ、クズ男成敗の面白い話なのだが、今までこんなに楽しく感じたことはなかった。
言葉のない演劇であるバレエでこれだけ話しを理解させ楽しませるのは
やはり卓越した演技力のなせる業なのだ。
もちろん踊りも素晴らしくて、新国立の男性プリンシパルは全員素晴らしいんだと知った。
敵役の木村さんも素晴らしく意地悪だったし、もちろん主役の米沢さんは完璧に美しかった。
米沢さんはもうね、ちょっとしたお辞儀すら完璧。
米沢さんを観られる幸せってちょっと有難過ぎる。
あまりに良かったので他のキャストの舞台も観たくなってしまった。
それはともかく、本日はチケットをどこかで落として紛失してしまったのが
劇場の入り口で発覚し、それまで居たカフェまで探しに戻ったりして大汗かいた。
浅いバックのポケットに突っ込んで入れていたのが何かの拍子で落ちたとしか考えられない。
スマホ購入だったのでログを見せたら再発行してくれて本当に助かった。
こんなことで米沢さん観られなくなるところだったんだぞをと己を戒める。