先日バレエレッスンの際に昔買った
武藤ベアーのTシャツを着ていたのだが、
レッスン仲間の奥様に「可愛いわね」と言われたので、「これプロレスのなんですよ~。武藤ベアー」と
武藤イャーのポーズ(口の両脇から紐を出すようなポーズ)をしながら教えた。
私としては武藤選手のことは当然一般の方にも浸透していると思っていたので。
そしたらキョトンとされたので「あの、神無月さんも真似しているぅ、あれなんですけど…」とオロオロ言うと
「神無月もプロレスするの?」とかなりとんちんかんな方向に話は進んだので
「実はこのTシャツは武藤ベアーでも大会限定のグレートムタTシャツなんですよー」なんてことまで
説明するのは無理だろうと泣く泣く話題を転換させたのであった。
しかし!私としては一般の方のプロレス認知度として第一ステップの武藤選手が知られていなかったことに
かなりのショックを受けた。唯一の共通項くらいに考えていたのだ。
これがわかないんじゃ、私は人々が全く分からないことを何分でも話しが出来るということだ。
昨日仕事仲間が話題の提供に「最近はまっていることは何ですか?」と聞いて来た。
しかしまさか「WWEのシールドとワイアットファミリーの抗争にハンパなくはまっている」とは言えない。
なぜならそれをわかってもらうために説明すると一体どのくらいの時間がかかるのか、
果たして私にそれが出来るのか、自信がなかったからなのだ。
「セスのサマスラでのローズ弟のクロスローズ受けの素晴らしかったこと!アンブローズの悪ガキキャラ最高!」
なんてのを理解させるまでの距離の遠さ、その果てしなさにクラクラ来た。
どうやら自分ははまっているのでなく、埋まっているのだな。それも地中深く。
欲しいけどその値段に悩んでいるバッグがある。
しかしふと考えたらWWEの来日時のチケットゲットに使う総額はそんなものなのだ。
価値観ってそういうことか。
女子としてはバッグ買うか。