ピアノの先生の生活

ピアノ講師、ブライダル奏者としての日常と
その都度のはまりものへの情熱を綴るくだらな雑記

合同興行

2012-07-02 00:54:42 | プロレス
全日新日合同興行を観に領国国技館まで行って来た。
その前にバーゲンに行って汗だくになりつつ。

心配されたファンの温度差も自分の席周辺ではなかったので良かった。
それどころか全く静かな環境だし紳士たちだし、端っこの席だし、ここはビール飲んじゃおうかなーと
買いに行ったら何よりもの長蛇の列で諦めた。
自分の隣は小学生男の子連れのお父さん。お父さんが好きでつき合わせているみたい。
いいな、こういうの。でも二人ともはしゃがないで淡々と観ていた。


第一試合のケンソーさんのエル・アギラ・インペリアル(翼を広げた鷲のポーズ)。


そしてキャプテンニュージャパンとの邂逅。
第一試合から何をやってもドッカンドッカン沸くので選手はやってて楽しいだろうなと思った。
この後「もういいや」って写真撮ってない(笑)。

自分的には船木選手と永田選手の試合の緊張感がたまらなく良かった。
特にノーガードで挑発した辺りから船木さんの雰囲気が冷たくて。
変わった櫛田君、「ヤバそうだから早く逃げてー」って思ったもの。

あとは諏訪魔選手。対抗戦だし相手は新日のニュースターだから噛ませ犬になるかと思ったらやりたい放題…。
嫌われ役の方が光るよなこの人。近ちゃんも性格悪そうな感じが出ていて良かった。
レインメーカーもすごく頑張った。
ボコボコにされた上机だの椅子だの投げられても自分のキャラを守ったもの。
もちろんクネクネのお人(中邑選手)も良く働いていました。絶妙。
隣の席の子供もお父さんも「諏訪魔すげえ」と興奮していたし、帰り道もみんな口々に言っていたから
インパクトは残せたみたい。
「これが全日のエースかよ、大したことねーな」と言われる試合展開させられるのも覚悟していただけに、
新日の木谷会長の懐の深さに感謝。かなりの星もくれたしね。

そして次のテンコジ&武藤と新日悪軍団の試合。
「今更こんな接待試合いらね」と思っていたけど、蓋を開ければ凄い盛り上がりだった。
やっぱり武藤の輝きはハンパ無いわ。スターオーラってあるよね。
そして新日悪役軍団の皆様の見事な仕事っぷり。よく出来てるわー。

もうここまでで8試合。正直おなかいっぱいだがここからが本番なのだ。
まず全日の最高位ベルトの三冠戦。
秋山対ケアという、馬場全日生え抜きの王道レスラー二人による王道プロレス。
私は武藤全日のファンでその前はコキコキの新日派。だから馬場全日の試合運びは苦手なのだ。
どう違うといえば間。重いといえば聞こえがいいがこのもっさり感は疲れた胃に効く。
となりの子供もつまんながっていたが、私は寝そうになった。
そして新日のIWGPの方も棚橋がらみは最近評判がいいので期待していたが、「?」って感じだった。
ここに来て隣のお父さんはなんと真壁選手のファンだということが発覚。
でもすごく小さい応援で、途中途中に「これでダメならもうダメだ」みたいな諦め感満載で謙虚。
残念ですね、負けてしまって(棒)。
ちなみにこの試合だけを中継で観た家の母は絶賛していた。
イヤって程観客も沸いていたし、もしかしたら自分が擦れ過ぎてしまったのかもしれない。
最後は棚橋がエアギターを始めたので早々にずらかった。

しかし全10試合。五時開始で九時半までみっちりは疲れるっす。
途中で座っている腰が痛くなったし。
ずっと実況をしているガオラの鍵野アナウンサーはすごいと心から感服した次第だ。