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神奈川県の西部にある「小さな町」で暮らす私。
日々の生活の様子、見たこと、感じたこと、思ったことを綴っていきます。

母校の卒業式・・・

2003-03-01 | インポート
評議員をさせて頂いている、母校(高校)の卒業式に出席をさせていただきました。
校長先生より「壇上に座ってください」との依頼がありビックリ。
PTA会長、同窓会会長と並んでの席で、3人のみが壇上、他の来賓の方々は、フロアの席でしたので、恐縮してしまいました。

校長先生のご祝辞・・
「皆さんが、この学校で手に入れたものは、まだ石です。
が、これからの人生の中で、一生懸命磨くことで、すばらしい宝石になるでしょう。
どうぞ、そのまま、原石で終わらせることなく、光り輝くすばらしい宝石にしてくれることを願っています」
という意味のお話でした。

まさにそうですね。自分の力で、努力で、世界一の宝石にしなくてはいけないのです。

卒業生のからのお別れのことば・・・
「私たちは、それぞれが不揃いの麦です。
この学校で、芽を出し、成長し、今日、ようやく実をつけました。
この間、先生型、家族、友人達からの、教えられたこと、励まされたこと、叱られたこと・・・みんな、太陽であり、水であり、肥料であったのです。
それぞれが、同じでない個性を大切に、これからも生きてゆきたい」
こんな内容でした。

時には、ユーモアも混じえた言葉に、卒業生も在校生も、保護者の方々からも笑いのもれる、楽しい挨拶でした。
でも、女生徒の中には、3年間のいろいろな思いが込み上げてきてたのでしょうか、涙をぬぐう姿もありました。

後輩達のこれからの日々が、幸多いことを願っています。