京男雑記帳

洛中で生まれ育った京男が地元視点で見た日常風景や話を雑記的に掲載

久々の海南鶏飯

2020年02月17日 05時26分43秒 | 

これは、先週初め実家に1人でいく前のランチ。
そういえば最近、1人で食事をするのが少ないように思う。
誰かと食事をしている。
それって私にとりストレスなのかも。
特に相性がいい人でない場合は、つらいですね。
父親と食べるのは、私にとっては苦行かな。
父親が絡むと味がわからないのです。こぼさないか?硬くて吐き出さないか?袖にソースを付けないか?好き嫌いがないか?・・・私が小さい子供を抱えている親のような感じになる。料金を私が払って、こんなに気を遣う・・・接待状態は、いままでの人生で経験したことがない。幸せな人生だったのです。それが今になって、接待を強いられる。皮肉なものです。

↑タイベト食堂パクチー丸太町「カオマンガイ」ジャスミン米大盛、パクチーオプション。

1人なら、食べたいものを食べたいだけ食べられる。
食べ物と自由に会話できる。
食べるスピードも自由。
食事をするのは、1人がいい。
テレビ東京で放映している『孤独のグルメ』というのがあります。
あの状態が私なんでしょうね。共感する。

↑「カオマンガイ」タイではこういう名前になります。この料理タイ料理ではない。東南アジア全体にある屋台料理。あっさりと食べられる。もちろん、タイ米(ジャスミン米)や鶏が嫌いな人には、食べるれないだろうなぁ。

↑パクチー

「グルメ」という言葉が頻繁にマスゴミで出てくる。
私が調理師学校に入った時点では、一般的な単語でなかったように思う。
私は、フランスのブリア=サヴァランの『美味礼讃』で知った。
最近日本で使われるのは「(B級)グルメ」として使われることが多いですね。
なんか貧乏臭い匂いが漂います。私はどうも好きになれない。
「(B級)グルメ」のために行列というのも、貧乏臭い。
貧乏なのは仕方ないけど、「臭い」のがいやです。
「グルメ」という言葉を海外であまり通用しないかも。あまり使わない方がいいかも。

↑テーブルの上の四種調味料
・下左「プリック・ポン(粉唐辛子)」→辛くしたい
・下右「ナム・ソム・プリック(唐辛子入りの酢)」→さっぱりさせる
・上左「ナムターン(砂糖)」→砂糖を入れると辛味がたってくる
・上右「ナンプラー(魚醤)」→風味(好みがわかれるかも)と塩味

なんか話がそれました。
この日、食べたくなったのが海南鶏飯。
で、タイの屋台料理屋さんのパクチーに行ってみました。
ここなら行列に巻き込まれない。
食べていると恐らく「Uber(ウーバー)」なんだろう。出前をする人が料理を受け取りにきている。時代が変わったものですね。
わざわざランチを食べにお店に来ないのかも。使ったことはないのですが、それも一つの選択肢なんだろう。でも店に来て、味を調整しながら食べられない。当然料理が冷める。衛生状態はどうなんだろう?ウーン。

↑揚げ煎餅、唐揚げ→ナム・ソム・プリック(唐辛子入りの酢)か、スイートチリソースが有効でした。

↑ライスにプリック・ポン(粉唐辛子)を混ぜると私はいい。カレーソースの時もこうやるといいかも。よい子のみなさんは真似をしない方がいいかも。

↑ごちそうさま

まあ、こうやって納得いくまで食べます。
ここに父親と一緒にくるとそうはいきません。
だからといって実家に出前というのもねぇ・・・。

↑タピオカ&小豆入り、ココナッツミルク

食べながら考えた。
きっと京女もそろそろこういうのが食べたくなっているだろうと。
この後、すぐにこのお店に2人で行きました。
この時、食べながらグリーンカレーが食べたくなったのです。
本来の私の反応なんです。変な奴ですね。

明日に続きます。

 

和菓子
クリエーター情報なし
河出書房新社


↑京男の和菓子本が新装版になりました。初版を出版した2013年1月26日時の記事新装版が出版した2018年1月19日の記事をご覧ください。
(色のかわっている部分をクリックすると表示されます)000(色のかわっている部分をクリックすると表示されます)

Twitter→@kyo_otoko

コメント (4)
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