京男雑記帳

洛中で生まれ育った京男が地元視点で見た日常風景や話を雑記的に掲載

ひんやりいい気持ち・・・みたらし祭

2007年07月31日 05時49分01秒 | 行事


28日に下鴨神社のみたらし祭に行ってきました。
といってもみたらし団子の踊り食い大会とかではないですよ。



別名「足つけ神事」といい、御手洗池に足を浸すと万病を水に流すといわれているんです。
灯明が消えないようにそっと供えます。

動画はこちらへ

途中で火が消えるともう一度やりなおし、中にはライターで火をつけたはった人がいましたがそえは反則。







池に足を浸すとびっくりするぐらい冷たい。
でも浸かっているととても清々しい気持ちになるのが不思議。
最近こういう風に素足で川とかに入ったことがありますか?
いいですよ。小さい頃に戻ったような素直な気持ちになれる。





池からでると神水が飲めます。
冷たくて癖のない味のお水でした。思わず「もう一杯」と言ってしまいました。





御手洗社のお札を納めるところにお札を納めました。



この後、狸谷山不動院へ「火渡り祭」に行く予定なので気持ちは狸谷山の方へ行ってたかな。
その模様は近日公開!鋭意編集中。乞ご期待!
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三室戸寺の牛さん

2007年07月30日 06時10分11秒 | 社寺


紫陽花の時、人が異常に多くて牛さんのお腹を覗けませんでした。





この間の蓮の時、牛さんが暇そうにしていたから、手形の写真を撮ってからおもむろに覗く。
お腹の穴から覗ける筈・・・う~ん。見えん。
今度はフラッシュライトを持ってこなくちゃ。
残念。





でも蓮がとてもきれいにみれました。
この時点では、まだまだこれからの蕾もいっぱいでした。



三重塔と蓮は何回みても絵になりますね。



女性の背の高さと蓮の花を比べてみてください。
こんなに背が高い。すごいですね。



この咲きかけの蓮は、なんだか椿みたい。



花びらの色もなんとも言えません。
ほんとにすばらしい。



丸くてかわいいですね。
これでやっと蓮シリーズが終わりました。
また来年やね。
三室戸寺地図
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仙翁

2007年07月29日 06時44分53秒 | 和菓子


この花は、ナデシコ科のセンノウ(仙翁)。
京都府立植物園でみつけました。
京都五山の送り火の一つ「鳥居」の山は、別「仙翁寺(せんのうじ)山」とよばれていたそうです。それは、山中に「仙翁寺(せんのうじ)」というお寺があったからといわれています。
仙翁寺はもう存在しません。どんなお寺だったのかな?
その仙翁寺に中国から伝わったので、「仙翁」という和名がついています。
学名の senno もこれに由来するものでしょう。
一旦は絶滅したと思われていたので「幻の園芸植物」って立て札がたっていたんやろな。



花言葉は、機転・機知・ウィットに富む・恋のときめき・不変の愛 。



仙翁はナデシコ科ということで
お菓子は、千本玉寿軒「撫子(なでしこ)」



道明寺入り羊羹、赤色白こしあん
この透明感がたまりません。
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注意!今日の記事は唾液がでます

2007年07月28日 05時38分03秒 | 社寺


やっと梅雨が明けたようです。夏土用が7月20日から始まりました。
今年の土用明けは、8月7日。丑の日が30日。
土用というのは、一年で4回(冬土用、春土用、夏土用、秋土用)あります。
最近は、夏土用だけ言うことが多い。





土用の期間は土公神(どくじん)といわれる土を司る神の支配する時期とされ、土を動かす作業(柱立て、基礎工事、壁塗り、井戸掘りなど)を忌む習慣があった(現在でも残る地域がある)。ただし1年の1/5の期間、これら作業が出来ないことは社会生活上問題も多いことから、方便として「間日」と呼ばれる日が設定されていた。間日の間は土公神が地上を離れるので、土を動かしても問題ないとされる。
ちなみに今年の間日は、7月20・21・25日、8月1・2・6日です。
もし貴女が分厚く化粧なさるなら、間日にしましょう。(笑)







さて写真の説明。
北野天満宮では、春に境内で咲いていた梅の実を6月中旬に採取し塩漬します。
それを土用のあたりに乾し上げます。これを土用干しといいます。
それをまた11月下旬まで貯蔵。
年末に大福梅として調整し、授与されます。
今年は12月13日からかな。(あまり言っているとすぐ来そうや)







境内は、甘酸っぱい梅の香りがいっぱい。
お口の中まで酸っぱい感じになりますよ。
ご飯を持っていくといいかも。



これは、本殿の正面の鏡。
なんか美しかったんです。
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法金剛院の蓮の葉

2007年07月27日 06時02分30秒 | 社寺


この日は、あいにくの雨模様。
雨の止み間に法金剛院にいきました。
三室戸寺の蓮は撮ったけど、あの日はカンカン照りが続いて葉っぱがもうひとつ元気がなかった。そこで後日、法金剛院に行ってみようということになりました。
雨の止み間なので、葉っぱはきれいかな。蓮はだめかも。



このお寺は、律宗のお寺、山号は「五位山」。
創建は、大治5年(1130)。
『西行花伝』(辻邦生著)の中で、北面の武士佐藤義清であった西行が、この法金剛院の枝垂れの下に佇む絶世の美女、待賢門院さんに会うシーンが印象的。
この法金剛院は、待賢門院さんが荒れていた天安寺を再興しやはったのがはじまり。
待賢門院さんは、藤原氏の出身で、鳥羽天皇中宮であり、崇徳天皇、後白河天皇のお母さんなんです。





蓮の葉っていいですね。
蓮の花とか葉はとても仏教的。
「たとえば蓮の葉の上の水滴、或いは蓮華の上の水が汚されないように、それと同じく聖者は見えたり、学んだり、思索したどんなことについても汚されることがない」



「修行完成者は諸々の偏見を離れて世間を遍歴するのであるから、それらを固執して論争してはならない。たとえば睡蓮や棘のある蓮が水にも泥にも汚されないように、その聖者は平安を説く者であって貪ることなく、欲望にも汚されることがない」



と、水が蓮の葉につかいないように、貧欲に染着しないことを説いていますね。
仏教と蓮は縁がとても深いね。





蓮の葉(はすのは)は、戦国時代に比叡山の破戒僧によって作られた造語(隠語)で、遊女を指すらしい。「はすっぱ」という言葉はもう死語かな。テレビに出て来る女性タレントに共通している言葉かも。だから『女性の品格』なんて本がベストセラーになるのかな。
本来は、女性に対して表現する言葉ですが、男性でもいいかも。「はすっぱ野郎」とか。
「蓮の花」は、高級遊女。
「蓮の蕾」は、はじめて客を相手にする遊女らしい。

「蓮葉」というのは軽薄や軽率という意味でも使われています。これは、「蓮葉商ひ」や「蓮の葉商ひ」からも来ているそうです。
「蓮葉商ひ」とは、盆の供物を盛るための蓮の葉を売る商売のことで、蓮の葉はその間しか用いられないため、短期にしか役に立たない粗製のものを売るという意味でも使われるようになった。
それが転じて、「軽はずみ」「浮ついた」などの意味で「蓮葉」が用いられるようになったとされる。いまの国際競争という美名や目先の金儲けのあまり、欠陥品を作り自主回収をしているメーカーは「蓮葉商ひ」ということになるのかな。

日本語は難しい。そして面白い。


法金剛院地図
↓一瞬すごい雨でした。でも蓮の葉は完全防水ね。
動画はこちらへ
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三室戸寺の蓮・・・2

2007年07月26日 04時42分52秒 | 社寺


今年は、いつもと違った蓮をたくさん見かけました。
一番最初の蓮はおしゃれでしょ。
こういうタイプの蓮が好き。



八重のタイプも変わっています。

こういう清楚な感じの蓮もいいな~。





三室戸寺の蓮は、三重の塔があったり、本堂があったりしてとても得しているかもね。











こうやって見ているとやっぱり蓮はいいな~。
まだ咲いているかもしれませんね。



トンボものんびりしていました。
三室戸寺地図
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手形でみると京男は相撲取り?

2007年07月25日 04時32分40秒 | 社寺


これも三室戸寺へ蓮を観に行った時の話。
人が少ないのでゆっくり若貴兄弟(ちょっとなつかしい)の手形を観ていました。
三室戸寺は勝運の御利益もあるんです。
で祈願した時に手形をおいていったんだろうな。
本堂の前の牛さんのところにあります。
京男の紅葉のような手を置いてみました。





↑まずは若乃花。ぴったりや~。





↑次いで貴乃花。いっしょや~。



やっぱり蓮の方が似合うかな・・・。



ねぇ~本尊Haaaan!
※本尊さんは釈迦如来さんと観世音菩薩さんです。
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三室戸寺の蓮・・・1

2007年07月24日 05時48分17秒 | 社寺


三室戸寺の蓮を今月の9日に行ってきました。
朝早くにオープンカーで出撃。
こうやって行くとえらい遠かった。いつもは電車で行っているしね。







この日は、朝早いこともあって人が少なかった。
やっぱりこのぐらいの人でないとね。



蓮はというと必ずしもベストとはいいがたかった。
この時点では、雨が少なくて花も弱り気味だったのかな。







かといって雨の時、法金剛院に行ったんですが、全然咲いていなかった。
蓮って雨が降ると開かないのご存知ですか?
最初の頃は無心に蓮の花を撮りに行ったからそんなこと考えへんかった。
考え出すと難しいもんやね。







やっぱり植物園あたりと違って他の景色がある分、蓮もよくみえるのが不思議。
よく観ると色んな種類の蓮が咲いていました。





蕾がこんなに大きい。
きれいやったな。



蕾がとても仲良しに見えますね。
三室戸寺地図
続く
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黄白上用って懐かしい

2007年07月23日 05時55分34秒 | 和菓子


これは、不祝儀や法要の時に使う黄白(きしろ)上用饅頭。
昔は、こういうおまんもあちこち行き交っていました。
最近は、こういうのは無(の)うなりました。
こうやって黄色と白と二つ並んでいると妙にかわいい。



黄色の方には、粒あんが入っています。



白の方には、こし餡がはいっています。
京都はこういう上用饅頭をつくるおまん屋さんが結構多かった。
最近は、だんだん少なくなってきました。
それだけケジメが無うなってきたんやろな。
困ったもんです。
お味ですか。もちろん美味しいですよ。
上用饅頭が美味しいお店は、他のものも安心して食べれます。
結構お店によって違いがありますよ。
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籠の中身はなにかな・・・

2007年07月22日 04時37分41秒 | 


ここのところ食事の記事が少なかったですね。
先日、京女さんのところの法事にいきました。
その時の食事をご紹介。



↑竹籠/1.笹巻麩、すし、小巻玉子、鴨ロース燻製 2.レモン海月 
    3.百合根梅肉和え

笹巻麩は最初に食べてはいけません。こし餡がはいっているしね。
レモン海月が爽やかでした。



↑向附/鱧落し、添え物



↑7月といえば鱧やね。鱧はやっぱり落としを梅肉でいただくのが美味しいかな。



↑焼物/鮎塩焼

鮎は6月に食べる若鮎のせごしが好き。この時じゃまくさいので頭からすべていただきました。
でも・・・歯茎に1センチぐらいの細い骨がずっと刺さっていました。
気持ち悪くて、家人に毛抜きで抜いてもらいました。トホホ。



↑鉢物/素麺、海老、どんこ椎茸、薬味
素麺もこういう風にするとおしゃれやね。



↑油物/玄米餅、大葉、小茄子、青唐
玄米餅(あられがつけてあるまるいの)が異様に美味しかった。



↑吸物/とろろ昆布、葱、若布、清汁仕立て
御飯/棚田米、香の物

よう考えたらデザートがついてないな・・・なんでやろ。
なにはともあれ無事法事はすみました。
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梅雨明けが遅いね

2007年07月21日 05時02分37秒 | 和菓子


今年は梅雨明けが遅れ気味。
もう学校が夏休みやのに、まだ梅雨が続いていますね。
大きな台風まできたし。どうなっているんやろ。



↑京都鶴屋鶴壽庵「広沢」
なんか渦巻き模様が面白い。京都の大覚寺から畦道を歩いて行くとある広沢池(ひろさわのいけ)に因んでいるのかな。
広沢池は、昔から名月観賞の池として有名。
この池に映る満月は最高みたい。
私はまだお月さんを観に行ったことはないな。
この池から大覚寺や直指庵方面は保存地区に指定され電柱や看板がないんです。



↑白月餅、黒こし餡。
白月餅って中国のお菓子風なのかな・・・。ようわかりません。



↑本家玉寿軒「涼」琥珀、こし餡↓



この琥珀のタイプの上生菓子はチョット冷やして食べるのがコツかな。
常温に食べると甘味が強すぎるしね。
葛をつかったタイプと違って、冷やしても濁ったりしないから安心。
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梅雨が長引いているな

2007年07月20日 05時50分41秒 | 和菓子


7月も3週目になってはじめて梅雨らしい天気が続いている。
今年は水不足はOKかな。
祇園祭の山鉾巡行も終わったし、そろそろ梅雨明けになってほしいね。
梅雨が明けたら明けたで、「暑いな~」というだろうけど。
ほんとは、雨が降ったら雨を楽しみ、暑かったら暑さを楽しむ。
そういうのが一番ね。



亀屋良長「水の音」



三色餡、葛掛
なんかとても爽やかな雰囲気の生菓子ね。



セミはわかっているのか、勘違いしているのか三日前から朝鳴いています。
よう鳴き声を聞いていると「チョットミスッタ、チョットミスッタと泣いていました。
自然界にも慌て者はいるもんやね。



鶴屋吉信「水ぼたん」



葛、紅餡
結構こういうデザインが好きなのかも。同じモチーフの生菓子をよう買います。
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初むらさき

2007年07月19日 05時55分27秒 | 和菓子


季節の移り変わりが早い。
そろそろクレマチスも終わってしまう。
クレマチスは、蔓性植物の女王と呼ばれているんやて。
王様は何なん?
う~ん・・・蔓性植物の世界は女帝みたい。(笑)



今年の母の日はクレマチスの鉢植えをプレゼントしました。
紫の色と形が好きだしね。結局自分の好みだったか。
クレマチスは、日本人好みの花かも。
ツルが鉄のように固いから「鉄線」と呼ばれる。
「テッセン」と音で聞くといいけど「鉄線」と感じ書くと泥棒されそう。
花言葉は「精神的な美しさ、旅人の喜び」



鶴屋吉信「初むらさき」
名前がなんとも優雅。



焼皮の中にしっかりとした粒餡がはいっています。
うまいこと包んであるな。
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厄除け粽

2007年07月18日 05時54分21秒 | 和菓子


京都の街を歩いているとお店や普通の家の玄関に厄除け粽が飾ってある。
これは、祗園祭の時に手に入れます。
昔は、巡行の時山鉾からほらはった。いまやったら流血乱闘やろうな。
ということでやらはらへん。小学校の時、必死になってとって食べようと思もて、剥いたら中身がないやん。とってもがっかりしたトラウマがあるんですワ。
最近、山鉾のところで食べられるところもあるみたい。



色んな山鉾でも各々の厄除け粽があります。
基本は「蘇民将来之子孫也」と書いてあります。ようするに玄関に「蘇民将来之子孫也」と書いておくことによって牛頭(ごず)天王(実は素盞鳴尊=アマテラス姐さんの弟君ね)との炎の約束を守ってもらおうとしている。ちょっと姑息やけど、まあええんと違うかな。
写真の厄除け粽は、京女さんのオカアハンにもろたん。
放下鉾(ほうかぼこ)の厄除け粽。
放下と言っても、キリスト教の神秘主義で使う意味やオヘン。
火をつけることでもない。それは放火やん~。
「放下(ほうげ)」という禅語で、「諸縁を捨てて執着しないこと」と、放下僧という曲手毬や輪鼓を操る雑芸人からの二つから因んでいるらしい。



この厄除け粽の説明文を引用します。
「鉾の名は放下僧を祀るところに由来する。昭和三年まで「お稚児さん」を乗せていましたが、今では「三光丸」という稚児人形になっています。この三光丸は巡行中、稚児舞が出来るようになっています。鉾頭は日・月・星の三つの光が下界を照らしている様子を表わしていて、この形がお菓子の「州浜(すはま)」に似ているところから「すはま鉾」とも呼ばれています」
へ~でしょ。
このマークはミッキーじゃないんです。
なかなか由来が深いでしょ。
「日・月・星」って城南宮の紋やね。



↑亀屋良長「巡行」赤ようかん、白こし餡↓

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祇園祭の花って知ってはります?

2007年07月17日 06時07分33秒 | 和菓子

↑本家玉寿軒「檜扇」

祇園祭の花というのは「檜扇(ひおうぎ)」なんやそうです。
鉾町のあちらこちらに檜扇の花が生けられています。
葉の部分が平安時代に貴族の持っていた檜(桧、ひのき)の扇が開いた形に似ているからだそうです。
そういうと何となく高貴にみえてくるから不思議。



檜扇の根茎には解毒等の薬効があるとされています。
そういえば、この檜扇の漆黒の種子は、記紀万葉の時代からヌバタマとよばれ黒いもの、夜とそれにかかわるものの枕詞として頻繁につかわれてきた。

 「ぬばたまの月に向ひてほととぎす
    鳴く音はるけし里遠みかも」大伴家持


↑寒天、白こしあん
花の華やかな雰囲気がよく表現してあります。
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