京男雑記帳

洛中で生まれ育った京男が地元視点で見た日常風景や話を雑記的に掲載

京福嵐山線の駅名は歴史を感じる

2006年08月31日 05時41分44秒 | 


昨日の続き。
嵐山へ行く時は、四条大宮駅から京福電車嵐山本線に乗っていきます。
200円でいけるのがうれしい。
しかも、路線が実にいい雰囲気なんです。



〈問題〉
さてそこで問題です。
嵐山本線の駅名が難しい読み方をする駅が結構あります。
さていくつわかりますか?
四条大宮~西院~三条口~山ノ内~蚕ノ社~太秦~帷子ノ辻~有栖川
~車折~鹿王院~嵯峨駅前~嵐山



〈解答〉
◆四条大宮(しじょうおおみや)/京都市内を東西に走る四条通と、南北に走る大宮通が交差するところにあるのでこの名前がついている。周辺/二条城、壬生寺、神泉苑。
◆西院(さい)/平安時代初期の833年、淳和天皇が佐比(さひ)大路と四条大路が交差する付近に造営した離宮を、京都御所から見て西の方角に当たるため、「西院」と呼んだことが地名の起こりと言われている。周辺/高山寺。
◆三条口(さんじょうぐち)/平安京の三条大路の西の入口、現在の西大路三条にあります。「口」とは「入口」の意味で、三条大橋が都の「東の三条口」であったのに対し、西大路三条付近は「西の三条口」でした。周辺/春日神社・淳和院跡・還来神社(もどろきじんじゃ)。



◆山ノ内(やまのうち)/比叡山延暦寺の飛び地境内(山内)であったため、山ノ内と呼ばれています。周辺/猿田彦神社・山王神社・西本願寺別院角坊別院。
◆蚕ノ社(かいこのやしろ)/北に隣接する木島神社は、奈良時代以前に創建されたと言われる古社で、境内に日本に養蚕を伝えた秦氏ゆかりの養蚕神社、通称「蚕の社」があることから、こちらの呼び名の方が有名になった。周辺/木島神社(蚕の社)・龍翔寺の森。
◆太秦(うずまさ)/古代の渡来人・秦氏の本拠地であったことからこの地名となった。周辺/広隆寺・東映太秦映画村・三吉稲荷。



◆帷子ノ辻(かたびらのつじ)/9世紀の中ごろ、嵯峨天皇の后・壇林皇后の葬列がこのあたりにさしかかった時、折からの強風で、棺にかけられていた帷子(単衣の絹衣装)が舞い落ちたというさびしい伝説がもとになったなど、いくつかの説があります。周辺/蛇塚古墳・松竹京都映画撮影所・ 仲野親王高畠陵。
◆有栖川(ありすがわ)/西を流れる有栖川にちなんだ駅名。周辺/斎宮神社。
◆車折(くるまざき)/車折神社の境内北側の入り口に駅があり、神社名から名づけられました。「車折」の由来は後嵯峨天皇が大堰川に御幸された時、この社前において御召車の車軸が折れ動かなくなったので「車折大明神」の神号を賜り以後車折神社と称する。周辺/車折神社・芸能神社・ 寶樹寺。
◆鹿王院(ろくおういん)/嵯峨禅苑の一つ鹿王院の近くに位置するために名づけられました。周辺/鹿王院・曇華院・斎明神社。
◆嵯峨駅前(さがえきまえ)/嵐山地区を含むこのあたりの地名「嵯峨」は、平安文化の基礎を築いた嵯峨天皇にちなむものです。周辺/トロッコ嵯峨駅・長慶天皇陵・安倍晴明の墓。
◆嵐山(あらしやま)/全国屈指の名勝・嵐山。シンボルの渡月橋は、亀山上皇が行幸の折、「くまなき月の渡るに似る」とたたえたのが名前の由来と言われています。周辺/大本山天龍寺・虚空蔵菩薩法輪寺・清凉寺(嵯峨釈迦堂)。
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駅にあった嵐山温泉

2006年08月30日 07時22分30秒 | 風景


昨日の続き。
天龍寺を見終って再び京福電車の嵐山駅に入る。
行きに見つけた嵐山温泉にはいりました。



ここは男女混浴なんですよ♪



ただ~し、「足湯」ですが。
タオル付きの入湯料150円を駅のキップ売り場で購入。
いざホームへ。
この日は人が少なく快適に浸かれました。



電車を眺めながらゆったり、まったり~。



電車がきたので、足で止めてみました。



お見苦しいモンを見せてしまいました。
お口ならぬお目直しにお菓子をどうぞ。
長久堂「風韻」。
外側は外郎、中身は白こし餡です。
もう秋ですね。
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天龍寺の精進料理

2006年08月29日 07時44分20秒 | 


春に萬福寺の普茶料理を紹介しました。
普茶料理は、中国風の精進料理。
今回紹介するのは、日本的な精進料理です。



嵐山の天龍寺境内に「篩月(しげつ)」に行ってきました。
天龍寺の景色は、明日以降にご紹介します。
まずは腹ごしらえ。


↑ゴマ豆腐

本当は、食事の前に「食事五観之文(しょくじごかんのぶん)」を修行僧は唱えます。


↑じゅんさいとお豆腐の味噌汁



これは「いただきます」「ごちそうさま」の意味。
「一ツには功の多少を計り彼(か)の来処を量る」
この食物が食膳に運ばれる迄の、幾多の人々の労力と自然の恵みに、深い感謝を致します。
→感謝しなさい


↑キュウリと山くらげの白ゴマ風味の白和え

「二ツには、己が行徳の金欠をはかって、供(く)に応ず」
この食事を食べるに当り自分自身、日常生活に於て、それに値するだけの徳行をつんでいるだろうかと自分自身に問いただす。
→反省をしなさい




↑コンニャクにしっかり味がついていました

↑これは梅を甘く煮てあるもの。口直しかデザート的に食べる

「三ツには、心を防ぎ過食等を離るるを宗とす」
この食事に向かって貪(むさぼ)る心、厭(いと)う心を起こしません。その時、その場に出されたものを最高と思う。
→心静かに箸を採りなさい



「四ツには、正に良薬を事とするは、形枯(ぎょうこ)療ぜんが為なり」
この食物は、天地の生命を宿す良薬と心得(こころえ)て頂きます。
→良薬の意味


↑賀茂なすの田楽

「五ツには、道業(どうぎょう)を成(じょう)ぜんが為に将にこの食(じき)をうくべし」
目的をまっとうする為の活動源である事を心に於て食する。(学生であるなら学業をまっとうする為に頂くものです)
→道を積む、努力する意味


↑笹巻麸饅頭

↑中身はとろりとした白みそ餡

なるほど、料理の解説を忘れてしまった。
まあ、見たらわかるでしょ。
なんか急に反省しだした・・・・。
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天龍寺の蓮

2006年08月28日 05時43分58秒 | 社寺


天龍寺の蓮というのはあまりあてにしていなかたのです。
法金剛院の方が有名だしね。





でも先月に行った時、入り口の池のところの蓮が満開だった。
厳密にいうともう少し早く行ったらもっとよかったかも。



「ひ~らいた ひいらいた なんの はなが ひ~らいた れんげの は~なが ひいらいた」というのは、蓮の花のことですね。



その時点では、三室戸寺の蓮の開花が遅れ気味だったので油断していた。
でも天龍寺に来てみるととてもきれいだった。



来年は要チェックだ。





ただ池なので蓮にはあまり近づけんけどね。



※付録
チリレンゲって知ってハリマス?
ラーメンについてくるヤツね。
あれは、蓮の花びらに似ているからそういうんです。
蓮の花がポロッと散った形ね。
「散り蓮華(チリレンゲ)」ひとつ賢くなったでしょ。(笑)



↑東本願寺、蓮の噴水
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天龍寺の緑は深い~

2006年08月27日 08時47分54秒 | 社寺


天龍寺といえば知らない人はいないと思います。
嵐山にある世界文化遺産ですからね。



後嵯峨天皇の亀山離宮があったところに、暦応2(1339)年、
足利尊氏が後醍醐天皇の菩提を弔うため、夢窓国師を開山として創建した禅寺。


 
京都五山の一位として栄えた名刹なんです。
「なにしにいかはったん?」と聞かれそうやね。



精進料理を食べに行てさんじました。
境内はとっても広いんですよ。
京都五山って知っていますか?
第一が天龍寺、第二が相国寺、第三が建仁寺、第四が東福寺、第五が万寿寺。



南禅寺は、別格みたい。
権力者は禅宗がお好きなんですね。
禅宗なら政治にあまり口出ししないと考えたのかな。
ようわかりません。



最初の写真が好きですね。
お庭を部屋から見るとすばらしい。
境内の雰囲気が凛としている。


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大つつ

2006年08月26日 06時30分43秒 | 和菓子


これは、「するがや祇園下里」の「大つつ」。
黒砂糖と水飴に生姜の搾り汁を加えてつくった飴の外側に、
薄く焼いたせんべいが巻いてある。
とても不思議な飴。



口の中でころがしていると少しずつせんべい溶けて、中の飴がでてくる。
せんべいと飴をいっしょに食べたような感じかな。
「お前はせんべいか?飴か?はっきりせんかい!」
と言いたくなる。



でもまた食べてしまう。
なんか悪い友だち風のお菓子やね。
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音羽の滝

2006年08月25日 07時19分43秒 | 風景


音羽の滝って聞いたことあるでしょ。
そう清水寺の境内にある三筋の滝のことです。



実際は滝というてもこんなものですが。



さてガイドさんが
「向かって左が学問成就の水、真ん中が恋愛成就の水、右が延命長寿の水。どれかひとつだけ選んでひとくちだけお飲みください。いくつも選ぶと、どの願いもかなわなくなります。またひとくちだけですよ。二口、三口も飲むと御利益が二分の一、三分の一になってしまいます。ご注意ください」と言っているそうです。



うーん。この間、左の「学問成就の水」を飲んでしもうた。
もっと学問をせよということか。
後の二つはまあいいか。
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夏の果て

2006年08月24日 06時08分01秒 | 和菓子


夏の終わりということで「夏の果て」というの季語があります。
セミの鳴き声がクマゼミからミンミンゼミやヒグラシになってきています。
トンボも本来季節に出てきてくれている。
でも会う人ごとに「暑いね~」といいます。
コツは「暑いね~」とだけ言うこと。
これは事実だし。



ただマイナス的なことばを後につけるのはよくない。
「暑いね~イライラします」とか「暑いね~、もうジンドイワ」
「暑いね~ビールを1杯」→まあ、これはいいか。(笑)
太陽がギラギラとしているけど、果てしなく夏は続かない。
永遠にこないと思っていても秋や冬は必ずくるしね。
もう少し夏を楽しみましょう。
夏でないと楽しめないことも多いから。



この和菓子は、二条若狭屋「夏木立」



中身は、白あんを緑に色がついたもの。
しっとりと涼しげ。



次の亀屋良長「ほおずき」
外郎で中身は白こし餡。
そろそろほうずきも終わりや。
こうやって秋が近づいてくる。
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赤い万願寺発見!

2006年08月23日 07時14分03秒 | 


これがいつか紹介した万願寺とうがらしの赤いやつです。
こんなとんがらしだったら辛そうやね。
でもこれは、むしろ甘い。



いつものように焼いて食べました。
量がすくないので凝った料理をするより、シンプルに焼いたのが好き。
なんか元気になった気がしますよね。
この赤い万願寺はなかなか売っていないです。
見つけたら即ゲットね。
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お化粧をしたお地蔵さんはかわいい

2006年08月22日 06時08分44秒 | 行事


一昨日の大阪方面に行くために、
バス停でバスを待っていると地蔵盆のお飾りをされていた。
お地蔵さんが化粧をしてもらっている。
年に一度のおめかしやね。



昔は子供たちがキレイに洗ったお地蔵さんにお化粧をしたんだと思う。
いまは、元子供たちがやっているようです。
お参りをさせてもらって、撮影していいと許可をもらって撮りました。



お着物も新しいのを着せてもらってました。
おじいさんが子供がいなくなって寂しいと言っておられたのが印象的でした。



お供えのお料理もちゃんとお作法にのってつくってありました。
ダンダンこういうのが少なくなってきているのですよ。



チャンとお地蔵さんにあわせて大小があるでしょ。

ちなみにここは「永田町」。へぇ~でしょ。
でも生臭いことはしていませんよ。この町内では。
前の通りが澁谷街道。
銀座もありますよ。面白いね。
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コーヒー惑星出現?

2006年08月21日 07時14分38秒 | 和菓子


この間テレビのニュースを観ていたら、太陽系惑星を9から12個にするとのこと。
ええ?
「セレス」「カロン」「2003UB313」なんじゃそれは。
水金地火木土だから風草花銀銅剛の中から和名をつくるというのはどうやろね。
「2003UB313」ではセンスがないもの。



太陽を挟んで真反対に地球と同じ星があるとかいう人もおるし。
それにしてもホロスコープの人はうろうろするな。
星座もあたらしいのが見つかったりしているらしいしね。
それの何千万光年先の星は現在もうなかったりするし。
そう考えると不思議なもんやね。



この間、こんなものを発見。



コーヒー惑星・・・じゃなかった。
「コーヒー大福」。
餡と皮にコーヒーが練り込んである。
お店は「十六五(とおろくご)」という五色豆の専門店。
新製品みたいなんです。



ほんとにコーヒーの味がしているのが面白かった。
私なら真ん中に練乳と白あんを錬ったものを入れておくな。
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すいか飴

2006年08月20日 06時38分03秒 | 和菓子


もうそろそろスイカも終わりやね。
夏が終わるのはカマシマヘンけど、スイカが終わってしまうのはちょっと困るな。
いまは、南国の果物に押され気味やけど、やっぱりスイカが一番好きやな。
こんな飴さん知ってハル?



祇園小石の「すいか飴」。
これがようできているです。
食べたらホンマにすいかなんよ。
おまけに種まではいっている凝りよう。
皮もつくってあるしね。
形は普通の飴の形なのがとってもおしゃれ。



ひとつひとつ個装してあるので、カバンにいれても安心ね。



ハンドバックに入れておいて、みんなをびっくりさせるといいかも。
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万灯会&清水寺千日詣

2006年08月19日 08時53分09秒 | 行事


ちょっとだけ時間はもどります。
8月15日に大谷祖廟の万灯会に行きました。
万灯会が本当は五条のところだと思っていたんですが、実は東大谷だったんですよ。
つまり高台寺と八坂神社の間ぐらいのところだった。



空を見上げるとたくさんのカラスが飛んでいた。
なんかいやや・・・。



まだ日が暮れきっていなかったけど、いっぱいの参拝者でした。
結構急な階段を登っていきました。気温は蒸し暑かったけど、
みなさんしっかり登っていかれてました。
約1万個の提灯にあかりがともってとっても厳かな雰囲気でした。



京都市内が見渡せるのも壮観でした。
観光で行くのにはちょっと不謹慎な感じがしますね。
8月23日~24日に、化野念仏寺で千灯供養も行われますよ。
京都人はあんまり行かんかもしれません。
あまり無縁さんのところにいくのもね~。それも夜に。
京都人としてはかなりリアルな世界なんですよ。



万灯会から清水寺の千日詣に行きました。
毎年8月14日~16日に午後7時から9時半まで拝観できました。
この千日詣は、観音さんの最大の功徳日で一日詣っただけで千日詣ったことになるんです。
もうその時間になると真っ暗になっていました。
デジカメでとったらブレるブレる。
写真のような状態になりました。
まあ、これも味わいか。
胎内巡りも夜にやっていました。すごい待ちの行列。
これはなにも夜にいかんでも真っ暗やし・・・ということでパス。
境内はかなり暗かったな。
人がいっぱいでなかなか御本尊さんの前(といってもお前立ちさんですが)で
ゆっっくりできません。
みなさん真剣になにかお祈りされていました。
観音信仰の深さを感じましたね。
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オショライトンボ

2006年08月18日 05時27分06秒 | 京ことば


お精霊トンボ(オショライトンボ)とは、ハグロトンボというのが正式な名前みたいです。
黒色をした頼りなさそうなトンボです。
小さい頃、母親から「お盆ヤシ、オショライトンボ捕ったらアカンエ」と言われた。
先祖の霊が虫に宿っていることからそんな風に言ったのか。
それともお盆の時は殺生をしたらアカンという意味かもしれません。
そやけど、最近このトンボを見かけませんね。
逆に7月初旬に山の方のお寺に行くと異様に赤とんぼが飛んでいたりしましたが。
なんかおかしな気候になってきましたね。
その昔は、鴨川は汚かったしあかんかったけど(いまの方がきれいなのです)、
小さな小川でヤゴを捕って夏休みに飼ったりしたのにな。
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昨日の送り火・・・左大文字

2006年08月17日 17時42分57秒 | 行事
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