京男雑記帳

洛中で生まれ育った京男が地元視点で見た日常風景や話を雑記的に掲載

五重塔は五代目さん

2014年05月31日 06時02分23秒 | 社寺

↑私は五代目です

なら新しいじゃんと思いますよね。
五代目五重塔は、寛永21年(1644)に再建されたもの。
築370年!ですよ。
凄いことだと思います。
いま、日本の都市で高層ビルが雨後の竹の子みたいにできているけど、370年後に絶対!存在していない。
普通のビルは、50年ぐらいが限界らしい。
技術が進んでいるのか、退化しているのかわからないですよね。



昔の人たちは、しっかりした信仰心があったから作れたのかも。
いまの高層ビルは、しっかりした拝金信仰で作られている。
つまり拝金信仰なんて大したことではないということでしょうね。
そろそろ地球人は、拝金信仰を止めた方がいいのかもしれません。
環境汚染や戦争等々・・・弊害ばかりで人の幸せにちっとも関与していないしね。





この五重塔を見てそう思った。
ただ、この五重塔にしても、過去4回も雷が落ちているのだから、天に対して問題ないとは言い切れないかも。
そう考えると上には上がいっぱいあるのもです。





※全然関係ない話題
テレビやネットで「京都弁は・・・」と言っていた。
京都人(三代住んでいる人)からすると、良い気分になれない。
大阪弁というのは、かまへんけど、「京都弁」はゆるせへん。
京都はそんな田舎と違います。
それが京都人の本音やね。
京都人の前で「京都弁」というのは止めましょう。
「京都語」と表現することをお勧めします。
↑こういうのって京都人らしいと自分でも思う

和菓子
中村 肇
河出書房新社

↑これから暫くの間、京男の和菓子本のお知らせをさせてもらいます。説明は1月27日の記事をご覧ください。(色のかわっている部分をクリックすると表示されます)

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光札の柳?

2014年05月30日 04時59分53秒 | 社寺
昨日の記事の続き。


↑宝蔵



どんなお宝をしまっていたのでしょうね。
弘法大師の入れ歯とか・・・
そんなことはないか。


↑小野道風ゆかりの柳。左隅の女性がこの後、柳に飛び移ったかどうかは未確認。



道風は、自分の才能のなさに自己嫌悪に陥り、書道をやめようかと真剣に悩んでいる程のスランプに陥っていた時のこと、ある雨の日散歩に出かけていて、柳に蛙が飛びつこうと、何度も挑戦している姿を見て「蛙はバカだ。いくら飛んでも柳に飛びつけるわけないのに」とバカにしていた時、偶然にも強い風が吹き、柳がしなり、見事に飛び移れた。これを見た道風は「バカは自分だ。蛙は一生懸命努力をして偶然を自分のものとしたのに、自分はそれほどの努力をしていない」と目が覚めるような思いをして、血を滲むほどの努力をするきっかけになったという。


↑柳に小野道風(11月)
他に、松に鶴(1月)、桜に幕(3月)、芒に月(8月)、桐に鳳凰(12月)全部集めると『五光(ごこう)』。
そして、このうち三枚(柳に小野道風を除く)が揃うと『三光』(さんこう)。
四枚揃うと『四光』(しこう)。
柳に小野道風+その他の光札三枚=『雨四光』(あめしこう)とよばれています。
どうでもいい話ですけど。(笑)



さて難所が登場。
どうする京男。
蛙のように一生懸命努力しようと思った。


↑鯉のバカにしたような視線を感じました。コイツは、血の滲むような努力をしたこがないのでしょうね。

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亀さんが気持良さそう

2014年05月29日 05時39分17秒 | 社寺
昨日は東寺方面に行きました。
ちょっとだけ時間があったので東寺に入る。


↑東寺の東門

市バスに乗り東寺のバス停で降りた。
とても良いお天気。
気温は31度ぐらいだったと思う。
でも案外爽やかな暑さでした。


↑空が広い!

脚を日焼けしたい・・・白い脚が恥ずかしい。
脚はなかなか日焼けしませんね。
太陽に当たるのは、いいのですが、結構体力を消耗するように思う。



昨日はサンダルで靴下も履かず半ズボンで歩いていました。
あまり調子に乗るとトラ脚に焼けてしまうだろうな。
池の所の蓮を見に行く。



蓮の若葉が丸まっているでしょ。
これが阿闍梨さんの傘の形なんです。
ここ蓮のシーズンになったらちょっと綺麗かも。



亀が気持よさそうだった。
残念なことに外国産のアカミミガメですね。
昔でいうミドリガメ。



昨日は結局12000歩も歩いてしまった。
ちょっと歩き過ぎ。
しかも最後は、重い荷物を持って歩いてしまった。
いけません。

東寺の写真は、まだ続きます。

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昼はビストロ、夜はタイ屋台

2014年05月28日 04時12分49秒 | 

↑青パパイヤのサラダ、辛さはそれほどでもなかったけどなぁ。私の知っている青パパイヤのサラダは辛かったけど。そういえばこのお店の辛さは全部さほど辛くないかも。

本日の写真は、昨日のビストロの続き。
ビストロでタルタルステーキを食べ、実家に行きPC設置。
京女が来て、掃除その他をし。
帰りに丸太町の「パクチー」で食事。
夜に行くのははじめてでした。
昼と違ってアラカルトが多かった。
三人でこれだけ食べました。
いい一日でしょ。(笑)


↑屋台のタイラーメン(細麺)

話しは変わるけど、今週になってT字杖1本で歩くようになりました。
坂道も階段もできるだけ杖も使わずに歩いています。
一日終わると身体が悲鳴をあげる。


↑バジルチリ炒め(鶏ミンチ)ライス大盛り、目玉焼き~

ヨドバシだって言ったし、荷物を片手に持ち、背中にPCを背負い歩きました。
歩数も6000歩ぐらいは軽く歩いています。
市バスも乗ります。


↑春雨炒め、だったと思う・・・

一日が終わりベッドに横になるとすぐに寝てしまいます。
無理は禁物だけど、この程度は仕方ない。
歩け、歩けです。


↑タピオカ&小豆入りココナッツミルク

お陰でデスクワークがなかなかできません。
それから、京都らしい風景がとれません。
写真を撮る余裕がないというのが本音。
歩くだけで精一杯。
だから記事の写真が同じような写真ばかり。
すんませんなぁ~。

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父と息子でビストロ?

2014年05月27日 05時22分55秒 | 

↑パテ ド カンパーニュ、これも気に入ったようです。

入院中、長男が活躍してくれた。
母親をバイクで病院に送り迎えしてくれた。
私が手術中、付き添いしていたそうです。
ドクターの話も聞いていた、しっかりレントゲンや手術中の写真を撮影して置いてくれた。(笑)
二年半前の手術の時に比べたらハードでなかったけどね。
最初の手術の時は、ちょっとだけ危なかったと思う。
しかも救急車で病院に緊急搬送だったしね。
それを発見したのは長男。


↑パン(笑)


↑グリーンピースのポタージュ。私が独身時代によく作ったスープ。結婚してからは作ってないと思う。グリーンピースが嫌いな次女のせいかな・・・。

今回入院中にビストロ ボン・モルソーのタルタルステーキとブータンノワールのことを話していた。
退院したら食べに連れて行くと約束していました。
今回は、その約束の実行。


↑ブータンノワール。食べてから血のソーセージを教えました。


↑リンゴのソースと合うのに息子君びっくり。そのショックがいいのよ。

まあ、一つは私が食べたかったというのもある。
生肉や血のソーセージが食べたかった。
私は、ラーメンや粉モン、ご飯物はあまり食べないのです。
野菜も生野菜は好まない。加熱した野菜の方がいいかな。
ご飯は無くてもいい。パンが少々あれば。
和食より他国の料理をこの好む傾向がありますね。
それは、20代からずっとです。


↑タルタルステーキ
息子は、見かけに警戒していた。「これを焼いてもハンバーグステーキにならない」と京男。あまりの美味しさにビックリしていた。もうユッケの世界に戻れない。(笑)


↑牛テールの赤ワイン煮込み。これは息子の好きな味。家でつくる味。

今回、長男に本日の写真の料理を食べさせた。
料理の解説と食べ方のマナーを説明していました。
お店の人からすると不思議だったでしょうね。
男二人の客というのは我々だけだったしね。
ナプキンの使い方、ナイフフォークの使い方、パンの食べ方。
パンでソースをきれいに食べる方法・・・・。


↑チーズ、クリームチーズ+蜂蜜(息子が感心していた)、ゴルゴンゾーラ
チーズは、デザートで、日本で言えばお漬物みたいなもの。口の中がさっぱりする。
そして他のデザートを食べると快感だよ。そんなこと考えたことがないだろう。
他のデザート?男子があまいデザートなんて食べるんじゃねぇ。なんちゃって。


↑カップとスプーンに感心していた。量が少ないのが不思議がっていた。父親は毎朝300㏄飲んでいるものね。(笑)

私が長男の年齢の頃、独学でテーブルマナー特訓していたなぁ・・・。
長男は、あまり興味がないようです。
日頃友だち同士では、焼き肉とか安いイタリア料理が多いそうです。
こんなタルタルステーキを食べたらユッケなんてアホらしくなるだろ。
上には上があるし、上も知って置いた方がいい。
でも上のランクを食べるには、それなりの努力が必要だよ。
毎日、牛丼やコンビニお握りで過ごすのもいいけど、そのレベルだと付き合う人もそのレベルになる。
もっともっと背伸びをして、大きくなりなさい。
そのために死ぬほど努力しなさい。

その他いろいろな馬鹿話をしておりました。
親子の会話らしからぬ会話だったかも。
少しは、父親のことをわかったかな・・・。
不思議な親子かもね。

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水の音

2014年05月26日 05時18分03秒 | 風景・和菓子


昨日は、実家でPCの設定をしていました。
実質的には京男Jr.1がしてくれたのですけど・・・。
部屋が暑いのでクーラーのスイッチをいれてしまいました。



土曜日は、大阪のホテルで会合がありました。
クーラーが効きすぎて手が凍えた。
クーラー対策もして置かないと風邪を引きます。
木曜日も出張だったけど、先方の部屋クーラー設定が21度でした。
結構、ハードでしたね。
私は半ズボン、半袖だったし・・・。



外に出た時、ホッとしました。
先方の事務所の側に清流が流れていた。
水の音を聞いているととても気持いい。
寝てしまいそうになるほど。
心の奥で「寝るな!寝たら凍死する!」と警報がなっていました。(笑)


↑亀屋良長「水の音」

もう少し暑くなったら、水琴窟のBGMになるだろう。
今年の梅雨は、ちょっと夏にずれて行くようです。
今年は、祇園祭の宵山と梅雨明けとかさなるかもしれません。
日本も昔のような気候でなくなってきているようですね。
そうそうこの間、寿司屋さんのおじさんと話していた時、今年は鰹が不漁なんだそうです。きっと海水温が変わっているからなんでしょうね。
まあ、それも自然なのかも。


↑くず、寒天、白こしあん

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ここは影響なし

2014年05月25日 05時46分59秒 | 

↑屋台のタイラーメン

ここは、最近よく行く「三条パクチー」。
本格的なタイ料理じゃなく屋台風なのがいい。
もちろん、青いパパイヤのサラダとかナマズ料理も結構好きですか。


↑タイの焼きそば

ここのものを食べると家で缶詰やレトルトのカレーが食べたくなる。
帰りに明治屋やタベルトで買って、夜また食べたりします。
変わっているでしょ。


↑タピオカココナッツミルク

この日は、二人でいきました。
珍しく麺類。
これは、結構私としては珍しい。
私は焼きそばを食べた。
薬味を投入すると快適な辛さと酸味になり食べて楽しくなります。


↑タピオカ&小豆入りココナッツミルク、20円しか違わないのなら、こちらの方がいいかも。

そうそうタイでは、クーデターが発生しましたね。
まあ、あの国は、数年に一度ぐらい発生していますね。
だからさほど深刻でないのか、旅行に出発する人たちも、旅行を中止する雰囲気はなさそうでした。
不思議ですね。

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外来診察室でフラミンゴ?

2014年05月24日 04時50分54秒 | カレー
昨日、またまた三条京阪方面に行く。
朝一番から入院していた病院に行き、リハビリ、レントゲン、整形外来をこなし、三条京阪方面にタクシーで行きました。
皮膚科の医院に行くためです。
先日の手術で切り取った細胞はガンじゃなかったそうです。
そんなこと調べないでもいいのに・・・。


↑床がタイルというのが昭和ですね

なんか病院ばかり行っています。
整形外科のドクターに、全加重OK(やったね!!)の許可がおりた!
つまり杖無しに近づいたということ。
外来の部屋でいきなり「フラミンゴ」をやらされた。
片足で立つ作業なんです。
「形がわからなければ動物園に行って観てください」とドクター。


↑皿盛

映画『ベスト・キッド』の最後のシーンみたいや~。
・・・足をケガしたダニエル。ダニエルは足をかばい。鶴の型を構えます。
整形外科のドクターがミヤギさんに見えてきたし。(笑)
来週からリハビリに通って、ダンダンと杖を手放していきます。
苦節3年でした。悲しい時も悔しい時もありました・・・なんちゃって。


↑カラーうどんでもない、カレー丼的でもない。あっさりした味。

そうそうドクターに飛行機に乗る時の証明書をもらいました。
いつ長距離出張があるかわかりませんからね。
ドクター「エコノミー症候群には気をつけてください」
京男「ええ!やっぱりエコノミーは危険ですか」
ドクター「そうです。水分もうまく摂って下さい」
京男「やっぱりエコノミーはいけませんかね・・・ファーストクラスでないと脚のためにいけないと先生が言っていたとスポンサーに言います~」
ドクター「違います(きっぱり)」
京男「ジョーク、上句です(笑)」


↑かつカレー。このカレーがなんとも昭和の味なんですよ。私は最近、こちらの方が好き。ウスターソースに合うしね。

ドクター「車に乗る時とかは困りませんか」
京男「プリウスで個人タクシーは最悪ですね」
これは、本当なんです。あの車は、間口が狭くて乗り心地が極めて悪い。
運転している人はいいだろうけど。
個人タクシーは、どうもいけません。
ドクターもこれには同意していただいた。
「某会社の車は嫌いです」とドクター。
「ウンウンわかるわかる」と京男。



外来診察室でなんの話しをしているんだ・・・。
なにはともあれ良かった良かった。



写真は、三条京阪近辺にある「篠田屋」のカレー2種。
2種類ありますが、別の日に撮ったものです。
私は、普通の「かつカレー」の方がいいように思う。
「皿盛」は、ウスターソースが合わない。
「かつカレー」は、合うんです。
まあ、好みの問題でしょう。

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早乙女

2014年05月23日 04時35分35秒 | 風景・和菓子


早乙女(さおとめ)と言っても「天下御免の向こう傷」の人ではありません。
そんなことを書いてもほとんどの方は、ご存知ないですよね。
早乙女主水之介(さおとめもんどのすけ)さんのことです。
いつも「ひまやぁ~」と退屈がっている旗本さんのことです。


↑長久堂「露涼し」

今日のタイトルの「早乙女」は、田植えの日に苗を田に植える女性のことです。
「トラクターって女性だったんだ!」(笑)


↑きんとん、粒あん、煉切あん、吉野くず、琥珀羹。きんとんの上にのっているしずくを表現するのに、吉野くず、琥珀羹を使ったところがこだわりなんだそうです。

5月の京都市内は大小さまざまな祭をしています。
それは、田植えをする前の行事なんです。
農耕民族にとって田植えは死活問題。
いつ田植えをするか、無事田植えをし、何事もなく秋に収穫をするのは大変なこと。
だから、精進潔斎をして田植えをするのです。
そに対し秋祭は、神様に収穫の感謝をする。
昔の日本は、それが当たり前のことだった。


↑悲しいかな京都市内ではありません

いまの農業は、そういう自然に対する感謝、畏敬の念がかけている。
石油や化学薬品を使い、機械ですましてしまう。
自然からしたら「そうやったら、あんさんら、勝手におしやす」と人類から離れてしまった。
結果、異常気象になり、天変地異が頻発、想定外の事態が現出したのかも。
それだけでなく、人を育てるのもテクニックだけで、心や情操を軽視してきた。
きっと国を衰退していく原因になるのかも。


↑長久堂「早乙女唄」


↑こなし、黒こしあん

今日の田んぼの写真は、京都市内のものではありません。
京男の行動範囲に田んぼがないしね。

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意外と新しい・・・三条大橋

2014年05月22日 04時12分12秒 | 風景


最近、三条京阪近辺によく行きます。
この橋は、三条大橋。
東海道五十三次の終点がこの橋。
最初は、天正18年(1590)に豊臣秀吉の命で五条大橋と共に作られた。


↑『東海道五十三次 三条大橋』歌川広重筆


↑三条大橋から南の方向を見る

現在の三条大橋は、昭和25年(1950)に作られたそうです。
この鴨川は昔は、もっと大きな川でよく氾濫して橋がながされたらしい。
私が生まれるちょっと前ぐらいまで、五条大橋や七条大橋があたりもよく洪水になったそうです。
昨年の桂川氾濫の時、渡月橋付近の映像をニュースで見てショックだったけど、同じような風景が昔は鴨川でもあったそうです。



最近、三条大橋から四条大橋の東側の川岸に人がたくさん座るようになった。
西側は昔からカップルが等間隔で座る光景がよく見られた。
あれ怖くないのかな・・・。
私には、怖いのがいっぱいいるのがちょっと見えたりするけどなぁ・・・。
いつも書くけど、刑場や晒し首の場所だったし、平安時代は遺体を捨てていた場所だしなぁ・・・。決していい場所とはいいがたいです。
そういえば最近河原町通が寂れてきているように感じます。
シャッターが目立つ。


↑木材がかなり傷んできている

関東資本が京都に憧れて出店するのだけど、京都は関東の一見さん商売が通じないのですよ。人口が少ないしね。
東急ハンズが京都にできるそうです。
昔なら興奮しただろうけど、いまとなってはLoftができるのとあまり違わないから興奮もしない。梅田の東急ハンズレベルらしい。
時流の流れは、そごく速いですね。



『スーパージャイアンツ』だ!若い頃の宇津井健さん主演。全身白タイツ姿が子供心にちょっと恥ずかしかったな。『遊星王子』というのもあったな。劇場版の『遊星王子』の主演は梅宮辰夫というのも面白い。

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おもたせ?

2014年05月21日 04時52分41秒 | 洋菓子
先日、知人のところに行くのにケーキを持参。
これは結構珍しいことかもしれません。
先日、突然訪問した時、手ぶらだったので今回は手土産だけの用件で訪問。
「お茶菓子を持ってきたのでいっしょに食べましょう!」と言いました。
何も言わないで、このケーキが出て来たら「おもたせですがすんません」と知人は言うのかな。



最近、このお持たせが変な意味で使われているように思う。
「おもたせに最適」というのがあります。
もし、その品を先方さんに持って行き、でてこなかったらエライ損かもね。
地方にいくとそういうことがありますね。
確かに客が持ってきたものを客に食べさすのはちょっと失礼かも。
その家の人は、客を信用していないから、まず客に食べさせて安全かどうか探ろうとしている感じやね。(笑)



このケーキの場合は、相手が苺のタルトで私が胡桃のタルトを食べるということを前提に用意してありました。
もし、先方が胡桃のタルトを食べたら、私はかなりのダメージを負うことになる。(笑)
相手が苺のタルトを取るであろうことを計算して持参しました。
もっとも胡桃のタルトをお取りになったら「それは、私のと言うだろうな」
もう一種の手土産もありました。
先方は、それも食べようと出しかけた。
それは「あなたの朝食用」と言いました。


↑月曜日に両親と食べに行った時、京男が食べたもの。ケーキだけでは、目の奥が甘くなりそうなので、バランス的に貼っておきます。

そうそう、「京のおもたせ」なんて言葉もありますね。
なんでも「京」と付けたら売れると勘違いしているようですね。
京都では、そんなのは通用しない。
京都はシビアな街なんですよ。
まあ、もって来られてもそれを指摘したりするほど、親切でないのが京都人かも。

和菓子
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ハードな一日だった

2014年05月20日 05時11分48秒 | 風景・和菓子
昨日は、京男の両親デーでした。
朝1番タクシーを呼び、実家へ行き、病院へ外来のハシゴだった。
両親のドクターは久しぶりです。



レントゲンやデータを見ながら、2科のドクターと話しをする。
両方とも私が入院し、手術をすると伝えていたので、その話題もありました。
私が入院中、何かが変があったらお願いしますと伝えていたからなんです。
だから外来に入る時はT字杖1本で入りました。
一応見栄みたいなものです。

母親の主治医さんには色々聞きたいことがあったので、矢継ぎ早に質問をして言った。完全に仕事モードになっていたかも。
かなりやるべきことがわかりました。
薬の処方のリクエストも要望に応えてもらいました。
2科の間の待ち時間、両親に言ってきかすことも多々ありました。



診察が終わり、薬局へ。
無事、薬をゲット。
そこでランチ時になりました。
病院からタクシーでレストランに行く。
私の好みでないランチを食べる。
病気のことを説明するのに夢中で写真を撮り漏らしました。

食事が終わり、百貨店に少しだけ寄る。
母親が帽子を欲しいというので、コーディネートをしていた。
でもあまり気に入るのがなかった。
母親のスカーフが気になっていたので、スカーフを選んであげた。
それを父親がプレゼントすることになった。
母親、ちょっと元気になる。
母親を百貨店の1階に座らせて置き、父親と地下へ。
しょっとだけ食料品を買うのを手伝う。
食料品の買い物をしたことがないので、横でアドバイスしないといけないのですよ。
それが終わり、タクシー乗り場に行き。
両親を見送る。


↑千本玉寿軒「牡丹」

私も買い物をしたかったけど、疲れて選ぶ気力がなかった。
でも和菓子は買った。
久しぶりだ。
私もタクシーで自宅へ帰還。

和菓子の写真を撮ろうとしていたら、母親から電話。
父親と薬のことでもめているようだ。
折角新しい薬梱包にしてのに、父親が母親の薬を古いものから飲まそうとしているらしい。
私が撮影している途中で殺気立っているのに延々と電話。
「古い薬は捨てなさい!」とアドバイス。
電話を切る。



撮影が終わり、お皿とか包丁を洗い片付ける。
「実家に行き実力行使をせよ」と心の声。
怒りながら、タクシーを呼ぶ。
昨日2回目の実家行き。
実家に行くと薬が置いてあるところに行き、整理した薬を見る。
やっぱり古いのが並んでいた。
父親に全部薬を出してほしいと言う。
そして全部ゴミ箱に入れた。
新しく薬局で調剤さいてもらった薬だけにした。
「もったいないから」と父親は言う。
そんなことをしたら間違ってしまうリスクがあるので、止めて欲しいと説得。
「もったいない」という気持はわかるけど。
その時、疲れて寝ていた母親が話しに加わる。


↑こなし、白こしあん

母親と話していて疲れている原因がわかってきた。
血中酸素濃度の問題。
実家には、母の日プレゼントした血中酸素濃度を測る機械があります。
測ってみるとやはり低い。
主治医は、あまり低いと酸素ボンベと言っていたのを思い出す。
それはちょっと大げさだ。
考える。
ようするに呼吸の問題だと閃く。
なら呼吸法を指導すればいい。
そう思って実はDVDを取り寄せてありました。
それで簡単に呼吸や筋トレを老人にさせるようになっているのです。
深呼吸を何度かしたら血中酸素濃度が上がってきた。
よく考えたら母親は、呼吸が浅かった。背中を丸めて、浅く呼吸している。
多分これで解消できるでしょう。
酸素ボンベを背負うのは大変ですからね。

話し終わって時計を見ると夕方だった!
なんという一日なんだ。
またタクシーに乗り自宅に帰った時にはぐったりしてしまった。
でも主治医とかなり突っ込んで色々話しができたのは収穫だった。
医者同士の会話みたいだったかも。

ハードな一日でした。歩いた歩数も結構な歩数だったし。
※写真と内容がリンクしていません。すんません。写真だけ見て置いてください。

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タイランチ

2014年05月19日 04時50分32秒 | 

↑三条パクチー「パーケットランチ」ご飯大盛り(笑)

先週は、皮膚科の医院に行き、軽く言ったことが原因で手術となりました。
三条京阪近辺に通った。
行きはバスに乗り、帰りはタクシーというのが普通です。


↑とりひき肉のバジルチリ炒め・ハーブ風味鶏唐揚げ・具だくさん揚げ春巻・生春巻


↑薬味が食欲をそそります

三条京阪や三条河原町近辺は、行きそうでなかなか行かない場所。
嬉しくなって、タイの屋台に通いました。
先週は4回ぐらいランチ時行きました。


↑鶏のトムヤムスープ/もちろん薬味でより辛くしました

入院中からタイ料理が食べたくて仕方なかった。
やっと食べられました。
本格的な料理というのでなく、屋台レベルの料理で十分です。
ということで「三条パクチー」に通いました。
昨日は、京女といっしょに行きました。
いろいろなものを食べたので日をわけて紹介します。


↑グリーンカレー/ナンプラーをタップリいれました

最近、京都らしい風景を撮っていませんね。
カメラは持っているのですが、撮影したいと思う風景に出会えない。
花菖蒲とかを撮りたいけど、そうなると社寺に行かないといけない。
先週も今週もスケジュールで一杯になったので、ゆっくり社寺に行けません。
病院なら両親や私の病院にいくのですが。
金曜日は私の病院だから東福寺にいけるかな・・・。


↑イモリの卵ではありません。デザートのタピオカ・ココナッツミルクです。

そうだ今週は、出張が2回もある。
ハードな週になりそう。
仕事をしなくちゃね。
パナマ帽も新調したことだし、外にでなくちゃ。
そうだ探していた扇子もでてきたから、ちょっと嬉しい。
サンダルも救急車で運び込まれる前の状態のモノが履けるようになった。
うれしいなぁ~。
でも気をつけないとまたドラ足になるかも。


↑トラ足/2011年8月17日の写真。サンダルを履いていてこんなに日焼けしたました。これで救急車で運ばれて結構大変な状態なのに、ドクターや看護士さんから「なんですか?」と質問ばかりでしたね。手術室でも質問された。「入れ墨です」と言ってやったらよかったかな・・・。この足の状態に今年は日焼けしょてやろうかな。

和菓子
中村 肇
河出書房新社

↑これから暫くの間、京男の和菓子本のお知らせをさせてもらいます。説明は1月27日の記事をご覧ください。(色のかわっている部分をクリックすると表示されます)

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磨く

2014年05月18日 08時20分08秒 | モノ


これは、ファイロファックスのバイブルサイズ、システム手帳。
イギリスで1921年に創業したメーカー。
日本に入ってきたのは1984年ぐらいだったと思う。
これは、1978年にロンドンで購入した。
手帳の刻因に「MADE IN ENGLAND」となっている。
36年も使っている!
もちろん、私のことだから同じものが1セットあります。
その他、薄いバージョンもある。



結構きれいな状態でしょ。
ときどき、革のメンテナンスをします。
脂分がなくなるとミンクオイルで手入していました。
靴と同じ要領です。
ミンクオイルを塗るのは素手で体温で溶かしながら塗ります。
塗ったら一晩ぐらい置き、翌日ざっと拭き取り、ブラッシング。
上のスナップ部分は、一度壊れたので丸善に修理に出した。
イギリスまで行って、数ヶ月待ち、帰って来た。
修理の期間、手帳がないので同じモノを買ったのです。
修理完了で帰って来たら、スナップ部分がこんなになっていた。
文句をいう元気がなかったので、このまま使っていた。
そのベルトの部分も革の表面が割れてこんなになってしまいました。
本気になったらこのベルト部分を修理できるだろうけど、いまのファイロファックスではやってくれないように思います。
残念です。
この種の手帳は、スマホなんかの影響でしょうね。
どんどん少なくなってきている。
しかもバイブルサイズじゃなくA5サイズに移行しています。
リング径も20ミリと小型になっていますね。
バイブルサイズでリング径が25ミリでクラウゼは少ないですね。
※クラウゼ/システム手帳のリング金具メーカー。品質が高く、強度に優れており
古くから高級システム手帳の金具として世界中で使用している。
なぜ、こんなことを知っているかというとシステム手帳のデザインプロデュースをしていたからなんですよ。



それから銀製品を磨いていた。銀製のボールペンや時計は、使わないとすぐに変色します。ジョージ・ジェンセンのカフスボタンやペンダントトップ、鎖もそうです。
双子が生まれた時、ペンダントトップを銀で作った。そういえばまだ彼らに渡していない。20歳になったら渡してよろうと思っていた。
娘二人は、小さな誕生月の宝石が入った小さな指輪があります。
あれも渡していない・・・。ペンダントトップにしたら可愛いだろうな。
彼等の生まれた頃はバブル絶頂期だった。



革製品や銀製品を手入れするのは無心になれていいのです。
何も考えない時間。
それは貴重な時間。
しかも、磨いたらなる。



そうそう、私の前にある銅鏡もそうだ。
急に銅鏡の表面がくもるのです。
きっと嫌な波動を吸収か反射してくれているのかも。
そういう時は、銅鏡を磨きます。
銅鏡は常に磨いておかないといけません。
社寺で銅鏡が汚くくもっているのがとても気になります。

無心に磨くって大切な作業のように思います。
窓でも靴でも、お顔でもしっかりお手入れしてみてはいかがでしょう。
そうそうトイレの便器をピカピカにするのもいいですよ。
無心に磨くのです。
ウン(?)を掴めるようになるかも。

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木の芽時

2014年05月17日 04時53分51秒 | 風景・和菓子


本来の「木の芽時」は、早春の時季を指すようです。
でも今ぐらいの方が木の芽時だと感じます。
気温の乱高下、春だったり夏だったり、晴れが続くかと思うと梅雨の走り状態だったりする。


↑大黒屋「若筍そば」

新入生が色々なところにいるけど、入社・入学して連休が終わって研修期間も終わり、実際に配置されると体調を崩したりして、ひどい時に辞めたりする。
緊張したり、緩んだり、暑かったり、寒かったりはそうとうストレスなんでしょう。


↑木の芽和え、いっぱい木の芽を使ったのが好き

私の場合、暑さ、寒さは極端な服装で対応するけど、そうはできない人がほとんどでしょうね。
一人暮らしだったら、ゆっくり湯船にお湯をはり、ゆっくり浸かるのがいいのだけど、もったいないからシャワーにしたりするのでしょうね。


↑実山椒もそろそろ時期

食べる物もどうしても外食というかコンビニ系になったり、栄養バランスが悪くなるでしょうね。
京女が娘や息子に、食べ物を送っている。
きっともらったら嬉しいだろう。
母親なんだ・・・。


↑二條若狭屋「木の芽上用」

私は、この時期、木の芽和えとか、タケノコが食べたくなります。
実山椒がそろそろデパ地下に出て来ています。
実山椒なんかも美味しく感じるのもこの時期。
しっかり旬を楽しみましょう。


↑上用、こしあん

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