京男雑記帳

洛中で生まれ育った京男が地元視点で見た日常風景や話を雑記的に掲載

日本一のうなぎ?

2010年12月31日 05時45分16秒 | 


今年も今日で最後ですね。
早いですね。
これは、一昨日の日路渡カッパさんといっしょに行った「かねよ」の様子です。
京都市内の「かねよ」ではなくて、東海道旧道を逢坂関所跡の近くにあるお店なんです。
ここも京都市内と同じ名前のお店と同じように「きんし丼」があるんです。



場所が山科と滋賀の境にあるのでなかなか行きにくい。
また一人で行って食べるのも食べにくい。
でも気になるというものでした。



そこで二人で行くことにしました。
京都市内からは、そんなに時間はかからないところにある。
たくさんの建物があり、大きな宴会もできそう。
近くなのに旅行気分になるのが不思議。
お庭も広いですね。
池には鯉が泳いでました。
これは食べないだろうけど。



さて予約してあったお座敷に通されました。
まず櫻茶が登場。



箸置が鰻というのがかわいい。



普通の「きんし丼」を注文。
来ました。



丼の蓋をあけるとうなぎ丼の上にだし巻きがのった感じだ。
あちらの店に比べるとおとなしい感じやね。
インパクトはあちらかな。



だし巻きはふわっとして美味しかった。
結構満足してしまいました。
ここはメニューにうざくがなかった。
うまぎは浜松産らしいです。
昔は浜松はあまり高級でなかったけど、いまではブランドなんですね。
時代はかわったな。

食べてお庭を散策。
狸かなとおもったら鬼でした。



これは「大津絵の鬼」の像ですね。
大津絵に登場する鬼は、「風刺画」と呼ばれることからもわかるように、
人の愚かさや邪悪さを象徴した存在です。
中でも「鬼の寒念仏」は、僧衣を纏う鬼が偽善者の姿を表しています。
知らぬは本人ばかりなのか、顔かたちは鬼のままで、衣装・小道具だけを僧侶にしても無駄だということです。



今ではあまり耳にしませんが「鬼の空念仏」という言葉があります。
大津絵の鬼とどちらが先に生まれたのかはわかりませんが、
意味はほぼ同じで、無慈悲な者が形だけの慈悲を装う事を指す言葉です。
いまなら「政治家の空念仏」という像をつくってもいいかも。

今年最後の記事はこれでいいのかはようわかりません。
今年一年おつきあいいただき、ありがとうございました。
来年もよろしゅうたのんまっさ。

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今年ももう終わりや~

2010年12月30日 05時03分12秒 | 甘味・喫茶・その他

↑大黒屋「上あんかけ」
やっぱりいまの時期はこういうのが美味しい

今年の年末はどうもいつもと違う。
年賀状をもう出してしまった。
これは凄いことなんです。
いつもは大晦日かお正月の作業なんです。
メインのPCがお亡くなりになり、その関係もあったかかな。
とりあえず早く、作りました。
しかも、出してしまった。


↑マリアージュ フレール「シブースト」

「シブースト」という名前は、1840年頃フランスの菓子職人であった、シブースト氏が名前の由来です。彼はパリのサントノーレ通りにある菓子店でシェフをしており、このお菓子の原型を考案し、人々の評判になっていたそうです。
「シブースト」は、カスタードクリームとメレンゲのふんわりクリームに、こんがり焦がしたカラメルの組み合わせが魅力のお菓子です。ただ、同時に手間がかかるお菓子でもあり、フランス菓子を専門に扱っているお菓子店にしかないのが残念です。



さて本日は、これから最後の墓参り。
両親も来るので、天気を持たせないと・・・。
京男の出番ねっ!


↑これは、クリスマスに京女にプレゼンのチョコレート

本来ならもっと年の瀬の京都の景色をお届けしたいのですが
そうもいきません。
31日も遠方からのお客さんと会わないといけないし。
少なくとも食べ物の写真は撮れるかな。
まあ、そんな年もあります。
京都の年の瀬の景色は、去年や一昨年をご覧ください。
すんませんな~。

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やっぱり不思議・・・岩本社

2010年12月29日 05時09分29秒 | 社寺


上賀茂神社の川沿いの道を歩くと岩本神社があります。
岩の上に置いてあるような不思議な祠。



祭神は、底筒男神・中筒男神・表筒男神の3柱。
住吉大社の祭神として有名な神で、日本神話の古事から、祓えの神であると同時に、海上安全守護の神としての崇敬を集めている神です。
なぜ海上安全の神様が京都の奥にあるんだろう?
ちょっと不思議やね。



この3柱の説明。
『古事記』の最初の国産みの後日談です。伊邪那岐命(いざなぎのみこと)は、火の神を産んで亡くなり黄泉の国に行った妻の伊邪那美命(いざなみのみこと)を追いかけ黄泉の国に行ったけれど、妻に追われ、黄泉国から現世へ逃げ帰った伊邪那岐命は、死の国の穢を祓うために「橘小門の阿波岐原(筑紫の日向の橘の小戸の阿波伎原らしい)」で禊ぎをした時、水底(みなそこ)で滌(すす)ぎ給うた時に生まれたのが底筒之男。同じく水中で生まれたのが中筒男神、水上で生まれた表筒男神。
「滌ぎ」の「滌」は動かすという意味がある。一種の魂振り(鎮魂法)なんだろうな。
また『古事記』には、この三柱の神は、墨江の三前の大神なりとある。
墨江は後の住吉のことで一般には住吉三神と呼ばれている。
大阪や神戸でいう住吉さんやね。



祠のまわりの岩も苔むして貫禄がありある。



小川の流れの音もどくとくの雰囲気を醸し出しているように思う。
なんだかシーンとする感じなんです。



元々は祠でなく大きな岩が祠の役目をしていたのだろうな。
祠はあとでくっつけた感じががする。





どういう経過でここに祀られたのかな。
考えると不思議です。

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もうお正月みたい

2010年12月28日 05時41分34秒 | 洛外


これは、神戸三ノ宮の生田神社。
年始はきっと人がいっぱいなんだろうな。
この時は、15日ということで人は少なかった。



これぐらいの時にしっかりお願いをしたらいいかも。



もう来年の干支が登場していました。
準備万端ね。



さて神戸でちょっとだけお茶を飲むことに。
ほんとうは、違うお店を考えていたけど、
iPhoneのどこにお店のデータが書き込んであるのか探せなかった。
もっとリハビリをしなくては思う瞬間だ。



友人は、菊の形の月餅とお茶。
お茶は龍井茶。



私は、八宝粥が食べたかった。
八宝粥は、白米、黒米、あわ、ひえ、玄米、なつめ(ナツメ)、落花生、レーズンだったかな・・・を甘いお粥にしてあります。
冷やしても、温かくても美味しい。
ざらついた喉に優しい甘さでした。
脳にも優しそう。
お茶は烏龍茶ね。



美味しそうでしょ。
でもこのあとカメラのストラップがお粥い浸かりちょっとテンションが下がった。

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牡蠣オムライス~

2010年12月27日 06時14分47秒 | 
これは先週の話。
京女と大阪へ行った。
京阪の淀屋橋に着くとなにやら人がいっぱい。
よく考えたら「OSAKA光のルネサンス」というイベントをやっていた。
ちょっと早い夕食を食べようということになり、淀屋橋の北極星に行く。



私は、牡蠣オムライスを注文。
ソースがのっかってないからちょっと寂しい雰囲気かな。
でも食べるとゴージャス。



サラダも注文してみました。
それと味噌汁。



京女は、小エビのオムライス。
サラダは二人で分けました。



ソースが乗っている方が美味しそうに見えるな。



牡蠣がいました。
今年初めての牡蠣だった。
最近あまり食べなくなったのが牡蠣かも。
家で鍋にすると食べられない子供が二人いるからできない。
牡蠣フライにするといいのですが、悲しいかなフライが辛い。



小エビの方もプリプリ状態でした。
ちょっと味見をさせてもらいました。

過去の記事をご覧になりたい方はこちらからどうぞ↓
※「京男雑記帳1」へは、この文字列をクリックすると移動します

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今回はカレーを食べた!

2010年12月26日 05時18分14秒 | 洛外


昨日は大阪行だった。
定例の会合とその忘年会のためでした。
ランチはいつもの三番街地下のインデアンカレー。



先月は、まだこれを食べる元気がなかった。
やっといつものパターンに戻ってきた感じがする。
やっぱりいつものパターンがいいな。
隣につわったおじさんが全卵というリクエストをしていた。
ここのカレーには全卵は合わないように思うな。
元気になりたいのかな・・・。
まあ好みの問題けれど。



ここは、ニュースでよく出てきた「MARUZEN&ジュンク堂書店梅田店」ね。
日本で最大の内場面積なんだそうです。
安藤忠雄の設計。
大きすぎて私のカメラでも精一杯でこれだけです。



中に入るのは億劫だったのではいらなかったけど。
会合が終わって帰りに梅田の紀伊國屋書店によった。
紀伊國屋書店も改装して売り場が大幅に変わっていた。
悲しいかな読字障害がまだ残っているのでウロウロしているとクラクラしてきまいた。
なんとか詩集の売り場にたどり着き、目的の本を手に入れることができました。
それにしても梅田の書店戦争はすごい状態になってきた。
これら書店はどうなっていくのかな。
本好きとしては興味があります。



会合のホテルを見てクリスマスなんだと思いました。
大阪は、また来年かな。

さて明日は新しいPCが来るのでその準備のための作業がいっぱいだ。
年賀状もつくらないと・・・。
ちょっと気が重いな。

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やっぱり屋台ねっ!終い弘法3

2010年12月25日 04時14分21秒 | 社寺


まだ終い弘法の記事です。
今日はもう天神さん(北野天満宮菅原道真縁日)だ。
時間が経つのが早い。



弘法さんにいったのだからやっぱり屋台ですね。
この縁日の時はたくさんの屋台がでます。
それを見ているだけで楽しい。
この日は、お餅を買うというのがありました。
この南門に出ているお店でいつも買います。



棒餅の端っことか、色んなお餅の詰め合わせがお買い得かな。
私は、黒糖、エビ、ヨモギの入ったのが好き。



8時ぐらいに行くとお店の用意も大体整っているかな。
しかも人が少ない。
ゆっくりお店も見ることができます。



このお店は酒饅頭の屋台。
いつもここで買います。
以前は、節分の時、吉田神社にお店を出したはった。
でも最近は、東寺でお店をだしたはるそうです。



次男が酒饅頭が好物なので買います。



形は、不揃いだけど。



中身の粒あんがとても美味しい。
病みつきになりますよ。
これからの寒い時期は最適。
夏場はだめだけど。



おのお店は、あたたかいわらび餅のお店。
あたたかい状態のわらび餅って食べたことがありますか?
結構美味しいですよ。



さて次は焼き銀杏。
これは、京女の好物。
袋につめてくれる間、銀杏を煎るのを頼まれた。
「バイト代がわりにいっぱい詰めといてや!」
と行ったらたくさんいれてくれました。



「長い福」とは縁起がいいな。
本当は、もうすこし割れ目を入れて欲しかったな。
でも焼きたては美味しかった。

まあ、こんなものを買ったりするのが結構楽しい。

昨日は、クリスマスイブだった、今日はクリスマスやね。
子供が大きくなったらまったくしなくなった。
以前住んでいたのが元造酒屋会社の敷地に住んでいたので、煙突があったんです。
子供、サンタの進入経路を説明し、話しをかなりリアルにしていたものです。
狭い家に四人分のプレゼントを隠しておいてイブの夜に枕に置いていました。
朝の子供たちの話し声を聞くのが楽しみでした。
サンタがいるとどれぐらいの年齢まで信じるかの実験でした。
我が家の場合は、小学校3年ぐらいまで信じていたかも。

最近は、京女のためにフロインドリーブのシュトーレン(ここ以外は食べないかも)を手に入れているぐらいです。
27日に長女の誕生日があるのでクリスマスケーキなしが我が家流。
それも最近は、アイスクリーム(ハーゲンダッツ)と決まっています。
長女が生まれてオフロードの背中のディバックに花束をいれ、オフロードのバイクに乗ってバブティスト病院へ走っていったのをいまでも思い出す。
あの時の正月は独りだったな・・・・。

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超人気者の亀さん・・・終い弘法

2010年12月24日 04時21分26秒 | 社寺


終い弘法の風景がまだ続きます。
これは、仏頂尊勝陀羅尼碑(ぶっちょうそんしょうだらにひ)の亀さん。
お参りの人たちにとても人気なんです。
なかなかの面構えだ。
お参りの人が亀さんの身体の箇所を撫でていた。
きっとそこがよくなりたいんだろうな。
そういえば、先月の大阪の会合で私の頭を撫でていいかと聞いたご婦人がいたな。
思わず「お触り1000円ねっ!」と言ってしまった。
この亀さんは、そんなケチなことを言わないみたい。



説明を書いておきます。
「仏頂尊勝陀羅尼」は厄災を除く呪文で,この碑の北面に放射状に配置されている梵字がそれである。その左右に幕末の画家冷泉為恭の手になる雲龍図が描かれている。
この陀羅尼は7世紀のインド僧仏陀波利によってインドから中国へもたらされ、さらに日本に渡来した。幕末の天台宗の高僧願海(1823~73)はこの陀羅尼の普及に力を尽し,石碑にすることを発願し,この碑を嘉永6(1853)年,北野天満宮に建立した。その後,慶応4(1868)年に東寺に移された。現在,碑の台座となっている亀の像(亀趺)により「亀の石碑」として参詣者に親しまれているという。



尊勝仏頂に捧げられた陀羅尼として「仏頂尊勝陀羅尼」が知られる。これは、唱える事によって滅罪、生善、息災延命などの利益が得られるとして日本でも古くから知られ、多くの霊験談が残されている。特に百鬼夜行に巻き込まれた場合※、この陀羅尼を唱えたり書き記した護符を身につけることによって難を逃れるという。
※祇園の妙なスナックにつれこまれた場合なども在りかな・・・。



どんなものかというと下記のようなものです。
私の脳のリハビリに最適かも。

なむからたんのうとらやーやー なむおりやー ぼりょきーちいしふらーやー
ふじさとぼーやーもこさとぼーやーもーこーきゃーるにきゃーやー
えんさーはらはーえいしゅうたんのうとんしゃーなむしきりーといもー
おりやー ぼりょきーちい しふらーりんとうぼー なーむーのーらー
きんじーきーりーもーこーほーどー しゃー みーさーぼーおーとうじょーしゅーべん
おーしゅーいんさーぼーさーとー のーもーぼーぎゃー もーはーてーちょー
とーじーとーえん おーぼーりょーきー るーぎゃーちいきゃーらーちい
いーきりもーこー ふじさーとーさーぼーさーぼー もーらーもーらー
もーきーもーきーりーとーいんくーりょーくーりょー けーもーとーりょーとーりょー
ほーじゃーやーちいもーこーほーじゃーやーちい とーらーとーらー
ちりにー しふらーやーしゃーろーしゃーろー もーもーはーもーらーほーちいりー
いーきーいーきーしーのーしーのー おらさんふらしゃーりー
はーざんはーざんふらしゃーやー くーりょーくーりょー
もーらーくーりょーくーりょー きーりーしゃーろーしゃーろーしーりーしーりー
すーりょーすーりょーふじやー ふじやー ふどやーふどやー みーちりやー
のらきんじーちりしゅにのー ほやもの そもこー しどやーそもこー
もこしどやーそもこー しどゆーきーしふらやー そもこー のらきんじー
そもこーもーらーのーらーそもこーしらすーおもぎゃーやー そもこー
そぼもこしどやーそもこー しゃきらーおしどーやー そもこーほどもぎゃしどやー
そもこー のらきんじーはーぎゃらやーそもこー もーほりしんぎゃらやーそもこー
なむからたんのうとらやーやー なむおりやー ぼりょきーちいしふらーやー
そもこーしてどーもどらー ほどやー そもこー



そういえば「陀羅尼助丸」という伝統薬がありましたね。
確か胃の薬だったと思います。
西洋的な薬よりもういう伝統的な薬も見直してもいいのかもしれませんね。
厚生労働省はこういう伝統薬を認めたくないらしい。




↑三面大黒が東寺にもありました。


↑不動明王のお堂のところでお勤めをしたはりました。




↑朝日の逆行の五重塔

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終い弘法

2010年12月23日 05時30分29秒 | 社寺


先日12月21日は終い弘法(しまいこうぼう)だった。



「弘法さんが晴れたら天神さんが雨で、弘法さんに雨が降ったら天神さんは晴れる」
こういう言い伝えがある。
弘法大師空海は、承和2年(835)の3月21日になくなり、菅原道真は延喜3年(903)の2月25日になくなった縁日にちなんで、21日と25日の両日はどちらかが晴れるとどちらかが雨になるという気象状況をいったものです。
京都の天気の変化はそんなものかも。







さてこの日も3時ぐらいから雨という予報だった。
用事があり、京女の実家に行く。
ついでに東寺の弘法さんにいった。
弘法さんに行く時は、8時台に行くのがコツね。
9時まわると人がドッと増えてきます。
そうなうとお店をゆっくり見物どころでなくなる。





この日はあたたかく、顔見知りのお店の人たちと久しぶりにはなした。
なんか安否確認みたいだったけど・・・・。







よく考えたら普通の時の東寺は行ったことがないかも。
来年はゆっくりみたいな。
五重塔も見たいしね。

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冬至の七種

2010年12月22日 04時10分56秒 | 風景・和菓子


本日22日は、冬至やね。
冬至の七種ってご存じですか?
「なんきん、にんじん、れんこん、ぎんあん、きんかん、かんてん、うんどん」
漢字で書くと「南瓜、人参、蓮根、銀杏、金柑、寒天、饂飩」となります。
一つの料理にするのは難しいなぁ・・・・。



「ん」が二つつくというのが共通ですね。
なんてん、ぽんかん、いんきん、なんかもあるけどな。
南天は食べられないか。
のど飴があるじゃん・・・南天のど飴
これらを冬至に食べると「運・鈍・根」にあやかって、人は出世をするそうです。



運=運は必要ですね。どんな境遇になっても「自分はついていると思うこと」それが大切。いまこうやって生きているのは奇蹟ですよ。みんな気づいていないけど。

鈍=あまい器用だとよくないかもしれない。ウサギとカメの話しを多いだすな。自らの才能や能力を過信してはいけない。常に客観的に自己を見つめることが大切。

根=これは根性ということではなく、根気がつくという意味かな。じっくり取り組むことが大事。現代社会は、目先の利を追いすぎるかも。うまく行かなかったら原点にもどってじっくり取り組む必要があります。時間や時流に振り回されないことが大事。根元から考えよう!
この運・鈍・根を冬至の日に見直してみるのもいいかもしれませんね。

私は、「運」「勘(観)」「動」と「感謝」かな。


↑長久堂「冬至」


↑上用、黒糖入りこしあん

そうそう、ゆず湯というのもあります。
ゆず湯に入ると肌がスベスベになる美肌効果があったり、冷え性やリュウマチにも効くし、体が温まってカゼをひかないとも言われています。
これらの効能は、ゆずに含まれている芳香成分――精油の働きによるもの。ゆずの精油にはピネン、シトラール、リモネンなどの物質があって、これらは新陳代謝を活発にして血管を拡張させて血行を促進。ノミリンなどには鎮痛・殺菌作用があるので、体が温まり、カゼも治るのです。


↑京都鶴屋鶴壽庵「冬至」


↑羊皮、こしあん

また、ゆずにも含まれているビタミンCが肌にいいことは広く知られており、リモネンは皮膚に膜を作って、肌の水分を逃がさないようになっています。みかんの汁が目に染(し)みた!という経験が誰にも少なからずあるだろうけど、実はこのリモネンが原因です。

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師走の南インド料理はドヤサ

2010年12月21日 05時51分29秒 | 

↑CHEESE DOSAI チーズ・ドーサ
これはクレープのようなもの。4つのお皿はタレ?


↑食べ方、なんとなく見ていると面白い

先週、所用で神戸に行く。
何かを食べようと考えるけど、どうも店が決まらない。
台湾料理もなんか食べたくないし、中華もね。
フレンチもイタリアンもだめ・・・
入院していらい体質がかわったかな。


↑ドーサのタレ1甘酸っぱい


↑ドーサのタレ2ココナッツ


↑ドーサのタレ3結構辛い、でも好き


↑ドーサについてくる野菜カラー

このマドラスキッチンの炊き込みご飯という表示でフラフラと入ってしまった。
メニューを見ると炊き込みご飯(BIRIYANIビリヤニ)は金曜日限定でした。残念。


↑MADRAS VEG MEALS マドラス・ヴェジ・ミールス
こういう豪華なターリセットを食べたかったんです。


↑お魚のカレー


↑ヨーグルト


↑野菜のカレー

仕方なくドーサを食べる。
それとセットを頼む。
ドーサを頼む時「ドーサってドヤサ!」と漫才のいくよ・くるよの真似を動作混みでしてみたけど、相手がインド人では無理だった。(笑)


↑チャイ

このお店はサラッとした感じがとても印象的なんです。
南インドの特徴かな。
次回は金曜日に行きたいな。
もちろん、炊き込みご飯を食べにね。


マドラスキッチン地図

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京男のブログよく続いているもんだ

2010年12月20日 05時23分49秒 | 洛外
先週の晴れて暖かい日に植物園で見かけた椿です。
いまの時期は少ないけど、咲いていました。
いまの時期にこういう色のものを見るとホッする。



喪中はぎきや訃報、葬式に行ったりすると寂しくなりますね。
私も下手をすると彼岸に行っていた可能性もあるものね。
11月に比較的親しい人が同じような脳のトラブルで入院していたし。
またガンその他の病気で亡くなる人も多い。
順番を守らない旅立ちはちょっとつらいものがあります。
向こうの世界にいく人はいいでしょうが
残された人たちは辛い。



ただ残された人があまり悲しむと、旅だった人も気になってより高い次元に行けないきがする。
だから供養のために、あまり悲しまないでくださいね。
できるだけ・・・。


↑鶴屋吉信「寒椿」


↑焼皮、粒あん

※フト気づいた。このままのペースで行くと27日には、2000記事になる!怠け者の京男がよく続いたものだと自分で感心してしまう。これも、皆様の
おかげと感謝しております。


↑昨日(19日)のhttp://kyo-otoko.blog.so-net.ne.jp/の方のカウント画面
gooブログの姉妹ページSo-netブログのカウンターの表示です

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京の三大漬物

2010年12月19日 04時47分36秒 | 風景
これは、上賀茂神社の境内で「すぐき」を漬けている状態のディスプレイ。
中身は入っているやろか。



すぐきは、漬物のひとつ。
カブの変種である酸茎菜(すぐきな、すぐきかぶらともいう)を原材料とする、現代の日本では数の少ない乳酸発酵漬物である。まったく味付けをしない調味なしの日本唯一の自然漬物といわれている。
京都人は好きなのですが、地方では受けないかも。



京の三大漬物ってしったはりますか?
「柴漬」「千枚漬」そして「すぐき」
どれも個性的な漬物なんです。
地方に手土産として持って行くのが難しいものです。



酸茎菜は、京都市北区の上賀茂神社で栽培したのが発祥とされている。しかしその歴史についてはいまだに定かにはなっていない。約300余年前の「日次紀事」(1667)への記載をはじめ、数々の本草書、詩文などにその名前が載っている。明治の時代になりその栽培が一般農家にも広がり、販売されるようになった。
古来、酸茎菜の栽培と生産は、東西を賀茂川と高野川にはさまれた三角州の中で、北端を深泥池とする地区に限られ、ここで生育されたものだけが「すぐき」と名が付けられます。
興味がわくでしょ。
京都にきたら一度食べてみてください。



上賀茂神社の境内で見かけた山茶花。



白の山茶花もきれいですね。

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宝船出港!

2010年12月18日 05時10分13秒 | 社寺


これはいつも記事に書いている上賀茂神社の宝船(たからぶね)。
見ているだけめでたい気分になる。
来年の初夢は宝船に乗船する夢にしようかな。



宝船は、七福神が乗る船のこと。
新年をあらわす季語でもある。
積み荷は、珊瑚・金銀・宝石など、様々な宝物が積み込まれている。



宝船が描かれた図には
「なかきよのとおのねふりのみなめさめなみのりふねのおとのよきかな」
(永き世の遠の眠りのみな目ざめ波乗り船の音のよきかな)
という回文歌などが書かれることがあり、正月の2日にその絵を枕の下に入れて寝ると良い初夢を見ることができると言われている。



宝船という姿は結構最近のもので、元はもっと素朴なもので悪夢を乗せて流すという夢違え」または「夢祓え」の船が原形なんだそうです。
昔の人は、現代人と違って穢れというのを怖がった。
だから常に穢れを祓っていた。





昔は穢れだってカワイイだったかもね。
いまの人は、ものすごく穢れ(気枯れ)状態にあるように思います。
自覚していないけどね。





みなさん、この写真をイメージして初夢には一緒に乗船しましょう!
そして穢れを吹き飛ばしましょう!

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蓮根餅は美味しおすぇ~

2010年12月17日 04時38分47秒 | 甘味・喫茶・その他

↑最初にお茶といっしょにでてくる「艶ほくろ」黒豆のお菓子

人とゆっくり話したい時、室町和久傳にいくことが多い。
名前に反して室町にないのはご愛敬かな。
でもここの喫茶は落ち着く。
奥にある料理の方はまだいったことがないな。


↑れんこん饅頭
お店のメニューの説明です。
れんこん饅頭、もちもちとした皮の中に加えた角切り蓮根のシャキシャキした食感が楽しい揚げ饅頭です。中にはじっくり炊き上げた、自家製の粒あんがたっぷり。熱々のみたらし餡にふりかけた柚子の香りが爽やかな一品です。(抹茶付)



この喫茶は、BGMもなくて静かだし、イスもゆったりしていて快適。
ちょっとだけ甘味やお茶漬けなんかも食べられる。
珈琲や紅茶、ケーキを食べたい人にはお勧めできませんが。



さてこの時は、「柚こごりと一口れんこん餅」と「れんこん饅頭」でした。
私は「れんこん饅頭」の気分でした。

お相手の方が選ばれたもの。
人のは美味しく見えますよね。


↑柚こごりと一口れんこん餅
お店のメニューの説明です。
上質の柚子だけを厳選し、甘煮した柚子皮も加えこごりに仕立てました。
黒豆きなこのかかった、れんこん餅も一口添えています。(抹茶付)



柚子の香りがとても爽やか。



こういう少しのれんこん餅もいいですね。
黒豆のきなこは美味しいだろうな。

ここでゆっくり時間を過ごしているとゆたかな気持ちになれます。
昔ならイノダの本店とかだったけど。
好みがかわってきたかも。


「室町和久傳」地図

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コメント (4)
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