今年も今日で最後ですね。
早いですね。
これは、一昨日の日路渡カッパさんといっしょに行った「かねよ」の様子です。
京都市内の「かねよ」ではなくて、東海道旧道を逢坂関所跡の近くにあるお店なんです。
ここも京都市内と同じ名前のお店と同じように「きんし丼」があるんです。
場所が山科と滋賀の境にあるのでなかなか行きにくい。
また一人で行って食べるのも食べにくい。
でも気になるというものでした。
そこで二人で行くことにしました。
京都市内からは、そんなに時間はかからないところにある。
たくさんの建物があり、大きな宴会もできそう。
近くなのに旅行気分になるのが不思議。
お庭も広いですね。
池には鯉が泳いでました。
これは食べないだろうけど。
さて予約してあったお座敷に通されました。
まず櫻茶が登場。
箸置が鰻というのがかわいい。
普通の「きんし丼」を注文。
来ました。
丼の蓋をあけるとうなぎ丼の上にだし巻きがのった感じだ。
あちらの店に比べるとおとなしい感じやね。
インパクトはあちらかな。
だし巻きはふわっとして美味しかった。
結構満足してしまいました。
ここはメニューにうざくがなかった。
うまぎは浜松産らしいです。
昔は浜松はあまり高級でなかったけど、いまではブランドなんですね。
時代はかわったな。
食べてお庭を散策。
狸かなとおもったら鬼でした。
これは「大津絵の鬼」の像ですね。
大津絵に登場する鬼は、「風刺画」と呼ばれることからもわかるように、
人の愚かさや邪悪さを象徴した存在です。
中でも「鬼の寒念仏」は、僧衣を纏う鬼が偽善者の姿を表しています。
知らぬは本人ばかりなのか、顔かたちは鬼のままで、衣装・小道具だけを僧侶にしても無駄だということです。
今ではあまり耳にしませんが「鬼の空念仏」という言葉があります。
大津絵の鬼とどちらが先に生まれたのかはわかりませんが、
意味はほぼ同じで、無慈悲な者が形だけの慈悲を装う事を指す言葉です。
いまなら「政治家の空念仏」という像をつくってもいいかも。
今年最後の記事はこれでいいのかはようわかりません。
今年一年おつきあいいただき、ありがとうございました。
来年もよろしゅうたのんまっさ。
Twitter→@kyo_otoko