京男雑記帳

洛中で生まれ育った京男が地元視点で見た日常風景や話を雑記的に掲載

夜泣きと鼾は違うか

2016年07月31日 05時56分38秒 | 社寺


昨日7月30日は、土用丑の日でしたね。
比較的近くにある「剣神社」に行ってきました。
なぜか?


↑剣神社

いつもお世話になっている鍼灸の岡田先生に「行って来て」と依頼がありました。
自分で行けばいいのですが、昨日でも診療は休めないから仕方ないのでしょうね。
年に一度、「ほうらく灸封じ」というのをやっている。



調べると小児科系のようです。
疳虫封じの霊験がある。
「疳虫(かんむし)」?と思う人も多いかな?
赤ちゃんが突然泣いたり、夜泣きをしたりする時に「疳虫」が影響していると昔は言われていました。
大人だって「虫のいどころが悪い」なんて時に使ったりします。




↑撫石

赤ちゃんの場合は、おそらく自律神経系が未発達で起こるのかもしれませんね。
育てているご両親も慣れない作業や睡眠不足になりがちで、イライラしたりする。
その親のイライラを赤ちゃんにも移るのかもしえませんね。
京女も大変だった時期があります。
子供が4人で、長女と次女が小さくて、3人目が男の双子だったのです。
双子への対応はキツイですよ。
京男は、自由業だったのでいっしょに育てました。
4人お風呂に入れると一度のぼせて倒れます。
買い物も家族全員で行ってました。
双子用の乳母車に双子が寝ていて、その乳母車の両脇に小さな女の子が2人歩いて買い物でしたよ。自家用車がなかったので、どこへ行くにも歩いていきました。
もっとも京都市内の中心部なので、百貨店でも歩いていけました。
夜泣き対策・・・我が家はあまりなかったかも。
もし、4人が泣いたら、剣神社にお世話になったかも。
もっとも当時は、二条城の側のマンションだったから歩いてこの神社にこれなかったでしょうけど。


↑本殿

この剣神社は、泉涌寺の近くにあります。
伊邪那岐命(いざなぎのみこと)、伊邪那美命(いざなみのみこと)、邇邇藝命(ににぎのみこと)、白山姫命(しらやまひめのみこと)の四神をお祀りしてあります。
詳しい、神社の歴史はわからないようです。
剣神社という名前は、宝剣を埋めて神社を作ったとか、このあたりは高貴な人の葬送の土地なので、副葬品の剣が出て来たとかでしょう。


↑飛び魚の絵馬。昔の京都の人が飛び魚なんてのを認識していたんだろうか?神のお使いというか。剣に似ているとかなんでしょう。祈願を飛び魚で神さんの所に運んで欲しいという意味なんだろうか?

その剣神社が「疳虫封じ」の神社になったのかはわかりません。
昔は、いまと違って赤ちゃんの栄養状態がよくなく、「疳虫封じ」が必要な状態が多かった。また赤ちゃんが無事に育って欲しいということもあったのでしょう。
いまは、いい時代になりましたね。


↑正式にお祓いをしていただきました

さて「ほうらく灸封じ」の話。
社務所で申し込み、お祓いをしてらってから、お座敷にあがり「ほうらく灸封じ」をしてもらうのです。お灸といってもほうらく(焙烙)の上に灸を乗せ、頭の上にかざすのです。ホンワリと温かい程度です。だから子供でも大丈夫。
きっとその時、神様をイメージされているのだと思います。
それで効力があるのだと思います。
なかなかよく考えられた手法だと思う。


↑これが「ほうらく灸封じ」のほうらくです。お灸が乗っています。これを頭に被せます。ホンワリと温かい。このほうらくは壬生狂言で割るやつと同じだと思います。

さて、効果は?
京男の夜泣きは収まったのか?
京女曰く「あなたのは、夜泣きと違って、いびきじゃないの?」
そう言われたら、だめかも。
飛び魚を食べても、鰻を食べてもだめかも。
まあ、お祓いをしたことだし、身体は清まっております。
もともと、清いのですけど・・・。

和菓子
中村 肇
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↑これから暫くの間、京男の和菓子本のお知らせをさせてもらいます。説明は1月27日の記事をご覧ください。(色のかわっている部分をクリックすると表示されます)

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鰻を瓢箪で捕まえる

2016年07月30日 05時39分30秒 | 社寺

↑豊国神社





表題のようなことが頭に浮かんだ。
瓢箪で鰻なら簡単に捕まえられる・・・禅の公案にしては簡単やな。
今日は土用の丑の日だからそんな考えが浮かんだのかも。


↑豊国神社は、豊臣秀吉を祀ってある神社。秀吉ということで千成瓢箪の馬印。それに因んで瓢箪型の絵馬。

どうやって捕まえるか?
瓢箪にエビを入れ、括れ部分を紐をつけ、鰻のいそうな所に沈めておく。
エビに引かれて瓢箪に入って、満腹になりぐっすり寝込んだところを引き上げる。
すると捕まえられる。いわゆるエビで鰻を釣る(それってエビで鯛と違うか?そんな無粋なことを言わんと)。


↑こちらは、草履の絵馬?木下藤吉郎時代の懐に草履のエピソードに因んだものかな?

他にどうやって捕まえるか?
そこまで考えて、ハッと気付いた。
「あれは、鯰(感じ的には鮎)だ!」
瓢鮎図という禅宗の公案です。


↑瓢箪を育てたはります。

瓢箪で鯰、捕まえられないかな・・・。
上記の方法でいけると思うけど。
それとも「私の持っている瓢箪は、クラインの壺状態になっているから、内も外もない。だからすでに捕まえている」と答えるか。



まあ、最近、鰻が高いから鯰を食べるというのもありますからね。
そんなことをするぐらいなら、蒲焼きのタレを買うてきて、厚焼き豆腐で蒲焼き風にしたら結構美味しいけどな・・・。スタミナは付かないかもしれませんが、ヘルシーですよ。
熱々のご飯に乗せ、粉山椒を振ったらいけますよ。
今晩、いかが?
タレぐらい売っています。



でも家族揃って「土用の丑の日」に食べていたら、貧乏臭いね。
やっぱりあかんか。


↑これは、京男の馬印。携帯電話のストラップ。根付師さんに作ってもらったのに・・・スマホではつきません。携帯電話本体より高価だったのに・・・。

なんか余談がやたら長くなった。
本日の写真は、豊国神社。
月2回カットに行く時、境内を通って行くのです。
その時、秀吉に因んで、瓢箪を育てているのですが、大きくなっていた。
美味しいそう・・・と思ったけど、瓢箪は基本的に食べられない。
食べたら食中毒を起こします。食べられる種類もあるらしいけど。
その瓢箪を見て「鰻を捕まえられるか?」と頭に浮かびました。

ちゃんと拝みもせんとそんなことを考えておりました。

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象さん

2016年07月29日 04時24分23秒 | 社寺


ここは、いつも前を通る香雪院(こうせついん)。
妙法院の塔頭、天台宗の尼寺、本尊は聖天尊(歓喜天、如意宝珠尊)。
妙法院は、東大路通沿いにある大きなお寺。
三十三間堂を管理しているお寺です。
香雪院は妙法院の北側になります。


↑このマークは、「巾着袋」。巾着袋(砂金袋)が図案化されています。御利益が大きいということを表現しているらしい。


↑このマークは「大根」。この大根は蘿蔔根(らふくこん)と呼ばれ、やや細くて辛味が強く、歓喜天の住する象鼻山に多いとされる。大根の白色は息災を意味し、食すると、体内の毒や煩悩を消す作用があるとされている。
この大根、男女が抱き合っている状態を象徴しているように見えますね。チベット仏教なんかで男女の神が抱き合ったような仏像があるけど、あれと同じことなのかも。


↑はいると鳥居があったりします。お寺に鳥居?そういえばお寺でも鳥居があるところがありますね。お稲荷さんが祀っていたりしますね。鳥居の左は、弁天堂。


↑本堂


↑この象さん、歓喜天のお使いでもないみたいです。頭が象で身体が人間で抱き合っている像だったりするそうです。
このお寺のはどうかわかりません。
天部・・・仏教の守護神一種です。





天部の神は色々あります。代表的なのは、梵天、帝釈天、持国天・増長天・広目天・多聞天(毘沙門天)の四天王、弁才天(弁財天)、大黒天、吉祥天、韋駄天、摩利支天、歓喜天、金剛力士、鬼子母神(訶梨帝母)、十二神将、十二天、八部衆、二十八部衆などがある。
これらの神は、人間の願いを叶えてくれる存在で、昔からよく信仰されています。



こういう存在は、元々ヒンドゥー教の神だったのが仏教に帰依したとして組み込まれた存在なんでしょう。
それが極端に出てくるのが密教なのかも。
日本における仏教は、インドからシルクロードを通り、中国に到達、中国から直接、または朝鮮半島を通って、日本に輸入された。
だから、ヒンドゥー教、道教、儒教、その他土着宗教を包み込み融合している。
現在の日本の仏教は、色んな宗教の痕跡がありますね。

中途半端な記事になってしまいました。
いずれまた「清浄歓喜団」を手土産に持って挨拶に行きます。

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土用・・・トンテキがいいかも

2016年07月28日 04時08分02秒 | 洛外・食
先日、四日市方面に行った。
久しぶりにトンテキを食べる。
このトンテキ、伊勢松本の未来憲 本店が元祖ということになっている。



最初、食べた時は命懸けで食べたことを憶えている。
何年も前、断食を二ヶ月ぐらいしていたんです。
水分だけで過ごしていた。仕事その他はそのままで。
打合せに四日市方面に行った帰りに、未来憲に連れて行ってもらった。
あの日は、朝から「未来憲でトンテキ」と決めていた。
なんでもクソもない。
どこか理性的な脳の部分が「そんことをしたら危ない」という警告があった。
だから、自分の胃腸さんたちに「今日の夕方、トンテキなる食べ物が入って行く。対処をよろしく」と結構真面目に頼みました。
なんでそんな無茶をするのでしょうね。
やっぱり根回しをして置いてよかった。
大丈夫でしたから。でも真似をしてはいけませんよ。まあ、しないでしょうけど。



このトンテキはスタミナという点では、理に適っている。
鰻よりも遙かに優れているのです。
豚肉とニンニクの組み合わせが故にです。
豚肉には、ビタミンB1が多く含まれている。
このビタミンB1は水溶性で、一度に身体に吸収される量は5〜10 mg程度が限界。
後は、身体に蓄積できない。水溶性なので尿で体外に排出されます。
ところがニンニクといっしょに摂るとニンニクのアリシン、アリイン(臭いの原因、あの匂いが効く!)それが豚肉に多く含まれるビタミンB1と結びつきアリチアミンになる。「アリナミン」というビタミン剤がありますね。この名前はアリチアミンが言葉の素になったらしい。
こうなるとビタミンB1が身体に少し蓄積可能となる。
ビタミンB1というのは、体内で糖質をエネルギーに変える変換効率を上げてくれるのです。
効率よく糖質を燃やせば、不完全燃焼するので疲労物質が残り難くなる。
脳にしても運用には糖質以外にないのだから、燃焼効率を上げると頭の回転もよくなり、ストレスにも強くなる。


↑四日市中華料理 一楽「トンテキ定食」

というような構図なのです。
トンカツでは、衣がネックになる。しかも、カラッと揚げるため、ヘットかラードで揚げるのです。それが結構中高年移行の人間には害になる。
その点、トンテキはいいと思う。
欲を言えば、練り辛子をテーブルにおいて欲しいのとタレが甘すぎる点を改善して欲しい。

ニンニクで昔、生のニンニクをみじん切りにして、アルデンテ(最近、あまりいわなくなりました。生麺のモチモチした食感が最近好まれるからかな?)に茹で、ニンニクと和える余熱でニンニクに火を通し、胡椒をして食べる。
卵黄を入れたりしてはいけない。ニンニクだけ。
効きますよぉ〜。(笑)
ただし、胃の弱い人にはお勧めできません。

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ジュワァァァ〜〜グシュグシュ!

2016年07月27日 04時54分10秒 | 社寺

↑北野天満宮


↑旧暦の七夕をするようで、笹飾りが境内にありました。昔はしてなかったのに。最近、観光客を意識しているのでしょう。

いまは、土用の真っ最中。
そこで北野天満宮に行ってみました。


↑さすがに暑いからなのか、人がいなかった。

久しぶりかも。
いま、早春に咲いた梅を塩漬けし、土用の時期に天日干しをします。
北野天満宮の梅は、お正月に大福梅として使います。
だから、塩漬けと天日干しで作ります。





土用の時期の強烈な紫外線で殺菌、乾燥します。
今年は、梅干しにはいい天気でしょうね。
今日はちょっと雨が降るけど、明日から晴天続きになりそう。





こういうのを見ていると口の中が酸っぱくなりませんか?
最近の子供たちは、そうでもないかな。
梅干しは、冷蔵庫で保存するものを食べますからね。
昔の梅干しなら、熱中症対策になるだろうな。

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バランス

2016年07月26日 04時13分46秒 | 洛外・食
先週末、大阪に行く。
大阪、梅田でランチといえばインデアンカレーねっ!
単独で行動する時、時間的にタイトなのでゆっくり食事ができないのです。
カロリーを摂取するという感じかな。
そういえばジュースなんかもそうだ。
通りすがりにジューススタンドでグレープフルーツなんかを搾ってもらう。
目の前で搾ってもらうジュースでないね。
本当は、フルーツを洗って欲しいけど。


↑インデアンカレー「レギュラー」

オープンキッチンで見ていると不安になりませんか?
九条ネギやキャベツのみじん切り。
洗っているのを見たことがない。
自宅なら洗いますよね。
タマネギなんかも外の皮を剥く前に洗いませんか?
ラーメン屋さんに行った時、見てみてください。
それからティースプーン一杯ぐらい入れる白い粉。
最近の時流では、気にならないようですね。
「中華料理店症候群」なんて死語に近いのかもね。
テレビのCMで焼き飯の素とか中華料理の素を宣伝しているけど、抵抗がないようですね。
最近、巷でプロ用の食材がすごく多いとききます。
その中には、自動的に旨味成分が含まれているのでしょうね。


↑北極星淀屋橋店「オムライスアラビアータ」パプリカ・ズッキーニ等の夏野菜とニンニクと唐辛子風味。私的にはもうすこしニンニクと唐辛子が欲しかった。

ダイエット云々と称して人工甘味料入りの飲料もたくさん出ています。
糖尿の父には、買ったりしますが、自分では飲みません。
ペットボトルのお茶もね。
中高年ならもう先がないからいいけど、若い人は止めておいた方がいいように思います。まだ人生長いだろうしね。
人工甘味料入りの飲食物を飲むと、脳がよけい糖質を欲しがって、結果的にカロリーオーバーになり体重が増えるという怖いデータもあります。
不自然な食品はできるだけ避けた方がいいでしょうね。
熱中症対策と称して水分を摂るなら、麦茶を自分で炊き出して塩を少々というのがいいと思います。
小さい子供は自分で選べないですからね。無知な親は平気であたえます。老人も孫と食事をする時、甘いジュースをあたえたりします。
我が両親もそうでした。そえだけは強く拒否しました。



いま巷では、スマホでキャラを集めるなんてのをやっている。
あれはいけません。
政府が株価を上げる牽引材料となると黙認している。でも社会全体にあたえる害悪を考えたら問題だと思います。
ガキにスマホなんかをあたえたら、サルにマスターベーションを教えるようなもの。
ずっとやって依存状態になります。
社会人になっても嬉々としてやる。死亡事故が続出しないと規制しないだろうな。
経済が活性化するから・・・という理由で。
マスゴミだって、微妙に煽っていますね。
テレビや新聞、週刊誌なんてのは愚民を作る道具になってしまっている。
本当の真実は表に出ないものですね。



食事の話に戻ります。
早いお昼に食べた時、いつもならカレーに卵黄という状態なんです。
でもこの日は、違った。
結局、夜はオムライスということで、1日のバランスを取ったことになりました。
夜のことを無意識に想定していただけだった。
久しぶりにインデアンカレーを卵黄抜きで食べたけど、卵黄入りとさほど味わいが変わらなかった。単なる習慣だけだったかも。卵黄。

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この産毛、なに?

2016年07月25日 04時08分03秒 | 風景
バス亭で待っていてフト草むらを見ると何か変。



よく見ると茎から産毛がいっぱい生えている。
「なんじゃこれ?」
病気なのか?
それともカビのようなモノなのか。



写真に撮り、帰ってから調べてみると以下のようなことがわかりました。
私はこんなの、知りませんでした。
調べて見ると以下のような説明がありました。



この産毛のようなモノは「トライコーム(trichome)」というものです。
植物の表皮細胞が伸びたもので、植物種によって単細胞のものも、多細胞のものもあり、随分長いものから、とても短い棘のようなものまで様々です。長い物としては、ワタの種皮のトライコームが綿です。トライコームの役割は、それぞれのトライコームによって違っていますが、強い光に対する防御、強風時に気孔から過度に水分を失う事を防止する役割、小さな害虫が葉の本体に近づきにくくする役割などが言われています。さらに、多くの植物で、トライコームは特殊な物質を貯めています。たとえば、バジル、ミント、タイム等ハーブの匂い物質はトライコームに貯められており、害虫を予防しています。トマトのトライコームにも害虫を寄せ付けない成分が入っているようで、トライコームに異常があるトマトの突然変異体は害虫に食われやすいという論文もあります。これらのトライコームの成分はテルペノイドやフラボノイドが多いようです。

植物というのは、自身動けないので様々なことをしているのですね。
感心してしまいました。
人間の産毛もすうなんだろうか・・・。



それだけではということで甘味を少々。
父親と鰻を食べ、前回は残念ながら定休日だった弥次喜多に行きました。
この「白玉ミルク宇治金時」には彼も満足していました。
私は悲しかな「みつまめ」だった。
この日は、餡も食べたくなかった。


↑弥次喜多「白玉ミルク宇治金時」


↑弥次喜多「あんみつ」私がこれで糖尿病の父がかき氷なんですよ。前回、定休日だったので、今回行きました。父親は「白玉ミルク宇治金時」に大満足でした。

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かたち

2016年07月24日 03時29分46秒 | 風景
京都市内は、歩くとフト気になる風景がある。
いつもは普通に通るのだけど、上を見たい、下を見たりすると見える(というか気付く)。



これは京都大丸のシンボル「孔雀」、こういうのを見ると京都市民から「大丸さん」と「さん」付けされるのがわかります。
包装紙や包装用の紐(昔は紅白の紐だった)が眩しく見えた。
大食堂や屋上は、子供にとって別世界でしたね。



「今日は大丸に行く」となると晴れ着でしたからね。
いまは、いいかげんな服装でいきますけど。
この孔雀を見ていると思い出します。







祗園祭なんかも、非日常のオンパレード。
豪華絢爛な山鉾や商家のお飾りを拝見していると凄いですね。







ゆっくり立ち止まって見たいものです。
でも近年観光客が多すぎ、ゆっくり見ることができないかも。
昼間の後祭なら比較的ゆっくり見ることができるかも。
でも暑い!

※おまめ

↑行事があると路線が変更になったり、時間がかわったりします。

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通りすがりの山鉾

2016年07月23日 06時03分55秒 | 行事
昨日、用事があり祗園祭の後祭山鉾のあたりを通りました。
ちょっとだけ撮影してみました。
説明は、どこかのサイトでしてあると思います。


↑四条御旅所の3基の神輿






↑冠者殿社、四条御旅所の横にあります。日頃は地味な場所ですが、祗園祭の時は晴れやか。


↑真ん中のビルが山鉾の形なんです。山鉾巡行の時、こういうのが出て来たらびっくりするだろうな。


↑大船鉾


↑大船鉾、152年ぶりに復元された「竜頭」。元治元年(1864)、幕末の蛤御門の変で焼失したそうです。


↑大船鉾、舵の部分


↑南観音山


↑南観音山


↑北観音山

まだ、写真はありますが今日はこれぐらいにしておきます。
本日が後祭宵山で、24日(日)が後祭山鉾巡行です。天気は良さそう。
日曜日は、家で引き籠もりになるでしょうね。
交通規制にひっかかったら困りますからね。

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今年「土用の丑の日」は土曜

2016年07月22日 04時23分02秒 | 

↑祗をん松乃「うざく」

陰陽五行説で、春・夏・秋・冬をそれぞれ木・火・金・水とし、土を各季節の終わりの18日間に当てはめたことから、立春、立夏、立秋、立冬の前の18日間を土用といいます。
次の季節へ移る前の調整期間といったところでしょうか。
一般的には立秋前の18日間の夏土用をさします。この期間を暑中と呼び、暑中見舞いを出す時期でもあります。
最近、暑中見舞いって書かなくなりました。


↑白焼き、やっぱり白焼きがいいなぁ〜

2016年は
冬土用:1月18日〜2月3日
春土用:4月16日〜5月4日
夏土用:7月19日〜8月6日
秋土用:10月20日〜11月6日
最初の日を「土用入り」最後の日を「土用明け」といいます。


↑蓋をあけるのが嬉しい

「(夏)土用の丑の日は鰻を食べようぜ!」と言い出したの江戸時代の万能学者平賀源内。鰻屋から広告コピーを考えたという話は有名です。
いまだにその説を使って商売しているのもすごい!


↑せいろ蒸し

江戸時代なら牛肉を食べたり、ニンニクを食べたりしていなかったのでしょう。
まあ、薬食いと称して食べていたらしいのですが。


↑せいろで蒸してあるから、全体的にフワフワ。

今年の(夏)土用の丑の日は7月30日、曜日はまさしく土曜です。
いつも栄養タップリのモノを食べているお方は断食するのもいいかもね。
甘酒でもいい。
甘酒というのは、夏の季語なんです。

蕪村の句に
「あま酒の地獄も近し 箱根山」
箱根の名所である地獄(現在の大涌谷・小涌谷)と箱根名物の甘酒を並べてみせ、旅の楽しみを表現。

「愚痴無智のあまざけ造る 松が岡」
松が岡は駆け込み寺として有名な東慶寺(とうけいじ)のあるところ。東慶寺は尼寺なので、甘酒の「あま」と掛けています。「ぐちむち」も甘酒を作るときの音なのでしょう、仏教用語の「愚痴」と「無智」に掛けています。





以上のようなことを知らないけど、テレビでいうから父親から「鰻を食べよう」と言い出した。「祗をん松乃」に行きました。私はこちらのお店は初めてかも。洛北松乃鰻寮へはよく行ったのですが・・・。父親はそちらを知らなかった。あちらなら「うなべ」も食べられゆっくりできるんだけど・・・ちょっと遠いか。

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2016年07月21日 05時08分54秒 | 風景・和菓子

↑梅花藻

今年の夏は、とても暑いのか、そうでもないのか?
気象庁の説明を読んでもよくわからないというのがわかったかも。
ここ数日屋内に引き籠もりだったので、当然クーラーは稼動している。
昨日、パンを買いに行った時、それほど暑く感じなかった。
湿度が低いのが原因かも。
こういう感じなら楽だ。



後祭山鉾巡行が24日にある。
それが終わったら京都の街は静かになるかな・・・。
もう盂蘭盆やね。
京都市内は、行事ばかりやっている。
観光の人にとってはいいけど、市民としてはちょっと迷惑かも。


↑本家玉壽軒「湧き水」


↑錦玉羹、粒あん、錦玉羹はちょっと冷やして食べることを前提に糖分を調整してあると思う。食べる前に冷蔵庫で冷やすといいですよ。葛と違って濁らないしね。

観光で京都市はどれぐらい税収があるのだろう?
観光客は増えているらしいけど、それが京都市にどれぐらいの利益をもたらすのかな?その税収で市民生活を支えてもらわないといけませんからね。
意外と税収が伸びていないなら問題だと思う。
監査した方がいいかも。


↑塩芳軒「ひさご」


↑道明寺、大納言、昔は道明寺って好きじゃなかった。最近、妙に好きになった。好みって変化するものですね。

しかも行事の意味をちょっとはアナウンスした方がいいだろう。
もうすぐお盆だけど、盂蘭盆をなんのためにやるのか、父親に意味を聞いたら知らなかったのには驚いた。
社寺や企業の営業行為でやっている。
先日書いた「お中元」だってそう。
中国の道教の風習を本国でやらなくなったのを日本でいまだにやっている。
しかも意味をしらずにやっている。盂蘭盆もそう。
そろそろ整理した方がいいのかも。
我々の世代はそう思う。
年寄りだって知らないでやっているのですからね。
我々の孫子の代になったら、もっと希薄になるだろう。
なんとかしなければと思う今日この頃。

タイトルと全然違う内容になってしまった。
まあ、写真は「涼」を感じさせるのでお許しください。

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婿殿、お誕生日おめでとう!・・・2

2016年07月20日 05時53分37秒 | 
昨日の続き。





さて、次の料理。
すね肉(たぶん)の赤ワイン煮。
これは好きな味でした。


↑こういう感じなら父親でも食べられるかな?

欲を言えば、この五倍ぐらいの大きさがあればもっと嬉しかった。
付け合わせにマッシュポテトでいいから山盛りになっていたらもっともっと嬉しい。
最近、胃が小さくなったから、これでいいといえばいいけど、肉ぐらい山盛り食べたいな。
武闘派の婿殿には、少々物足りなかっただろうな。
でも「この程度じゃ足りない!」とは言えなよね。
今回は、女性陣受けを狙いました。
ごめんね。


↑クリームブリュレ


↑デザート

さてこれからデザートです。
糖分を摂って血糖値を上げましょう!
いずれ我が家で私の作ったパスタを腹一杯食べさせてあげるからね。
お楽しみに。


↑婿殿用


↑エスプレッソコーヒー、ロイヤル・コペンハーゲンの器が好きです。

この後、となりの京都ホテルオークラでティータイムをしました。
次回は、年末かな?
京男Jr.2とは、また会っていないよね。

あまり内容が無くてくんません。

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婿殿、お誕生日おめでとう!

2016年07月19日 04時27分16秒 | 

↑ブラッドオレンジジュース、みなお酒を飲まないのです。


↑お皿には料理はのっておりません。

これは、先月の話。
記事にしそびれておりました。
単身赴任の娘婿が同僚の結婚式に出席のため、京都に帰ってきた。
次女に聞くと婿殿の誕生日だという。


↑料理がのりました。


↑内容を憶えていない・・・すんません。

そこで会食をすることになった。
京男Jr.1は、所用のため欠席。
京男Jr.2は、関東方面なので出席できません。
そういえば、先日、早いお盆休みで京都に帰ってきた。
京男Jr.2は、まだ娘婿には会っていないな。
いつになったら会えるのやら。


↑綺麗な色のスープ。豆だったかな・・・。


↑パン

今回の食事は、フレンチということに設定。
久々にエルジノを予約。
娘婿にとって量的に少ないかもしれませんが、きっとこういうのは食べたことがないだろうから、選んでみました。
女性陣にとっては嬉しい料理だと思います。


↑野菜サラダ?右側の空間は最初から空いていました。

まあ、女性陣が喜んでくれたらそれでいい。
私は、フレンチではなく、昔のフランス料理が好きかも。
ソースがタップリでフランスパンで食べるのがいいな。
フレンチでは、ソースは食べるものでなく、お皿に絵を描くためのもの。
味は関係ないのかも。


↑スズキだったかな?


↑憶えていない

後半は、明日に続く。

和菓子
中村 肇
河出書房新社

↑これから暫くの間、京男の和菓子本のお知らせをさせてもらいます。説明は1月27日の記事をご覧ください。(色のかわっている部分をクリックすると表示されます)

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スマホケース改良

2016年07月18日 07時11分31秒 | モノ


昨日は、祗園祭の山鉾巡行でした。
雨は降らなかったようです。
京女がテレビで観ていたらしい。
後も祭が来週にあるのでフルの巡行より時間が短かったらしい。
「どこの町内がトップでゴールした?」と聞いたら「フン!」と冷たい反応だった。


↑現在、ブルーとブラックをもっている。作務衣の時は、この紺バージョンをつかいます。

午前中、知人から電話があった。
「こんな時間に電話してええんか?」と京男」
「なんで?」と知人。
「山鉾を引くアルバイトしていると思ったけど、違うの?」と京男。
「体力がないから無理や」と知人。
「(辻回しの時)竹を差し入れるぐらいはできるやろ」と京男。
「そんなややこしいことできひん」と知人。


↑これが真田紐バージョンなんです。いい雰囲気なんですが、擦れると問題になってくる。簡単には千切れませんけど。

それから会話がはじまり、結果は京男の勝ちだった。
「勝ち?」と思うかな?
相手の携帯電話のバッテリーがゼロで切れたからです。(笑)
すごい勝負やね。
プロレスでいうたら「無制限一本勝負で京男の勝ち」ね。
もっともこちらは有線電話で電源はきれませんけど・・・。


↑こちらが今回改造したもの。この紐なら丈夫です。オシャレじゃないけど。

さて本日の話題。
iPhone 6 Plusを持って歩く用のケースを一部改造した。
この革のケースには、最初カラビナが付いていた。
カラビナでは、腰から変なぶら下がり方になるから、真田紐で腰からつるせるようにしていた。
暫く使っていて、革の部分が揺れ、すり切れてきたのです。
落としてからでは遅いので、アウトドア用のナイロンの紐でループを作ることにした。
但し、問題があった。
どうやって縫うのか?


↑きっと革の縫い目の強度が問題になってくるだろうな。

登山用品の店で紐を買い「どうやって縫うのか?」と質問した。
店員さんは「私は山で緊急のバッグ修理をしたことがあります。その時、普通の縫い針では縫えなくて、ちょっと縫うのに縫い針が三本折れました」とのこと。
そこで「このお店で縫う業者はあるのか?」と聞いたら「ない」とのこと。
「ひょっとして1階の靴やバッグを修理するお店ならやってくれるかもしれないです」と言ってくれた。


↑ケースの内側に耐衝撃性のあるゴムシートを東急ハンズで探し出し、貼ってあります。これで少々の衝撃ならiPhone 6 Plusを守ってくれる。

1階のそのお店に行き「この状態で縫えますか」と言ったら「できるとのこと」ただし1日かかるとのこと。
それでできあがったのが本日の状態。
これなら耐摩耗性があり不意に落下したりしないだろう。


↑クリップは、ABITAX社製のキーケースに付属していたものを流用。自由に付け替えることができるアイデアが優秀。

夏になり、服のポケットに入れて移動できないのです。
大きなサイズのiPhone 6 Plusが鬱陶しくなる一瞬です。
この革のケースにしても、東急ハンズに薄い耐衝撃性ゴムを自分で挟み込みました。
最近は、イヤフォンがBluetooth方式になり、電話がかかって来たときは、頭の中で呼び出し音が響くので使い勝手はいい。
Apple Watchで着信が誰か、知らせてくれるので、すぐに出るかどうか決められる。
便利なんだけどApple Watchのデザインが嫌になってきた。
夏は特に腕につけると目立つのです。
目立つなら、ROLEXサブマリーナかSinn EZM-2がいい。
特にROLEXサブマリーナは、作動する音が聞こえるのがいい。
皮膚にその動作音を感じるのです。
そえがとても安心感がある。
なぜなのかわからない。


↑出来上がったら、こんなモノなんですが、手間がかかりました。こういう製品を考える人、なんでもっと使う時点でのデザインを考えないのだろう。この革のケースはiPhone 6 Plus用のケースなんですよ。重さ172グラムの重さがブラブラするということを考えて縫製等をして欲しい。最近、カラビナを使って吊すというのが流行りだけどカラビナも小型のモノはチャチで使い心地が悪い。デザインは、あくまで「用の美」であって欲しい。デザインが前面に出るようではいけません。

そういえば、Bluetoothの片耳用イヤフォンで応答しているとiPhone 6 Plusの音声認識ソフトが勝手に検索して電話をする事故がまた頻発する。
電話をしないように設定している筈なのに・・・。あの音声認識にはイライラさせられる。PCのOSにも音声認識が組み込まれるらしい。使えるのかな?できればシンプルに使えるような設定も残して欲しい。
昔、OCR(Optical character recognition 光学文字認識)が出た時、便利だと思った。使って見ると結局うまくいかなかった。めだたない誤字が多く、後で修正するのが大変だった。いまはどうかな?
私の場合、校正作業が無理なので使いませんけど。

音声認識で喋って、テキストに書き出すということも考えられるけど、テキストに変換して不自然無く読めるように喋れないし・・・。

こうやって手に任せてキーボードで文章を書いていると全体的にまとまりのない文章になってしまいますね。
自動書記の限界なのかもね。

和菓子
中村 肇
河出書房新社

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父にお灸をすえる

2016年07月17日 04時49分02秒 | 
週末、京女と実家へ行く。
先週は、2日に一度父親に会っている。
前回、「SoundLink Mini Bluetooth® speaker II」を設定した。
質問の電話がかかってこなかったから、うまく使えているらしい。
聞くと快適に使えているらしい。
茶の間の机にiPad mini 4を置き、Apple Musicや入れてある音楽を寝室、ダイニック、応接室、仏間でスピーカーで聴くという仕組み。
木造住宅なのですべての部屋がカバーできる。
音楽好きの父親にとって音楽は欠かせないものなんです。
Bluetoothも最新のモノは安定してきているように思う。
Apple Musicの聴き放題は、つまみ食い状態で音楽が聴ける。いままで聴いたことのない音楽家の演奏を聴いたりできる。
高齢者にとっていい刺激になります。


↑実家での作業が終わってからランチ、昨日は、四条河原町へ用事で行ったのですが食事はたぶん混雑しているので、実家付近の七福家で食べた「中華風オムレツセット」京男用。

映画では、最近あまり面白いのがないのでNHK大河ドラマ一年分を一気に観るというのを手配して観られるようにしています。
これも結構よろこんでいます。
しかも原作と比べてみたりします。
ということは、私も同じモノを観ます。そして原作を聴きます。
原作を大河ドラマに作る時の難しさがわかります。
原作にでてこないキャラクターやエピソードをそれとなく入れ、一週間で盛り上げないといけない。でないと視聴率が下がる。それは致命傷ですからね。


↑「エビチリセット」京女用。

次ぎに『NHKスペシャル 新・映像の世紀』がもうすぐレンタルできる。
これも父親に見せてやりたい。
先日のラッセル・クロウが監督した映画『ディバイナー 戦禍に光を求めて』の時代背景がよくわからないと言っていたので、第一次世界大戦について「第1集 百年の悲劇はここから始まった 第一次世界大戦」というのを見せないとね。
この『NHKスペシャル 新・映像の世紀』を見るといまの中東の混乱は、イギリスやアメリカに原因があるのがよくわかります。
近代の終焉が今とよくわかる。
21世紀になり脱近代になってきて、具体的に世界は変わろうとしているのかも。


↑スープは共通

タイトルと全然違う内容になってきた。
先日、父親から右手が痙攣して指先に力は入らない。
特に中指、薬指、小指がひどいとも言っていた。
私が「持っているモノをポロッと落とす?」と質問すると「そうでもない」という答え。会話をしていて呂律が回らないというとそうでもない。
身体がふらついているわけでもない。血圧も安定している。
直観では「たいしたことでない」という答え。迂闊に医者に行くと脳神経外科等でMRIなんかで検査されて、何もでなくて、医者も?になる。下手すると他の病気が見つかって目出度く入院となり、箱入りで退院となると直観。


↑これはサイダーが好きな父親用に買ったもの。考えたらちょっと怖い飲み物かも。低血糖対策で飲まないように言っておかないといけませんね。

ちょうど鍼灸治療の日だったので岡田先生に質問して見た。
お灸のツボを三カ所教えてもらった。
その日の内に実家に行き、応急のお灸をした。

そして昨日、お灸をたくさん持ち、また行った。
どうも父親が座っている肘掛け付きの座椅子に原因があるのがわかった。
座椅子の右側が皺がよっている。革だから型が残っている。
それに対して左側の肘掛け部分は、皺が寄ってない。
つまり、右に体重が乗っているとなる。
父親をたたせると身体が右に傾いている。
これが原因。
それは、骨盤の所から来ている。歩き方を見ているとそうなっている。
だから座る時に右の肘掛けに力がかかる。
しかも高齢になり運動もしていないので、筋肉が落ちている。
だから、体重で神経を圧迫し、しびれが切れた状態になっていたというのが答えのようです。
対応策は、血行をよくすればいい。
お灸をすえました。
父親にとっては初めてのお灸経験。
ついでに、肝臓のツボ、腎膀胱系のツボ、足の三里というツボにもお灸をしました。
きっとそれで改善するでしょう。
ツボを教え、自分でお灸の仕方を教えました。
こんな程度のことで大学病院に行ってはいけないのです。

テレビで西洋医学のドクターが出て来て、早期発見早期治療なんていう番組を観るものいいですが、西洋医学で解決つかない問題も結構多いかも。
もっとホリスティック(全体的・総合的)に考えた方も必要なのかもしれませんね。

和菓子
中村 肇
河出書房新社

↑これから暫くの間、京男の和菓子本のお知らせをさせてもらいます。説明は1月27日の記事をご覧ください。(色のかわっている部分をクリックすると表示されます)

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