京男雑記帳

洛中で生まれ育った京男が地元視点で見た日常風景や話を雑記的に掲載

南禅寺水路閣

2007年11月30日 05時26分36秒 | 社寺


南禅寺といえば、水路閣が有名。
サスペンスドラマでよく登場しますよね。
水路閣は、明治になり、東京へ遷都のため(京都人はいまだにそうと思っていないんですよ。ほんとは。天皇さんが東京へ遊びにいってハルと思もてます)沈みきった京都に活力を呼びもどすために、第3代京都府知事北垣国道の発意により、工部大学(現在の東京大学)を卒業したばかりの田辺朔郎工学博士を工事担当者として、明治18年に着工しました。そして日本最初の水力発電所を稼働、日本ではじめて路面電車などを走らせました。



昔の建築というのは、とっても優雅ですね。
いまでも毎秒2トンの水が流れています。
ここは、小学校の時の遊び場所だったんです。
この先の行場や山科に抜ける山道で遊んでいました。
いまの子どもからすると考えられない行動範囲ね。
この水路閣の上の方で土を掘ると水銀がでてきたところがあったな。
いまから思うと危ないことですね。
なんでだろう?誰かが捨てたのかな・・・。
触っていなかったとは思うけど。





南禅寺に行ったのは26日だった。今週末が見頃かも。
でも今年はちょっと色が悪いかな。
酷暑で弱っているんだろうな。







この日は天気がよかったけど、ちょっとぼ~っとした空気でした。
でも光があたってとても紅葉がきれいに輝いていました。
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南禅寺の紅葉

2007年11月29日 06時13分54秒 | 社寺


南禅寺といえば京都五山の上位(五山第一位の天龍寺よりさらに上に位置する)の別格扱いの寺院。
※京都五山/鎌倉時代末期頃から北条氏は南宋にならい五山制度を導入し鎌倉五山を選定した。鎌倉時代後期に後醍醐天皇は討幕運動を起し、幕府滅亡後に後醍醐による建武の新政が開始されると五山も京都本位に改められた。
南禅寺(別格)、天龍寺(第一位)、相国寺(第二位)、建仁寺(第三位)、東福寺(第四位)、万寿寺(第五位)



日本の禅寺のなかでも最も高い格式を誇っている。
臨済宗南禅寺派大本山の寺院ね。
山号は瑞龍山、寺号は詳しくは「太平興国南禅禅寺(たいへいこうこくなんぜんぜんじ)」
※山号/寺院によっては付けていない所もあり、付けている場合についても、その寺院が所在する山の名称を付けている場合と、医王山や鶴林山のように、所在地とは関係のない、仏教用語を山号として付けている場合がある。例、○○山○○寺という風に表示、音羽山清水寺、慧日山(えにちさん)東福寺、京男さん快男児(きょうおとこさんかいだんじ)等々。







南禅寺の山門は、歌舞伎『金門五山桐』(楼門五三桐)の「山門」の場で「絶景かな、絶景かな、春の眺めは値千金とは小せえ、ちいせえ」と煙管片手に見得を切るのは有名。ただしフィクションですが。
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里の菊

2007年11月28日 05時09分43秒 | 和菓子


紅葉がきれいなお寺や神社にいくと菊がきれいに咲いていたりします。
菊は自然の状態ではなく、お寺や神社の方が丹精こめて手入れをされている。
とても手入れがむつかしいんだそうです。
でも手をかけた分、応えてくれる。
紅葉の方より菊の方に視線を奪われる時があります。



菊はほとんどの種類が食べられるそうです。
酢の物、吸物やみそ汁、天ぷら、のり巻き、和え物、お茶にしたり用途が多い。
ただ食用に栽培したものでないと農薬がいっぱいですが。
鍋物に欠かせない菊菜や春菊もありますね。
菊は偉い!



亀屋良長「里の菊」
妙にかわいい上生菓子ですね。



山芋煉切、白こしあん
山芋入りの煉切の口どけがとてもいい。白のこしあんもその食感のじゃまをしない。
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タンドール・タンドール

2007年11月27日 05時11分12秒 | 


なんて素敵な写真でしょ。
と思うのは私だけか・・・。
色っぽいでしょ。(まだ言っているし)
これは、サダーナン。焼き立ては美味しい。


↑これもきれい!これはパパード。
レンズ豆のウエハース。こう見えてもピリリとします。


↑来た(なんで興奮しているんや)、サモサ。
ちょっと大きいのが野菜で小さめのがチキン。


↑ヴェジタブルパコラ。これは野菜の天ぷら。
青唐辛子、カボチャ、タマネギ(これが好き)、ジャガイモ、ニンジン、ピーマン、カリフラワーなんかがあがっています。サツマイモがあるといいのに。


↑プロンタンドリー、車海老をつけ込んでタンドリーで焼いてあります。

タイトルのタンドールは、インド独特の「土かまど」のこと。
インド料理には欠かせないもの。
本来は、土と草を手で、こねて「かまど」を造りスミを入れると、草の繊維が焼け通気孔の役目をするので高温の蒸し焼きができるのです。
この中でナンやタンドール料理を作ります。
これがまたうまい!
この日は、私の両親の誕生日だったんです。我が家も長女以外が参加。
みんな満足するのには、アショカが一番かも。


↑タンドリームルク。いわゆるタンドリーチキン。骨付きもも肉が美味しい。
鶏の食べ方としては、これが美味しいと思う。


↑シークカバブ。マトンのひき肉を鉄串に巻き付けてタンドリーで焼いたもの。
スパイシーでいいですよ。


↑ラムチョップ。子羊の骨付きバラ肉ね。とても柔らかい。


↑ヴェジタブルビリヤニ。野菜とサフランライスでつくったドライカレー。
揚げたタマネギが効いていました。美味しい。


↑チキンコーマ。これはコーマソース(アーモンドソース)で鶏を調味したカレー。コーマ系は辛くないので子どもでもOKなんです。


↑アルゴビー。ポテトとカリフラワーのカレーなんです。煮付けみたいな状態で汁はないんです。

この他、いつものアイスクリーム(クルフィー、ソース無し)とマサラチャイ。
母親好みのパンジャビラッシーなんかの構成でした。
各メンバーのお腹の減り具合や好みを分析し、メニューを選択。みんなが満足するというのはとても難しい作業なんです。しかもインド料理でね。おかげで私は何を食べたかあまり覚えていませ~ん。
アショカ京都店地図
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なにげない秋が好き

2007年11月26日 04時50分04秒 | 風景
京都は、いま紅葉シーズン。
他府県からの観光のお客様がいっぱい。
確かに紅葉のスポットはいいものです。



でも私は、道を歩いていてフト景色が輝いている瞬間みたいな時が好き。
黄金色に色づくのを観た瞬間。
ボーッとして写真を撮るということも忘れて唯々観ている。
心や魂が温かくなる。それもホンワカとやさしく。



「観光」とは、「光を観る」と書きますね。
案外ほんとうの観光ってそういう状態なのかも。
だから人ごみの有名スポットに行くことはないのかも。
近所に散歩するのも観光かもしれませんね。



きっとこのボーッとした瞬間には自分の中からエゴが消えているんだろうな。
ところが、この状態を写真に撮って持って帰ろうとした瞬間。
自分の「エゴ」のようなものが出現する。
やれやれ、困ったもんだ。
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巨大かきあげ天丼を食す

2007年11月25日 04時48分47秒 | 
関東風の天丼を年に一度ぐらい食べたくなる。
先日もそういう雰囲気でした。
ひとりではおそらく入らないかも。
天ぷらって外で食べる方がいい。
家なら結局自分で揚げてしまうから。
自分で揚げると胸ぶくれして食べられない。
この間ちょうど京都にお客様が来られたので祗園の「天周」のランチに行く。
昼前だったのでスムーズに席に着く。
同じものを頼むのも芸がないので、私はかきあげ天丼を注文。



これは、穴子天丼。



これが1000円とは驚きでしょ。
しかも手抜きは一切なし。



ご主人がすばやい手つきで天ぷらを揚げていきます。



さて、かきあげ天丼がきました。
大きさに感激。
左の方はタレがかかっていなくて、抹茶塩でいただきます。



満足のランチでした。
天周地図
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晩菊

2007年11月24日 07時12分03秒 | 和菓子
菊は西洋において墓参に用いるんだそうです。
日本でもこの影響を受けて葬儀の際の献花に使われる。
また、病気見舞いに菊の花はタブーなんだそうです。
普通は持っていきませんよね。
ただそれは、明治以降のことなんだそうです。
本来は、皇室の紋章になっているぐらいの日本の代表的な花。
花言葉は「高貴」
もともとは中国から不老長寿薬として伝わりました。
いまでも漢方では薬効が認められています。



今日の和菓子は、
総本家駿河屋「晩菊」
「晩菊」といえば、林芙美子の小説の名前ですね。
『放浪記』の方がよく知られていますが。



煉切、白こしあん
紫のグラデーションがとてもきれいな逸品です。

煉切、白こしあん
よろしおあがりやす。
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大学芋

2007年11月23日 05時03分13秒 | 駄菓子


やっぱり秋は焼き芋やね。
ここは、前から気になっていた七条通沿いの焼き芋屋さんです。
京都はこういうお店で焼き芋を売っているんです。
ここは、京都中央卸売市場の芋専門の仲卸しだったことを生かし、焼き芋屋を始められたんだそうです。



「山は富士、お芋は丸石」というのがいいですね。



大学芋は関東のものみたいですね。
大正時代に東京の神田近辺の大学生が好んで食べたらしい。
中国料理の「抜絲紅薯(バースーホンシュー )」からきているのかな。
私は中国のが好き。水にくぐらせて飴がパリパリの状態を食べる。
「やまぐち」で食べたリンゴでつくったのは美味しかったな。
スティック状の大学芋も売っていたな。
焼き芋は大きな鉄釜で焼いていた。やっぱり京都はこうでなくちゃ。
また焼き芋屋さんのレパートリーが増えました。
「丸石」地図
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紅葉狩り

2007年11月22日 05時10分38秒 | 和菓子


「紅葉狩り」って不思議な言葉。
普通「狩り」って、獣を捕まえる意味で使いますよね。
でも野鳥や小動物を捕まえる意味に広がり、さらに果物などを採る意味にも使われるようになった。果物などを採る意味では、現在でも「いちご狩り」や「ぶどう狩り」「梨狩り」「松茸狩り(これはちょっと死語に近いか)などに使われている。
やがて「狩り」は、草花を眺めたりする意味にも使われ、「紅葉狩り」と言われるようになった。
「狩り」が草花を眺める意味になった由来は、狩猟をしない貴族が現れ、自然を愛でることを狩りに例えたとする説もあるが、はっきりとした説はないようです。



今日の和菓子は、長久堂「紅葉狩」
結構不思議な雰囲気の和菓子。



売場で異彩を放っていました。



こなし(山芋)小倉あん。
山芋入りのこなしは、口当たりがとてもよくて好きなんです。
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来年はちょっと関係あるネン

2007年11月21日 04時58分01秒 | 風景


なんて石の大黒様が言うたハル。
なんでて?
来年の干支は、ネズミ(子)。
大黒天の使いがネズミなんです。
ネズミの狛犬(?)のある神社は京都にあります。
哲学の道にひっそりある大豊神社。
鹿ケ谷の産土神(うぶすなのかみ)で創建は平安中(ネズミだけに「チュ~」)期。
治病健康、長寿、学問、縁結びのご利益がありますよ。

※産土神/あなたの生まれた土地(本籍)を領有、守護する神。一生を通じて守ってくれはる神さんです。氏神(うじがみ)さんとどう違うのかと聞かれそうね。氏神は古代社会において血縁的な関係にあった一族がお祀りした神さんです。氏子(うじこ)というのは、本来氏神との関係で、いまは産土との関係というような意味あいになってきていますね。



神仏習合的にいうと大黒天は大国主と習合して信仰されています。
大黒天は七福神のメンバーなんで、結構なじみが深いですよね。
相方(?)の恵比寿天とペアで働いたり、毘沙門天と弁才天と合体した三面像(三面大黒)もあります。
ちなみに、三面大黒で有名なお寺は、高台寺圓徳院(えんとくいん)や比叡山延暦寺です。



なんでネズミなんかというと大国主さんとの関係です。
大国主さんがスサノオさんの計略によって焼き殺されそうにならはった時、ネズミさんたちが助けはったんです。そんなご縁でネズミさんがお使いにならはったらしい。
だから来年は大黒様がキー・ゴッド(?)なんかもね。
お正月の初詣では、大黒さんに行かはったらいいかも。
大黒さんは、松ヶ崎妙円寺が有名。
京都六大黒天というのもあります。大山崎寶積寺、伏見淀大徳寺、大原野正法寺、嵯峨野遍照寺、下京区因幡堂町平等寺、伏見大黒密寺です。回ったら御利益があるかも。プラス松ヶ崎で七大黒天というのもゴッドアイデア。車で大黒摩季の歌を聴きながらというのもありね。
お菓子は、大阪名物「あみだ池大黒」の岩おこしね。



今日は内容と写真があまり合ってないなかな。
まあ、そんな日もあります。



「サギや」といわんといておくれやす。
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深山の錦

2007年11月20日 06時23分05秒 | 和菓子


京都市内の紅葉はもう少しという感じですね。
半年以上前からホテルや旅館を予約している観光の方はがっかりかも。
11月の京都で泊まるところを確保するのは大変なんです。
よく「どこかあるでしょ?」と言われますが、
まあこまめにキャンセルのある部屋を探せばありますが、
ほとんどの場合は難しい。



去年みたいに紅葉が遅れると春ぐらいに想像するのは難しいものね。
いまは、北山の奥の方にいくと少しは紅葉がみれます。
先日、新聞に清水寺のライトアップの写真が載っていたけど緑でした。
いくぶん寒暖の差がでてきているけど、今年はあまり色がきれいでないように思います。



今日の上生菓子、千本玉寿軒「深山の錦」
このぐらいの薄い色のきんとんも好き。



きんとん、粒あん
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口切り

2007年11月19日 04時46分31秒 | 和菓子

↑長久堂「口切」

口切りというのは、茶道の世界では大切なお茶事。
茶の湯の正月ともいわれます。
茶壺を所持する茶人は茶師にこれを預け、茶師はその年の5月に採れた新茶を茶壺に詰め、梅雨や夏の間大切に保管します。壺には碾茶(てんちゃ)という状態で詰めるのですが、まず濃茶(こいちゃ)用の碾茶を小袋に入れて壺に収め、その周りに薄茶(うすちゃ)用の碾茶をギッシリと詰めます。蓋を閉め、その合口に茶師の封印を押します。壺の箱の裏側には何という銘のお茶がどれだけの量はいっているかを記した「入日記」という紙を貼っておき、11月に茶家に届けられます。



茶家ではこの壺の封を切り、その年初めてのお茶をひきうすで引いて客に点てて出すのです。口切にそなえて畳を新しくしたり、門口や露地の樋や垣を青竹にかえたり、茶道具やお菓子など全てが祝いの席にふさわしいよう入念に整えられるのです。口切とはすなわち壺の口を切るということです。


↑こなし、赤こしあん

この口切りで一番よいとされているのが、旧暦10月(亥の月)の亥の日。
この日に炉を開くと火災を逃れるとされています。
この口切りの時に亥の子餅がだされることが多いそうです。
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観世会館に行く

2007年11月18日 07時09分30秒 | 風景


もう先週の土曜日になってしまいました。
親しい方が仕舞を踊られるということで京都観世会館にいきました。
場所は、京都国立近代美術館の斜向かいでです。
建物の下のところがいつものオープンカフェです。



道はもう秋の色合いです。
いい雰囲気でしょ。



京都観世会館は能・狂言の鑑賞ができる能楽堂です。
建物が古めかしい。
ここは、小さい時によく行きました。
母方の祖父がかなりうまかったらしい。父親もすこしやっていました。
だから小さい時によく連れていかれました。
なんか体にしみ込んでいますね。



この舞台はマイクはなしなんです。
すごいと思いました。チャンと声が通るのです。
舞台もさすがによく響きます。縁の下に壺が埋めてありとても響く。



橋掛りの色合いがとても懐かしい。
午前中しかいられなかったけど、楽しませてもらいました。
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さざんか

2007年11月17日 05時12分57秒 | 和菓子


「さざんか さざんか 咲いた道~♪. さざんか さざんか 咲いた道~」
これは、童謡の「たき火」の二番の歌詞。
落ち葉でたき火という景色は最近みかけませんね。
ダイオキシンが・・・ということらしい。
ほんまかいな?落ち葉で?
焼鳥屋さんの方がたくさんできるかもよ。ダイオキシン。
落ち葉を集めてたき火をして、焼き芋をするといいのにね。



この間、建仁寺塔頭の禅居庵でいっぱいサザンカが咲いていた。
イノシシだから牡丹かなと思ったけど、山茶花(さざんか)でした。
まだ「北風ピープー ふいている~♪」とはほど遠いけど、そろそろ冬の準備をしないとね。



今日のお菓子。総本家駿河屋「さざんか」



もちかわ、白こしあん
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清水寺の紅葉はまだでした

2007年11月16日 05時51分29秒 | 


昨日の夕方、清水寺に行きました。
もちろん裏から。(笑)
15日から清水寺の夜間拝観がはじまります。
紅葉がいま、どんな状態か興味があった。
よく電話で聞いてくる人がいるんですよ。




結果は、どうも今年はいけません。
夏の猛暑のために紅葉が焼けている状態で葉先が枯れているのもあります。
しかも、気温が高く紅葉が遅れています。
去年も同じような状態でした。



まだ、緑がきれいでしょ。
困ったものです。




やっぱり色づくのは月末から12月の初めかな。
どこのお寺もちょっと頭を抱えているだろうな。
自然だけはどうしようもないですね。
こういう傾向はこれからずっと続くのかもしれませんね。
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