京男雑記帳

洛中で生まれ育った京男が地元視点で見た日常風景や話を雑記的に掲載

おはぎの花

2010年09月30日 04時44分10秒 | 社寺


ここは、萩の寺常林寺。
出町柳にあります。
日ごろはほとんど目立たないお寺ですが、萩のシーズンは見物客でにぎわいます。
今年は、猛暑の影響か、開花がちょっと遅れ気味です。
梨木神社も萩祭の時にはあまり咲いていなかったらしい。









萩は、秋の七草のひとつで、『万葉集』で最もよく詠まれる花なんです。
昔は、秋に咲く花が少なかったからかな。
※秋の七草/自分で言えなかったからメモしておきます。女郎花(おみなえし)、尾花(おばな)いわゆるススキ、
桔梗(ききょう)、撫子(なでしこ)、藤袴(ふじばかま)、葛(くず)、萩(はぎ)
※覚え方/おすきなふくは(お好きな服は?)、おきなはすくふ(沖縄救う)
※京男風覚え方/おおきなふくは(大きな福は?)









※参考
春の七草/芹(せり)、薺(なずな)、御形(ごぎょう)、繁縷(はこべら)、仏の座(ほとけのざ)、
菘(すずな)、蘿蔔(すずしろ)
七人の侍/島田勘兵衛(しまだかんべえ、志村喬)、菊千代(きくちよ、三船敏郎)、岡本勝四郎(おかもとかつしろう、木村功)、片山五郎兵衛(かたやまごろべい、稲葉義男)、七郎次(しちろうじ、加東大介)、林田平八(はやしだへいはち、千秋実)、久蔵(きゅうぞう、宮口精二)



もう終わってしまったけど、お彼岸の時食べるのに「おはぎ」がある。
これは、萩の花にみたてたから「おはぎ」という名前になったという。
そやけど、こうやってみたらそうも見えんけどな・・・。
同じく「ぼたもち」といういい方も牡丹の花にみたてたというらしいけど、にてないな。
京都人は、春でも「おはぎ」という名前を使う。
「ぼたもち」といういい方がなんとなく田舎臭いからだと思う。
でも「おはぎさん」とはいわない。
やっぱりちょっと低く見ているのかな・・・。





これは、タマスダレ。白く美しい花を「玉」に、葉が集まっているようすを「簾」にたとえて、この名が付けられたそうです。別名「ゼフィランサス」「カンジダ」「レインリリー」。花言葉は、「純白の愛、便りがある、期待」。
可憐な花やけど葉っぱや鱗茎には毒があるんですよ。葉っぱをニラと間違える人がいるらしい。

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鰻一匹半の迫力!

2010年09月29日 05時02分31秒 | 

↑付きだしの鰻の佃煮

先週、いつもの三重の四日市方面に打ち合わせに行く。
珍しく朝から雨。でも傘は持っていってない。
高速バスの停留所までの間は、雨は止んでいた。
打ち合わせが終り、晩ご飯となりました。
この日は祭日で「つかさ」がお休みだけど、オープンしているとのこと。
またまたご馳走になってしまいました。


↑白菜のお漬物

いつのも「つかさ」へ。
いつもなら石焼まぶしとなるところですが
絵が同じで記事にならない。
そこでちょっと趣向をかえて「鰻重」にしてみる。


↑鰻重定食

この鰻重は定食になっていて
なんと鰻が一匹半!
普通ならご飯の間に入っているのでしょうが
このお店のは、別のお皿にのってくる。
すごい迫力でしょ。





帰りのバスの時間もあるし、ゆっくりも味わえない。
でもふっくらして美味しかった。
でもお腹がプンプクリンになってしまいました。



最寄りの駅からみた空。
朝から降っていた雨は止んでいました。
秋風もちょっと感じた夕方だった。
お腹が膨れて呆然としていただけかも。
「つかさ」地図

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酔芙蓉的生活がいいのかな・・・

2010年09月28日 05時44分52秒 | 社寺


酔芙蓉って不思議な花。
アオイ科の花でちょうどいまぐらいの時期に咲く。
今年はちょっと遅れたかも。



この花は、朝咲き始めは白で、昼頃は薄いピンク、夕方には紅色に変わる花。
ただ、定点観測をした訳ではないのではっきりしたことはわかりません。
例えば、朝からBPノスタルジックカーショーさんやすーさんがお酒を飲んでいて夕方にはすっかりベロンベロンになった感じかな。



京都では、一番多く見られるのが山科の大乗寺が有名かな。
ただこの大乗寺かなりアクセスがむつかしい。
駐車場も狭いしね。
難易度が高いかも。



芙蓉というと中国では蓮のことなんだそうです。
水に咲くので水芙蓉、日本でいう芙蓉は、木芙蓉といっているらしい。



芙蓉の花は短命で、一日花のはかなさに諸行無常の教えを悟らせてくれる。
そういえば「所業無茶」という国もある。
困ったものです。いずれ内側から崩壊してゆくのでしょうね。
それが諸行無常。
つまり「この世のあらゆるものはすべて移ろい行く」。
身体でいうと「動的平衡」というやつですね。
人間の細胞だって三カ月~半年も経てば全部新しいのと入れ替わるらしい。
半年前の私は、いまもういないということになります。
こんなことを考えるとめまいがしてきます。



そういえば福岡伸一氏の『動的平衡』(木楽舎刊)を読んでいてショックだったことがある。
「コラーゲンを食べたら、皮膚がきれいになるというのは幻想」と書いてありました。分子生物学者がおっしゃっているのだから否定できない。
コラーゲンを多く含んだ食品を食べても、腸で吸収される時は、アミノ酸に分解され吸収される。
そのアミノ酸は血液にのって全身に運ばれ各部分で新しいたんぱく質となる。
だから皮膚や髪の毛だけに行くとはかぎらないそうです。



またコンドロイチンやヒアルロン酸も同じ。
口から入ったものが膝の関節に行くとは限らない。
また肌からコラーゲン配合の化粧品を塗っても吸収されない。単に肌の皺をヒアルロン酸や尿素、グリセリンなどの保湿剤で埋めたというだけ。
なんか夢が壊れませんか?



ただしプラシーボ効果というのもある。
スッポン鍋を食べた次の日はお肌がプルプルなんていう人が多いものね。
※プラシーボ効果/偽薬効果。本物の薬のように見える外見をしているが、薬として効く成分は入っていない、偽物の薬の事である。それを権威のある人(ドクター)がこれは新薬で効果抜群といいながら飲ますと効いてしまう。そんなこと。



文のはじまりと終りが全然違った色になってしまいました。
その心は、酔芙蓉。(一応、ととのいました!)
大乗寺地図

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京都のおうどんといえばあんかけやね

2010年09月27日 05時57分43秒 | 

↑たぬきうどん

寒暖の差がはげしい日々ですね。
風邪を引いている人、体調を崩している人が多い。
こういう時は、無理をしないでおうどんでもたべて早う寝ること。


↑これぐらいのお揚げさんが好き

ちょっと風邪気味でという時、京都人はあんかけ系を食べる。
例えば、たぬきうどん、のっぺいうどん、けいらんうどん、あんかけうどんを食べる。
いずれもおろし生姜がいっぱいのってくる。
麺は、コシのないもちあげるとプツプツと切れる。
これが美味しい。
最近、讃岐うどんのようにコシのあるうどんが好まれる傾向にありますが、京都ではもうひとつあの形式は広まらない。


↑木の葉丼

御年寄りがこういうおうどんをまず最初にお箸で細かく切ってからスプーンで食べたハルのを目撃したけど、あれはあれでいい食べ方かもしれない。


↑これぐらいの半熟度がいいな。最近の卵かけご飯タイプはちょっと好きになれない。行列の店もいやや。

京都でたぬきうどんといえば、絶対これしかない。
これは京都以外ではないもの。
この厚いお揚げさんが好き。


↑かまぼこと甘辛く煮た椎茸が具。また食べたくなってきた。

丼はどうしても木の葉丼を注文してしまう。
お肉を使わずカマボコとちょっと甘う炊いた椎茸を卵でとじたのがのっている。
ぱっと見たら親子丼みたいでうれしい。


↑のっぺいうどん

それとうどんにコシがないということは、味が薄味でないと食べられない。
薄味なんだけどしっかりお出汁はとってある。
そういうのが味わえるのが京都のおうどん屋さんかな。
最近は、カレーうどんというのもあるけど、ちょっと邪道かもしれないな。
なぜかそう思うようになったんです。
やっぱり私は、ラーメンよりおうどんの方が好きかも。


「おかる」地図

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今年最後の氷やったかな・・・

2010年09月26日 06時57分31秒 | 甘味・喫茶・その他


これは、まだ暑い時のこと。
結構歩いた後に甘味ということになった。
梅園は久しぶりかも。
最近意外と三条河原町方面は行ってない。



ここも甘味では、昔から続いたお店。
この時の氷は、宇治みるく金時白玉ね。
蜜が足りなくなったら足せるようにつけてくれるのはうれしい。



これは、白玉あんみつ(黒みつ添え)。



食べる時に黒みつをかけます。



白玉とよもぎの白玉(?)もはいっています。



寒天も久しぶりかも。
普通は、こういうお店にひとりで入らないものね。
でも今年は、暑さのストレスなんだろうか。
甘いものを結構食べていたかも。
辛いものもね。
どちらかというと辛い方が好きだけど。



久しぶりだったので満足しました。
「梅園」地図

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男階段、女階段

2010年09月25日 06時30分15秒 | 社寺


知恩院の三門を過ぎると階段があります。
この階段が結構急なんです。
三門もあがるときかなりハードらしい。
普段は公開されていないそうなので来月公開されたら一度見に行きます。





こんな風に手すりもついていないのでちょっと怖いかもね。
でもあまり手すりをつけるのも景観上よろしくないか。
この階段が急なので、通称男階段という名前がついています。



三門の右側に行くと「智慧の道」という石碑がある。
ここからいくと「智慧」がつくのかな・・・。



そこから比較的なだらかにのぼっていくのが「女階段」
なだらかで優しい印象。
最近の男女をみていると、女性は男階段をササッとあがっていきそう。
京女がここの高校のバスケット部だったそうです。
この両階段をいつもランニングしていたそうです。
智慧がつかずに体力がついたのかな・・・(小声で)



女階段をのぼったところにこの石碑がある。
坂村真民(さかむらしんみん)さんの「念ずれば花ひらく」の文字が刻まれている。
この坂村真民さん(1909~2006)は、仏教詩人。
この言葉の意味は、
「何ごとも一所懸命念ずるように努力すれば、自ずから道はひらけるということ」

「念」って「今の心」って書きますね。
「いま、この瞬間を懸命に生きることをイメージ」し、そして身体を動かす。
何も思わず、ただ漠然と待っていてもなにも起こらない。
いまの国民って結構こういう状態じゃないかな。
国がなにもしてくれない・・・なんてバカなことを考えたり言っても仕方ない。
例え、弱々しくても自ら光らないとだめだと思う。
みんなが自分で光れば、暗い考えの指導者は存在できなくなるのと違うかな。

「自灯明・法灯明」というのに似ている。
この言葉は、お釈迦さんが入滅する前に弟子に言った言葉。
意味は「他者に頼らず、自己を拠りどころとし、法を拠りどころとして生きなさい」。「法」とは法律とかじゃなく、自然(宇宙)の道理にかなった法則のこと。

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大きな三門やね

2010年09月24日 05時08分57秒 | 社寺
知恩院の三門は大きいですね
知恩院の正式な寺号は、「華頂山知恩教院大谷寺」という長いもの。
この三門、元和7年(1621年)の建立(これは、平成の大修理で同年の墨書が発見されて確認されています)。
日本の三大門(法隆寺南大門、東福寺三門、知恩院三門)のひとつ。



●三門は空門・無相門・無願門の三境地を経て仏国土に至る門、
三解脱門(さんげだつもん)を表すとされる。
・空とは、一切を空と悟ること。空ってエネルギーのことかな・・・。
・無相とは、人間の言葉をはなれ、心でおしはかることのできないことをいう。
・無願とは、事象に介入したり思い入れを強くすると苦しみとなってしまうので、思い入れを捨てる必要があることをいう。



●貪(とん)・瞋(しん)・痴(ち)の三煩を解脱する境界の門
貪は必要以上に求める心。近代哲学的には自我に近いかな。
瞋は、我(自分)に背くことがあれば必ず怒るような心。
痴(癡)は、別名愚痴、我癡、または無明。万の事物の理にくらき心。
なんかお心あたりがありまっしゃろ。



●声聞(しょうもん)・縁覚(えんがく)・菩薩(ぼさつ)の三乗が通る門
声聞は仏教では、「教えを聴聞する者」の意味。
縁覚とは、師なくして独自に悟りを開いた人の意味。
菩薩とは、仏教において、成仏(死ぬことと違いまっせ)を求める(つまり如来に成ろうとする)修行者のこと。



三門には扉を設けないものがあるが、これは一切衆生が仏門に入る事を拒まない仏の大慈悲心を表しています。



この石は、三門の北側、黒門への登り口にあります。
石柵で囲まれています。
真ん中にあるベタッとしたのが瓜生石(うりゅうせき、かしょうせき)。



誰も植えたおぼえもないのにこの石から瓜のつるが伸び、花が咲いて、瓜があおあおと実ったという説と、八坂神社の牛頭天王が瓜生山に降臨し、後再びこの石に来現し一夜のうちに瓜が生え実ったという説とが伝えられています。



なんで瓜なんやろね。西瓜では、ちょっと神々しくないか。胡瓜では迫力ないし。不思議やね。

※付録

↑十六夜(既望、いざよい)
昨晩(24日夜)、出張から帰りのタクシーで家に、向かう時、十六夜の月が観えていた。
あせって家にはいり、ベランダから撮影。
風がつよく雲がすぐに覆ってしまいゆっくり撮れなかった。
十五夜にくらべて月が出るのが50分遅く、ためらい(いざよい)ながら上がるためにそう呼ばれたそうです。
「既望」は既に望、すなわち満月が終わったという意味からそう呼ばれる十六夜の異名なんです。

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十五夜

2010年09月23日 05時19分48秒 | 和菓子


昨日は、十五夜でしたね。
あまり天気がよくなかったから観られなかったかな・・・。
私はそんな余裕がなかった。



9月の満月は、明るいだろうけど、
まだ蒸し暑いから雰囲気的には
来月(10月23日)の方がいいかもね。
その頃なら菊も咲き始めるだろうし。


↑長久堂「月読みの道」


↑これは赤ちゃんのほっぺのような柔らかさだった。


↑葛、こなし、赤こしあん

お月さんは、太陽光に反射して満ち欠けがある。
本来は、いつも満月で、エネルギーは変わらない筈。
そう観想すればいいだけなのかもしれませんね。


↑本家玉寿軒「月明り」




↑こなし、白こしあん

人生だって同じことかもしれない。
山あり谷ありだけど、結果的にみんな平等な人生なのかも。
そう人生を観想したら肩から力が抜けるかな・・・。

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謎の象さん

2010年09月22日 05時38分35秒 | 社寺


昨日の知恩院御影堂(本堂)の廊下に、こんな象さんがいくつか置いてあった。
なんだろう?
つるしてあったのを下ろしてあるようだったけど。



よく見ると葵の紋が入っている。
徳川さんが作らはったのかな。
あまり古いものでもなさそうやけど。



いま、これから御影堂や集会堂(しゅうえどう)の修理工事をしたはります。
国宝を修理するというは大変らしく、この建造物は修理のための足場だそうです。



足場を組むだけで10億円、外すのに15億円ぐらいかかると工事をしている人が言うたはりました。
すごいとしかいいようがない。
足場のためにすごくしっかりしたコンクリで土台がつくってあるし。
瓦一枚一枚に番号をうっていって分解し、使えるものは全部使わないといけないそうです。
何年かかるのやろね。





それにしてもすごい建造物。



鴬張りの廊下というのがこの部分だけしかなくなっていた。
鴬張りも分解して元通り鳴るようになるのかな・・・。
センサーとマイクロスピーカーで鳴るようになったりしてね。

鴬張りの廊下


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忘れ傘

2010年09月21日 05時09分05秒 | 社寺


ここは、知恩院の御影堂です。
大きな建物ですよ。
知恩院は、法然上人(1133~1212)の浄土宗の総本山。
高校の時は、三年間浄土宗系だったから知っている筈なのに意外と法然上人のことは知らないな。
以下の二つぐらいかな・・・。



・「仇を討つことなかれ」
法然さんが、子供の時(幼名を勢至丸)お父さんが敵に夜襲をうけて非業の死を遂げる。亡くなる時に「仇を討つことなかれ」といわはった。仇は、仇をうみ、憎しみは絶えることがなくなってしまう。どうか、すべての人が救われる道を探し、悩んでいる人たちを救いなさい。というのが遺言。それで法然さんは一生を人々をすくうということに精進された。
その話しが印象的だった。
アメリカその他の国の人たちにきかせてあげたい話しやね。



・「月影の いたらぬ里は なけれども ながむる人の 心にぞすむ」
そういえば私の雅号は「月影」となっています。
月の光は、誰にもどんな里にも平等にふり注いでいる。でも眺めた人にしか月の光の存在が分からないように、「南無阿弥陀仏」と念仏を称えた人だけが阿弥陀様の本願によって極楽浄土に生まれること(往生)ができる。という意味。
私は、極楽浄土に生まれるより、いまとここが極楽浄土と気付く方がいいと思う。でも宇宙の恵みに気付かないことにははじまらないものね。それを認識するという意味ではこの歌が好き。



さて、本題に入っておかないといけない。
今日の話題は、「忘れ傘」
御影堂の正面の軒裏に、「忘れ傘」というのがあります。
行ったついでに探してみました。
この傘には名工左甚五郎が魔よけのために置いたという説。
知恩院第32代の雄誉霊巌上人が御影堂を建立するとき、このあたりに住んでいた白狐が、自分の棲居がなくなるので霊巌上人に新しい棲居をつくってほしいと依頼し、それが出来たお礼にこの傘を置いて知恩院を守ることを約束したという説。
いずれにしても傘は、雨が降るときにさすもので――最近は、日よけにさす人が多いかも。それでも「日(火)よけ」という意味では、火災から守る意味もあるのか。


↑写真真ん中のがそうです。ようわかりませんでした。

実物は、鳩除けの網がじゃましてはっきりミエイドウ(見えへんど~)。
左甚五郎も鳩除けまでは想像できなかったのかも。
前首相の嫁の写真を貼っておいたら鳩は大人しくなるかもね。 

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男組ランチはハード!

2010年09月20日 06時19分55秒 | 


大学の夏休みは長い!
まだ休んでいる。
学費を日割りにして欲しい。
他の人に聞くと同じなんだそうです。
勉強しないでバイトをするなら最初から就職したらいいのに。
なんて通わせている親としては思います。



一番困るのがランチね。
わが家の場合は、夏休みにどこかへ遊びに行くというのはない。
これは昔からそうなんです。
東京ディズニーランドだって、オープン前のプレスの時行ったきりです。
それも会社の仕事で。
ちっとも楽しくなかったので、早々に渋谷方面に行った思いでがある。
そういえば、サンリオピューロランドや長崎オランダ村も行ったけど、
ビジネスセミナーで行っただけだ。
長崎オランダ村なんかは、なんであそこはうまく行かないかというのを見に行ったんですよ。
家族で行ったのは、枚方パークぐらいかな。
奈良ドリームランドはつぶれてしまっていたしね。



話しはランチに戻ります。
双子に「なにがいい?」と一応希望をきいた。
「焼きそば」という。
おやじ」に行くのはちょと遠い。(この時四条河原町にいた)
こたに」は夕方からしかやってないし。



仕方なくMr.Young Menという店が目に入った。
いつも通るけど絶対に入らないタイプの店だ。
大抵、向かい側のアショカだしね。
そういえば最近アショカもごぶさただ。
経営方針が変わってからいかなくなったというのもあるな。
そやけど、Mr.Young Menという名前はものすごいノスタルジックな感じやね。
店内の雰囲気もそうやけど。



また別の日。
木の葉丼というリクエスト。
そうなると永正亭やね。
さすがは京男ジュニアだけあって、食べるものが似てる。



私は「特田舎天ぷら入り」
この時はあまり食欲がなかったから、海老天と蕎麦を少々いたき
後は長男に食べさす。
気に入ったのか汁まで飲んでしまった。


↑長久堂「年祝(としのいわい)」
そういえば今日は敬老の日。でもなんだか存在が薄いな。
両実家になにかもっていかないといけないか。
今日も忙しいスケジュールになりそう。


↑こなし、赤ごしあん


↑総本家駿河屋「友白髪」煉切、黒・白こしあん

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小夜衣

2010年09月19日 05時04分18秒 | 和菓子
鎌倉期、京の都の没落貴族たちは、自分たちの先祖が味わった栄光を求めて
物語をつくったらしい。
この生菓子のタイトル「小夜衣(さよごろも)」も物語を絡ませたのかな。
生菓子的には、もうすぐ(22日)が満月だから満月を表しているのかも。


↑京都鶴屋鶴壽庵「小夜衣」

『小夜衣(さよごろも)』は、中世の擬古物語。作者不詳。全3巻。
兵部卿宮と山里の姫君(対の君)の恋に継子いじめ譚を絡ませた物語。


↑京都鶴屋鶴壽庵「小夜衣」

あらすじ
●上巻
冷泉院の皇子である兵部卿宮は、山里に住む按察使大納言の先妻の娘(山里の姫君)と恋に落ちる。しかし兵部卿宮は周囲によって関白家の姫君と結婚させられ、山里の姫君は兵部卿宮の訪れが途絶えがちになり嘆き暮らす。


↑白月餅、こなし、白あん

●中巻
按察使大納言は北の方(後妻)との間に生まれた娘を帝のもとに入内させようと考え、娘の付き添いとして山里の姫君を手元に引き取る。ところが帝は入内した娘(梅壺女御)よりも山里の姫君(対の君)を寵愛する。兵部卿宮は後宮で対の君と再会し、互いに困惑し悲嘆にくれる。北の方は娘の梅壺女御よりも対の君の方が帝から愛されていることを知って嫉妬し、民部少輔に命じて対の君を誘拐させる。


↑長久堂「御達者で」
そういえば20日は「敬老の日」だ。政府の陰謀でみんな忘れつつある祝日やね。なんとかならんのかな・・・。「軽老の日」になっているんと違うやろか。

●下巻
対の君は民部少輔の機転に救われて山里に帰り、父大納言と再会した後、兵部卿宮によって邸に迎えられる。北の方は悪事が露見して大納言と離婚される。帝は対の君を失ったことを嘆くうちに病にかかり譲位する。それによって兵部卿宮が新東宮に立ち、対の君は御息所となって男児を産み、幸せに暮らす。その後、新帝も病によって譲位したため東宮(兵部卿宮)が即位し、山里の姫君は后となる。父大納言も大臣に昇進し、一族は栄える。


↑こなし、赤ごしあん



この間、高瀬川を見たらなんと!水がない!?
どうしたんやろ・・・



思わず川(?)に入って記念撮影ね。

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なすあり地蔵

2010年09月18日 06時10分48秒 | 風景


祇園白川巽橋近辺を川端方面に歩いていると不思議なお地蔵さんを見つけた。
名前は「なすあり地蔵菩薩」
この白川に沿った道(白川北通)が平成十年(1998)に前面改修されて、「なすありの径(みち)」と命名されたからですが、もう一つの由来は、昭和29年(1954)に、京都市水道局が花見小路通の水道管工事をした時、このお地蔵さまが白川の川底から掘り出されたことによります・・・もしかしたら、何百年もの間、水底の土中にあったのかもしれませんね。



「なすあり」とは、地元有済小学校の「有済」を逆さに読んだもので、中国古代の歴史書「書経」に記されている言葉です。意味は、「耐えて忍べば済(な)す有り(どんな辛い事に対しても、耐え忍んで努力すれば必ず報われる)」ということで、このお地蔵様が何百年もの間、川底の暗闇でじっと耐え、ようやく日の目を見たことを讃えて名付けられたものということです。



こんな言葉もある
「世世(よよ)其(そ)の美を済(な)す」『春秋左伝』
意味は、先人の善行や美徳を代々受け継いでいく。
「耐えて忍べば済す有り」と共にいま必要な言葉ですね。
お地蔵さんに学ばないとね。



※付録
地蔵菩薩の功徳利益
地蔵菩薩本願功徳経には、二十八種利益と七種利益が説かれている。

●二十八種利益
・天龍護念(天龍が保護してくれる)龍神は友だちやし
・善果日増(善いカルマが日々増していく)いいカルマでもちょいっといややな、中道的ゆらぎを持った状態がいいのでは。
・集聖上因(聖にして上なるカルマが集まってくる)集まってきても生きにくくなりそう。回りがマイナスのカルマの人が多いだろうし。導けということかな。
・菩提不退(悟りの境地から後退しない)いつも後退しているものね
・衣食豊足(衣服や食物に満ち足りる)タルタルステーキと山羊のチーズが少々
・疾疫不臨(疫病にかからない)疫病は関係ないな
・離水火災(水難や火災を免れる)これも関係ないな
・無盗賊厄(盗賊による災厄に遭わない)盗賊が無傷で済まないからかわいそう
・人見欽敬(人々が敬意を払って見てくれる)人にどう思われようとあまり気にしないけど
・神鬼助持(神霊が助けてくれる)自分の眞我に頼んだ方が確実かも
・女転男身(女性から男性になれる)近年逆が多いね
・為王臣女(王や大臣の令嬢になれる)セレブになれるのかな
・端正相好(端正な容貌に恵まれる)これ以上もうええけど・・・な~んちゃって
・多生天上(何度でも天上に生まれ変わる)もうええけど
・或為帝王(あるいは人間界に生まれ変わって帝王になる)ミナミの帝王や祇園の帝王。
・宿智命通(カルマを知る智慧を持ち、カルマに通ずる)通じても解消できないと意味がないかも。
・有求皆従(要求があれば皆が従ってくれる)要求はあまりないけど。
・眷属歓楽(眷属が喜んでくれる)確かにそれはいえる。眷族って血のつながりのあるもの、従者、家来のこと。
・諸横消滅(諸々の理不尽なことが消滅していく)これは必要
・ 業道永除(カルマが永久に除かれる)これも必要
・去処盡通(赴く場所にうまくいく)いまはナビがあります
・夜夢安楽(夜は夢が楽しめる)最近夢で考え事をしているな・・・
・先亡離苦(先祖が苦しみから解放される)もう解放されていると思う
・宿福受生(幸福になる運命の人生を授かる)もう充分幸せです・・・たとえ違ってもそう思うようにしています
・諸聖讃歎(諸聖人が讃えてくれる)聖人に知りあいはいないし
・聰明利根(聡明で利発になる)そういえば、そんなのいわれたことがないな。悪知恵ですばしっこい、いちびりというのはいわれたことがあるけど。
・ 饒慈愍心(慈悲の心に溢れる)いっぱい溢れたい
・畢竟成佛(必ず仏になる)できたら生きている間にね



●七種利益
・速超聖地(速やかに聖地を超える)
・悪業消滅(悪いカルマが消滅する)
・諸佛護臨(諸々の仏が護ってくれる)
・菩提不退(悟りの境地から後退しない)
・増長本力(本来持っていた能力が増幅される)
・宿命皆通(カルマの全てに通ずる)
・畢竟成佛(必ず仏になる)
二十八種利益とダブっているけど。

そういえば利益(りえき)と利益(りやく)の差がわかりますか?
・りえき/ 利すること。利得。得分。もうけ(儲け)。とく(得)。「利益を得る」。ためになること。益になること。「公共の利益」(この意味の場合、利益を得るための活動を「営利(えいり」という)。

・りやく/ 仏教の言葉。ためになること。法力によって恩恵を与えること。自らを益するのを功徳(くどく)、他を益するのを利益という。
神仏の力によって授かる利福。利生(りしょう)。丁寧語の「ご」をつけ、「ご利益」という場合が多い。とくに今生きている世界(現世)における利益を現世利益(げんせりやく)という。

会社関係の「利益」は、書いたらきりがないので省略。

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櫓と梵天

2010年09月17日 05時51分05秒 | 風景


ここは、京都の南座。
年末の顔見せのまねきは師走のシンボル。
この屋根のところにある赤い幕の部分が「櫓(やぐら)」。



もともと櫓は、武器庫である「矢倉」と「神の座」が一緒になったもの。
櫓が興行のしるしとして重要視されることとなったのは、江戸時代。
幕府官許の小屋だけが興行権を持つことができるようになってからなんです。



興行権を「櫓権」、興行を開始することを「櫓をあげる」 といい、興行を知らせる櫓太鼓の風習は、相撲の世界に残っている。



歌舞伎座では、顔見世公演のとき櫓があがるが、南座では、劇場の紋を染めた幕を張りめぐらし、梵天(ぼんてん)を立てた櫓が、年を通して正面の屋根に飾られて、芝居小屋の権威と伝統を語りかけている。南座の堂々たる櫓は、興行のシンボルと同時に、神のおわします祇園のシンボル。



この丸いものが梵天です。梵天は悪い魔を祓う幣束。
櫓に紙の幣や梵天を高々とあげ、天から神を請来し、神の座にとどまって、人々と共に舞台をご覧いただくための依代(よりしろ)なんです。
神社の神楽殿では巫女の少女たちが舞を上演するが、櫓に神を迎えて舞台で役者が芝居を演じるのは、同じことだろうな。
※依代/神道用語で神霊が降臨する際の媒体。白い布であったり、山車だった、松の枝だったり、銅鏡だったり、人だったりする。

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焼き肉を食べる気になってきたかな

2010年09月16日 05時26分14秒 | 


今年は長く厳しい夏だった。
食欲も滞りがちになってしまっている。
まあ、普通の人よりはあるらしいけどね。



大学生はまだ夏休み中。
なんで大学は勉強をしないのだろう・・・。
不思議で仕方ない。
そんなことをやっているから就職がないんだろう。
四年も通学してもほとんど勉強していないんじゃないかな。
学問をしない学生は、行く必要がないじゃないかな。
専門学校で充分だ。
まあ、短大と四年制、専門学校を2校行った京男としては
あまり大きなことは言えませんが・・・。





そういえば近所の某女子大はエライ勢いで回りの土地を買いあさり、
ドンドン建物を建築中。
土地を買うということは、将来土地の価格があがるということを前提にしているんだろうか。
でもそんなにうまくいくかな・・・。
そろそろ宗教法人にもしっかり税金をかけた方がいいんじゃないかな。
そんなことをいう根性のある議員はいないだろうけど。

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さてランチに話しをもどします。
いままでとちょっと違う感じのランチにしてみる。
この焼き肉屋さんができた時は、家族でよく行きました。
わが家では「墓場の焼き肉屋さん」という名称でした。
裏が墓地なので子供がそう表現していたんです。





ここは靴を脱がないといけないから、あまりスキじゃないかも。
でもランチは安くて、適当に美味しい。
魚介がだめな長男にとってはうれしいランチだろうな。



私も久しぶりで冷麺を食べました。
酢をいっぱいいれていただきました。
満足満足。
じゅうじゅうカルビ五条高倉店地図

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