京男雑記帳

洛中で生まれ育った京男が地元視点で見た日常風景や話を雑記的に掲載

コインドライバー??

2014年01月31日 05時34分01秒 | モノ


「なんじゃそれ?」と思うでしょ。
私は、存在を知らなかった。
コインとドライバーとなんか関係あるのか?



こうやって商品としてあるのですよ。
amazon.co.jpでも購入できる。





コインでネジを回し、解除する用途ってないですか?
私は、カメラのケースを外したり、キーボードの電池交換の時に使います。
十円玉でもいいのですが、回しにくいのです。
野外で、メモリーカードを交換したり、バッテリーを交換する時、工具がない場合はしかたないけど、デスク上でやるときは、コインは作業しずらい。
ドライバーではだめなんです。
コインのカーブが必要。





新しいカメラ用にケースを手に入れたことからドライバーを探すことになりました。
純正のカメラケースでもいいのですが、微妙に大きくなる。
それとレストランでカメラを置くとネジ部分があるお陰で、ネックストラップもあり、とても転けやすくなる。それが不満だった。
ストラップ用の金具も付いているしね。


↑安定するでしょ


↑純正だと不安定なんです

ささいなことで、安定感がでるのですよ。
それと内側が赤い色も良い感じ、革(おそらくイタリアンレザー)のシットリした感触もいい。
このカメラ、最終的な色の調整はまだです。


↑記事追加
ドリルで穴をあけ、アウトドアバッグのジッパーにつける引き手をとけてみた。
こういうのは、登山用品のお店に売っています。これで手で握る時、より安定するようになりました。携行にも便利かも。いつものようにパラコードで作ってもいいかもね。日々改善運動みたいだ。
和菓子
中村 肇
河出書房新社

↑これから暫くの間、京男の和菓子本のお知らせをさせてもらいます。説明は1月27日の記事をご覧ください。(色のかわっている部分をクリックすると表示されます)

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あっ!

2014年01月30日 05時04分09秒 | 洛外・食
本日の画像は、25日大阪方面に行った時のもの。
午前中、大阪に行くため阪急に乗った。
ダンダンと梅田に近づくにつれて、そらがなんとなくボーッとしていた。
昔々、大学時代に大阪に行く時、見た空に似ていた。
万博前でまだ公害という時代。
その時のボーッとした感じと同じ。


↑これはタンシチュー。この写真だけ24日のもの。

ひょっとして中国から良からぬものが飛来しているのだろうか。
もしそうだとしたらかなり問題です。
そういえば京都でも北山方面が霞む時がある。
ひょっとして、そうなのかな?


↑鶏の甘酢

中国に南画の修行に行っているK画伯さんから大学の写真を送ってきた。
彼によると大学の屋内廊下でちょっと離れたところが霞んでいるというのです。
怖い話ですね。
それでも人間は慣れてしまうのだろうか。
何十年後、肺疾患が大量に発生するのかもしれない。
大丈夫なんだろうか。


↑上海風焼きそば

大阪に着くと土曜日ということもあり、人がいっぱい。
しかも工事がやたら多くて道がわかりにくい。
初めて大阪の伊勢丹に行く。
8階の喫茶店に行くためだ。
葉巻の売り場があり、併設の喫茶で楽しむことができる。
葉巻は当然、湿度と温度を保った部屋で保管してある。
久々にキューバ産の葉巻を吸った。
快感!


↑中華粥

一本で軽くフレンチのランチが食べられるぐらいの価格。
まだ安い方だけど。
喫茶は、一般の喫茶室と別の部屋になっています。
当然、お客さんは少なかった。
成金の夫婦と思われる人がいた。
買った葉巻をスパスパとせわしなく吸っていた。
わかっていないなぁ・・・。
そんな吸い方をしたら台無しになるのに。
葉巻なんてのはゆっくりゆったり吸わないと美味しくない。
煙が美味しいなんて、みなさんわからないでしょ。
味が重い目(これもわからないだろうな)のキューバ葉巻だったけど、とても美味しく楽しみました。
次回、大阪に行くときに寄ろうっと。
でも伊勢丹、売り場面積を少なくするらしい。
こういう施設はなくなるのかも。
京都の伊勢丹にも作ってなぁ・・・。


↑大阪伊勢丹、丸福珈琲店

この記事を私の主治医が見たら怒るだろう。
先日のインフォームド・コンセントの時「タバコはお吸いになりますか?」という質問に「タバコは吸いません!」ときっぱい言ったしね。
「葉巻やパイプ煙草は吸います」けど。
ただ、今回は5年ぶりぐりです。
いい葉巻やパイプの道具(割れてしまった)も京都市内で買えなくなった。
通販で葉巻を取り寄せると不味くなる。
デリケートなんですよ。葉巻。
パイプの道具を作る職人も少なくなったしね。
文化が消えていく・・・。
私のお気に入りの紙巻は、もう日本に売っていないから買えない。モナコ(パチンコ屋ではない)とか行ったらあると思うけど。
だから、基本的には、喫煙はしないのです。


↑焼きふぐ

このために梅田でウロウロしてグッタリしてしまいました。
それから、本来の会合へ行きました。
なんか幸せな気持ちでいっぱいでしたよ。
ささやかな贅沢でした。


↑机の上の根付。大蒜・・・かわいいでしょ。無臭です。

この日の夜は、なぜか「あん肝」が食べたくて、あん肝やフグ焼なんかを食べた。
身体が欲しているようです。
いまは、「ブラッドソーセージ」が食べたい気分。
食べられるお店は、確保してあります。
いずれ記事になるでしょう。
きっと自己採血のために身体が用意しているのかな?
レバーも食べたいけど、国がバカな法律を作ったから美味しいレバーを食べられなくなった。

今日の記事は、ちょっと京男らしくないかもね。
すんませんなぁ・・・。

※写真はいろいろなモードで試験的に撮ってみました。
したがって、あまり意味はないです。

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中村 肇
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春を待つ豊国廟

2014年01月29日 05時29分44秒 | 風景


この階段を登ると豊国廟。
かなり久しぶりに来たかもしれない。
坂と階段に阻まれるから杖をついてくるのは、厳しかったのです。
最近は、この程度の階段はなんでもないけど。



春には、ちょっとしたお花見ができる。
でも最近、バスや車の駐車場っぽくなってきたので、ちょっとだめかも。
しかも、思い切り木を散髪したようで、なんとなく殺風景な印象だった。



ここは、『眠狂四郎勝負』のトップシーンが豊国廟で撮影されました。
YouTubeで「眠狂四郎勝負」で検索すると観ることができるようですね。
1996年のNHK大河ドラマ『秀吉』のトップシーン、幼い日吉丸が力一杯かけのぼっていった階段が秀吉の墓・五輪の石塔へ向かう階段でした。
なんて書くと観たようですが、観ていない・・・。
このNHK大河ドラマの視聴率は当初の予想を大きく上回ることになる。平均視聴率30.5%、最高視聴率は37.4%と、歴代の大河ドラマの中でも上位に位置する高視聴率を記録した。2013年現在、この作品以降で平均視聴率・最高視聴率共に30%を越えた作品は存在しない。今年のNHK大河ドラマ『軍師官兵衛』は18.0%ですからね。
もう大河ドラマの時代ではないのかも。朝ドラの方がすごいですよね。



豊国廟の歴史はちょっと悲しい。
慶長3年(1598)8月18日、秀吉は伏見桃山城で63才の生涯を閉じた。
そして、遺体は遺言によって、ここ阿弥陀ヶ峰の中腹に葬られ、廟と社殿が建立された。でも元和元年(1615)豊臣氏の滅亡と共に、廟は破壊され、墳墓にお参りする人もなく、 むなしく風雨にさらされていたが、明治30年(1897)秀吉の300年忌に際し、豊国会の手で、廟宇が再建され、墳上には巨大な五輪石塔が建てられた。なお社殿は、明治13年(1880)旧方広寺大仏殿の地に、豊国神社として再建されたのだそうです。


↑桜の蕾はまだ堅い

この石段、565段あるらしい。
一度、登ったことがあります。
その時、中間地点で休みましたよ。
ここから見えている階段だけだと思うでしょ。
この階段の上まで行くと、門みたいなものがあり、さらに同じぐらいの段数の階段が現れます。それを登ると巨大な五輪石塔があります。
他に何かあるのかな・・・と思ってもそれだけ。
昔は、眺めがよかったと思うけど、いまは木が茂って見えません。
杖を使って登ったら、きっと僧帽筋が潰れるだろう。


↑ピラカンサ

ピラカンサは、ギリシャ語で赤い棘の意味。
色がない冬に華やかに見える。
この実は青酸系の毒(青酸配糖体)を含んでいるらしい。
だからこんなにあるけどヒヨドリも来ない。



美味しそうなんだけどな・・・。

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暦では、そろそろ春

2014年01月28日 05時26分28秒 | 和菓子


来週は、もう立春(2月4日)。
夜明けの時間がダンダン早くなっていく。
ここ東山の斜面に住んでいると朝日は拝めないけど、明るくなる時間が早くなるのはうれしい。鳥の鳴き声もしてくるだろうしね。
寒さは、まだ続くだろうけど、確実に春になっていく。





時間がすごいスピードで動いているように感じるのは私だけだろうか?
うまく時間の波に乗らないとはじき飛ばされそう。
しっかり為すべきことをしていかないとね。
時間は無限にないのだから。


↑長久堂「ふくいく」


↑こなし、こしあん

※実は記事をアップしてから、生菓子の名前が違っていたことに気づいた。だから文章と写真がちょっとたがったかもね。

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ふくいくたる

2014年01月27日 05時29分46秒 | 和菓子
「ふくいく」とは、「よい香りのただようさま」をいう。
もう少ししたら梅のシーズンになりますね。
私が桜より梅を好むのは、香りという要因がある。
身の引き締まるような寒さの中、梅の香りがふくいくとするのはいいものです。
桜もいいけど、香りがあまりしないのと春の埃っぽさがあるので、梅に軍配があがる。


↑長久堂「早咲きて」→SONY・サイバーショットDSC-RX100M2


↑外郎、備中白こしあん→SONY・サイバーショットDSC-RX100M2

寒さもいまぐらいの寒さが好き。
きっとこういう寒さの中、生まれたからなのかも。
私の部屋は、暖房をしていない。
それでも10度以下にならない。
マンションのよさなんでしょうね。
ただ、手が凍えます。



本日は、生菓子を新旧のカメラで撮ってみました。
新しいカメラは、ドラマチックに撮れる。
この生菓子の場合、香りというより、いい触感を感じます。
幼子のほっぺたを触ったらこんな感じだろうなと思わすような写真だとおもいませんか。
そういえば触覚だけの夢を見る(?)時がある。
滑らかなものを撫でているような夢。
不思議ですよね。


↑長久堂「早咲きて」→Panasonic・LUMIX DMC-LX3


↑外郎、備中白こしあん→Panasonic・LUMIX DMC-LX3

写真、違うでしょ。
新しいカメラ(ソニー・サイバーショットDSC-RX100M2)まだ十分に性能を引き出せない。
カメラって意識すると難しいものですね。

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写真はダイオウイカではありません

2014年01月26日 07時08分45秒 | 
久しぶりにヨドバシカメラの「和くら」で焼きイカ定食を食べた。
結構久しぶりかも。
食べながら、ダイオウイカのニュースを思い出した。



最近、日本海側で巨大なダイオウイカが結構採れるらしい。
21日、全長約3・4メートルのダイオウイカが鳥取県岩美町の底引き網にかかり、水揚げされたとか。
新潟県柏崎市荒浜の海岸でも19日、3~4メートルのダイオウイカの死骸が打ち上げられているのが見つかり、8日には同県佐渡市沖合のブリの定置網に約4メートル、重さ約150キロの生きたままのダイオウイカがかかった。
石川県羽咋(はくい)市では2日に死骸が流れ着いたそうです。
新年早々不思議な現象ですね。



またリュウグウノツカイという全長3メートルぐらいの魚も捕まっている。
深海には、不思議で大きな生物が生息しているのですね。
原因は、なんだろう?
深海で何か変化が起こっているのかもしれませんね。



ダイオウイカと言えばジュール・ヴェルヌの小説『海底二万里』に出て来ました。
ディズニーによる『海底二万哩』(1954年)でも出て来ました。
あの潜水艦「ノーチラス号」のプラモデルを興奮して作ったな。
うまく行かなくて同じプラモデルを3つ買ったことを覚えています。


↑とろろ

テレビのニュースで鳥取県岩美町のおじさんが「これを機会に町興しをやる」とおっしゃっていた。テレビを観ながら「ゆるきゃらを造って・・・」と絶対言うぞと話していた。するとやっぱりそう言っていた。なんか企画力が貧困かもね。
あのダイオウイカって食べられるのかな・・・?
ゴムタイアみたいで美味しくないかもね。
なんてことを考えながら「イカ定食」を食べておりました。

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すごい生物がいるもんだ!

2014年01月25日 05時18分58秒 | その他
地球上には、不思議な生物がいるもんだと思った記事が二つある。
一つ目がナマケモノ。
ナマケモノとガ、切っても切れない共生関係 研究で判明
この記事を見てやはりナマケモノは凄いと思った。



落語で「不精代参」に出てくる親子の話を思い出す。
こんな話。
親子で寝ていて、
息子「おとつぁん、神棚のお灯明を消すのを忘れた。消した方がいいやろか?」
父親「消さなあかんと思たら、消さんかい」
息子「わて消すのじゃまくさい」
父親「おれかてじゃまくさい」
息子「ほっとこか」
父親「ほっとけほっとけ」
中略
結局、二人は火事で焼け死ぬ。



当然ながら地獄行き。
地獄で閻魔大王の前に引き出され、顔もあげるのがじゃまくさいのであげない。閻魔さん、呆れて「人間に生まれ変わるのはあいならん。畜生道に落とす。ただし今は、先代の十三回忌なので特別の温情で生まれ変わる動物を選べる」と言う。
親子がじゃまくさがって言わないので、閻魔さんが動物を提示。
馬→牛→犬→猫
親子が猫で反応。
ただし、条件付毛並みは汚れがめだたないように真っ黒で(鼻のところに御飯粒のような白い模様付、なぜなら鼠が寄ってきて近づいてくるので)お願いします。
この落語では、ミツユビナマケモノは想定外だったかも。



京男が小学校の時、卒業作文集かなんか作っていて、アンケートをあった。
「動物に生まれ変わるなら、何に生まれ変わる?」というのがあった。
「ミツユビナマケモノ」と書いたら、先生に怒られた。
心の狭い教師だったなぁ~。



その後、目出度く成人(聖人にはなってまだやね)して、テレビの動物のドキュメンタリーをやっていた。
そこで、ミツユビナマケモノが登場した。
池に落ちても、代謝が遅いので死なない!ゆっくり水の底を歩いて陸にあがった!
やっぱりすごい。さらに子作りのシーンになった。その時の素早い動きにビックリした。やっぱりやる時にはやるんだ!と妙に感動しましたね。(笑)



二つ目がめっぽう寒さに強いヤツの話。
ネット上で「東京海洋大、-196℃で24時間凍結しても死なないヒルを発見



これは凄いと思った。
-196℃はちょっと寒すぎです。
これは、将来研究課題になるでしょうね。
生理的メカニズムがわかったら、SFで出てくる人工冬眠も夢じゃない。



別の話で化石の中で冬眠?しているヤツもいるらしい。
もしそんなヤツがいるなら、隕石に含まれて宇宙から先祖が来たというのもあるかもしれない。
どこまでが物質で生命なんだろう?
いま大活躍しているウイルス(ヴィールス、ウィルス、virus)も変な存在ですね。
細胞を持たないから非生物とされることもあるらしい。
でも生命の形態といえばそうだし。
幽霊と違って実際、科学で検出できる存在だし、いないとはいえない。



生命ってなんだろうね。

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玄武と俊成社

2014年01月24日 04時52分49秒 | 社寺・和菓子
一昨日、ヨドバシカメラに行き、東本願寺から大丸から高島屋へと歩きました。
こういうのは久しぶりかも。



東本願寺では、撮影したいものに出会わなかった。
このカメさんぐらいかな。
玄武なんだろうか・・・。



次に烏丸通で「俊成社」を見た。
あれ?前こんな雰囲気じゃなかったような・・・。
錯覚かな?


↑普通に撮るとこんな感じ


↑京男が見た感じはこんな感じです。これは便利な機能。

調べてみるとビルが建ち、その中に社が埋め込まれてしまっているのです。
高札を書き写してみました。



◆俊成社
ここは、藤原俊成の邸跡といわれ後世の人が、俊成の霊を祭ったものという。俊成は平安末鎌倉初期を代表する歌人。定家の父で、後白河法皇の命により『千載和歌集』を撰した。
謡曲俊成忠度は、平忠度が歌道に執心のこと及びその最後の様を描いた修業物即ち岡部六弥太忠澄は西海の合戦で忠度を討った時、その尻籠に収めてあった短冊を持って都に帰り、忠度の和歌の師であった俊成の邸を訪れ、その短冊を見せる。その短冊に、旅宿の花という題「行き暮れて木の下落を宿とせば 花や今宵の主ならまし」と書いてあった。俊成はその文武両道に優れたのを惜しみ厚く成仏を祈る。



藤原 俊成(ふじわら の としなり)は、平安時代後期から鎌倉時代初期の公家・歌人。名は有職読みで「しゅんぜい」とも読む。藤原北家御子左流、権中納言・藤原俊忠の子。はじめ葉室家に養子に入り藤原(葉室) 顕広(あきひろ)を名乗ったが、後に実家の御子左家に戻り改名した。法名は釈阿。最終官位は正三位・皇太后宮大夫。『千載和歌集』の編者として知られる。

ちょっと華やかさに欠けるので、生菓子をどうぞ。


↑長久堂「雪中華」


↑きんとん、小倉あん

※現時点では、PanasonicのLX3の方が安心して撮影できる。色合いの問題です。肌目というか手触り感は、サイバーショットDSC-RX100M2の方が上なんです。もうすこし研究が必要。

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夜中に見る時計はアナログがいい

2014年01月23日 04時55分12秒 | モノ
枕元に置いてある時計の電池を交換した。
ボタン電池が1個だから二年ぐらいで交換でした。
自分で交換可能なので気楽。


↑大きさは直径6センチ

Sinn EZM-2のようにドイツに半年も行って、まだ帰ってこないということもない。
この時計、直径が6cmぐらいの小さな時計。
特徴は、暗闇でハッキリ時間を認識できることです。


↑革のケースが付いています。旅行などに持参するためのもの。

このルミノックス(Luminox)は、腕時計のメーカー。
ルミノックスとは、ラテン語で「明るい夜」の意味らしい。
他の腕時計に比べ暗いところでの視認性は抜群のメーカー。
普通の夜光塗料じなく、蓄光方式じゃないのです。

もちろん軍用の時計の場合、蓄光方式じゃなく自己発光型なんです。
ただ、普通軍用の時計の場合、トリチウムを使う。
トリチウムは、三重水素(さんじゅうすいそ)ともいい、立派な放射性物質。
暗闇でも光続けるのです。


↑かわいいでしょ

ただ、それを腕時計の文字盤につけるのは怖いでしょ。
きっと日本では、それだけで拒否反応が出る。
でも世界の軍用のコンパス(やっぱりアナログ方式を使っている。スマホなんか使えないしね)、銃の照準器、時計に使われている。
並行輸入の軍用時計で文字盤に「3H」という表示があるのは、三重水素のことです。


↑最近は、スマホとか携帯で目覚ましを使う人がいるからこういうのは使わないかな・・・。

これを安全に使えるようにしたのが、この会社の自己発光型イルミネーションシステム「ルミノックス・ライト・テクノロジー」なんです。
ガラスのカプセルにガス化したトリチウムを封じ込めてあるそうです。
だから安全に光り続けるのです。


↑枕元の目覚ましは、アナログがいいんだけどなぁ・・・。きっと息子の世代は「携帯(やスマホ)で十分といいながら時間にルーズなのはなんだろう?

この時計なら夜中半分寝ていても時間を確認できます。
デジタル表示だったら、やっぱりわからない。

※自己発光型人生の勧め
フトこの記事を書いて思った。「他者に頼らず自ら光る」というというのがいいのかもしれない。「国がなにもしてくれない」「会社がなにもしない」「景気が」「親が・・子供が・・ドクターが・・・」「神仏が」というのが世間で蔓延している。「自ら光る。例え光りは太陽のようでなくても」というのがこれから大切なのではないだろうか。そう思う今日この頃。
話は違うけど、人間をマクロ的に見ると細胞一つ一つが光っているというのをきいたことがある。

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ちらどん?

2014年01月22日 05時27分46秒 | 
寒さの底のような日々が続きます。
でも週末は14度!ぐらになるようなことを天気予報で言っていた。
私の周りで風邪を引いている人がいっぱい。


↑のっぺいうどん

そういう寒い時は、あんかけ系のおうどんがいいかも。
こういうタイプのおうどん(のっぺい・たぬき・けいらん・あんかけ)には、たっぷりおろし生姜がのっている。
この系統のうどんは、京風のこしの弱いうどんがぴったり。
こしがあるとどうもいけません。
いつか年配のご婦人が来たおうどんをお箸で上から切って、お店からレンゲを借りて食べておられたのを思い出す。
とても合理的な食べ方です。


↑あったまりますよぉ~~!

年配になるとお箸でうどんを食べにくくなるようです。
しかも京風のこしのないうどんだとうどんがちぎれ、ぴちゃんとお汁を跳ねてしまう。結果、お着物を汚すことになるのです。
フーフーとあんかけうどんを食べていると生姜と葛根的(本来の葛粉ならですが)身体を温めてくれます。
後はゴロッと寝るに限ります。
寒い今日とでこういううどんが好まれるのは理にかなっている。


↑ちらし丼

言い忘れました。
このお店は、いつもの永正亭です。
次に耳でよく行く「ちらどん」という言葉の正体を探ってみました。
大層ないいかたですね。
「ちらどん」ってわからないでしょ。
メニューで確認すると丼の一種です。
いままで注文したことがなかった。
この間、はじめて注文してみました。
正式な名称は(大層な)「ちらし丼」。
不思議でしょ。
お寿司屋さん系で生魚がいっぱいのっちいる丼をイメージしますよね。


↑さがしても具らしきものは、当然みつからない

そんなものが520円ででてくる訳がない。
永正亭で注文するのは「カレー丼」か「木の葉丼」が多いかな。
そうか「天とじ別れ」とかが多い。
でも天とじ丼は頼まない。このあたりが変な拘りやね。
写真でみると玉子丼のような感じでしょ。
ちょっと玉子丼と味の雰囲気が違う。
よく味わってみると天丼のような味。
そうか「ちらし」は「天かす」をちらしてある丼という意味だ。
麺類の部でも「ちらし」とある。
これは「はいからうどん」ともいうものです。
そばなら「てぬきそば」となるのかな?
「たねぬき(つまり天かす)」→「たぬき」という構図だ。

ちなみに、「うどんだけ(刻み葱ぐらいはいっている)」は「生(す)うどん」
そばは「生(す)そば」となる。
これが京風の言い方なのかどうかは、わかりません。

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オフシーズンの東福寺

2014年01月21日 03時42分54秒 | 社寺

↑むこうに見えるのが通天橋



いまの時期、東福寺は完全にオフシーズンです。
人影も疎ら。
冬の時期もあって寒々とした感じ。


↑国宝の三門


↑山門前の池の蓮、今年は夏に来てみようっと!

でも自然を細かく見ると春への準備をしています。
後二ヶ月もすると春だ。
その時、この近くの病院に入院しているだろうな。
今年は桜を見ることができない。
しかたない。


↑本堂(仏殿)、本尊釈迦三尊像(中尊は立像、脇侍は阿難と迦葉)


↑天井の龍の絵、堂本印象筆

こうやっていろいろカメラをテストしていると高精細な感じがします。
まだ、適当に撮っているだけなんです。
それでも違いがちょっとわかります。


↑同聚院(どうじゅいん)

前の写真に比べ、画像に「気」を定着しているように感じますね。
高精細の影響でそう感じるのかな・・・。

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瞬間の雪景色

2014年01月20日 06時00分57秒 | 社寺・和菓子


今日1月20日は、大寒です。
酒造関係では、大寒の寅の日(今年は31日かな)に仕込みをするという話を聞いたことがあります。
年間で一番寒い日に仕込むといいお酒が造れるらしい。
気温が低いとそれだけ雑菌が繁殖する可能性が低いから、いい状態で発酵するのかもしれませんね。



寅の日というのは吉日。
虎は一瞬で『千里を行って千里を帰る』ということから、この日に旅行に出かけると安全に帰ってくることができるといわれています。
黄色のシマ模様の虎さんは金運と密接な関係があり、寅の日に財布を新調すると「お金を使っても呼び戻してくれる」効果が期待できるんだとか。
ホワイトタイガーは・・・違うのかな?





この寅の日、やってはいけないことがある。
・婚礼(元の家に戻ってしまう→離婚につながる)
・葬儀(死者が戻ってきてしまう)
でも遺族からすると戻ってきて欲しい場合もあるかも。
離婚を寅の日にしたら、お相手が戻ってきやはるのかな・・・。


↑鶴屋義信「吉祥椿」

この雪、午前中には融けてしまいます。
京都市内の雪は、この程度。
でも寒さは、雪国より寒いかもしれません。
体感的にという意味で。


↑焼皮製、黒つぶあん

この時期でいつも思い出すのが、京女のお父さんの告別式。
寝ずの番とか立礼をしていました。
特に屋外でもモーニング姿での立礼は寒かったです。
日頃、スーツなんて着ませんからね。
滝行で1時間ぐらい滝に打たれたことがあります。
それに次ぐ冷えでした。
それらに比べて、この部屋の16度は天国です。

和菓子
中村 肇
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自分の観ている世界に近いかも

2014年01月19日 05時18分34秒 | 風景
サイバーショットDSC-RX100M2を外でテストをしている。
まだまだ使い方はわからないけど、撮った画像を見ていると自分が実際見ている世界かもいれないです。



人間の眼は、見た映像を脳で認識している。
すべての情報を見ているのでなくて、うまく背景をぼかしている。
そのことに自分で気付いていないけど。



聴覚や触覚、嗅覚なんかもそう。
情報をデフォルメしている。
そのことで脳は情報を処理している。
機械だとそうはいかない。
すべてを処理する。
人間の場合、それに右脳的なパターン認識的な処理もする。
これが人間の強みだろう。



こういう画像を見ているとそう思う。
うまくぼかすとわかりやすい画像になる。
しかも情緒のような表現が可能。
自分の直観的閃きをうまく表現することが大切なのかも。
その表現を支えるために、カメラの性能も必要なんだろうな。
もちろん、無意識でもカメラを扱えるだけの技量も必要だ。



実際、私が見ている世界は、もっともっと綺麗なんですよ。
まあ、自在にカメラが扱えないのがもどかしい。
でもやればできる筈。
人間の身体や心もそうかもしれない。
魂は、もどかしい思い(?)をしているかも。
でも簡単にできないから、この三次元に世界は魂にとって面白いのかも。
だから、「自由にできない」「思うままにできない」と嘆かないことです。
それを味わうのもこの世に生きる醍醐味なんです。

和菓子
中村 肇
河出書房新社

↑これから暫くの間、京男の和菓子本のお知らせをさせてもらいます。説明は1月27日の記事をご覧ください。(色のかわっている部分をクリックすると表示されます)

Twitter→@kyo_otokon
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やっぱり京寿司が好き

2014年01月18日 05時35分06秒 | 

↑京寿司、お吸い物はオプション


↑お吸い物、出汁がしっかりしていました。

昨日は、自分のために病院に行く。
久しぶりだった。
自分のためだから妙に気分が楽です。
自分でドクターから説明を聞き、自分で判断すればいいのですから。
手術の説明を長時間聞きました。
まだまだ医学技術は進んでいないと感じましたね。
すごく原始的な工法です。
聞いていてびっくりでした。


↑鯖寿司が大きい顔をしている

その前にランチを食べた。
久しぶりに東福寺駅前の「いづ松」へ行く。
京寿司が食べたくなったからなんです。


↑京寿司は、乾燥に強いのです。薄い昆布で乾燥を防いであったりします。上段右端は稲荷寿司。

最近は、寿司といえば江戸前寿司ですね。
京男は、どうも江戸前寿司は好きでないかも。
最近やっと気付いた。
だから寿司屋に行ってもカッパ巻とか稲荷寿司なんかが多い。
ずいぶん安くつきます。


↑いそ巻


↑おぼろ巻

生の魚を食べるとアレルギーがでるとかではないのです。
魚の脂を消化し難いだけかも。


↑鱧箱寿司、厚焼と海老の箱寿司、鯛箱寿司

そういう人間には、京寿司の方がいいようです。
本日の写真のようなお寿司です。
あまり見ないタイプのお寿司かもしれませんね。
握り寿司よりずっと高いんですよ。
魚の鮮度がいいだけでは、京寿司は成り立たない。
しっかり料理しないとできないお寿司かも。


↑厚焼と海老の箱寿司、小さい時は厚焼部分を食べていた。伊達巻もそうです。

小さい時は嫌いだった。
この盛りつけでいうと、厚焼き(巻き寿司も玉子だけ食べた)、お稲荷さん、鱧箱寿司ぐらいだったかな。
変わった子ですね。いまは、もう大人だしすべて美味しくいただきます。

写真を見ていて、また食べたくなってきた。
なんだろう・・・。
カメラの影響かな?

和菓子
中村 肇
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西本願寺風景・・・初テスト

2014年01月17日 05時07分08秒 | 社寺


新カメラ(ソニー DSC-RX100M2)のテストも兼ね西本願寺に行く。
もちろん、西本願寺の近所に用事があっただけなんですけど。
この時点では、充電が終わったぐらいだった。
もうすこし明るい色合いのモノを撮りたかったですね。


↑こういう小さな飾り物に好き

他のカメラとかなり違う雰囲気がします。
緻密な感じがします。


↑とっても力強い

まだ、カメラの機能を理解できていない状態でもそうです。
もっと適切にすれば自分の目で見ている絵が撮れるかも。
そんな予感がする。



それと空の写り方が違う。
いままでのカメラだとペタンとした感じになっているように思う。
隅々までシャキッとしている。



それだけ性能が高いのでしょうね。
現時点では、それぐらいしかわからない。



西本願寺の銀杏、見事に枝だけになっている。
それがとても芸術的に見えました。



そしてしっかり春の用意もしていました。
取りあえず本日は、ここまで。

和菓子
中村 肇
河出書房新社

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