京男雑記帳

洛中で生まれ育った京男が地元視点で見た日常風景や話を雑記的に掲載

スリッパ出撃!

2013年02月28日 05時49分57秒 | モノ
ロフストランドクラッチの杖でいろいろ姿勢や歩き方を研究中。
まだ、ダッシュはできません。
もう少し慣れが必要。
まあ、松葉杖サッカー選手を目指すわけじゃないので、快適に歩ければそれでいい。



この杖、脇当てがないので不安定だけど、軽快なんです。
手が90cm伸びた感じかな。
欠点は、前方不注意で歩く人がぶつかりそうになる時、自然に前で止めようとする。
コロコログルマの鞄が進路を塞ぐと先でのけたりする。
杖の先でモノが掴めたりすると便利かもね。(笑)



さて本題に戻ります。
日本で生活しているとどうしても靴を脱いであがらなければいけない。
杖で外を歩くわけなので、土足で上に上がることになる。
そこで、ウエットティッシュを持参して、玄関先で松葉杖の先を拭いている。
拭いた後のティッシュはポケットへ入れる。
ウエットなので居心地が悪い。ゴミ袋を持参したりもする。
拭いてから綺麗な松葉杖を先にあげてから身体を上げる作業が不安定なんです。
低い玄関ならいいのですが、高いとお手上げ。
玄関で寝転がって上がったりして・・・というなはまだやったことはないけど。



そんなこともあるので、ウエットティッシュの代わりに、杖用のスリッパを持参したいとなりました。
ところが松葉杖のカスタマイズが仇になった。
ゴムチップが大きい。
杖先のカバーは、探すとあるのですが、この大きさのはない。
ないから仕方なく作りました。



後はスリッパの収納の問題。
ディバッグ(GREGORY リーコンバック)のMOLLEシステムを利用して、グローブやキャップを止めておくクリップで留めることにする。
これならすぐに外せ、また戻せる。
まだ、履かせる時にコツが必要です。
ちょっとデザインを修正する必要があるかも。
まあ、これはプロトタイプなので試行錯誤してゆきます。
このディバッグ、欠点があります。
機能性は抜群なのですが、全体がタクティカルな雰囲気がする。
厳つくなり、バスや電車で席を譲ってもらえない時が多い。
松葉杖(実際は松葉の形ではない)が新しいスポーツ用品に見えてしまうことです。
しかも全部黒という色も厳つくしていますね。
カブトムシに見えなくもない。
サングラスもしているし・・・。

歩く時、全身から力を抜いてはいますが、なにが起こっても転けないだけの神経は働いています。だから突然ぶつかられても相手が転けても、私は転けません。
それでも不特定多数の人が集まる場所や公共交通は、できるだけ避けたいですね。

それから靴を脱いであがってから、トイレを借りる場合はどうするかな・・・。
当分は、トイレは雅満だな・・・(笑)
トイレ用スリッパを作成して持ち歩く?
その場合は、グリーンのビニールで作るとか・・・。

和菓子
中村 肇
河出書房新社

↑これから暫くの間、京男の和菓子本のお知らせをさせてもらいます。説明は1月27日の記事をご覧ください。(色のかわっている部分をクリックすると表示されます)

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来るような予感がしていた!

2013年02月27日 05時24分27秒 | 

↑牡蠣フライ

2月8日の記事で行った京都ホテルオークラ2階「ベルカント」で食事しながら、近々私の両親と来ているイメージがしていた。その時、私は「牡蠣フライ サラダ添え」を食べ、父親が「牛肉3種の赤ワイン煮込み」、母親がサラダバイキング付きの魚料理を食べているとイメージしていた。
もう先週になりますが、母親の病院の外来付き添いが無事終わり、次回はお盆!近くの予約となった。
無事に終わり母親もホッとしたでしょう。
妙に元気になりました。(笑)


↑牡蠣フライなんて一年以上食べてなかった!

人間って面白い、気分でなんとでもなるのだから。
私から母親に、心配になるようなテレビの健康番組は観ないようにと進言。
それからお風呂の時、お湯に浸かりながら手をグーパーグーパーをすることも合わせて進言しておきました。
それからお風呂に入る時は気をつけるように、最近、お風呂で亡くなった人がいたのです。お風呂で亡くなると警察に死体が連れていかれ、検死を受けないといけないらしい。


↑島津「有職雛」

こらは、京都ホテルオークラに展示されていた有職雛(ゆうそくびな)。
宮廷文化を継承するひな人形を「有職雛」といいます。
十五人飾り(七段)は、すごいですね。
京都の並び方になっているでしょ。
いくらぐらい?とおっしゃる方もいるかな・・・。
これぐらいなら200万以上するでしょうね。
初孫さんいいかが?


↑亀屋良長「貝合せ」


↑名前を見なければ、なんの形がわからないでしょうね。


↑上用、こしあん

和菓子
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不思議だニャ~

2013年02月26日 05時40分21秒 | 行事
烏丸通から蛸薬師通を西に歩いていた。
すると不思議なネコを発見。



近づくとこの町家は、美術館になっているらしい。
「木田安彦美術館」とあります。
昨日は、休館だったから中がどうなっているのかわかりません。
でもきっと靴を脱がないといけないのだろうなぁ・・・。
玄関の所に「笑門」の飾りがついえいる。
これがみょうに京都っぽくない。
これは三重県の伊勢地方で年中飾るしめ縄飾りの筈。
まあ「笑門」って好きな言葉ですけど。



上には猫の屋根飾りがある。
よくよくみるとあまりうまくない。
なにか意味があるのかな?
ようわかりません。



こんな町家を美術館にするのは不思議です。
税金対策なんだろうか。



これは、別の建物の蔵です。
なかなかどっしりとした蔵だった。



昔は、蔵がないと火災の時、困ったに違いない。
京都は、何かと火災が多い街だったから。

※昨日のランチ


時間がなかったので、大丸地下の「いずう」でランチ。
なぜ「いずう」だったのか。
カウンターにお客さんがいなかったから。
並ばなくていいでしょ。少々値段は高いけど。
座ってから気付いたこと。
いつもの鯖寿司や盛り合わせセットを食べる自信がなかった。
珍しいでしょ。



やむなく「京ちらし」を注文。
これなら御飯がフワッとしているのでお腹にやさしい。
最近、どうも食べられないなぁ。

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首なし地蔵?

2013年02月25日 05時18分48秒 | 風景


そういえば三条大橋の写真を記事で出していませんね。
三条大橋といえば、東海道五十三次の終点。
昔は浮世絵のようにのどかな風景の場所だったのでしょうね。



これは、弥次喜多(やじきた)像です。
弥次喜多といっても甘党のお店のことじゃないですよ。
言っても京都のごく一部の人しかわからないか・・・。



この像を見て、昔の人は小さかったんだ・・・なんて思った。
ホビットみたいなサイズだし。(笑)
予算がなかったのかな・・・。
まあ、等身大にしてもあまり意味はない像だけど。

このあたりに、晒し首のオブジェなんてのもいいかもね。
近藤さんとかの有名人の首のリアルなオブジェ。
まあ、リアルといっても実物を見た人は恐らくもういないだろうし、当時の写真を撮ってブログにしているというのも聞かないしね。
五右衛門さんが釜で唐揚げになっているオブジェも人気になるかも。
このあたりで記念撮影をしたら必ず心霊写真が写り込むサービスも人気になるでしょうね。



これは、同じ並びにあるお地蔵さん。
どうも雰囲気が違うので、よく見たら首がない。



どうですか?
ないでしょ。
さっき言うてた晒し首の替わりかな・・・。
おそらく明治初期の廃仏毀釈運動で首を切られたお地蔵さんだろうな。
明治初期の政府による神道を国の宗教とすると発表したことに発した事件。
日本中で仏教寺院の打ち壊しみたいなことをやった。よほど仏教寺院が嫌われていたのかも。特権意識で大きな顔をしていたのでしょう。しかも本来の僧侶の役割をしてなかったのかも。かといっても神社も似たようなものだと思うけどな。
現代の日本は、維新前の日本に似ている。
いつ「いいじゃないか」や「廃仏毀釈騒動」が起こるかわからない。
ちょっと間違うととてもヒステリックになるのが日本人ですからね。

地方に行くとお寺のない地域があったりする。
京都市内もよく残ったと思いますよ。
でもお地蔵さんは、かなりの被害をうけたそうです。
市電の敷石になったお地蔵さんも多かったらしい。
狂信的になるということは恐ろしいことです。

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梅、もう少しかな・・・

2013年02月24日 06時34分19秒 | 和菓子


ここに来てまた気温の低い日々が続いています。
梅の花は、個体差もあるだろうけど、一斉に咲いていない。



また蕾の堅いものもあります。
白梅系の蕾の緑の感じが好きですね。
白と緑がとても清楚な印象がする。


↑千本玉寿軒「乙女心」


↑きんとん、粒あん

紅梅もいいけど白梅もいいな。
ここ智積院の場合、香りのいい木は少ないのがちょっと惜しい。
やっぱり北野天満宮か御所の梅苑にいかないといけないかな。


↑塩芳軒「寒梅」


↑上用、こしあん

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やっぱり昭和だった・・・カツカレー

2013年02月23日 05時55分57秒 | 
今日は2月20日の記事の続編。
以前から篠田屋の「皿盛」と「カツカレー」の差がわからなかった。
今回、カツカレーを注文してみました。


↑これは「皿盛」

お店のおばちゃんに「皿盛?」と聞かれた。
きっとカツカレーを注文する人は少ないのでしょうね。
回りのお客さんを見ていても「皿盛」と「中華そば」がほとんどだし。
待つことしばし。


↑カツカレー

来ました。
これがカツカレー。
人参とジャガイモのサイコロが可愛い。
味は、レトルト的な味かなと思っていたけど。
昭和の家庭の味でした。



これも食べて見る価値はありますよ。
スプーンでカツを食べるのがちょっと難しい。
それは皿盛も同じ。
食べていて、他のお客さんが食べている中華そばが美味しいそうだった。
次回は、中華そばの大にしようっと。



これは、食後のデザート。
梅園河原町店で食べて「あわぜんざい」。
久しぶりに食べたくなった。
黄色い粟餅は、お米ともち米を一緒に炊いたものなんだそうです。
昔なら、絶対に食べない部類のおのですね。



こんなお店に一人で入って食べている姿は、異様かも。
このこし餡は、美味しいですよ。
しかも暖かいのがいい。



これで、お茶が美味しかったらなぁ・・・。
もっといいのに。
惜しい。

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しゃべってはいけない!

2013年02月22日 05時47分48秒 | 風景
実は、昨日(21日)の朝、起きると声が出なくなっていた。
その前の晩、「早起きおっさん会」をしていたんです。
ブログをはじめて約7年、その当初の寂しい状態の時からの仲間。
早朝に「おはようございます~」と挨拶からはじまるコメントのやりとりをしておりました。
ノスタルジックカーショー新聞」のBPさんは、最近テレビの方が忙しく更新をしていないとのこと。
「心配するので、時々安否確認の記事ぐらい書いてください」と要請。
早起きおっさんの撮影日記」ことすーさんは、いまだに現役です。
すごいと思います。


↑鐘園亭 泉涌寺店「天津飯」、この間は、これを頼んだつもりが、言葉は「中華丼」だったし・・・。

この三者が会うのは初めてです。
話しが盛り上がりました。
朝、起きると声がでなかった。
その前から二月になってからズッとしゃべりっぱなしだったのです。
突然の発熱も影響していたのかな・・・。
声が命の京男なのに・・・。


↑喉にしみた~~

しかたなく、耳鼻科に行く。
でないと土曜日に困りますからね。
耳鼻咽喉科のドクターは、私より年上で厳しいドクター。
怒られました。
吸引といつもの薬を処方してもらいました。
なんとか土曜日までには治るでしょう。



京都の古い街を歩いていると鍾馗さんの替わりだろうか、恵比須大黒がいてはりました。



これは、なかなか面白い。
ありがたい感じがします。
欲をいえば「三面大黒」ならもっとよかったかもね。
三面大黒は、真ん中が大黒天、右が毘沙門天、左が弁財天という強力なものです。



魚版(ぎょばん、魚君と違うよ)が鯛になっているのが珍しい。
禅宗で用いる鳴物(楽器)の一種。
なぜ、魚なのか?魚は昼夜不眠とさらたされた魚にたとえ,修行僧の怠惰をいましめるために作られたものでなんだそうです。
でも、魚の生態で寝ている魚を見たことあるけど・・・。
まあ、マグロなんかはずっと泳いでいるらしいけどね。

そんなことで、本日一日は、できるだけしゃべらないでおこうっと。
でも脳神経外科の外来だ・・・。
また、しゃべるのかな。ジャスチャーで会話してみようかな・・・。それともPCを持ていって、テキストを打ち、読み上げソフトで読ませるとか・・・。ドクタービックリするかも。その場で入院さされたりしてね。(笑)

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智積院の梅

2013年02月21日 05時25分38秒 | 社寺・和菓子


昨日は、ほとんど一日外出でした。
外出のついでに智積院の梅の様子をみにいく。
だいぶ開花がすすんでいた。


↑二條若狭屋「梅だより」


↑煉切、甘栗白あん

ほのかな梅の香りがいい。
これから次々と咲いていくだろうな。
本当は、御所とか北野天満宮がいいけど、歩いてこれるここもいいかも。
しかも人が少ないのもいい。
梅はゆっくり香りが楽しめるのがいいものね。





和菓子の梅もいろいろな種類がある。
いつれも違う景色をが見えてくる。
現物の梅もいいけど、和菓子も風景もいいものですね。


↑総本家駿河屋「寒紅梅」




↑煉切、白あん

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にしんそばショック!?

2013年02月20日 05時55分39秒 | カレー


ここはいつもの篠田屋
なんか皿盛が食べたくなった。
ここは、お店に入ると昭和に戻れるのが好きなんです。
映画のセットみたいな店内が好き。



皿盛を注文して、来るのを待つ間なにげなく、メニューを見た。
真ん中の「にしんそば」が550円の価格を見てショックでした。
京都で「にしんそば」というと大したことないのにやたら値段が高いメニューなんです。
普通900~1200円ぐらいする。
それが550円ですよ!
ショックだと思いませんか。(やたら興奮しているし)



それからトクホンの灰皿。
このブルーが輝いて見えた。
七味いれもユニークだ。
なんでこんなことで興奮したんだろう・・・。



さて皿盛が到着。
和風なのに福新漬がなんともいい雰囲気を醸し出している。nice!
上記の七味やウスターソースを使いたくなり、今回つかってみた。
ウスターソースはやめておいた方だよかったかな。



でもカツの部分には、ウスターソースが合う。
それに七味も。
次回は、カツカレーを注文し、皿盛とれぐらい違うのか見てみたい。

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ちょっと先取り・・・さくら餅

2013年02月19日 07時35分48秒 | 和菓子
デパ地下を歩いていたら「食べませんか・・・という気配がした」見ると嵐山の鶴屋寿のさくら餅でした。
京女も感じたらしく購入。


↑このさくら餅、賞味期限が冬季は3~4日、夏季は、2~3日なのでお土産にいいかもしれませんね。

このお店は年中さくら餅を売っています。
ここのさくら餅は、塩漬けの桜の葉っぱでサンドイッチしてあります。
2月14日の記事の椿餅とはまた違った味わいがあります。
桜の葉の香りが春を想像させてくれます。



食べると目の前に桜が咲いた風景が浮かびます。
きっと桜葉の香りの刺激だろうな。
昔、御室の桜を観に行って鼻の先に桜の花が咲いていた。
その時の香りがこの香りだった。


↑これは、拙著を包む風呂敷の桜のシーズンバージョン。本日のさくら餅を包んでもっていくのもいいかも。

道明寺粉も繊細な感じがします。
またこし餡も全体の雰囲気ととてもいいバランスを保っています。
一足早く、春を楽しんでみるのもいいかもしれません。



ほんものの桜は後一ヶ月ちょっとの辛抱です。
この調子で時間が進むと、すぐに咲きますよ。



ちなみに、さくら餅の食べ方は、京女はお餅の本体だけを食べます。
私は、もったいないから全部食べます。
まあ、好みでしょうけど、人が見ている時は京女方式がお勧めかな。
いいところの子女に見せるしね。

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また杖なの?

2013年02月18日 05時37分54秒 | モノ
先週、新しい杖が来る。
またかと思われるでしょうね。
別に趣味でやっているわけではありません。
知人の専門家からロフストランドクラッチにした方がいいとアドバイスを貰っていたのです。
いまの松葉杖(松葉の形をしていないからそういえないけど)では、姿勢が悪くなってきていたのですよ。背筋を伸ばすために歩き方を変えないといけなかったのです。


↑左が新しいロフストランドクラッチ杖、右がいままでの杖。両方とも2本で
使用。新しいのでなんとか秋冬まで過ごしたい。こうやって見ると右側の杖は、頭でっかちでバランスが悪い。事実よく倒れる。左の新しい杖は重心が下の方にあるので安定感がある。ゴムの石突きを替えたというのもいい感じになっている。ストラップと前腕を支えるカフをベルト付きのものに交換予定。それでさらに安定感がたかまるかも。ハンドルの位置が高くなっているのは、リハビリの先生の助言に基づいている。

知人の専門家の話しを病院のリハビリ担当に会い、私の場合は問題ないかをチェックしました。
問題ないということでロフストランドクラッチの杖を手に入れることにしました。
材質は、いまの杖と同じマグネシウム合金製にする。
本当は、炭素繊維強化プラスチック製がいいのですが、遅れている業界らしく、製品がないのですよ。ゴルフクラブのシャフトや釣り竿の世界では当たり前なのにね。
来てから色々改造中。
各部の長さもリハビリ担当に聞いていたので、その通りにしてある。今週でも一度見せにいって調整が必要かも。この手の調整を間違うと身体にダメージがあるのですよ。慎重にしないとね。
身体がまだ慣れていなくて、一日外出するとグッタリします。しかも背中がすごく酷いコリ状態かも。まあ、チャンとした姿勢にするためのものですから大丈夫ですけど。
でもタクシーに乗るとき、短くなったので乗り込み安い。坂道が多く、歩道の左右の高さが違う時に楽になりました。





それと石突き用のスリッパをお願いしてあったのが、試作がきました。
CACA-ZAN出石さん、へんなことをお願いして申し訳ありません。





なぜこんなモノが必要なのか?
例えば、日本家屋にお伺いして靴を脱いであがりますよね。
その時、杖はどうるのか?
外を歩いてきたので、そのままあがれません。
小石をゴムの石突きの溝にはまったままだと廊下や畳が傷つきます。
現在は、ウエットティッシュを持って歩き、玄関で拭くのです。
そこで、このスリッパを考えつきました。



普通の杖なら既成品があるのです。
でもこの特製の石突きはサイズが大きすぎ、使えないのです。
しかたなく作ってもらいました。
こういうのもなんとかして欲しいものです。
もうすこしこれを改良して、販売するのもいいかもしれません。
このタイプの石突き、何人ぐらい使っているんだろう?
優秀なんですが、高いのです。
この石突き、介護保険適用が・・・などと言っている業界では普及が難しいかもしれません。

しかも福祉や介護業界の人は、妙に上から目線なんです。
普通の商売では考えられない対応をします。
国が福祉の助成をするのはいいけど、本来の商売のやり方でないように思いますね。
弱者相手だから・・・という思いがどこかにあるのだろうか。
不思議な業界です。
その介護や福祉で雇用増進、マーケット云々と政治家は言う。
なんかゾッとします。
介護の現場の人は、懸命に仕事をしているのに、所帯も持てないのが現実です。
私が見聞きした程度だから全部じゃないだろうけど。
もしそうならゆゆしき問題、しかもいつ自分の問題として降りかかるかわからない問題です。
しっかり見聞きしてください。
おかしいことには声をあげていきましょう。

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福と猿

2013年02月17日 06時02分36秒 | 駄菓子


これは「福だるま」というお菓子。
見るからに福がいっぱいですね。
パリッとして1個食べると病みつきになり、気が付くとなくなっている。
我が家の子供たちは、これが好物。



これは、三条大橋の西北にある「船はしや」で手に入れました。
おそらく作っているメーカーは同じでお店の名前が付けてあるのだと思います。
受験シーズンのお土産にいいかもしれません。



福がいっぱいなんて素敵じゃないですか。
見て良し、食べて良しですね。
ポケットいれて置いて、子供がいいことをしたら口に入れてあげるなんていうのがどうだろう?
いい子供に育つかもしれませんよ。
また、ご主人なんかでも、家事手伝いをしてくれたら、口に入れてあげるといいご主人になるかもしれませんよ。
たかがお菓子と侮るなかれ、名前が「福だるま」だから「手も足もでませぇ~ん」



昨日、マンションに帰ったら1階のポストのところにこんな張り紙がしてありました。
猿がでたらしい。
以前もベランダを歩いているのを京女が目撃しています。



これは、2007年4月に清水寺に行く時にであった猿だんです。
清水寺に行くといっても山沿いの墓地を通っていくのです。
人気のない墓地でであうとビックリでしょ。
でも私の場合、気配をなくして歩いているので、であっても猿は逃げません。
そっとカメラを取り出し撮影でした。
花を持っているのが印象的でした。
猿に生まれ変わった人が墓参りに来ていたおかもしれませんね。

和菓子
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燃料不足なのかなぁ・・・

2013年02月16日 06時37分34秒 | 甘味・喫茶・その他

↑おぜんざい、お餅2個バージョン

今日は、梅香堂で甘味を食べた記事。
ここは病院に行く時、必ず前を通ります。
病院での作業が終わるとランチも食べていなくて、この前を通ることがあります。
その時は、入っています。


↑いつもこんなものを食べたいと思わないのですが・・・

脳がエネルギーを補給して欲しがるのです。
それと松葉杖を使っての移動で身体のエネルギーも消耗していることが多い。

昨日なんかは、やたら作業が多くてグッタリでした。
しかも通販での納品トラブルで切れそうになりました。
通販ですごく遅れている業界や会社に出合うことがあります。
クレーム処理がやたらトロイのです。
よくそんな会社があるものだとかえって感心してしまうぐらい効率が悪い。


↑お餅の香ばしさがいい

そういえば京都市内をタクシーで走っている間、運転手さんとよく話しをします。
京都市内でいまだに五十払い(ごとばらい)の時、車が混むらしい。
請求書も持参しないとだめな会社があるそうです。
そんな会社に限って、支払は手形。
それも「茶摘み手形」や「台風手形」なんだそうです。
茶摘み手形は、八十八夜・・・つまり八十八日の手形。
台風手形は、二百十日・・・つまり現金になるのが二百十日後。
もちろん、請求書を営業マンが届け、次の営業をするチャンスでもあるのです。
でもほとんどの営業マンは、していないだろうな。


↑別の日の注文。本を渡そした。

業界によっては、いまだに旧態依然としている。
でもやがては消えてなくなるのでしょうね。
それにしても最近、みんあ働かないですね。
土日に休むから金曜日が大変なんです。
みんなそんなに仕事が嫌なんだろうか・・・。
そんなに苦痛なんだろうか?


↑二枚バージョンは最近食べられないんですよ

京男のように自由業は、休みなんてないですよ。
朝、目が覚めたら仕事開始、寝るまで続く。
しかも休みなんかとったことがない。
生活と仕事の区別ない。
もっとも誰かに命令されてやるという作業はない。
自分で仕事を作り、作業する。
困るのは土日、回りが止まることですね。

ネットの通販でも土日は休むところが多い。
金曜日発注したら、取りあえずロボットがメールをくれるけど、実際は休み明け、それも午前10時から午後5時まで来る。
連休なんかだとものすごく苦痛。
交代でやればいいじゃない。


↑ちょっと食べると美味しい

なにを書いているんだ。
話しを元に戻します。
本日の梅香堂は、2回分です。
ホットケーキの時は、私の本を渡すためのお茶でした。
おぜんざいなんか、いままであまり食べなかったのに、食べるようになった。
大量の輸血のせいなんだろうか・・・・。
不思議です。

和菓子
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三条大橋って意外と新しいんだ

2013年02月15日 04時11分28秒 | 風景


京都の東山区や左京区に住むと鴨川を東から西へと橋で渡らないと移動できません。
三条大橋、四条大橋、五条大橋、七条大橋はよく渡る。



この三条大橋もよく渡ります。
三条大橋は、江戸・日本橋を起点とし東海道五十三次の終点になります。
いまの三条大橋の原形は、1590年(天正18年)に豊臣秀吉が大改修した。
その時の銘文が擬宝珠に刻まれています。



なら古いのかと思うと現在の橋になったのは1950年(昭和25年)なだそうです。
その頃はまだ京阪電車が鴨川の岸沿いを走っていた。
ここ三条京阪で大津方面の電車に乗り換えるターミナルだったのです。
その頃のことは昨日のように憶えています。
春、いまの川端通になっている場所を電車が走り、桜がとても綺麗だった。
そう思うと昔の方が風景がよかった。



もっと古くなると、この三条河原は、処刑や処刑後の晒し首を展示する場所でした。
石川五右衛門が1594年(文禄3年)8月25日、釜茹での刑になったのもここです。
豊臣秀次の妻子側室侍女が斬首されたのもここです。
石田三成や近藤勇の首も三条河原に晒された。


↑この異常に広い河原は、なにかを晒す場所なんだろうか?結構いろいろなイベントが催されるけど、どれもいまいちやね。



ここは、二条寺町を上がったところにある古梅園というお店。
ここで書道用の紙や墨、筆などを手に入れます。
書の先生からの紹介で、ずっとここなんです。
京男は、弘法さんと違い、かなり筆や紙を選びます。
それにしても寺町通は、いい雰囲気なのに電線が邪魔ですね。
なんとかならないのでしょうか。



今回は、小筆とこましな筆ペンを手に入れました。
ここ数日、書の練習をするのですが、何年ぶりかな・・・。
手が面白いほど動きませぇ~~ん。

和菓子
中村 肇
河出書房新社

↑これから暫くの間、京男の和菓子本のお知らせをさせてもらいます。説明は1月27日の記事をご覧ください。(色のかわっている部分をクリックすると表示されます)

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木に春が来る

2013年02月14日 04時29分59秒 | 和菓子


もうそろそろ梅の花が咲き出します。
「梅」の字は、あまり春らしくないですね。
その点、「椿」は春らしい。
だって、「木に春(が来る)」と書きますからね。
あなたに春が来たら、どんな字になるのかな?
そうそう魚なら「鰆(さわら)」になりますね。


↑本家月餅家直正「椿餅」


↑道明寺、白生地、こし餡

この椿は、日本原産の常緑樹。
日本らしい花なんですよ。
梅や桜のグループ系の派手さや、牡丹のように派手さはないけど、しっとりとした落ち着いた大人の女性という感じがしますね。



そういえば私の部屋に椿油が置いてあります。
樫の棒や黄楊根付の手入れ、黄楊ブラシをつかって髪の毛の手入れに使います。


↑本家月餅家直正「椿餅」


↑道明寺、ニッキ生地、つぶ餡

そういえば椿はとても役に立つ木です。
・材木/工芸品や細工用、印材や将棋の駒などに使う。
・木灰/日本酒の醸造に不可欠。澄んだ日本酒を造るのに必要。
・木炭/昔は大名の手焙り用に使った。
・椿油/和製オリーブオイルとも言われ、高級食用油、整髪料、灯り用として使われる。種から搾るのだけど、油粕は川上から流して、川魚、タニシ、川エビ等を殺すのに使われた。
・鑑賞花/多くの品種改良され、茶道で珍重される。
・薬用/葉のエキスが止血薬になる。




↑本家月餅家直正「ごんぼ餅」餅、みそあん、梅

この「ごんぼ餅」は、食べるとみそあんとごんぼで、花びら餅の味がします。
昔の和菓子ってきっとこんな味がしたのでしょうね。
「ごんぼ」は、京都の言葉なんですよ。

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中村 肇
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