京男雑記帳

洛中で生まれ育った京男が地元視点で見た日常風景や話を雑記的に掲載

シャリー♪

2007年08月31日 06時03分33秒 | 洋菓子


シャリーといっても、シャーリープートラ(舎利子)のことではありません。
※シャーリープートラ(舎利子)は、般若心経に出てくるブッダの弟子の名前。
夏の神戸に行くと欠かせない、フロインドリーブのシャーリーテンプルのこと。
なぜか私は、これが好き。なつかしい味の飲み物。
なんでなつかしいのか不明ですが。



最初は、上の写真のようなのですがかき混ぜると赤くなります。
この混ぜる時が至福の時やね。(ずいぶん安くつく至福や)
いい暑気払いになります。
お酒が好きな方は、ジンなどを入れるといいだろうな。



フルーツタルトなんかはいかが?
ちょっと食べるとうれしい。



元教会だけあって天井が高いのがとても気持ちいい。
キリスト教の教会だからこんなにおしゃれなんだろうな。
仏教のお寺の本堂ではこうはいかん。(笑)
でも精進カフェとかいいかも。ウエイトレスが尼さんのカッコしていたりする。
「甘茶をアイスで、黒ゴマのおはぎをつけて」とか注文する。
BGMは当然「般若心経」。怪しいな~。
でも意外と外人に受けそう。
なんか暑さのせいでイチビッテシモタ。カンニンシトクリャス。
フロインドリーブ地図
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この氷は面白い!

2007年08月30日 05時49分24秒 | 
これも神戸での話。
こんなに暑いとタピオカ茶を飲みたくなる。
なんでかわからんけどそうなる。
いつも行っていたお店がなくなったので、前に見つけておいた椿茶藝館へ。
ここは、タピオカ茶の専門店。
粉圓大紅豆氷(タピオカと金時豆の氷)を頼む。



これって変わっているでしょ。
台湾風なんだそうです。金時豆が塩味なんです。
なんか冷たいオカズを食べている面白い。
甘いのが苦手な人でもこれなら大丈夫!



シロップもあまり甘くないしね。
タピオカのモチモチした食感がとてもいい。
気づくと涼しくなっています。



もちろん珍珠奶茶(タピオカ入りのミルクティー)も飲みます。
私の好きなココナッツ味です。
京都にもこういうお店がいっぱい増えるといいな。
暑気払いを東南アジアに学ぶ必要がありますね。
気候が同じようになってきたから。


椿茶藝館地図
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またカレーなん?

2007年08月29日 05時16分57秒 | 


そんな風に言われそうね。
ずっと食べたかった神戸のシャミアナのカレーを食べた。
ここのカレーは結構好みなんです。
行ったのは、ものすごく暑い猛暑日。
結構久しぶりかな。



とりあえずベジタブルサモサを注文。



パリッとして美味しい。



これは「バジ」という野菜の辛味いため煮。
ナスやニンジン、青唐辛子が美味しい。





さて、カレーです。この日はキーマカレー。
ひき肉のカレーなんですが、ここはチキンのミンチ。
ここのカレーは、水を使わないんだそうです。野菜の水分だけ。
お肉はひき肉になっています。一粒づつが弾力があり、美味しい。



ここのカレーが結構好みなんです。
インド料理屋さんのカレーとはまた違う。どちらかというと日本人的なのかな。
結構濃厚なんですが、あっさりしている。



セットにチャイがついています。



クルフィー(ミルクのシャーベット)をマスターにご馳走していただきました。
ありがとうございます。
また、食べたくなってきた・・・。


インド家庭料理シャミアナ地図
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初めてのたかばしラーメン

2007年08月28日 05時10分38秒 | 
結婚して間もない頃、マンションの近くに支店がありよく幼い長女を連れて食べにいったのがこの新福菜館。
珍しくクラブが休みだった双子のリクエストで昼食はラーメンということになる。
暑い中、歩いて五条烏丸の「大王麺」へ。
行くと休み。残念。どうしょう?
京都駅の駅ビルの「京都拉麺小路」という選択もある・・・
双子が「あそこは観光の人でいっぱい、エライ行列で」と言った。それは私が耐えられん。
「たかばし」・・・か。
「たかばし」とは、京都駅の東側、塩小路高倉~八条竹田街道間にある高倉跨線橋の通称。
そこに「第一旭」本店と「新福菜館」本店があるんです。
ラーメンマニアの間では、有名らしい。
私は、あまりラーメン屋さんにはほとんど行かんのです。
まだ、サラリーマンの時代には、当時河原町蛸薬師西入ルにあった「新進亭」に行ったな。
「白味噌ちゃんぽんチャーシュー入り大、ニンニク大好き」と「焼き飯大」を食べていたっけ。
食べても食べてもラーメンが出て来る悪夢のようなラーメンを平気で食べていました。
閑話休題。
さて、人だかりのわりには、すんなり3人すわれました。
で注文。


↑「特大新福そば」


↑「竹入中華そば(メンマ入り)」


↑「中華そば(並)」



スープのあまりの黒さにひいてしまいます。
昔、支店で食べていた時はこんなに濃くなかったように思うのですが。
スープを飲むとそうでもないけど、やっぱり醤油味が私には強過ぎました。



周りの人は平気で食べていたので、こんなものなのかな・・・。
私だけなんかもね。
焼き飯も横目でみていたのですが、とっても醤油色だった。
向かい側の山本マンボの味がかわいく思ってしまいました。


新福菜館本店地図
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夏に遊ぶ

2007年08月27日 06時06分59秒 | 和菓子


なんか見ていると楽しくなりますね。
夏の思い出がいっぱい箱につまった感じ。



これは、大阪四天王寺の河藤の詰め合わせ。
お部屋見舞いのおために京女さんがもらってきたもの。
こういうのは、昔嫌いだったけどね。



形がかわいいですね。



本当の主役はこれ「割氷」
一見氷砂糖に見えます。
これが河藤の名物なんです。
ここのは、色をつけたりしなくて無色透明。



表面は堅いんですが、それは薄皮状態で中身は寒天。
サクッと口の中で壊れます。
この食感が病みつきになるんです。
「河藤」地図
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独りさびしく酸辣湯

2007年08月26日 05時29分28秒 | 
8月は蒸し暑い。まだ9月も残暑が続くようです。
でも常夏の京都とはならないでしょうから、雅満雅満。
※京男ぐらいになると「我慢」とは書かずに「雅満/雅(みやび)が満ちる」と書きます。
そういう蒸し暑い状態が続くと突然「酢豚」が食べたくなりません?
四条のミンミン(漢字がPCにない!)に行く。
その日は、家族が京女さんの実家に集合して、京男が取り残されました。(悲)
夏バテも3回目になり、食欲もない。
晩ご飯どうしよう・・・。
そんな時、頭に浮かんだのが「ス・ブ・タ」
そうなると走り出し、お店まで行った。



お店でまず頼んだのが「酸辣湯」
酸っぱくて、辛い味がたまりません。
お酢とラー油をたしていただきました。



具は、豚肉や人参、椎茸。
汗がドッとでてきます。



本日のメインの酢豚。
ここミンミンでは、「古老肉」
この「古老肉」という名前がよくわかりません。
普通は、「糖醋里脊」「糖醋肉(排)」という風に「糖醋○○」というのにね。
中国料理では、普通「古老肉」が通じない。不思議ね。
ちなみに「肉団子甘酢あんかけ」は「糖醋丸子」



まあ、そんなことはともかく、この店の酢豚は、ニンジンやキュウリが豚バラと同じように衣で揚げてあるのが好きなんです。特にキュウリね。
お肉はなくてもこのキュウリとニンジンを衣をつけて揚げて甘酢を絡めるというのは、家でも出来そうですよ。お肉の代わりに厚揚げとか使うと美味しいし。



これは、焼餃子。
これがご飯のかわりです。
いつものニラレバーやジンギスカンはなし。
ミンミン四条店地図



これは、別の日につくった。豚のトマトとパイナップルの煮込み。
タバスコで辛味を少々つけております。
夏の終りの時期は、こういうのが食べたくなるんです。
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カレー丼が食べたい!

2007年08月25日 07時09分49秒 | 


こう暑いとつい食べるものはカレーになる。
暑さもひどくなるとできるだけあっさりしたカレーの登場ね。
カレー丼って以外と食べないんじゃない?
普通はカレーライスとどう違うのとなる。
カレー丼はカレーうどんのうどんの代わりにご飯で、丼になっていてお箸で食べるというのが特徴ね。
家でカレーをして三日目ぐらいになり、鍋の底の方にルーが残っていてお皿で食べられなくてお茶椀で食べたことありません。
あの感覚ね。
お箸で食べるカレーはなかなかいいですよね。私だけか。



カレー丼といえば「永正亭」が好き。
具は、鶏が入っています。



この日は双子君と行ったので田舎そばも食べる。
これは、普通の田舎そば。
一応熱いのもあるけど、普通は冷たいものを頼みます。



これは海老天がのっている豪華な方。



揚げたての海老天が美味しいな~。


永正亭地図
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蒸し暑い~!こういう時は何を食べよう?

2007年08月24日 05時40分48秒 | 


京都は、蒸し暑い~!
なんぼ叫んでも、涼しゅうなりませんが。
夏バテの先払い状態ねっ!食欲も不振気味。
こういう時は、熱い豚汁を食べとうなります。
なんでやろ。ほとんど雅満(京男ぐらいになると我慢という漢字を使わない)大会やね。



ぶた汁といえば「柳園」ね。
この間は、相国寺の若冲展以来や。
行けそうでなかなか行けへん。





念のため、メニューを観る。
でもやっぱり、この日は「豚汁セット」。
ここの豚汁は、ラーメンのスープがベースかな。美味しいんです。
春雨が入っているのが特徴かな。卵も入っている。



ご飯とお漬物がついています。
これにいっぱい七味をかけて食べるのが京男風。



満足どした~♪身体すっきり~♪
柳園地図
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食べ合わせ悪くない・・・

2007年08月23日 04時45分08秒 | 


京都の夏は蒸し暑い。
もう夏バテ状態。京都でうなぎといえばお茶漬けというのが定番。
茶漬け専用の鰻といえば「かね庄」が有名。
京都人が京都人への手土産によく使われる。
この京都人から京都人への手土産は、ものすごく神経を遣う作業なんですよ。
そのことはまたいずれ機会をみつけて説明します。
写真は、中村軒うなぎ茶漬け。
お店で注文をするとこのような状態ででてきます。
ここもお茶漬け用のうなぎをつくっているようです。
甘党が苦手な人用にちゃんとこういうメニューもあるんです。





炊き立てのご飯にうなぎの佃煮がのっています。山椒が効いて美味しい。



もちろん、お漬物もついています。



番茶をかけてたべます。いくらでも食べれそう。



で氷も食べます。
いま流行のマンゴー氷やすだち氷は食べません。
オーソドックスに「大島氷」



黒蜜をかけ、中に白玉が入っています。
ここの心遣いで好きなのは、シロップがついていること。
食べているうちに味が薄くなるのは、いややしね。
美味しゅうございました。
食べ合わせが悪いかもしれませんが。(笑)
中村軒地図
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太陽の花

2007年08月22日 04時51分09秒 | 和菓子


夏で似合う花といえば「ひまわり」。
太陽に向かって咲くひまわりは、夏らしい。



もともとは北アメリカが原産らしい。
日本に来たのが17世紀。



種からはひまわり油が摂れ、リノール酸やオレイン酸を含んだ健康的な油。
最近ディーゼル燃料としても研究しているらしい。
私は食べた方がいいような気がするな。
住んでいる東山山麓では、花が咲いてなかった。



本家玉寿軒「太陽の花」
ひまわりの花の上生菓子は珍しいかも。
きんとん、黒こし餡。味は普通の和菓子でした。

※今日の記事は、ちょっと前に書いていた記事です。行事の記事で掲載しそびれていました。
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お地蔵さんがお化粧する日

2007年08月21日 04時53分55秒 | 行事

↑お化粧したお地蔵さん

京都の古い町では、8月19日、20日ぐらいに地蔵盆をしています。
古い町では、町内に一体はお地蔵さんがいてはります。
普段でも、きれいなお花があがっています。
お地蔵さんの縁日は24日なんです。
だから本来は、その24日の前後に地蔵菩薩の祭をします。
最近は、週末にしてしまうことが多いのですが、仕方ないかな。
もともとは、地蔵会(じぞうえ)、地蔵祭と呼ばれたんです。
8月24日が裏盆にあたることから、盂蘭盆にちなんで地蔵会と呼ばれるようになった。
京男は、小さい時、子どもが集まって行事をするから児童盆やと思もてました。




↑お供えもていねいにつくったはります。

地蔵のある町内の人々はこの日にかけて地蔵の像を洗い清めて新しい前垂れを着せ、化粧をするなどして飾り付けて、地蔵の前に集って灯籠を立てたりお供え物をしたりして祀る。
行灯なんかを作って飾ったりしました。
地蔵盆当日の朝に「数珠回し」がおこなわれる。これは、町内の子供が、直径2、3メートルの大きな数珠をかこんですわり、おっさん(和尚さん)の読経にあわせて順々にまわす。
いまでは、子どもが少くのうなって、ず~っと前の子どもさんたちが数珠回しをしています。ちょっと悲しい景色。



お地蔵さん(地蔵菩薩)は、なぜ子どもを守るのでしょう?
こんな話があります。幼い子供が親より先に世を去ると、親を悲しませ親孝行の功徳も積んでいないことから、三途の川を渡れず賽の河原で鬼のいじめに遭いながら石の塔婆作りを永遠に続けなければならないとされている。お地蔵さんは、賽の河原に率先して足を運んでは鬼から子供達を守ってやり、仏法や経文を聞かせて徳を与え、成仏への道を開いていく。
そんなことから、お地蔵さんは子どもの守りとして各町内に据えられているんです。
最近は、お地蔵さんのこんな話もわからん人が多くなってきたから。子どもにとって受難の時代がきたのかな。
この地蔵盆が終わると夏休みが終り。
宿題に追われる毎日になった。それは学校が始まっても続いていた・・・。

町内のお年寄りとお話ししました。
「そこにある。石は拝まへんけど、こうやってお地蔵さんの形になったら、手を合わす。不思議やね」とおじいさん。
「きっと拝む人の心に仏さんがいてはるから、この石が尊いと思うのかもしれへんね。犬とか猫では、その区別ができひんし」と京男。
こんな会話をしていて、もう少しでバスに乗り遅れそうになりました。(笑)



これらのお地蔵さんたちは、清水寺の境内のもの。
明治維新後に成立した新政府が1868年(明治元年)3月に発した太政官布告神仏分離令、1870年(明治3年)の大教宣布など神道国教・祭政一致の政策によって引き起こされた仏教施設の破壊など、いわゆる「廃仏毀釈(はいぶつきしゃく)」の時に京都市内のお地蔵さんたちが壊された。その一部を清水寺が引き取らはったのやそうです。
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京都発!甘い「送り火」

2007年08月20日 06時50分55秒 | 和菓子


もう先週だったけど8月16日)は、五山送り火でした。
お盆もこれで終わり。身近の人が亡くなった時なんかは、送り火を観ているとジーンと涙が出てきます。
また、来年も来てね。こちらでみんな元気に暮らしているし。
そんなみんなの心の声が聞こえてきそう。
「大」「妙法」「船形」「左大文字」「鳥居形」が五つの山に浮かび上がります。
去年は、「左大文字」と「鳥居形」と「船形」を裏の山でみたので、今年はちょっと大きな「大」を見に行ったのでした。



長久堂「燃ゆる」
ちょっと不思議な感じの上生菓子ね。
技術的には結構難しいんだそうです。



琥珀、赤こし餡
これは、琥珀なのでちょっと冷やすと美味しい。



総本家駿河屋「送り火」
これは「左大文字」と「船形」かな。
ちょっとかわいい。



上用、黒こし餡



亀屋良長「送り火」
これは、鴨川に映った「大文字」かな。
なかなか涼しげなお菓子。



葛琥珀、白こし餡
これは葛がちょっと入っているので、長く冷やすと濁ります。
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夏の夜空

2007年08月19日 06時36分40秒 | 和菓子


送り火の時、夜空に星が見えていた。(こんなには見えていませんが)
さすがに流れ星は見えないな。ペルセウス座流星群はご覧になりましたか。
草原に寝転がりボーッと流れ星を見るといいですよ。



「ゴ~ッ!」と音が聞こえそうなものもある。
送り火が終わるとそろそろ秋風が吹いてくるかな。



本家玉寿軒「夏の夜空」
確かに夏の夜空は色んな色がある。
一見地味だけど、凝った作りのお菓子。



葛製、黒こし餡



鍵善良房「月明り」
お月さんがでて、ボーッと空が光っている感じね。



黒糖吉野羹、白あん
ちょっと葛が入った琥珀の口当たりがとてもよかったな。
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左大文字の送り火

2007年08月18日 05時06分30秒 | 行事


これは、8月16日の五山の送り火の別の話。
今日の記事の写真は、S画伯さんからの提供です。
すごい写真をありがとう。



「左大文字」は、金閣寺の北の方にある山です。
西大路通と北大路通がぶつかるあたりにあります。
いつも出て来る「大文字」とは違うんです。少し小さいんです。
※この「左大文字」といういい方は、本当はよくわかりません。
本来の言い方からすれば、左京区にある如意ヶ嶽の方が「左大文字」なのにね。
こちらは、本来反対側の大文字だから、「右大文字」というのが普通なのに。
なんでなんやろ。



高くないといっても登るとこんな風に京都市内が一望できます。
向こうに見えるのが如意ヶ嶽の「大文字」。
西日がまだ当たっています。



送り火の準備は万端、出番を待っています。



これは「金尾(かなわ)」といい、「大」の中央の部分。
ここから火をつけていくのです。
大きな護摩木もありますね。
先祖用と生きている人間用があるようです。
火床は粟石をコンクリートで固めたものなんだそうです。
ここに松割木を井桁(いげた)に1メートルぐらいの高さに積んである。



先に向かい側の「大文字」が点火されます。
高いところからみるととてもきれい。







さて点火です。
どうです。迫力でしょ。こういう写真は珍しいのです。
動画はこちらへ
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五山送り火

2007年08月17日 07時11分31秒 | 行事


今年の送り火は、「大文字」を見にいきました。
実家の屋根の上から見れるのですが、今年は出町柳のあたりにいきました。
昨日下見をしておいたスポットに直行。



いい状態で見れました。
この東山如意ヶ嶽(支峰の大文字山)は、小学校の時からの遊び場所でした。
懐かしいな。
送り火の撮影は難しい。



「大文字の送り火に、大の字を盆の酒に映(移)して呑み干す」
無病息災の願いをのみ込む意か。
とりあえずやってみようと、女房の実家で金の杯を借りていきました。
これが純金なのでちょっと神経を遣いましたよ。
でもうまく撮影ができないですね。
まあ、雰囲気ということで。
動画はこちらへ
また「大文字の送り火の消し炭を、戸口に吊っておくと家内安全のお守りとなる」
大文字の送り火につかった薪木の消し炭を、半紙につつんで紅白の水引でくくって玄関の戸口にかざる。こうすると、疫病除け、盗難除けになるといいます。
画伯さんが左大文字に送り火に登っているから、消し炭をもってかえってくるかな。
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