京男雑記帳

洛中で生まれ育った京男が地元視点で見た日常風景や話を雑記的に掲載

ハロウィーンって京都でやるの?

2006年10月31日 06時06分37秒 | 洋菓子


31日は、ハロウィーン(Halloween)なんだそうです。
キリスト教の諸聖人の日(万聖節)の前晩に行われる伝統行事らしい。
日本的に考えるとお盆の行事みたいなもんかな。
もともとケルト人の収穫感謝祭がキリスト教に取り入れられたものらしい。
ケルト人は10月31日が一年終わりと考え、その日の晩にはこの夜は死者の霊が家族を訪ねたり、精霊や魔女が出てくると信じられていた。これらから身を守る為に仮面を被り、魔除けの焚き火を焚いていた。
ケルト人は中央アジアの草原から馬と車輪付きの乗り物(戦車、馬車)を持ってヨーロッパに渡来したインド・ヨーロッパ語族ケルト語派の民族である。紀元前5、6世紀にヨーロッパに住んでいた人たちなんだそうです。ストーンヘンジとか巨石文化を築いた人たちですね。文字がなかったようなので詳しくわかっていないらしい。日本でいうと出雲人に似ているな。


↑ハロウィーンのかぼちゃパン

仮面を被りの派手な行事の部分がアメリカにわたって、現在のような習慣になったみたいです。
最近、関東方面でハロウィーンパーティーをして騒ぐらしいけど、日本人的にいうと全然関係ない習慣やね。こんなのするぐらいなら重陽の節供をした方がいいのに。
京都はやるんかな・・・やらんわな。
京都には節分に「おばけ」の習慣があるしね。



そやけどちゃっかりパンプキンブディングはいただきました。
これは、モロゾフの全国どこでも手に入るもんですが。



生菓子でハロウィーンのカボチャを作っているお店がありましたが、「アホか!」と言ってしまいました。心が狭いな・・・。
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菊の節供を忘れてない?

2006年10月30日 04時53分28秒 | 和菓子


今日10月30日(月)は、旧暦でいう9月9日ですよ。
重陽の節供のことは以前書きました。
重陽の節供は別名「菊の節供」ともいう。もうそろそろ菊の花が咲いてきました。
「きく」は漢名の「菊」を音読みしたもの。また、「菊」の漢字は、散らばった米を一カ所に集める、の意で、菊の花弁を米に見立てたそうなんです。


↑鍵善良房「野路の秋」上用饅頭、中身はこし餡

漢名の「菊」は「究極、最終」を意味し、 一年の一番終わりに咲くことから名づけられた。
調べて「へ~!そうなんだ」って思わずいうてしもた。
中国では菊は不老長寿の薬効があるとされ、 陰暦の9月9日(重陽の節句)には菊酒を飲み長寿の祈願をした。これがしだいに日本にも伝わり、菊の花を酒に浮かべて飲み花を鑑賞する「重陽の宴」が催されるようになった。
のちに菊は皇室の紋章になり、日本の国花になった。
日本の国花はこの菊と桜のふたつって知ったはった。
中国では「四君子(竹、梅、菊、蘭)」の一つにはいっていて、水墨画の画材にもよく使われるんです。

※四君子(しくんし)/竹、梅、菊、蘭の四種を、草木の中の君子として称えた言葉。また、それらを全て使った図柄、模様。そえぞれの気品の高い美しさから、中国宋代の画題にとして使われる。京男を加えて「五君子」にしようという案は、某所の会議の議題にでたのですが、京男が木ではないため(心に花は咲かせていますが)、残念ながら却下されました。
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どこの空?

2006年10月29日 05時49分37秒 | 風景


すっかり秋という感じになりました。空がびっくりするほどキレイ。
もっとも京都の市内の空気はすごく悪い・・・。
朝の五条通なんかは清水寺に登る観光バスの行列ですごい排気ガス。
タバコは文句いうけど、車の排気ガスには寛容なんですね。
ずっと健康に悪いと思うけど。



ここは、京都国立博物館なんです。すごくクラシックな建物。明治30年(1897)に建てられたフランス・ドリック様式の洋館。
こうやってみるととても不思議。京都いや日本じゃないみたいですね。
建物そのものがアートな感じ。
展示物もいいけど、建物を庭で観ているのもいいですよ。



それにしても空がきれい。
鴨川沿いを歩いていてもとても気持ちいい。
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秋桜

2006年10月28日 06時05分27秒 | 和菓子


コスモスというより秋桜の呼び方の方が好き。
一面に咲くコスモスをみているとさだまさしの作詞作曲で
山口百恵の「秋桜(コスモス)」が聴こえてきそう。
きれいだけど、秋なんやろね・・・どこかさびしい感じがするな。
この花は、明治20年頃に日本に入ってきたみたい。
とても丈夫で日当たりと水はけが良ければどんなところでも咲く丈夫な花。
花言葉は「少女の純真」
花より団子ということで上生菓子をご紹介。



本家玉寿軒「秋桜」。



中身はこし餡が入っています。
このタイプの上生菓子は、黒文字で食べにくいね。
手でつまむのもなんだし・・・。



鍵善良房「秋桜」。



こなしで、中身はこし餡。
なんか切って食べるのがもったいない。
丸くてわかいい秋桜。
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やっぱりカレーでしょ

2006年10月27日 05時13分46秒 | 


先週の土曜日は、大阪に行ってきました。
いつもお昼に梅田あたりを通過しますが、ランチを食べている時間がない状態。
そうなると・・・カレーしかないでしょ。
それもインド料理とかじゃなくてカレーライスね。
三番街のところへ阪急電車から降りて急行!
昼前だからまだ空いています。お腹も空いています。
このインデアンカレーは、数十年になるな・・・。
最初、お皿の大きさにびっくりしたことが昨日のことのよう。



さて店に入る。まず食券を買うのです。
この日は「大、玉2、ピクルス」。
解説すると、「ご飯大盛り、卵の卵黄2個、ピクルスの大盛り」となります。
で、空いている席に座る。
ここは、すべてカウンター席。
座ると水が即出てきます。
食券のプラスチックの板を渡す。
1分ほどでカレーが出てきます。



二つの卵がなかなかかわいいでしょ。(笑)
ここのキャベツのピクルスが好き。
カレーも最初食べると甘くて、次の瞬間ピシッと辛いのが好き。



後は黙々と食べるだけ。
こんなところで楽しい会話をしていてはいけない。
黙ってそそくさと食べるのがお作法ね。
このインデアンカレーは、お店によって違うらしい。
そうなんだ・・・。
とりあえず梅田阪急三番街の店はお気に入り。
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栗飴

2006年10月26日 04時06分19秒 | 駄菓子


これは、祇園小石の10月の飴「栗飴」。
色が栗の実ね。
食べてびっくり!栗なんです。
空気が乾燥しているこの時期。



カバンにこんな飴ちゃんを入れている人はおおいんじゃないかな。
やさしい秋の風味がお口いっぱいにひろがります。
先月は青リンゴだったな。買ってないけど。
京都は飴屋さんが多いと思う。
飴といってもさまざまな種類がある。



古い街はそうなのかな。
みなさんのところはどうですか?
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そこの土瓶降りてきなさい!

2006年10月25日 04時17分18秒 | 風景


京都の古い街を歩いていると不思議なものや懐かしものに会える。
秋になって涼しくなってできるだけ歩くようにしているんです。
新しい発見がいっぱいあるしね。
オープンカーだと見逃してしまう。
京都の観光は絶対歩きがいいですよ。
車やバスでは、京都の魅力は満喫できない。
食べるものもその辺りにある普通のおうどん屋さんなんかがいい。
立派な料亭で京料理では、ほんとうの京都がわからんかも。



この土でつくった格子は懐かしいな。
西陣の母方の実家の二階がこの窓やった。
天井が低くて暗くて、しかも階段が箪笥になっていたりかなり面白かった。
台所は吹き抜けになって天井に天窓が開いていたな。
空が見えて不思議だった。
この格子の内側から外を見るのが好きだった。
でもね。火事になったらどうしょうとちょっと怖かった。



鍾馗さんもなんや怖かった。
鍾馗さんは邪気を追い払ってくれているんです。
「鍾馗さん」というのは、唐の玄宗皇帝が病に伏した時に、夢の中で鬼が楊貴妃の宝物を盗もうとした時、そこに出てきてその鬼を退治したという伝説の英雄。
この故事にちなんで、疫病神を祓い、魔を取り除くと信じられていました。
京都人は、この鍾馗さんが好きなんです。
たいていは藍袍を身にまとい、右手に太刀を持って前方をにらみつけています。怖いながらもなぜかユーモラスな姿ですね。
なんで京都で、この「鍾馗さん」を屋根に置くようになったんやろね。



こんな話が伝わっています。
昔々、三条あたりに薬屋さんが大きな家を建てはったんやそうです。その薬屋さんが屋根に大きな鬼瓦をおかはったらしい。そしたらお向かいの家の娘さんが、その鬼ににらまれているような気がして夜ごとうなされはったんやそうです。とうとう病気になって寝込んでしまわはったそうです。あれこれ手をつくさはったけどいっこうによくならへん。お向かいの薬屋さんに「鬼瓦を取り外してくれはらへん」と頼みに行かはったけど、その薬屋さんもぎょうさんお金を使こてつくらはった鬼瓦やし、外せへんとの冷たい反応。
そこで親御さんは考えはった。鬼に勝つもんは何かと。中国の伝説にならって鍾馗さんの形をした瓦を特別に瓦屋さんにこさえてもらわはった。で置かはったんです。
するとその娘さんの病気はすっかりよくなったんやそうです。
これが鍾馗さんを置くようになった由縁とされています。
鬼瓦を無理矢理降ろしてもらって角を立てるより、鍾馗さんで解決しようとしたのがいかにも京都人らしさがあるんです。
また、ご近所よりも大きな鬼瓦をうれしがってつけてはあかんという教訓にもなっているんです。
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京都とパリ

2006年10月24日 05時12分28秒 | 洋菓子
実は京都市とパリは姉妹都市なんです。
ともに歴史と古い街並みを大切にしている。
これ以上書くと辛口になりそう・・・。



こんなかわいいお菓子を発見。
アンリ・シャルパンティエのシュエット(Chouette)というパリの風景のデザインのかわいいお菓子。
写真は、エッフェル塔の形をした「ツウール・エッフェル(Tour Eiffel)」
カリカリしたココナッツとハチミツのお菓子。



こんなに小さいけど、パリを感じる。
京都タワーではこうはいかんか・・・(苦笑)



このシリーズ。
他に「エスカルゴ(Escargot)」「アヴェク・トワ(Avex Toi)」「ジャルダン(Jardin)」「ピラミッド・デュ・ルーブル(Pyramide du Louvre)」「リュンヌ(Lune)」
どんな味がするんやろね。
これを京都風につくったらどうなるやろ。
「金閣寺(Kinkakuji)」「平安神宮大鳥居(Heianjingu Ootorii)」「清水舞台(Kiyomizu butai)」「大文字(Daimonji)」「京男(Kyo-otoko)」・・・。
京男以外はサブレか最中にしかならんか。
京男は、黒ゴマ入りフロランタンかな・・・。
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山の実

2006年10月23日 05時08分30秒 | 和菓子


まだちょっと昼間は暑い時もあるけど朝晩は秋という感じ。
虫の声も落ち着いている。
金木犀も花が散ってオレンジ色に道路をそめている。
くだもの屋さんの店頭には、ぶどうや柿が並んでいるし、八百屋さんの店頭には松茸がならぶ。
もうすっかり秋ね。



これは、鍵善良房「山の実」。
和菓子は結局上用饅頭がいいように思います。
昔、和菓子職人だったおじいさんが上用饅頭を二つに割ってじっと見て「ここのはいい」と言っていた姿が思いだす。
上用饅頭に職人の腕がでるんだそうです。
それが最近少しわかってきたように思う。
シンプルだから難しいのかも。



均一に皮をつくるのは結構むつかしいらしい。
漉し餡のしっとりとした感じが好きかな。
昔は、行事毎に上用饅頭をくばったものです。
学校だってくばっていたんですから。
そんな習慣を大事にしたい気持ちになってきました。
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柿渋ってえらいもんやね

2006年10月22日 06時07分06秒 | モノ
京都の街を歩いていると「柿渋」という文字が目に入る。
小さい時から不思議だった。
「柿渋」ってなんだろう?
昔は、都市に必ずあったそうです。
型紙屋、漆器屋、傘屋、合羽屋、造り酒屋などで多用されていました。
松尾芭蕉が「奥の細道」の中で、防水のために紙衣(かみこ)に渋を塗る記述もある。



柿渋とは渋柿の汁を自然発酵させたもので、古来より紙・糸・布の補強・染色・木材の下地材等防水・防腐を目的として、浸けたり・塗ったり・他の物質(松煤・紅殻)と混合させたり、色々な方法で多用されてきました。お寺の畳の下に柿渋をしみ込ませた和紙を敷いてあるんだそうです。きっと虫とか防かびになるんでしょうね。
先人の知恵は計り知れないな。
いまでは、柿渋需要の大半は清酒や酢の清澄剤として使われているそうです。
これら食料品は透明度の高さが求められるため柿渋を用いる。
例えば清酒の場合、白ボケと呼ばれ不透明の原因となるタンパク質が、柿渋のタンニンによって吸着、除去され、澄んだ冴えのある清酒ができあがる。このように、柿渋は清酒を製造する上で欠かせないものとなっているんだそうです。
恩恵を受けている人も多いんだろうな・・・。
お酒と柿も深い関係があるんやね。
もちろん、生の柿に含まれるシステインという肝臓の解毒作用を盛んにするアミノ酸も豊富で「酔いざましには柿がいい」といわれるのもあるしね。
河原町二条を上ったところに古い大きな渋柿という看板のお店があったんです。
この間、写真を撮りにいったらもう看板がなかった・・・さびしいな。
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松風再び

2006年10月21日 04時36分52秒 | 和菓子


お茶席の掛軸の言葉に「独坐静聴松風之音」というのかある。
この風の音は松の木に吹く風の音ではない。
お茶席で炉の上にあるお釜のお湯の沸る音を松風の音と日本人は表現するんです。あのお湯が鉄釜にシュンシュン沸る音をじっと独りで坐って聞いていると実に心が安定くる。
自分のもっている日頃の雑念が融けてゆく瞬間。戦国の武将たちが戦場で命のやりとりをした後、炉の前で独坐静聴松風の音に耳を澄ましたのもそのためだったのでしょう。
時には自然の声に耳を澄ましてみる余裕がほしですね。



松風の音を科学的に説明するとこうなる。
お釜の中の湯はまだ大して高温ではないが、鉄瓶の底はすでに高温で小さな泡ができ始める。泡は登って少し低温の所にくるから、すぐに冷却されて蒸気が水にもどり、真空になった小球はパット潰れて音を出す。泡が小さいので、かわいい松風の音に聞こえる。



「松風の音のみならず石走る水にも秋はありけるものを」西行


食べる松風といえば松屋常磐の「紫野味噌松風」を紹介しておかないとお茶人さんたちに怒られそう。
「紫野味噌松風」は、西京味噌と小麦粉、砂糖、麦芽等を練り発酵させて焼いてつくる。
パッとみると黒胡麻を散らしたカステラ風なんですが、もちもちとして弾力性がある。
口に入れるとふわっと味噌の風味が広がる。飾り気が無く地味なお菓子なんですが、これがまた病みつきになるんです。
ここのパッケージというか包装紙もすばらしいと思います。
紫野とは、このお菓子を考案したのが大徳寺の住職だったことから、大徳寺のある地名に由来しているらしい。



禅味をお菓子にするとこうなる感じね。
ちなみに、松屋常磐のお店は完全予約制なので飛び込みでは買えないんです。裏技は、京都大丸の地下だと予約なしに買えます。
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柿の葉すし

2006年10月20日 05時50分01秒 | 


昨日の「柿くえば・・・」の付録です。
関西では、柿の葉すしが百貨店とか駅で買えます。
柿の葉にさばやさけの切り身をすし飯にのせて、柿の葉で包んだものです。
奈良の吉野方面で江戸時代ぐらいに考え出されたもの。
昔は、白いおにぎりの上にさばの薄く切った身をのせ、柿の葉で包み、重しをして三日間ぐらい経って発酵が始まりご飯が糸をひくようになると丁度食べごろになったそうです。
昔はなれ鮨だったんですね。
今は、酢飯でつくってあります。ご安心ください。(笑)



昔は、各家庭でつくられたものなんだそうです。
つくりたてを食べるのではなく、重しをして寝かせる。そうすることによってさばが熟成し、味がまろやかになり、柿の葉の香りがすしめしにしみこむ。
柿の葉にはタンニンやビタミンCが豊富にあるので、それが防腐作用もするらしい。
先人の知恵はすごいですね。
ちなみにこの柿の葉すし、葉もいっしょに食べてもいいそうです。
栄養がありますからね。
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柿食えば・・・

2006年10月19日 04時21分19秒 | 和菓子


そろそろ柿のシーズン。
柿ってエライのを知っていますか?
カキの名前の由来は、日本釈名(しゃくみよう・1700年)には、
「あかき也。其の実も葉もあかき故也」という記述があり、
カキの材の中心部が赤いという意味で、赤木(あかぎ)とされ、転訛して、カキと呼ばれるようになったらしい。
果実は古くから水菓子として親しまれ、「柿の花」は夏、「柿」は秋の季語。


↑鍵善良房「富有」こなし、こし餡

◆幹は家具等に使われる。京男好みの黒柿も柿の仲間。とても貴重な木材。
◆葉は各種の内出血の止血作用があり、消化器官の潰瘍による出血や、咽の炎症、柿渋と同様に血圧降下にも効き目があるとされる。
吉野(奈良)から紀北(和歌山)にかけて、柿の葉でお寿司を包む「柿の葉寿司」は有名。
葉には、レモンの20倍のビタミンCがあります。しかも柿の葉のビタミンCは熱に強いのでお茶で飲みます。
◆果実は豊富なビタミンCをたっぷり摂ることができます。また、システインという肝臓の解毒作用を盛んにするアミノ酸も豊富。“酔いざましには柿がいい”といわれるのはこのためです。柿は身体を冷やすといいますが、これは柿の持つ利尿効果のためです。
柿は栄養素が豊富で薬効もあるといわれるため、柿が熟する頃になると患者が少なくなるので、「柿が赤くなると医者が青くなる」ということわざがあるんです。


↑亀屋良長「山柿」柿あん。本当に干し柿を食べているみたいな柿あんにはびっくりしました。美味しかった。

◆成熟した果実のヘタを乾燥したものは、柿蒂(シテイ。「柿蔕」とも)という生薬でしゃっくり・鎮咳・鎮吐に用いられる。
◆種子を黒焼きしたものを乳房に塗ると乳房の腫れがひくとされています。また、ピーナッツといっしょにすると美味しいお茶菓子になる。→「柿の種」なーんちゃって。
◆柿渋は防腐剤として用いられる。止血・やけどやしもやけ・かぶれに患部に塗布する。



柿ってすごい植物ですね。

「柿食へば鐘が鳴るなり法隆寺」(正岡子規)
「旧道を今日も行くかな柿なりぬ」(芭蕉)
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日暮れが早くなったね

2006年10月18日 05時32分31秒 | 風景


午後5時半ぐらいになるとお日さんが西山に入ってしまわはる。
時候のあいさつが「日暮れるのが早よなりましたなあ~」が多い。
なんか急に冷むなってきたし。
鍋もんが恋しゅうなってきたな。



西の方をみると夕暮れの空に煙突が映えてきれい。
五条坂は、陶器の街。
昔はこのあたりも登り窯が結構あった。
この煙突はその時のなごりなんです。
もういまは、山科の方に工房が移ったところも多いし、昔のように登り窯で陶器を焼くところはすくないんやろな。



歩いていると銭湯のネオンが見えた。
懐かしいマークやね。
「オオ!温泉マークや~!」
京都の東山あたりの家はまだお風呂がないところが結構あるんです。
だからこうやってまだまだ現役の銭湯もいっぱいある。
近所の人と話しながらお湯に浸かるのはいいもんですよ。
いつまでこういう銭湯はあるやろ。
ちょっと寂しいなあ。
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ここはどこ?

2006年10月17日 05時19分56秒 | 風景


「ここは、どこ?」と思わず言ってしまいそうでしょ。



五条通(いわゆる五条坂)からほんのすこし南に突然建っている。
それも明治時代の建物。



レンガも古い。がんばれ雑草!



よく見るとなかなか凝っている。



ご近所の建物とも支え合っている。
どっちがどっちを支えているんだろ・・・。



ここは、日本で最初に紙巻たばこを製造・販売し、明治のたばこ王とよばれ巨万の富を築いたた村井吉兵衛兄弟が製造工場として使っていた建物。



のちにたばこ専売法施行後は専売公社(なつかしい)の京都工場として使用されたそうです。



その後、この建物は関西テーラーという洋服のお仕立て専門のお店として営業していたそうです。どうかこういう建物を潰さないでほしいな。
うまく活用してほしい。

最初の写真は、表ではなく裏側の風景なんです。
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