【岩崎俊夫BLOG】社会統計学論文ARCHIVES

社会統計学分野の旧い論文の要約が日課です。

時々、読書、旅、散策、映画・音楽等の鑑賞、料理とお酒で一息つきます。

クリスチャン・ジャック監督「花咲ける騎士道(Fanfan la Tulipe)」(フランス、1952年)

2020-01-30 22:01:26 | 映画


クリスチャン・ジャック監督「花咲ける騎士道(Fanfan la Tulipe)」(フランス、1952年)
ジェラール・フィリップとジーナ・ロロブリジーダの共演映画を観ました。

原題は「ファンファン・チューリップ」で、これは主人公の名前です。そして「ファンファン・チューリップ」はもともとフランス民謡で、この作品はその映画化です。民謡が物語に仕立てられ、ストーリーは途方もなくファンタジックです。
ジェラール・フィリップの演技が光っています。身体能力の高さに感心しました。

若い娘アドリーヌ(ジーナ・ロロブリジーダ))の占いに誘われたファンファン(ジェラール・フィリップ)は軍人の公募で入隊しますが、教練に嫌気がさし演習を怠けたために営倉に入れられます。しかし、すぐ脱獄し、隊内は大騒ぎになります。
捕まって戦争に駆り出されますが、名誉と権力をもとめて王女に会おうと城に忍びこみます。再び騒動になり、死刑宣告を受けます。

アドリーヌは実は軍人募兵官の娘で、騒動のなかで目立つファンファンに好意をもっていました。アドリーヌは自分のインチキ占いにも責任を感じ、単身王の許に行き、ファンファンの特赦を願い出ます。

可愛いアドリーヌは王に言い寄られますが、逃げ出して修道院に匿われます。事情をしったファンファンは修道院に向かいます。ここで先回りしていた王の部下とアドリーヌをめぐって激しい決闘になります。多勢に無勢、その結末は?