【岩崎俊夫BLOG】社会統計学論文ARCHIVES

社会統計学分野の旧い論文の要約が日課です。

時々、読書、旅、散策、映画・音楽等の鑑賞、料理とお酒で一息つきます。

映画鑑賞歴【2019年6月】

2019-07-31 21:26:48 | 映画
6/4 原田真人監督「関ケ原」日本 2017年 ☆☆☆
6/6 クリスチャン・ジャック監督「パルムの僧院」フランス1948年 ☆☆☆★
6/9 ルネ・クレール監督「夜の騎士道」フランス ☆☆☆
6/10 ドン・テイラー監督「5人の軍隊」イタリア 1969年 ☆☆☆★
6/11 オリヴィエ・ダアン監督「グレース・オブ・モナコ 」フランス 2013年 ☆☆☆★
6/12 萩上直子監督「レンタネコ」日本 2010年 ☆☆
6/14 ティム・バートン監督「エド・ウッド」日本 1994年 ☆☆☆☆
6/15 リュック・ベッソン監督「ジャンヌ・ダルク」アメリカ/フランス 1999年 ☆☆☆★
6/17 今村昌平監督「豚と軍艦」日本 1961年 ☆☆☆☆
6/18 ジョディ・フォスタ監督「マネー・モンスター」アメリカ 2016年 ☆☆☆★
6/19 ヘンリー・ハサウェイ監督「悪の花園」アメリカ 1954年 ☆☆★
6/20 ボブ・フォッシー監督「オール・ザット・ジャズ」アメリカ 1979年 ☆☆☆☆
6/21 テオ・アンゲロプロス監督「霧の中の風景」ギリシャ 1988年 ☆☆☆★
6/22 ジョゼフ・マンキーウィッツ監督「大脱獄」アメリカ 1970年 ☆☆☆★
6/23 フランソワ・トリュフォー監督「終電車」フランス 1981年 ☆☆☆☆
6/24 マーティン・スコッセシ監督「ギャング・オブ・ニューヨーク」アメリカ 2002年☆☆☆★
6/25 ロジャー・ドナルドソン監督「スピーシーズ」アメリカ 1995年 ☆☆
6/26 パトリッリ・タトポロス監督「アンダーワールド ビギンズ」アメリカ 2009年☆★
6/27 ポール・ブリックマン監督「卒業白書」アメリカ 1984年 ☆☆★
6/28 レナード・ニモイ監督「スリーメン&ベイビー」アメリカ 1987年 ☆☆☆
6/29 ジョン・バダム監督「ブルー・サンダース」アメリカ 1983年 ☆☆☆

映画鑑賞履歴【2019年5月】

2019-07-30 23:29:32 | 映画
5/1ロブ・ライナー監督「スタンド・バイ・ミー」アメリカ 1986年 ☆☆☆★
5/2ジョン・フォード監督「怒りの葡萄」アメリカ 1940年 ☆☆☆☆
5/3ジョエル・シューマカー監督「依頼人」アメリカ 1994年 120分 ☆☆☆★
5/5マイケル・リッチー監督「候補者 ビル・マッケイ」アメリカ 1972年 ☆☆☆★
5/6石川淳一監督「エイプリルフールズ」日本 2015年 ☆☆☆
5/8エリック・トレダノ他「最強のふたり」フランス 2011年 113分 ☆☆☆☆
5/9ピーター・ボグダノヴィッチ監督「デイジー・ミラー」1974年 アメリカ ☆☆☆★
5/10ロバート・マリガン監督「アラバマ物語」アメリカ 1962年 ☆☆☆☆
5/12ジェリー・ザッカー監督「ゴースト ニューヨークの幻」アメリカ 1990年 ☆☆☆★
5/13和泉聖治監督「相棒」日本 2008年 ☆☆☆★
5/14マイケル・クライトン監督「コーマ」アメリカ 1977年 ☆☆☆★
5/15フランシス・F・コッポラ監督「ワン・フロム・ザ・ハート」アメリカ1982年 ☆☆☆★
5/17イングマール・ベルイマン監督「サラバント」スウェーデン 2003年 ☆☆☆☆
5/21スティーブン・スピルバーグ監督「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」アメリカ 2002年 ☆☆☆☆
5/22今井正監督「キクとイサム」日本 1959年 ☆☆☆★
5/23アンドリュー・デイビス監督「刑事リコ」アメリカ 1988年 ☆☆
5/24スティーブン・ソダバーグ監督「オーシャン11」アメリカ 2001年 ☆☆
5/25グレゴリー・ホブリット監督「真実の行方」アメリカ 1996年 ☆☆☆☆
5/26チェン・カイコー監督「覇王別姫 」中国 1993年 ☆☆☆★
5/27アーリス・ハワード監督「コロンバインの空に」アメリカ 2014年 ☆☆☆
5/28ジョージ・クルーニー監督「ミケランジェロ・プロジェクト」アメリカ・ドイツ 2013年 ☆☆☆☆
5/29ロン・ハワード監督「スプラッシュ」アメリカ 1984年 ☆☆☆★

A列車に乗っていこう(トム・プロジェクト公演)

2019-07-29 00:01:17 | 演劇/バレエ/ミュージカル


A列車に乗っていこう(トム・プロジェクト公演)が東京芸術劇場シアター・ウエスト(池袋)でありました。石田ひかりさん、松風理咲さんのふたり芝居です。

演劇を観る前には、簡単にでもネットなどであらすじをつかんで観るようにしたいますが、この舞台は情報が少なく、観るまでに、主題は何なのか、どのような展開になるのか、がまったくわかりませんでした。

難病を患っていた少女・そら。彼女の看護師である時枝。二人は列車に乗り、あてのない旅に出る。

プロットが8つほど続きます。内容は哲学的です。アリストテレス、キリスト、デカルト、カント、キルケゴール、ポパーなどなど、セリフにがたくさん出てきます。アトム、反証主義、色即是空、時間と空間(ハイデガーは出てこなかった)、むずかしい用語がオンパレードです。

舞台はほとんどが列車の中。哲学少女の松風さんがしゃべりつづけ、相方の石田さんが問題をなげかえたり、問いかけたり、相づちをうったり。

ものごとを根源的に考えるとどうなるのか? そういう展開の1時間20分です。日本とは? そのような概念は比較的最近のこと・・・。せいぜい百数十年前からのこと。それまでは、本州、九州(9つの州)、四国(4つの国)、北海道(北の海道)、東北はそのまま方向、など。

行こう その先へ。あの塔を標に-。


横井久美子50周年記念コンサート(なかのゼロホール)

2019-07-24 14:49:32 | 音楽/CDの紹介
先日の日曜日、横井久美子さんの50周年記念のコンサートが「なかのゼロホール」でありました。

横井さんの名は、わたしがまだ学生だった頃、周囲に歌声運動があり、そこから知りました。「たんぽぽ」「橋をつくったのはこの俺だ」「うどん屋娘」など、明るい歌が多かったです。レコードも買い、いまでも手もとにあります(レコードのジャケットは下に掲載)。

今回は50周年ということで、横井さんは30曲ぐらい歌いました。知らない歌ばかりでしたが、楽しい2時間でした。ファンが多いようで、このホールがほとんど満員でした。1000人ぐらいのお客さんはいたのではないでしょうか?




久喜提燈祭 (7月12日、18日)

2019-07-20 00:01:56 | イベント(祭り・展示会・催事)




夏祭りの季節がやってきました。

久喜の提燈祭りです。蓮田から鉄道で10分ほどで久喜駅。その西口での開催です。写真のような巨大な提燈の山車が8基。それらが街をねりあるき、夜になって西口に集結します。そうそうたるもの。

なかには提燈が偶然、やけることも。若者がよじのぼって足で消しています。

街中は人でごったがえしています。アイスクリームを食べ歩きする若い女の子、缶ビールを片手にかっぽする男性。笑い声、笛の音、太鼓の音、まつりの醍醐味です。

午後8時すぎ。山車が西口に集まります。ここからがまた見どころ。山車と山車がぶつかりあう、ぶつけあう場面になります。ガチンコです。ぶつかったときの激しい音。観ている大勢のお客さんから、歓声があがり、拍手がこだまします。

「すっぴん!」 NHKラジオ第一

2019-07-17 23:55:25 | テレビ・ラジオ番組
⇦「すっぴん!」のブログより

NHKラジオ第一の朝の番組「すっぴん!」が今週の月曜日に1500回になったそうです。この番組は月曜から金曜まで毎日、レギュラーと藤井彩子アンカーのトーク、そしてゲストが登場して映画の話、スポーツの話、芸能の話、今の流行の話などを提供してくれます。聞いていて楽しいです。

1500回目の日に、藤井彩子アンカーは「わたしは2回休んだので・・・」と言っていました。とすると、今日が藤井アンカーの1500回目です。藤井さん、おめでとうございます。

4月から2人、レギュラーが変わりました。水曜日(今日)の能町みね子さんがその一人です。能町さんの「みね子のあの町この町」は面白いです。わたしの知らないところを語ってくれます。想像力が膨らみます。

能町さんの語り口は、奇をてらったり、おおげさなことはいわず、車をつかわず現地をてくてく歩いた人のホントの話です。テレビ番組では最近、声の大きい人、笑いをとろうとする人、自慢話ばかりする人、人を不必要に「いじる」人、駄洒落を連発する人が多くなってきていて辟易しています。能町さんの話は、そんなところはみじんも感じさせず好感がもてます。

今日の「みね子のあの町この町」は「稚内」でした。わたしは40年札幌(+江別市大麻)にいましたが稚内は行ったことがありません。能町さんは7回とか。紹介された、稚内牛乳はおいしそうですね。「めふん」は稚内にいかなくとも、札幌の居酒屋で何度も食べました。日本酒に最適です。

野木交響楽団 第8回定期演奏会

2019-07-10 20:03:03 | 音楽/CDの紹介


先日の日曜日、野木交響楽団「第8回定期演奏会」に出かけました。野木駅は宇都宮線の古河駅のひとつ先です(蓮田からみて)。この駅に降りたのは初めてです。会場のエニスホールも初めてです。

演奏曲目はロッシーニの歌劇「泥棒かささぎ」序曲、ドヴォルザークの序曲「謝肉祭」(作品92)、そしてブラームスの交響曲第1番・ハ短調(作品68)でした。

アンコールでは、ハンガリー舞曲、星に祈りを、そしてどういうわけか映画「男はつらいよ」の主題歌でした。

この交響楽団もかなりの実力があります。指揮者の田村さんがよくまとめていました。コンサートマスターの石井さん、クラリネットの植田さんの演奏姿勢が目立ちました。クラリネットは安定感があり、音に深みが感じられました。ティンパニはしっかり、全体をしめていました。ブラームスの一番は圧巻でした。


藤井道人監督「新聞記者」(於:MOVIXさいたま)

2019-07-09 12:05:01 | 映画


必見です。

満席でした。

社会部の女性記者・吉岡エリカ(シム・ウンギョン)が内閣府主導の医療系大学院大学新設の真意に疑問をもち、その狙いを官邸の圧力に抗しながら、追及していく話です。

大学設置の仕事は本来、文科省の担当ですが、特区に医療関係の大学院大学の設置を内閣府が進める不自然さ、そして調査していくと、この医療系学科は軍事関係の薬品の開発に貢献できる人材を育てることを暗に意図していて、吉岡記者がこれを一面記事に、すっぱぬくというもの。

外務省から内閣情報調査室(内調)に出向中の若いエリート官僚・杉原拓海(松坂桃李)が資料の提供に関与しますが、事件があかるみになる直前に、吉岡記者に最初に情報を流した官僚が自殺します。

展開はサスペンスタッチ。吉岡記者の叫び「わたしたち、このままでいいんですか?」が残響のように心のなかでこだまします。

映画は現在の偽造・ねつ造、嘘・欺瞞の安倍内閣を暗示し、緊張感のなか2時間はあっという間にすぎました。


まかないご飯のノウハウ(3)

2019-07-05 11:28:31 | まかないごはん
わたしがまだ小さかった頃は、母は食事を用意するにもガスコンロはなく、大変だったと想像できます。石油コンロを使っていたように記憶しています。住んでいたのは札幌市でしたから、冬季はストーブの火力も利用していました。

そのうちプロパンガスが使えるようになりましたが、調理するにも火種は一か所でした。そこで、米を炊き、味噌汁、総菜をつくっていました。今は、ガステーブルで簡単に点火でき、火力の調整も容易で、ゴトクが三カ所あります。魚を焼くグリルは別にあります。さらに言うと、レンジがあります。いくつもの総菜を同時進行で作れます。比較的短時間で、同時進行で調理できます。男子厨房に入るのにも、ハードルは各段に低くなっています。

問題は火力の調整です。同時進行なのでぼんやりしていると、火力調整に注意していないと、あっというまに焦げてしまったり、ゆですぎたり、沸騰した汁が鍋からあふれたり、します。

台所事情が戦後すぐの時期よりもずっとよくなったので、炊事の作業をうまくコントリールできれば、総菜をつくりながら、まかない作業で使ってしまった食器をなどをどんどん洗っていくことができます。

わたしの得意技(?)はまかない料理をつくりながら、どんどん汚れた食器を洗うことです。総菜の用意が全部できたときには、炊事作業で使った食器は全部洗い終わっています。30年以上の経験で身につけました。しかし、こんなことはわたしの母の時代にはできなかったでしょう。もう少し手伝いをすればよかったと、今は忸怩たる思いです。


まかないご飯のノウハウ(2)

2019-07-02 00:00:29 | まかないごはん


とくに教えてもらったわけではありませんが、ポテトコロッケをよく作ります。ひき肉とみじん切りの玉ねぎをいためてマッシュしたじゃが芋と混ぜ、これをコロッケらしい型にまとめ、あとは卵、小麦粉、パン粉をまぶして油で揚げるというものです。子どもの頃に母が作ってくれました。子どもたちに人気メニューのひとつでした。

コロッケが作れれば料理の基本はマスターできる、というのがわたしの持論です。それというのも、じゃがいもの皮を「剥く」、「切る」、「つぶす」、「煮る」、玉ねぎを「みじん切りにする」、ひき肉を「炒める」、塩・コショウなどで「味を調える」、これとマッシュしたジャガイモを「混ぜる」、コロッケの形に「成形する」、「衣をつける」、「揚げる」といった具合に料理の基本工程がおよそ全部そこに入っているからです。

あとは応用になります。カレー粉を混ぜたり、ゆで卵を刻んで入れたりすることもできます。ポテトコロッケでなく、クリームコロッケでも、だいたいは同じです。ただし、クリームコロッケは少しばかり作るのに神経を使いますが。ジャガイモの代わりに、里芋でも、カボチャでも、応用で、できます。

料理は究極の(?)ものづくり。食べることは生きていくためには端折れません。小さいころからまかないご飯くらいが作れるように、その作法が少しばかり身に着いていてよかったです。

まかないご飯のノウハウ(1)

2019-07-01 00:11:56 | まかないごはん


テレビ番組では料理番組が花盛りです。テレビをONにすると、「ここでも料理番組か」と唖然とすることがしばしばです。

わたしがときどき見る料理番組は「3分クッキング(日テレ)」「おびご飯(TBS)」「きょうの料理(NHK)」です。それぞれに特徴があり、みているだけで面白いのですが、このなかでは「3分クッキング」が一番役にたちます。手早く、簡単にできる料理の紹介がうれしいです。不要なおしゃべりがないことが、よいです。料理番組のなかには、料理と関係がないおしゃべりが目立ち、ときどきうるさく感じます。NHKの後藤アナは「おやじギャク」がとばしてきますが、まったく興ざめで、チャンネルを変えます。

その点、「3分クッキング(日テレ)」は短時間で比較的簡単な段取りで、栄養価やいろどりを考え、リーズナブルなメニューなので、安心してみれ、その日のうちにつくってみようとおもわせるものが多く、参考になります。料理と関係ない話は一切ありません。

「おびご飯(TBS)」は一流シェフが登場し、北斗晶さんの司会ですすみます。シェフならではのアイデア、技をときどき教えてくれるので、重宝しています。北斗さんの弁舌もユニークでたのしいです。番組の最後に1分間でのおさらい動画があり、便利です。

「きょうの料理(NHK)」は、イントロの音楽がむかしとそのままで、なじみやすいです。わたしは講師として、土井正晴さん、大原ちずるさん、栗原さんを好ましく思っています。ひと手間かけて家族があっと驚くメニューの紹介がしばしばです。土井正晴さんがエビフライの衣に砕いたコーンフレークを使っていたもの、金プラといってソラマメに卵の黄身だけをまぶして揚げたもの、が印象にのこっています。即実践しました。

ほかにも料理番組はごまんとあり、裏技、秘技、アイデアに納得することがしょっちゅうです。最近では、買ってきたままの網の袋状態で水洗いし、そのあと塩をすりこんで揉み、それから水で流すという手順で、オクラを下準備するという技をみました。こうすると、オクラのまわりがきれいに化粧され、見栄えがよくなります。簡単なことですが、なるほど合点です。