【岩崎俊夫BLOG】社会統計学論文ARCHIVES

社会統計学分野の旧い論文の要約が日課です。

時々、読書、旅、散策、映画・音楽等の鑑賞、料理とお酒で一息つきます。

ブログタイトル変更

2014-08-30 23:23:48 | その他

 一昨日(8月28日)、ブログのタイトルを変更しました。新しいタイトルは、「社会統計学・論文ARCHIVE(人生という森の探索)」です。

 2007年にブログをはじめてからずっと「人生という森の探索」というタイトルで経過してきました。最初は身近な話題で書いていました。だんだん書くことがなくなり、わたしの仕事にも役立つ内容に結びつけ、社会統計学関係の論文の内容紹介をUPすることを考えました。昨年の7月頃からです。カテゴリーをみてもらえればわかるとおり、社会統計学関係の記事がいつのまにかダントツになりました。それで、ブログの内容をタイトルに反映させて、タイトル変更に至ったわけです。

 社会統計学関連の記事を載せるようになってから、アクセス数は漸減しましたが、致し方ありません。これからも真面目にUPしていく所存です。よろしくお願いいたします。


ARENA TOUR 2014 Tsuyoshi Nagabuchi (All Time Best)

2014-08-21 12:02:56 | 音楽/CDの紹介

         
     
 ひょんなルートから、長渕剛コンサートのチケットが手に入ったので、横浜アリーナまで行ってきました。


 長渕剛の歌はよく知っています。しかし、わりと古い部類のもので「巡恋歌」「順子」「乾杯」「トンボ」とか。「RUN」はカラオケで歌った時期もあります。

 会場は1万7千人の長渕ファンで埋め尽くされていました。開演前から、「ツヨシ」コールがあちこちから。ウェーブも4-5回ありました。来ている層も、いままでわたしが出かけたコンサートとはだいぶ様相が違います。若者が圧倒的に多いですが、年配の人もかなりいます。

  カリスマ性と集客力は、すごいものです。横浜公演からスタートして(2公演で3万4千人)、故郷の鹿児島、愛知、そして東京で武道館、福岡、大阪、宮城と続くようです。かつて桜島で7万人を超える伝説のコンサートもあったとか。


 開演すると、これまた異様な雰囲気です。ほとんど全員がスタンディング、こぶしをふりあげ合唱です(テレビでよく「AKB48」「サザン」などの公演でよく見る雰囲気です)。舞台では、長渕が絶叫で、はじけて歌っていました。バンドも最強の音響です。すごい迫力。58歳とは思えません。スクリーンが2面あり、舞台はやや遠かったですが、歌い手もバンドもはっきり表情までわかりました。

  わたしの隣には若いカップルがいましたが、女の子はすごい「のり」で、腕をふりあげ、その場でピョンピョンとんでいました。モヒカン頭の若者が絶叫していました。

  「RUN]「しゃぼんだま」以外、知っている曲はありませんでしたが、2時間ぶっとおしで、わたしもスタンディングしていました。この一体感はたまりません。

  ちょうど、その深夜、NHKで長渕剛のトクバンがありました。九州の放送局が制作したものだったのが、評判がよかったので全国放送されたものと思われます。博多が彼の原点ですね。そして、最初はフォークからスタートしたようです。

  苦労した時代の当時のプロデューサーなどと何十年ぶりかであうという設定がいくつかあり、回想が興味深く、涙なしでは見られないシーンもありました。また屋台のおばちゃんにも世話になったようで、再会シーンがその屋台でありました。

 コンサートの熱気は、いまも、残り火のようにくすぶっています。

  昨日、今日は鹿児島アリーナで公演です。


出羽三山散歩③(羽黒山)

2014-08-18 22:55:36 | 旅行/温泉

          
   
        

  羽黒山は出羽三山では一番低い山です。月山、湯殿山は山深く、標高も高いので、その登攀は困難を極めます。しかし、ここはそれほどではありません。ここにある三神合祭殿は、月山、湯殿山に登れなくとも、ここを訪れて参拝すれば、3つの山を極めたのと同じご利益があるとの言い伝えがある神社です。

  三神合祭殿は2.1㍍の瓦葺の屋根をもち、大きな神殿です。その威容は、伊勢神宮や出雲大社のそれに劣りません。今年は、羽黒山牛歳御縁年です。
  三神合祭殿の裏手には蜂子神社があります。蜂子皇子がこの地を開いたということでまつられています。ご本尊は140年ほど人々の前にその姿をみせませんでしたが、東北の震災があって開扉されました。今後も、いつ開扉があるかわからず、ちょうどいいときに遭遇しました。

 羽黒山にはもうひとつ東北では唯一の国宝、五重塔があります。質実剛健、きらびやかさはありませんが、存在感のある塔です。300段の階段を下りたところにあります。深山に抱かれた塔です。
 


出羽三山散歩②(月山)

2014-08-17 21:58:46 | 旅行/温泉

  月山は1984㍍ の山です。磐梯朝日国立公園の特別区域に指定されています。

  8合目まではバスで上ることができます。といっても細い道を蛇行しながらのぼっていくわけで、対向車がくると大変です。運転手はベテランで、対向車がきてすれ違いが難しいとなると、片方がバックして車体を道路の端によせ、ゆっくりとかろうじてお互い通過して行くことになります。いくつか退避用につくられた空間がありますが、それにしても登攀が難しい道であることに変わりありません。

  麓のほうの立ち木は背が高いものが多いですが、上っていくと灌木になってきます。合間から庄内平野が展望できました。


 八合目では、阿弥ケ原付近を散策できます。一周40分ぐらいの散歩道があります。おいしい空気、すばらしい景観、高山植物が楽しめます。
         
  この阿弥ケ原付近から山頂に登山が可能です。2時間半ぐらいかかるということでした。昔の修験者はこの月山に麓から上り、湯沢山へ縦走したそうです。いまでも、白装束に身をかため杖をついて登っていく一団があります。女性もたくさんいます(たくましい!)



 


出羽三山散歩①(湯殿山)

2014-08-16 22:56:20 | 旅行/温泉

 出羽三山に行ってきました。わたしは旅行となると、とかく西日本に目が向きますが、東北にもいい観光地がたくさんあるはずです。わたしが知らないだけです。

  出羽三山は霊峰です。月山(1984㍍)、湯殿山(1504㍍)、羽黒山(414㍍)です。羽黒山の本殿は茅葺きで伊勢神宮や出雲大社のそれに劣ることがないといわれています。
   月山、湯沢山は冬は豪雪地で、山登りもこの時期、7月から9月ほどの間しか認められていません。下に湯沢山に入る直前にある鳥居がありますが、根雪になるとこの鳥居の半分位が雪で埋まるそうです。


      

   まず、その湯殿山に行きました。あいにく、曇天で小雨がときおりパラパラ。大きな鳥居も画像のようにかすんでいました。ふもとからながめれば雲海のなかの山頂といった感じでしょう。

  湯殿山参拝は信仰上の関係で裸足にならないと参拝できません。この鳥居からシャトルバスで10分ほど乗って参拝の場所までいきます。そこで裸足になり、おはらいを受け、小道を進んでいきます。足元は砂利道のようですが、温泉が流れています。山のなかで、しかも曇天でしたから、涼しかったのですが、足は暖かく気持ちがよかったです。

 ご神体は大きな茶色の岩です。このあたりからお湯が流れでいるのでしょうか? 自然の大きな空間のなかで、ある種、敬虔な気持ちになります。


「かぶと」(豊島区池袋2-53-2;tel.03-3983-8608)

2014-08-05 21:15:53 | グルメ

             

  先日の日曜日(3日)、テレビ東京の「ソロモン流」という番組で、「カブト」というウナギのお店のマスターが紹介されていました。なんでもこの「カブト」は食べログでのランキング(ウナギ部門)で日本一だそうです。この「カブト」には、行ったことがあります。ウナギ、確かにおいしいです。このごろのウナギのかば焼きは、やや甘いものが多いですが、ここのはお客にこびていません。関東風のやや辛めです。

 番組ではここのマスターの頑固ぶり、毒舌ブリが紹介されていました。確かに「口の悪さ」は番組で紹介されたとおりです。ただ、暖かさももっています。それで人気が人気がよび、今ではなかなか予約もとれない状態なのです。番組では、マスターの本物のウナギ、たれで使う砂糖、野菜へのこだわりが丁寧に紹介されていました。また趣味でおこなっている、オーディオへの執念もなみなみならぬものがあります。

 マスターはクラシックが好きだそうで、ここを訪れたときに、ヴァイオリニストで誰が一番好きか、いきなり訊かれました。わたしは、ソリストに順番をつけていないので、ふいをうたれた質問でしたが一瞬躊躇したものの、「ヒラリー・ハーン」と応えました(ムターもいいのですが)。マスターはニッと微笑んでくれ、その笑顔が忘れられません。

 毒舌ぶりは番組のとおりで、真にうけていたら大変です。番組の舞台回しの船越英一郎さんもタジタジでした。でも、ここのウナギは本物です。かけねなく一番おいしいです。
          


キエフ・クラシック・バレエ「チャイコフスキー3大バレエ・ハイライト」新宿文化センター

2014-08-04 18:10:06 | 演劇/バレエ/ミュージカル

            

  キエフ・バレエを観に行きました(新宿文化センター)。面白い企画で、最初にチャイコフスキーの3大バレエのレクチャーを聞き、そのあとリハーサルをみて、本公演。終演後、踊り手(ミキタ・スホルコフさん)と記念撮影というものです。

  チャイコフスキーは3つのバレエ音楽を書いています。「クルミ割り人形」「白鳥の湖」「眠れる森の美女」です。最初に仕上げのは、「白鳥の湖」(1877年)。初演は評判が悪かったようです。死後、ほぼ現在の振り付けで再演され(1894年)、評価がさだまりました。
 「白鳥の湖」後しばらくたって、「眠れる森の美女」が完成されました。原作はペローの童話。

 「クルミ割り人形」(1892年)は死の前年にできた作品です。自伝的要素が入っているとか。オリジナルの振付が失われてしまっているそうです。

 公演は下記のとおりでした。

◆「クルミ割り人形」第2幕より
クララ: オクサーナ・ボンダレンコ
王子 :ヴャチェスラフ・ロマシチェンコ
・スペインの踊り テチヤナ・ツィガンコーワ、イーゴリ・ホミシャク
・アラビアの踊り ダリーナ・クルレフスカ、オレクサンドル・ドゥシャコフ
・中国の踊り 大堀彩香、ボリスラフ・コロミエツ
・ロシアの踊り アリッサ・ヴォロノワ、アルテム・ティムチェーク
・フランスの踊り  長澤美絵、川端亜香里、カテリーナ・ソコロワ、ミハイロ・シェルパコフ

◆「白鳥の湖」第1幕2場より
オデット:ナタリアラゼーブミコワ
ジクフリート王子:コンサタンチン・ヴィノヴォイ
ロットバルト:ミキタ・スホルコフ
小さな白鳥:川崎亜香里、長澤美絵、アリッサ・オロノワ、大堀彩香

◆「眠れる森の美女」よりハイライト
オーロラ姫:長澤美絵
デジレ王子:ミキタ・スホルコフ
カラボス:テチヤナ・ツィガンコーワ
リラの精:ダリーナ・クレレスカ
フロリナ王女:アリッサ・ヴォロノワ
青い鳥:イーゴリ・ホミシャク
白い猫:川崎亜香里
長靴をはいた猫:ボリスラフ・コロミエツ