小池氏は3月、都議会で自民都議が、主催団体の案内文に虐殺の犠牲者数が「6千余名」とあるのは根拠が希薄などとして問題視し、追悼文送付を見直す必要性を指摘したのに対し、「毎年慣例的に送付してきた。今後については私自身がよく目を通した上で適切に判断する」と答弁して見直しを示唆した。都建設局はこの答弁などを受けて追悼文の送付中止を検討し、その方針を小池氏も了承したという。
虐殺された人数がでたらめ、というなら、
関東大震災における虐殺された朝鮮人は何人?(まとめ)
結論としましては、
1・朝鮮のかたが「定説」としている6600人説はいささか根拠があいまい。細かく数字を見ていると、怪しいデータが多いうえ、総合計は単純計算でも合わなかったりする。実はこれについて資料を見てみるまで、俺はこの数字というのは、ニューヨークのテロの犠牲者や阪神大震災の被害者のかたがたと同じように、「ちゃんとした固有名詞」まで挙げられた上での虐殺被害者数だと思ってました。皆さんも多分そうでしょう。
2・ただし、2000名前後のかたがたは虐殺されただろう、という推測が私的には成り立ち、その虐殺者の多くは自警団ではなく警察・軍隊だった、という目撃証言もある(目撃証言以上の証拠が存在するかどうかは不明である)。
3・教科書などの教育目的の記述としては、「関東大震災では朝鮮人が、日本人の自警団により300名以上虐殺された。また警察・軍隊などによりその数倍にも及ぶ犠牲者が出たという目撃者の証言などもある」とするのが正しいように思われる。
というところでしょうか。
関東大震災朝鮮人虐殺事件 (かんとうだいしんさいちょうせんじんぎゃくさつじけん)
とは、1923年の関東大地震の混乱の中で、民間の自警団などによって少なくとも233人(司法省調査)の朝鮮人が殺害された事件である(朝鮮総督府官憲調査では813人)。その他に朝鮮人に間違えられて日本人58人、中国人3人が少なくとも殺害されている。また、軍によって殺害された人数は少なくとも朝鮮人39人、中国人200人、日本人27人である[1]。
歴史家に考証してもらって、独自に慰霊碑を建ててでも、虐殺された朝鮮人のための追悼式典を行うべきだ。
3.11のときも、外国人の行動についてデマが飛んだ。
同じ過ちを繰り返さないためにも、また、都が、民族差別に断固として反対している立場を明確にするためにも、しっかりとした式典をやるべきである。