昔世話していた子供が鉄オタで、朝早くから地方に鉄道の写真をとりに行ったり、地下鉄乗って、運転席から見える真っ暗な風景を見に行ったりするのをつきあわされたりしたことがあった。彼は、電車の「ドドンガド~ン」という音を録音して、家で聞いて楽しんでいたが、おれには理解不能で、異様だった。
隅田川で夜道、寒いなか釣り竿を垂らしている釣り人を見かけることがあるーーーこれも理解不能。
ぬいぐるみに暴力をふるって楽しんでいる人は・・・これは理解できなくはないーー人間に八つ当たりしている人よりはましかな、といった感じかな?
子供の撮影会・・・これも理解不能 可愛いからなのか、裏に性的な魅力を感じているのか・・・・?
いずれにせよ、「異様」「気持ち悪い」ものといえば、「異様」「気持ち悪い」感情を惹起することを目的としたホラームービーが一番。
しかし、現実の人間に危害がないのに、「異様」「キモイ」というだけで、規制してよいかは別問題。
岡口のオッサンが言っていた、
誰も傷つけない表現はあるのか、と同じ種類の問題である。
名誉や性的自由は、法律で保護するに値するだろうが、「憤慨しないこと」「気持ち悪くないこと」「異様でないこと」まで、法律で保護することになると、とてもやっかいな社会になってしまうだろうね。
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