副題「2050年に活躍するために知っておきたい38の話」の通り、2050年に大人になっている現代の中高生が未来を予測し、日本の近代史を振り返り、現在にどう考え行動するかを提案した1冊。
デジタル技術の進歩ともに、集団から個への意識の移行など、今では考えられない社会での価値ある存在になるには、
「自分の頭で考えよう」
「挑戦と挫折は多ければ多いほどいい」
を10代ではやろうと提唱されています。AIやロボットの存在が大きくなるので、創造する力を有することが何よりも大事になります。また、自分がやりたいことを見いだすことも重要となります。
人生100年時代なので、現代の大人も同じことを意識しなければいけません。
『きみたちは宇宙でなにをする? 2050年に活躍するために知っておきたい38の話』(山本康正著、飛鳥新社、本体価格1,346円、税込価格1,500円)