あなたの本の世界を変えましょう!

板宿の書店主から見た、本・まち・環境を語ります!

第17回は著者が登場

2010-09-26 14:57:05 | 大人の板宿塾

今日は第17回大人の板宿塾を開催しました。

今回の講師は初の著者でした。兵庫県立大学名誉教授の

末延 岑生 (すえのぶみねお) 先生

でした。

私は毎日7時過ぎから店先で開梱しています。前を通る人に「おはようございます。」と朝の挨拶運動を一人でやり続けていますが、末延先生も挨拶をしていただける一人です。

「今、本を書いているんやけど、できたら目立つ所にど~んと積んでなぁ。頼むでぇ~!」

最初は氏素性を全く存知あげなかったので、自費出版かなぁと思っていたんですが、平凡社から出版するとお聞きしてびっくりしました。その本とは

『ニホン英語は世界で通じる』 (平凡社新書、定価798円[税込])です。今年7月に刊行されました。

英語教育界でも英米追随が当たり前で、英語はアメリカ人のように話すべしがまかり通っています。しかし、日本人がしゃべるのはニホン英語でしかるべきで、それぞれの国の「なまり英語」は存在します。私もサラリーマン時代に輸出部に所属していましたが、東南アジア英語はなんとか会話が成立しましたが、「インド英語」は皆目聴き取れず終い。

日本に来ている外人が日本語を話す場合、イントネーションや単語が間違っていても、私たちはできるだけ会話が成り立つように聴こうとする姿勢を持ちますし、できるだけ相手に理解してもらえるように丁寧に日本語を話します。会話の相手に合わせて話すことが相互理解につながります。

それが英語になると、相手に合わせなければならないという呪縛に囚われていると先生は断言されています。日本人が英米人にニホン英語を話しても、相手が聴く姿勢さえあれば何ら問題は生じないのに、英米人が話すようにしゃべることがカッコイイという大きな誤りに洗脳されている、特に英語教育に携わる人に多いというから堪りません。

今も英語教育に携わる末延先生の話口調はとても聴きやすく、また面白い! 今日の「大人の板宿塾」は盛り上がりました。

この写真は今日の模様です。

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情報交換はやっぱり必要

2010-09-11 14:41:03 | Weblog

須磨3校会に出席しました。

須磨区にある県立高校のPTAの情報交換と懇親の会でした。

各校ともPTA活動に熱心に取り組まれている様子。子どもたちの成長も比例しているはずです。

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須磨の紫じわじわ

2010-09-05 11:18:14 | お店

昨日の神戸新聞に「須磨の紫」の記事を掲載していただきました。詳しくはこちら

今年は製造を板宿の障がい者の就労支援施設のNPOに委託しました。少しなりとも地域のお役に立てる「須磨の紫」にしたいという我々の思いが通じました。

真の意味での「須磨特産」になれるように、多くの人々の力で盛り上げていきたい!

 

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京の出会い

2010-09-05 10:47:44 | 出会い

昨日は京都へ出かけました。高校の同級生からの連絡で赴きました。

午後3時51分三宮発新快速に乗車。運よく座れたので、本を取り出し読んでいるとやけに暑い。冷房が効いていないのでは…。車内放送で「5号車と11号車は空調不良で冷房が効いておりません。別車両にお移りください。」JRは熱中症製造電車を運行していました。

京都に降り立つとさらに暑い。昨日の最高気温は38度。京都駅の伊勢丹に入ると生き返りました。

伊勢丹11階のレストラン街で新しい出会いがありました。お会いした方は

東京農業大学 地域環境科学部 森林総合科学科 准教授の

        上原 巌 先生

でした。彼は日本における森林療法のパイオニアです。ブログはこちら

施設でお勤めになっている時、障がい者を森林に連れて行くと非常に落ち着き、仲の悪い人たちも手をつなぎ合って楽しんでいる姿を見て、森林のパワーを研究してみようと思われたのがこの世界に入るきっかけだとお話されていました。

鞄の中からコピーを取られたとき、コピーを入れているファイルが阪神タイガースのロゴ付きのものでした。

「先生はタイガースファンですか?」

「トラキチです。」

これで先生への印象が良くなりました。

里山での活動の新しい局面を提示していただいた、みやこの夕刻でした。

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