あなたの本の世界を変えましょう!

板宿の書店主から見た、本・まち・環境を語ります!

日本史を精神分析する

2017-03-24 15:52:35 | 

  著者の岸田秀先生は、「人間は本能の壊れた動物であり、『幻想』や『物語』に従って行動しているにすぎない」とする唯幻論を『ものぐさ精神分析』で著し、本書は歴史を精神分析すると各国の本来の姿が瞬く間に見えてくる史的唯幻論で書かれています。

  日本は二つの自己が介在し、引き裂かれている国であり、その自己とは、

 「外的自己」=「日本が外国の属国であることを容認し、外国を崇拝し、外国に適応しようとする」「開国派」

 「内的自己」=「外国との関係を避けて自己の中に閉じ籠もり、外国を軽視し排除して、自己の独立自尊を守ろうとする」「鎖国派」

です。日本の歴史はこの二つの自己を往ったり来たりしながらさまよっています。一番わかりやすい例は、安土桃山時代は「外的自己」、江戸時代は「内的自己」、幕末維新を経て、明治は「外的自己」、先の大戦時は「内的自己」、そして、戦後は「外的自己」と、この二つの自己のシーソーのどちらかに乗っています。大陸と海によって隔たっている日本の地理的な環境から、大国である中国とアメリカを意識せざるをえない歴史を歩んでいます。現代はアメリカの属国になっていると、岸田先生は説き、建国以来一度も持ったことのない「諸外国との関係で国を築くという発想をもつこと」を日本がすべきと述べています。

 日本以外の、中国、韓国、アメリカ、ヨーロッパなど、各国を史的唯幻論で真っ裸にする本書は、目からウロコの刺激的文明論でもあります。是非、ご一読を!

『日本史を精神分析する 自分を知るための史的唯幻論』(岸田秀著、聞き手=柳澤健、亜紀書房、本体価格1,800円)

 

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大地がよろこぶ「ありがとう」の奇跡

2017-03-20 16:28:23 | 

  北海道洞爺の「佐々木ファーム」代表の村上貴仁さんは慣行農法に疑問を感じながら仕事に取り組んでいました。しかし、息子の突然の死、そして、妻の腎臓疾患を境にして、

 「命の営みとは何か?」「命と向き合うとは?」「命の循環とは?」

を考え尽くして、「いつでも死ねると言う覚悟をもちながら、生きられる限り生きて、人の役に立つことをやる」と悟りました。また、大地に向かい慣行農法で農薬を散布することは命を奪うことに繋がるためもうできないと考え、自然農法へと切り替えます。この時期に小林正観さんの本に書かれていた「ありがとうの奇跡」に感化され、年齢の1万回の「ありがとう」を言うことを自分に課しました。36万回の「ありがとう」を唱えることで、家族への意識が変わり、そして、自分自身が生まれ変わりました。

  佐々木ファームの生産した農作物が腐らないという評判になり、「すべての命に感謝し、すべての命を大切にする農法、「ありがとう」農法が生まれました。すべての存在に感謝し、共に生きていく、まさに共存共栄、「ありのままの命を認めること」になります。「ありがとう」の言葉は発信者を謙虚にし、当たり前を有難いと感じる、その好感度の波長が周りのすべてを感化していくのでしょう。ありがとうは奇跡を呼ぶのですね。

『大地がよろこぶ「ありがとう」の奇跡』(村上貴仁著、サンマーク出版、本体価格1,400円)

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まんがでみる ボトムアップ理論

2017-03-19 16:07:33 | 

  まんがのビジネス書は敬遠するのですが、ボトムアップ理論を店のスタッフと共有するために取り上げました。

  ボトムアップ指導の提唱者の畑喜美夫さんは、U-17、U-20日本代表として活躍し、順天堂大学時代には、史上初の大学サッカー三冠に貢献。 その後、指導者として広島観音高校へ赴任し、当時弱小だったチームを数年で全国レベルに伸し上げ、インターハイで全国制覇を成し遂げられました。その独自の哲学が注目され、現在は広島県立安芸南高等学校に勤めるかたわら、ボトムアップ理論の講師としても活躍されています。

  さあ、このボトムアップ理論は、従来のトップダウン(上意下達)のピラミッド型の組織とは反対の、「ボトム(下部)から意見や情報を吸い上げていく」下意上達型の反・ピラミッドの組織運営です。このような組織になるには、その成員であるボトムを指導者や監督、上司がその人格を認め、彼らの成長を引き出す方法です。育成の3本柱として、「挨拶・返事・後片付け(3S整理・整頓・掃除)」の良い習慣を身に付け、練習での「オン・ザ・ピッチ」だけでなく、日頃の過ごし方である「オフ・ザ・ピッチ」でも良き習慣を持続させ、「自主自立」したチームを形作っていきます。そのためには、リーダーと成員との密なコミュニケーションが不可欠であり、交換ノートをやり取りする緻密さを持っています。「自主自立」の面では、全員でスタメンの選手を決める、決める基準をオーソライズしておく、一人ひとりがなんらかな役を持ち、その部分ではリーダーの存在になるなど、各人のやる気を引き出す仕組みになっています。

  AIの進展など、考えないでも事が進む中、流されるばかりのスタッフですが、何事も当事者として「すべてのことを見直す」ぐらいの器量で事に当たって欲しいので、この本をミーティングの課題図書として採用しました。但し、リーダーが成員の成長を辛抱強く待つことが大切になってきます。サッカー部だけでなく、どんな組織でも応用が効くビジネス書です。

『まんがでみる ボトムアップ理論』(畑喜美雄著、ザ・メディアジョン、本体価格1,200円)

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ルポ 希望の人びと

2017-03-15 14:44:52 | 

  「歳を取ったら、足腰と脳みそだけはしっかりとしとかなあかん」という認識は皆さんお持ちだろうと思います。特に、統計データから、80代の4割は認知症であることから、「平均寿命まで生きるということは『認知症に向かって生きている』認知症への旅」であることは間違いありません。そうであるならば、認知症に対する常識を明確なものにして、老年期の予習をしなければなりません。

  認知症の人はケアされる対象だと思っていましたが、認知症の人たちが発信し、互いに連携し、当事者団体が発足している事実に驚かされました。そして、彼らの言葉は生きるということを再確認させてくれます。

「今日が生かされている最後の日だと思い、感謝して過ごすこと。」

「私たちはみな、一度限りのいまを生きているのだから。」

「病気は変えられない。でも自分は変えられる。人生に起きることは10%、どう対応するかが90%、その対応が人生を決める。」

  まさに、人間学の根本原理を説かれています。

  そして、認知症に対する、社会、また認知症本人が持つ偏見を変えること~それぞれ自分自身の人生を歩むこと~こそが、当事者たちの生きる使命になり、それが彼らの認知症の進行を押し留めています。生きる意味を持つことは万人の必然なのでしょう。

  認知症の人々を地域住民も一員として、いかに地域が温かく見守りケアするかが今後の課題になることは間違いありません。その意味では地域の人たちがローカリズムの真髄を知り、行動を起こさなければなりません。「育てるべきは地域のまなざし」であり、そのまなざしは認知症だけでなく、すべての人たちに向けられ、誰もが幸せに暮らせるまちづくり、人づくりを目指さなければなりません。

『ルポ 希望の人びと ここまできた認知症の当事者発信』(生井久美子著、朝日新聞出版、本体価格1,500円)

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本所おけら長屋 第八巻

2017-03-11 13:47:39 | 

 人情と笑いを兼ね備えた時代小説連作集の八巻目。本所おけら長屋に飛び込んでくる無理難題を長屋の住民が力を合わせて素敵に解決します。その壱「すけっと」やその弐「うらしま」のように、最後にサゲをしっかりとかましている、まさに落語のシナリオ然としているものがあるかと思いきや、その参「ふところ」、その四「さしこみ」、その五「こしまき」の如く、人情たっぷりに涙を誘う作品まで、ゆったりと安心して読める小説。

 今回も生きる上での名言が散りばめられています。

 《我慢して生きるしかない。我慢して生きるしかないのだ。そうやって生きていれば、必ず良いことが訪れる》

 「人っていうのはよ、見たもの、聞いたものに、すべからく関わりを持っちまうものなんでえ。そんな関わりに武家も町人もねえんだよ。」

 「人には、人の心の底を見抜くことが難しい。見掛け、地位、お金、そんなものに惑わされる。犬にはそれがないわ。犬には心しか通じない。本当に優しい人、本当に面倒をみてくれる人に懐くんだわ。」

 その五「こしまき」には泣かされましたね。犬の「富士」(飼い犬名)の飼い主である郷田豪右衛門への忠臣ぶり、信頼の行動は、人には決して見せない、飼い主の惻隠の情を十分に理解している賜物。人情だけでなく、犬情も使うとは、さすが畠山健二先生の腕の見せ所です。

 応援している心が通じていらっしゃるのか、新刊刊行の度に来店して下さる畠山先生。毎年、いかなごの季節に来られ、昨年は我が妻のくぎ煮をお渡ししましたが、今年は解禁直後の高級魚のため、お渡しできませんでした。「帰りの新幹線のアテにするつもりだったのに。」と捨て台詞を残していかれました。

『本所おけら長屋 第八巻』(畠山健二著、PHP文庫、本体価格620円)

 

 

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未来の働き方を考えよう

2017-03-04 18:11:07 | 

  これからの働き方を考えるために読みたい1冊で、特に、学生さんには自分の今後の人生をデザインするにはもってこいです。

  世界、そして、日本には大きく3つのパワーシフトがあり、それに応じて生き方を考察する必要があります。その3つの潮流は
①IT革命による大組織より個人の方が有利になる
②グローバリゼーションによる先進国から新興国へのパワーの移行
③人生の長期化(高齢化)によるストックからフローへの優位性の移行
です。特に②の動きが速く、世界は一つの制度や考え方に収斂されます。この流れに逆行するのがトランプ大統領やヨーロッパの右派勢力でしょうか。

  その上で、自分の人生の有限性と豊かな人生を構築していくなら、ワークライフバランスをしっかりと想定し、絶対にやりたいことは「今でしょ」精神で行動に移すべきです。「そのうちに」と言っていては、そのうちが無くなる可能性も出てきます。

  最後に、オリジナル人生の設計の条件を次のようにあげています。
①手に入れたい人生を明確にする
②複数の将来シナリオを持とう!
③市場で稼ぐ力をつけよう!

 副題の「人生は二回、生きられる」の通り、人生二毛作で愉快にいきましょう!

『未来の働き方を考えよう 人生はニ回、生きられる』(ちきりん著、文春文庫、本体価格650円)

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都鄙問答

2017-02-26 16:33:52 | 

   経営の神様・松下幸之助翁の座右の書『都鄙問答』は儒教・易経・仏教・神道の融合した教えです。身近なたとえ話も豊富にあり、わかりやすい内容ですが、巻の一をしっかりと噛み砕かなければなりません。

   すべての生き物が命を授かった時から備わっている理を、天(宇宙)は全ての生命に与えます。それは宇宙の根源となる原理・道理であり、「本性」と言われるものです。これの詳細は五倫五常です。

   五倫とは①父子間の親愛、②君臣間の礼儀、③夫婦間の区別、④長幼間の順序、⑤朋友間の信義であり、

   五常は①仁、②義、③礼、④智、⑤信となり、
これらができれば、よろしき心の持ち主です。

   心とは思考のことであり、さまざまな出来事に出くわした場合、五倫五常を念頭に置いて、いかにすればよいか考え、行動できる人が聖人・君子と呼ばれます。この五倫五常は生まれながらにできる人もいれば、学んで身に付ける人もいます。学ぶ場合は強い意志力を持つことを奨めています。

   したがって、本性に率(した)がうのが「道」であり、 「道を知るということは、今の自分が置かれた立場に不満を唱えず、高望みをしないように自分を戒めることであり、それを『学問で得られる徳』としている。」ことから、今の境遇は天命であり、これを乗り切ることが試練として下されています。

  本書の儒教の考え方は、禅と易経からの『宇宙の法則と調和して生きる方法』(クリス・プレンティス著、菅靖彦訳、サンガ、本体価格1,800円)と同じであり、

http://blog.goo.ne.jp/idomori28/e/4e1fcbdcd7b9c6be2cdc548c34fc094c

宇宙の子である私たちは宇宙の法則に則って生きていくことがベストなのですね。

『都鄙問答』(石田梅岩著、致知出版社、本体価格1,600円)

 

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自分の半径5mから日本の未来と働き方を考えてみよう会議

2017-02-19 16:27:45 | 

  少子高齢化、格差問題、教育、財政再建など、多くの問題が山積するが、先送りをすることが政権を維持するための得策のようになっています。しかし、これを一刀両断している本書の論述はおもしろい。

 まず、出口治明さんの世の中を見る目は、数字・ファクト・ロジック」です。数字とはデータ、ファクトとはデータに関連する事項や過去の事実、そして、そこから実証的な理論を組み立てるロジックを駆使しておられます。それによると、日本は1940年体制のままであり、戦後の国造りはアメリカを目標に経済発展に邁進する高度経済成長で、「人は何も考えず、言われた通りに働くだけでよかった」時代がバブル崩壊まで続きました。

 日本の問題が膿のように湧きだし、その解決に書名の通り、自分の半径5mから日本の未来と働き方を考えてみようということです。
 働き方から見ると、日本の労働者の生産性は低く、「いかに効率よく人と時間と資源を活用する」かが大命題です。その答えが、 「定年の廃止」「残業の禁止」です。前者は「エイジフリー」を目指し、健康寿命の間は働くことで、財政を助け、労働人口の減少にも貢献できます。後者は、「決められた時間内にアウトプットを出す」しくみや働き方を考え、「同一労働同一賃金」を施行すれば、人材の流動化や人への評価の向上にもつながり、引いては少子化対策にもなります。経済対策では一人当たりGDPを向上させ、豊かな生活を送れることを目指し、社会福祉は「中負担・中給付」を念頭に、消費税20%、単一税率(行政サイドの業務の低減になる)が良い国家への道筋であると論じておられます。

  このような国にするリーダーの存在が極めて重要であり、リーダーの資質が問われるところであります。なにも国に限らず、組織と言われる場でのリーダーの資質、教養が低いことを嘆かれ、「『人・本・旅』(人に出会い、本を読み、現地に行って学ぶ)で研鑚を積み、インプットの絶対量を増やす」一方、「アウトプットの機会を強制的に設ける」ことで、「書くことにより頭が整理され、次の仕事の質を高める」ことができます。このあたりはAI時代になればなるほど、人間の力量を伸ばす術になりますね。

『自分の半径5mから日本の未来と働き方を考えてみよう会議』(出口治明・島澤諭 著、SB新書、本体価格800円)

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あきらめなかった人々

2017-02-15 13:16:37 | 

 『思考は現実化する』のナポレオン・ヒルの未刊の原稿を、デニス・キンブロ氏に後を託された本書は、成功への道筋を極めて解りやすく書いています。

 『習慣の力』(デュヒッグ・チャールズ著、渡会圭子訳、講談社+α文庫、本体価格920円)で、「習慣とは自分が選んできたものであり、習慣こそが自分を表す。」とされていました。ここでは、生きている以上は常に行っている「思考」に関して、

 「思考は原因であり、人生の状況がその結果である。」

 「あなたはあなたの思考の産物である。」

とするように、思考が習慣や行動の基になり、生きる姿は思考あっての物種ですね。その思考ですが、「思考は現実化する」仕組みは、心に望むものをイメージし、そのイメージを無意識の領域に送り込むことで、現実化することになります。人間の心が考え、信じられることは必ず達成できる」のです。どれほど強くイメージするかが左右します。

 とは言え、すべての人が成功していないのはなぜか?このことに明解に答えています。人間は大勢の人と同じにしていれば楽なので、同調する傾向があり、この同調こそが尖がった存在にならない原因です。つまり、「勇気の反意語は臆病ではなく、同調である。」であり、「ほかの誰もがしていることの対極を行え!」とエールを送ってくれています。

 我々が生きている以上、「自分という人間の価値を見出すことは、人の義務」ということを胆に銘じたいですね。

『思考は現実化する あきらめなかった人々』(デニス・キンブロ/ナポレオン・ヒル著、田中 孝顕訳、きこ書房、本体価格1,380円

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八重子のハミング

2017-02-13 14:07:24 | 

  本書は4000日余りにも及んだ老老介護の軌跡です。現代の「智恵子抄」とも評され、昨年には映画化もされました。

  著者である陽信孝さんはがんを発病、入退院を繰り返しつつ、3度の手術から生還しました。彼がガンになったころから、妻・八重子さんに若年性アルツハイマーが兆候が見え始めました。ガンと闘いながらも妻を11年間介護した夫は、中学校校長から山口県萩市の教育長になりましたが、妻の介護のために定年を待たずに退職。「高齢化社会を迎えようとしている今、こうした家族の病気を、家族だけの問題として世間から包み隠しておくべきではない」という思いから、仕事がらみの講演会に呼ばれる時も、妻を同行して行きました。同居する孫までもが、「ババへの思いやりは“心の薬”だ」として協力を惜しみませんでした。

 感動の一場面は、熱海の温泉旅館へ夫婦での旅行のお風呂に関して。部屋の内湯で済ますと伝えると、女将が「どうぞ、大浴場でご一緒にお入りください。」と言って、二人が入ってから「只今清掃中」の札を掲示しました。旅館サイドの単なるおもてなしを超えた、アルツハイマーや認知症への理解の高さと感じました。その時に信孝さんが詠んだ短歌が

「旅先の 宿の女将の はからいに 涙流しつつ 大風呂に入る」。

  介護の苦労から悟ったのは、

 「二十四時間、優しさを貫き通すことがいかに難しく、厳しいことかということである。本当の厳しさとは、優しさを貫き通すことなのだろうか。」

「人間、怒りには限界があっても、優しさには限界がない。優しさは、後から後から湧き出てくる泉のごときもので、人間が持つ肉体のすべてから醸し出されるものではないだろうか。」

の2点です。やはり心の持ちようで、精神的には平安な日々が送れるのでしょう。私も、将来同じような境遇になるやもしれません。先輩たちの思いを学べることができ幸いですね。

『八重子のハミング』(陽信孝著、小学館文庫、本体価格476円)

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