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板宿の書店主から見た、本・まち・環境を語ります!

どうせ生きるなら「バカ」がいい

2016-10-25 15:48:11 | 

  どうせ生きるなら「賢こ」がいいと思っておられるあなた、バカになりましょう!

  この本での「バカの人」の定義は、「周りからどう見られようとそんなことには頓着せず、自分に正直に生き、自分のやりたいことを素直に実行しているような人」です。周りを気にすると減点主義に陥り、自分に正直であれば、自分の満足度を向上させるし、足るを知ることにもつながります。世間の同調圧力に屈せず、自分自身に素直に生きることはもしかすると非属、だれにも属さない独立独歩の道になるでしょう。しかし、たった一度の人生、人の空気に流されず、あるがままの自分で生きましょう!

  この主張は、この本の著者である、精神科医・宮島賢也先生の体験から色濃くにじみ出ています。研修医になって、「うつ」と診断され、7年間の投薬治療でも回復せず、自分で試行錯誤する中で、考え方や食生活を改めることで治癒しました。つまり、「自分の生命は、自分がどんな生き方を選択するかでいつでも変化させることができる」、この思いがあれば、道は開けてきます。

  さあ、思い切ってバカになりましょう!

『どうせ生きるなら「バカ」がいい 日本人よ、もっと自分に正直であれ』(村上 和雄・宮島 賢也 著、水王舎、本体価格1,000円)

コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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ありがとうございます。 (編集担当者)
2016-10-26 09:55:47
初めてコメントをさせていただきます。
この度は、御ブログにて、編集担当させていただきました書籍をお取り上げいただき、誠にありがとうございます。

すでにこの版元には在籍しておりませんが、とくに思い出深いタイトルでございますので、ブログを拝見させていただいたときの嬉しさはかなりのものでございました。

これからもブログを楽しみに拝読させていただきます。

ありがとうございました。

田中孝行
よくぞ発見してくれました (森忠延)
2016-11-04 15:31:13
コメントをいただけたこと、感謝いたします。この本を読んでいて、「さかなくん」が想起され、彼のお母さんの存在の大きさを感じました。世の圧力に流されることなく、バカになることを期して。

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