片づけや収納の本はあまた出版されています。まさしく、我々の生活がモノで溢れかえり、置き場に困る状況にあるからでしょう。それでは、どうすればいいのか?
結局はモノを減らすしかない!そして、ストックは可能な限り持たない。
これしか解決策はないはずです。そのために必要なことは、
「一定の状態に収束する、自らが心地良いと感じるルール」を順守する
に尽きます。実際に、自らが愛する必要最小限のモノに減らしても、片づけや掃除は付いてきます。一番やりたくないことを「毎日続ける」、しかも自分自身で納得できる、ある一定の状態にまですれば、非常に清々しい気分で暮らせます。
モノに対しても、「ご自身が惚れ込む、最高の品だけを持つ」、そして、「私たち消費者がよく吟味して買い物をする」ライフスタイルを堅持するという考えを常に持ちたいものです。その上で、「買い物は消費だけでなくお店に対する投資の側面も持っている」ということに納得します。広告に振り回されず、自分のぶれない基準を持ちましょう!
『必要十分生活』(たっく 著、大和書房、本体価格1,200円)