立山日和。

立山連峰の山々を眺め富山県内を徘徊する日々を綴ったフォト日記。2014.11.3.までは友人の中国旅を毎日掲載した。

梅雨前の田園風景

2007年06月18日 | Zenblog
 北陸はまだ梅雨に入っていません。梅雨前の快晴の爽やかな日でした。
 もう立山には雪が少なくなり、それも見える日がほとんどないのですが、この日は快晴でよく見えました。稲が、もう植えた当時のなよなよした弱さはみじんもなく、いっそうたくましく音を立てて成長しているような感じです。

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ふぞろいの新タマネギ

2007年06月18日 | Zenblog
 今朝、息子から新タマネギが送られてきました。家庭菜園でできたものらしくものすごく大きいのや思いっきり小さいのが混ざっていました。
 こういう不揃いなのが、ほんとは普通なんですね。スーパーで売っているあまりにもそろいすぎているのは、逆に不気味と言えば不気味ですね。この取れたてのタマネギはしばらく楽しめます。

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立山の残雪、後退

2007年06月17日 | Zenblog
 晴れていてもめったに姿を見せなくなった立山連峰が、昨日はよく見えました。晴れて空気が乾燥し、爽やかだったからでしょう。
 常願寺川河口から見る立山は、押し寄せる海の波とともにいつも気分を壮大にしてくれます。久しぶりの立山には残雪がほとんど見られなくなりました。すっかり夏の気分の立山です。まだ少しは残っている雪も、やがてほとんど消えて、平板な青色になってしまいます。それからは、山の凹凸を再び浮かび上がらせてくれる次の雪のシーズンがやって来るのをひたすら待ちます。

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ハマヒルガオ、浜辺に咲く

2007年06月17日 | Zenblog
 浜昼顔が咲く季節になりました。夏が来たということと、ここは海岸だということを告げています。
 海岸にあの薄いピンクの花が一面に咲くようになると、たしかに「ああ、夏が来たな」と暑さに弱い私は少しげんなりとします。花そのものは、色も、咲く風情もどちらかというと涼しげなのですが、咲く季節と場所がそう思わせるのでしょうね。次の句もそういう感覚を詠んでいるように思います。
   昼顔に ひと日けだるき 波の音 ・・・ 鈴木真砂女 
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若王子塚(ワクオウジヅカ)古墳など・・・先人の生活がチラッと見える

2007年06月16日 | Zenblog
 富山市水橋周辺の白岩川流域には主として円墳が、いくつか見つかっています。とくにこの若王子塚古墳は、県内最大規模で最古の大型円墳(直径46㍍)です。4世紀頃、すでにこの辺に権力者が存在したことを示しています。またすぐ西側に並んで宮塚古墳があります。南側にもかつて直径11㍍の円墳がありました。
 また戦国時代から安土桃山時代には重要な城館として用いられたらしく、この周辺から大溝・井戸・掘っ立て柱建物の柱跡や当時の厚板状すごろく板が出土しています(水橋金広・中馬場遺跡)。軍事的な性格が匂います。しかし、江戸時代に入ると、前期の井戸からは、農具の木摺り臼が見つかり、そこには漁具の「ヤス」が線刻されていて白岩川を遡上してくるサケ・マスの豊漁を祈願したものと思われます。つまりこの頃になると川魚漁や新田開発をすすめる米作りの集落へと性格が変わります。
 立山を望み、白岩川とともに生きた人たちの生活の歩みが、何となく想像出来る重要な手がかりです。今は富山市の郊外として、農業とベッドタウンの地域として人々の生活があります。遺跡の脇に立ってじっと周囲を眺めていると、時代時代によって変化する人々の生活の諸相が見えてくるようで面白いですね。

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アジサイの季節

2007年06月15日 | Zenblog
 庭のアジサイが咲き始めています。北陸・東北はまだ「梅雨入り宣言」にはなりません。関東甲信越までは例年よりかなり遅れて、昨日「宣言」されたようです。
 「七変化」ともいわれるアジサイは、雨を呼びながら次々と色を変えていくのですね。今年の梅雨は期間が短く梅雨明けも早くなりそうです。エルニーニョとは逆のラニーニャ現象によるものだそうで、夏は暑くなり降水量も期待出来なくなるとかいうことです。また「渇水」騒ぎになるのでしょうか。富山では大丈夫とは思いますが、冬の降雪も少なかったし、雪の消え方も早かったように思います。
 そういう状況であれば、アジサイがもっと雨を呼んでほしいと思います。

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日本で一番小さな村・・・舟橋村

2007年06月14日 | Zenblog
 山奥でもなく離島でもなく、富山市の隣に「日本で一番小さな村」・舟橋村があります。面積が3.47平方キロと全国の自治体では日本一小さいのです。ところが「人口の増加率」は平成17年国勢調査で全国で2位、人口は約2700人です。
 富山市のベッドタウンとなって宅地開発が進んでいます。この写真は富山地方鉄道の「越中舟橋駅」駅舎と「舟橋村立図書館」が一体化されていることを示しています。公共交通機関を利用する来館者も多く、住民一人あたりの貸出し冊数は日本一となっています。
 自治体の統合が全国的に進められるなかで、ユニークな歩みをしているこの舟橋村が、今後どう発展するのか興味深いです。

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金魚その後(3)・・・とうとう一尾に

2007年06月13日 | Zenblog
 5月31日の記事の続きです。2尾になってしまって残念がっていたのですが、もう一尾が先日死んでしまいました。色が付く、色が付かないの問題ではなく、とうとう命を落としてしまいました。ほとんど毎日その場所で付き合ってきただけに、可哀相でなりません。
 とうとう残っているのは一尾のみです。色が付くかどうかよりも、この夏を無事通り抜けてくれたらと思っています。色が付くか付かないかは二の次の問題です。スパンが少し大きいかどうかというだけで、我々も同じようなものかも知れないと、ふと思いました。何をしたか、しなかったかよりも、まず生きていることの方がだいじだと思えてきます。

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たたきつける雨

2007年06月12日 | Zenblog
 今日は晴れています。やがて梅雨にはいるでしょう。その前に先日激しい雨が降りました。しとしと雨・霧雨・夕立・豪雨・・・いろいろな雨がありますが、先日の雨は一時的でしたがたたきつけるような激しい雨でした。
 少し恐ろしい感じがありますが、一種の爽快感もありますね。以前にはこのような雨で一帯が床下浸水に近い状態になったことがありましたが、最近は児童公園の下に非常用の地下貯水池もできたのであまり心配していません。
 見ていると、地面近くは跳ね上がる水しぶきで煙っています。雨が降っているというよりは、水煙状のかたまり、いや滝の一団が押し寄せてきているような感じですね。半分恐ろしく、半分不思議さに引かれる光景でした。

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稲の不思議

2007年06月11日 | Zenblog
 かなりしっかりした稲になりました。これから夏、秋に向けてどんどんたくましさを増し、やがて稲穂を垂らすことになるのでしょうね。
 考えれば「稲」ないし「米」は不思議なものです。アジアを中心に世界の多くの人が米に頼って生活をしています。長い長い人類の命を支え続けてきた不思議な植物です。水草でもないのに、水田という水の中で育ち、何千年かをかけて改良に改良を積み重ねて、遺伝子を優秀なものに仕上げていき、それぞれの土地にあった栽培法を編み出し、・・・・、考えればきりのないほどの時間と知恵が詰まっているのです。それがこの一株一株となっているのです。
 この季節の稲の生長と、その稲のたどった長い長い歴史をふと考えました。

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富山でもめったに見ない大きな屋敷(2)

2007年06月10日 | Zenblog
 (1)の屋敷の東側にある門です。こんな屋敷だから、かえって入り口はささやかだったりするのではないかと思っていたら、違いました。ぐるっと回って東側に出たら、見事な門構えが、堂々とそびえていました。やっぱり立派なお屋敷にふさわしい門でした。
 富山の人たちの、屋敷に対する思い入れは関西など県外から来た人間には思いも及ばないところがあります。借家住まいの人には悪いですが、「借家に入っている人間は一人前ではない」ということを聞いたこともあります。住宅にかける費用と手間は、並大抵のものではないと思います。もう、これは文化と言っていいレベルのものだと思いました。
 人ごとながら、これだけの屋敷を維持管理していくのはどれだけ大変だろうなと、まさに「げすの勘ぐり」が頭をもたげるのも関西人の卑しいところでしょうか。

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富山でもめったに見ない大きな屋敷(1)

2007年06月10日 | Zenblog
 富山の家はけた外れに大きなものがよくあります。いつもよく走る旧国道8号線から見える大きなケヤキがあり木々が鬱蒼と茂っていて、屋敷も大きく見える家のまわりをぐるっと回ってみました。
 富山でも滅多に見ることのないような屋敷の大きさには驚かされました。南側の塀の一部が立派な座敷のある建物(門のように見えますが、門ではありません)のようになっていて、閉じられていましたが窓がありました。多分来客でもあれば、この窓から塀の外の景色を眺めながら、一献傾けたりするのでしょうか。

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白岩川のプレジャーボート

2007年06月09日 | Zenblog
 富山に来た最初の頃、白岩川の両岸に係留されているプレジャーボートを見て、さすが海に近いところで、そういう雰囲気が感じられていいなあ、と喜んでいました。
 ところが、大雨で白岩川が氾濫に近い状態になったとき、流れていくボートあり、橋に引っかかるボートありで、これは大変だと分かりました。ところどころに立っている「不法係留を禁止する」の意味がわかりました。ところが取り締まりがあるわけでもなく、かえってボートの数は増えていくぐらいです。それぞれのボートは、流れ出さないように係留して乗り降りするための仕掛けまで作って、なかなかの手間と費用もかかっているようです。ここから海へ乗り出すのは、快適なことでしょう。が・・・
 間もなく、水橋マリーナの供用が開始されるようで、地元自治会はこれを機会に不法係留ボートの撤去を要求しています。私も、もっともだと思っています。ボートをお楽しみのみなさんには悪いですが・・・

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いざ、富山空港へ

2007年06月08日 | Zenblog
 晴れた日、着陸前の景色がここほど心引かれるところはあまりないといっていいでしょう。機上から、日本海に隣り合って北アルプスが一面に広がっているのを見ることができるのです。雪も、紅葉も、新緑も、夏山の勢いも、四季それぞれに美しいです。もし雲に完全に覆われていたら、巨大な損失をこうむった気になります。
 いま、神通川に向かって降りていきます。川に向かって降りるというのも、不思議ですよね。離陸か着陸どちらでもいいですから、機上から能登半島・富山の山々・海・川・平野の景色を一度は味わってほしいです。(参照・・小林実さんの「北アルプスの空撮」http://www.geocities.jp/yamaaruki108/sub3/kusatu/01.htm)

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神通川(ジンヅ゛ウガワ)の河口

2007年06月07日 | Zenblog
 岐阜県の飛騨地方に発したいくつもの川を合わせて、富山県では神通川として流れ、日本海に注いでいます。
 河口は満々たる水量で大型の船舶でも遡上ができるのではないかと思うぐらいです。河口の右岸に接して富山港があります。ここから運河も延びています。左岸には草地が広がったりして小鳥の声も聞こえますが、周囲は火力発電所あり、石油基地あり、造船などの工場なども多く、常願寺川のような風情はとうてい味わえません。
 日本の近代化とともに、変化と重荷を背負ったような川ですね。上流の三井金属神岡鉱山の排出するカドミウムで公害「イタイイタイ病」が発生し、現在も苦しんでいる人がいます。頭上で轟音がしました。少し上流にある日本唯一の河川敷空港・富山空港に着陸する飛行機です。

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