猫猿日記    + ちゃあこの隣人 +

美味しいもの、きれいなもの、面白いものが大好きなバカ夫婦と、
猿みたいな猫・ちゃあこの日常を綴った日記です

仲良しのコツ?

2007年01月11日 22時53分13秒 | 日記
先日出かけた歴史散歩の途中。

開港当時、アメリカ領事館として使われていたお寺『本覚寺』境内にこんなものが貼り出されているのを見つけた。


     
                 あれ?そこに映り込んでいるのは.....


題して『仲良しのコツ』。

このままの大きさだとちょっと見えにくいので、内容を書き出してみるが。


 二人が仲睦まじくいるには
 愚かでいるほうがいい
 立派すぎないほうがいい
 立派すぎることは
 長持ちしないことだと気付いているほうがいい
 完璧をめざさないほうがいい
 完璧なんて不自然なことだとうそぶいているほうがいい
 二人の内どちらかがふざけているほうがいい
 ずっこけているほうがいい
 互いに非難することがあっても
 非難できる資格が自分にあったかどうか
 あとで疑わしくなるほうがいい
 正しいことを言うときは
 少し控えめにするほうがいい
 正しいことを言うときは
 相手を傷つけやすいものだと気付いているほうがいい
 立派でありたいとか
 正しくありたいとかいう
 無理な緊張には色目を使わず
 ゆったりゆたかに光を浴びているほうがいい
 生きていることにふと胸が熱くなる
 そんな日があっていい
 そして
 なぜ胸が熱くなるのか
 黙っていても
 二人にはわかるのであってほしい


この言葉が、あまりにも私の胸を打ったので、しばしこの掲示板の前に、ゴンザと二人立ち尽くす。

愚かで子供で他人には笑われたとしても、私もゴンザとずっと仲良しでいたいなぁ。


   
           お昼を食べた静かな公園で大騒ぎ(笑)
            ブランコなんて何十年ぶりだろうね?


      
        「子供が足を挟んだら危険だから」という
        アホな理由で多くの公園から撤去されている
        シーソーもちゃ~んとこの公園にはあった♪


        
            「ん?なんだ~?この小さいポスト!」
            よーく見たら個人宅の郵便受けだったけど.....
             誰かホンモノのポストと間違えそう


   
           そういえば皆さん、七草粥は食べましたか?


   
              お正月、酷使した胃にも優しい♪


   
          余った数の子で、松前漬、作ってみました。
         昆布とするめを切るのが大変だったけど美味しい♪


同じ生きるなら、楽しくのんびり、笑ってはしゃいで。
たとえバカでも仲良しがいいね。

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11 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
うん いいなー。 (K子)
2007-01-12 02:11:26
『仲良しのコツ』 いいです。感動した。(小泉前首相?)私達夫婦でも出来そうな事ばかりですが・・・見栄や虚栄心が時々出てきちゃいます。誰が、考えたのでしょうか?素敵で、胸に迫る言葉です。
ゴンザさんのブランコ・・・ブランコがかわいそうだと思ったのは、私だけかな???ゴンザさんごめん。
お家の前の赤いポスト、間違えられそうだよ。でもかわいいね。うちにもほしいよ。
私は、歴史に弱いからあまり好きじゃない。主人は、大好き。車で、そういう場所を通過する時は、長ーい薀蓄が、始まる・・・聞いてるのがちょっとヤダ。途中で、「まだ聞かなくちゃダメかな?」と言って、主人を白けさせてしまいます。

遅くなりましたが、今年も楽しみに拝見します。
返信する
読んでいて... (しも1)
2007-01-12 11:58:18
ハナの奥が、つーーーんとしちゃいました
人に対して、いつもこうであればいいですね
人間関係に躓いたら...こっそり読みに参ります

『七草』いただきました~でもおみそ汁なんですけど...
おかゆもいいですが、『七草みそ汁』もじんわり温まって
いいですよ

erimaさんの足、長っ!!(わけて・・・
返信する
Unknown (Unknown)
2007-01-12 14:18:37
ああ、なんだか読んでいてホッとする内容ですね・・・。
「本覚寺」の住職さんが考えられたんでしょうか!?
>生きていることにふと胸が熱くなる
 そんな日があっていい
 そして
 なぜ胸が熱くなるのか
 黙っていても
 二人にはわかるのであってほしい
↑なんと言うか上手くいえないけど、この辺が一番erimaさんとゴンザさんっぽいわぁ
そして可愛いポスト~!私も欲しい派だわ~。
でも絶対間違われていれられてるよね・・・。

↓それに~~~~~寒ちょー見舞い!欲しかったですぅ
来年は住所だろうがなんだろうが何でも聞いて下サイ
返信する
Unknown (じゅりりん)
2007-01-12 14:20:13
感動して名前入れるの忘れてマシタ。
↑はじゅりりんです。
返信する
簡単なようやけど・・・ (まっちゃん★)
2007-01-13 00:03:51
正しいことを言うときは
少し控えめにするほうがいい

ここ読んでドキっとしました。改めて考えると私の場合、少しどころかかなり控えめにしないと・・・
とてもいいお話が書いてあってでも簡単なようで意外とできてないことですよね。でも、erimaさんとゴンザさんをココで見る限りこの通りのご夫婦ですよね。マジで見習わないと・・・

erimaさん!そんなに足長いとシーソーに足挟まるでぇ~(笑)挟まると思うなら親が子供見とけって言ってやりたいのは私だけかな?怪我をしたり外で遊ぶ楽しみがなくなるのは子供なのにねぇ。
それにしてもerimaさんのふとももって私の二の腕より細い・・・
返信する
宗派、でしょうか。 (erima)
2007-01-13 01:56:48
K子様

ここだけでなく、他にもときおり、こういった様々な心にしみる言葉が掲示板に貼り出されているお寺を見かけます。
もしかして宗派によって、そういったことをしているのかもしれませんね。
この『仲良しのコツ』は、私を含め、宗教を持たない人の心にも響く、素晴らしいものだと思います。
簡単そうで難しく、難しそうでとても簡単なこの言葉を実行出来たら、その人はきっとこの上なく幸せに人生を送ることが出来るのではないでしょうか。

ところで歴史ですが、私も難しいことや詳しいことはちっともわかりません(笑)
でも、そこに暮らした人の息吹を感じたり、はるか遠い時代に自分と同じように(庶民)生きた人がいるんだなぁと想像するのが楽しいんです♪

あ。そういえば、「K子様から頂いたコメント読んだ?」とゴンザに訊ねたら、「読んだよ...。俺は今、マリアナ海溝より深い悲しみに沈んでいるよぅ」とかなり演技がかって言っておりました(爆)
たぶん。K子様にオイシイところをいじって頂いて喜んでいたのだと思います(笑)

こちらこそ今年もよろしくお願いいたします!
返信する
柔らかな言葉 (erima)
2007-01-13 02:16:18
しも1様

この『仲良しのコツ』。
難しい言葉はひとつも使われておらず、シンプルで読む人の心にすっと入り込んできますよね。
世の中には様々な人がいますから、自分がこうありたいと望み努めても、なかなか思う通りにはいかないかもしれませんが...
感じるままに笑い、赦し、人生を歩めたら、それこそが『自分の人生』と言えるのかもしれませんね。

ところで七草味噌汁
すごく美味しそうですね~♪
七草=お粥と、脳にひとつの回路しかなかった私ですが(笑)来年はぜひお味噌汁にチャレンジしてみます!

あ、それとしも1様。
私の足は全然長くありましぇん...
ジーンズの形で少しだけはマシに見えているかもしれませんが、実は短いのです。
腕の長さには自信があるのになぁ(笑)
返信する
やっぱり。 (erima)
2007-01-13 02:40:54
じゅりりん様

いえいえ、私とゴンザはまだまだ...この言葉の一行も実行出来ておりません。
いや。実行出来ていないのは私のほうだけかな。
「ふざけているほうがいい」の部分は片方だけでなく、二人とも実行出来ているんだけどなぁ(笑)

ところでこのポスト。やっぱりじゅりりん様も『間違えて入れられている』派ですか!?
私も絶対そう思います。
でも、そしたらこの家の主はちゃんとしたポストまでその郵便物を入れなおしに行ってあげるのでしょうか?
可愛いけど、これを手に入れたら毎日が忙しくなるかもしれませんね~(笑)

あ、そういえば!カンチョ~見舞い。
もしご迷惑でなければ今からでも送らせて下さい~♪
だって来年はまた違うバージョンになっちゃうかもしれないもん。
(おい~っす!とか工事とか♪)
よろしければgooメールのほうにお知らせくださいませ。
決して悪用はしませんからっ(笑)
(あんなふざけたハガキを送ること自体が悪用だという噂もありますが)
よ~し!カンチョ~。
お見舞いするぞ~(爆)
返信する
ガリバー(爆) (erima)
2007-01-13 03:06:57
まっちゃん★様

「正しいことを~」の部分は本当にドキッとしますよね。
私も実はとても堅いところがあり、我が強いので、この言葉には反省することしきりでした。
正しいことが本当に誰にとっても正しいか、とか、自分にとっての好意(男女、とはではなく普通の行為としての好意)が相手にとっても好意であるかどうかって、すごく難しいし、そこを常に自分で疑えないといけないのかもしれないなぁ。
我が家は私もゴンザも互いに出会うまで、とても我が強くて意地っ張りで頑固で気難しかったので、今が本当にウソみたいです。
まだまだこの言葉のようには全然なれていないけど...。

「愚か」「ずっこけ」「ふざけた」の部分だけはめちゃめちゃ実行出来てるんだけどな(笑)

でね。まっちゃん★!私の足は細くも長くもないよ~!
本当に太ももの内側はダルダルだし(爆)、最近じゃふくらはぎも酷いことになってるの。
辛うじて写真がマシに見えるのは、もう必死で選んだジーンズのおかげなんだよ~。
実物見たらびっくりするよ(笑)

シーソーの件も遊具の件もそうだけど、まっちゃん★の言うとおり、怪我しないよう親がきちんと、そうならない遊び方を教えるべきなんだよね。
そして正しい怪我の仕方を覚えさせること。
なんでも危ない危ないで危険を取り去ったり、守りすぎたりすると、正しい怪我の仕方がわからず、すぐ大怪我をしたりする子供になっちゃうんじゃないかなって。
今の子は転んでも手をつくことが出来ず顔から地面についちゃったりするっていうけど、ちっちゃい頃からたくさん転んでおけばそうはならないんじゃないかと思う。
木に登って落ちる、くらいはしておいたほうがいいのかも。
(私もゴンザも経験アリ)
返信する
ひとりじゃないって 素敵なことね (t-cat)
2007-01-13 14:49:25
erima様

お二方のご様子を思い浮かべるにつけ、
なるほどなあ…と思う私。
二人でいるって素敵なことなのですね。
返信する

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